禁じられた恋の島
2010年 07月 12日
たぶん 映画 「金曜日の別荘で」を 見たころです。
その原作を探した。 モラビア。
金曜日の別荘で は 妻が週末 恋人と過ごすのを 許す夫の話ですが
これは 彼の実生活をモデルにしています。
モラビアは また 妻との関係を題材に 「軽蔑」も書いている。
それは その後 フランス映画になって ブリジットバルドーが演じています。
モラビアの本の解説によると 妻は 作家として二流だったらしいのだけど
是非 読んでみたいなと 思いながらも 本を見つけることができませんでした。
ところが 母の本棚に あるではありませんか。
実は 中学二年の時に買って 読んでいたのです。
河出書房のグリーンブックス 世界名作全集。
二十世紀で 一番美しい小説 と紹介されています。
14才の男の子が 継母に恋する話は 14才のわたしには たいした感動を
あたえてくれなかったのか 全然おぼえていなかったのです。
で さっそく 読みました。
五十になると また違った感動があるものです。
映画のあらすじは こちらです。
禁じられた恋の島(1962) - goo 映画
継母とは いえ 16才で 好きというわけでもなく結婚し 子供を産み 人生を終えていく。
結婚前に 特に 恋もしたわけでもないでしょうから
きっと 死ぬまで 恋をされた時のあの甘酸っぱい あの気持ちよさをかかえて
生きて行くんだなって しみじみ 感じました。
男の子にとっては 一時のあこがれで それから人生にいろんなことが待ち受けている。
あんなこともあったねって 遠く遠く なっていってしまうのだろうけど。
モランテ。 ブリジッド バルドーに 似てるかな。
同じ本に載っていた 短編 「アンダルシアの肩掛け」は 作品として ずっと 好きでした。
これは いつかまた書きたいです ゆっくりと。
なんとなく 息子の思い出の中で 自分がどんな映像になっていくのかな と 考えたから。
禁じられた恋の島 イタリアの原題では アルトゥロの島
ちなみにこの主題歌に日本語の歌詞をつけて 園まりさんが 歌ってます。
日本の六十年代って ヨーロッパの文化がすごく入っていた時期なんですね。
(たとえば ゲンズブールのわたしはかわいいシャンソン人形が だれが歌ったかわすれたけど
大ヒットしたり。。。。)
ついでに ゴダールの軽蔑の最初の場面。
バルドーのおしりがすっごくかわいい。
「あなた わたしの膝が好き?」
「ウイ」
最近 誰かに 恋されてますか?
なので、とりあえず、読んだよ、と。
で、お元気、、、なのかどうかわっかりませんが、とりあえず、生きていてくれて嬉しいな、と。
正直に、素直に、嬉しいな、と。
だって、cazorlaさんは大切な4年組だもの。
記事に広告が入るようになってブログの環境がちょっt変わったからだろうと思うんだけど、最近ね、考えちゃうのね、エキブロ黄金時代(笑)を。
毎朝チェックしていたのに、今日に限ってみみずすましさんに先を越されちゃうなんて。('_;) というのは冗談なんですが、本当にひそかに応援していたんですよ、スペインを。ということで勝手に祝杯をあげています。(笑)
みみずさんに 暑中見舞い 書こう書こうとしながら あまりの暑さにうだってます。 で ブログは 書こうとしてたんだけど 今年は寒くて 手がかじかんで 書けなかったのです。。。。
初めて 準決勝まで進んで 優勝。
サッカーって やっぱり チームゲームだから スターのいないほうが いいんではないかって 思った。
そういえば 日本チームも 今回 今までよりずっと 良い試合をしていたけど それについて 中沢かだれかが スターがいないからって 答えていた。
それと 監督も よかったんですね きっと。
岡田さん わたし好きです。