おくりびと

実家で お茶をするしあわせ。
毎日 母の家に通う。
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「今日ね おかあさんの夢を見たの」
と 母が言う。
「cazorlaちゃんと おかあさんの家に行ってる夢。
cazorlaちゃんがまだ 一歳で わたしが おかあさんに挨拶してる時
まだ玄関にいて ごそごそと何かしてる。
そこで ちゃんと ていねいに 靴をそろえていたの。
そしたら おかあさんが ちゃんとしつけをしてるって ほめてくれた。」


それは ほんとうにあったできごと。

「最近ね 考えてたの。
 cazorlaちゃんは毎日来てくれて お買い物したり おうちのことしたりしてくれるし
いっぱい お話もして 一緒にいてくれるのに
わたしは おかあさんに ちゃんと 親孝行してなかったなーって。
もっと 一緒にいたかったなーって。
でもね ちゃんと 何度も あなたを連れて 実家に帰ってるもんね。
だから きっと おかあさんも うれしかったのよね。
わたしも きっと 親孝行だったのよね。」

最近 母は わたしと話す時 祖母をおかあさん と呼ぶ。
わたしが もっと若い時 おばあちゃん と言っていたのに。
それは きっと もっと 近い人
そして 今は娘として いつか おかあさんのそばに行くのだなという気持ちがあるからかもしれない。

「だからねー今日は とても 気持ちがいいの。」

祖母が亡くなった時 誰もそばにいなかった。
母屋を 次女夫婦にあけわたして はなれにひっそり暮らしていた。
だから 変化に気付いたのは 1日過ぎてから。
そのことがずっと この四十年以上の間 母の頭の中にあったのだと思う。
送るということが だいじなのだと。
わたしもそのことを心にとめて 1日 1日を大事にしていきたいと思います。
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Commented by pi_ka_ri at 2010-01-20 04:28
はじめまして、ブログにコメントをいただきまして遊びに来させていただきました!
すごく充実したブログで少し過去の記事まで読ませてもらいました。自分の完全自己満足な薄っぺらいブログがお恥ずかしいです・・・

ヴィオラ、息子さんもされてるのですね!
まだ始めて3カ月ですが、とても楽しくずっと続けていきたいと思ってます!スペインは、音楽が生活にとても密着してるのですね~
私も息子達に何か弦を・・・と思っています。家族で合奏できたら
最高ですね!
ヴィオラの素敵な松ヤニにもすごい心を奪われました!

お母様もスペインにいらっしゃるのですね。
日本国内ではありますが、自分は遠くに嫁いだので
実家が近ければ・・・と常に思う毎日です。
写真から、cazorlaさんとお母様の間にとても温かい時間が流れてるように感じました。

また遊びに来させてください!
Commented by mimizu-1001 at 2010-01-20 12:38
DVD送る前から記事書かれたらかなわんなー(笑)

オフクロがね、例えば僕が便聞きの電話入れるでしょ?
したら必ずこっちの心配するんだよね。
もういい年のおっさんに明日は冷えるからとか言われても笑いながらハイハイとしか言えないんだけど、僕が家出中、どんなにかつらかったろうなと、今頃になって思うのね。
きっと、この三十数年間、オフクロの頭にはそれがあるんじゃないかと。
cazorlaさんのお母さんと同じように。

余談だけど、pi_ka_riさんのブログ。
cazorlaさんがコメント残したくなるようなブログって・・・と思ってのぞいてみたけど、なんとなく納得。
Commented by toqqum at 2010-01-20 20:48
父や義父母の介護(というほどのことはしてないんだけど)をしている時、
心は愚痴や不満やらであふれていたけど、それでもその最期をしっかり
見届けようという思いがありました。
それぞれ生き様は違ったけれど、人ってこう生きてこう死んでいくんだなと。
それが私のおくりびと体験。
Commented by cazorla at 2010-01-20 22:26
pi_ka_riさん
こんにちは 昨年は ほとんど書かなくなってしまっていた放置状態のブログだったんです。 来てくださってありがとう。
実家が近くになったのは ほんとうに うれしいです。
母には かなり不自由させますが。
お買い物なんかでも 母はかわいい雑貨やさんとか好きなのに
そんなのもないし ウィンドーショッピングさえできないって
ときどき こぼしてます。

ヴィオラのお友達ができてうれしいです。
これからもよろしくお願いします。
Commented by cazorla at 2010-01-20 22:28
みみずさん
息子っていつまでも 息子なのよね。
娘でもそうだと思うけど 息子だとなおさら。
末っ子なんて いまだに赤ちゃんだもの。
八歳の時娘には もっと ひとりでなんでも してもらってたけど
末っ子はねー。
男の子のひとりっ子だと なおさらでは・・・。

・・・ すとーかー?
Commented by cazorla at 2010-01-20 22:29
とっくん
わたしは 父の時も そばにいてあげられなかったし
かわいがってくれた伯父も伯母も 
ほんとに 好き勝手して生きてきて 申し訳ないなーって
気持ちでいっぱいです。
母には 長生きしてほしいなって。
わたし自身も かなり頼ってる部分が強いですから。
Commented by sarachna57 at 2010-01-21 20:42 x
私の母も私が小さい頃は自分のお母さんのことをおばあちゃんと言っていました
私も今、娘に自分の母のことをおばあちゃんと言っています

最近の母は、おばあちゃんのことをお母さんと言っています

私も・・・・・いつか、
娘におばあちゃんのことをお母さんと・・・・言うのかな???

ずっとずっと、そのカタチは続くのかな~~~~♪
↑ 美味しそうなお茶菓子ですね!!
Commented by cazorla at 2010-01-21 22:39
sarachna57 さん
やはり おなじですか。
関係とか 距離感とかで 呼び名が その時代その時代で変化していくのですね。
母にとって 一番の思い出は娘時代になったのでしょうね。
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by cazorla | 2010-01-20 03:45 | 思うこと | Trackback | Comments(8)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla