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モナリザ と その時代

レオナルド・ダ・ビンチの有名なモナリザ。
スペイン語で Gioconda。
当時は 弟子が師匠の作品を模写するのがふつうだったので
いくつか複製画が残っています。
プラド美術館所蔵の二作品。
スペイン人の弟子によるものと見られます。

十八世紀に背景を黒く塗られていたのですが (十八世紀は 黒い背景が主流だった)
今回修復して ダ・ビンチと同様の風景が出てきました。
弟子の作品には 眉毛があり これは美意識の違いによるのかどうか。
(スペインとイタリアの美意識の違い? それとも習慣の違い?)

モナリザ と その時代_e0061699_1559666.jpg



この修復されたモナリザと共にルーブルで展覧会があるそうです。
最初はただの模写絵として 長い間 そのままにしていた作品が
ちょっと 見方を変えて 歴史的な意味を問うという観点からすると
けっこうおもしろい。
なかなか興味深い展覧会になりそうです。

モナリザ と その時代_e0061699_161416.jpg


日本にも 上村松園の「青眉」という作品か゜ありますが
それぞれの時代 それぞれの地で 画家は眉にどんな意図をこめたのでしょうか。
Commented by antsuan at 2012-02-21 17:57
この時代の人たちは、たしか、入浴する習慣が無かったのですよね。
眉毛とそれとは関係があるのか知らん?
Commented by cazorla at 2012-02-22 00:00
あんつぁん
たしかに入浴する習慣はなかったけど 眉毛とは・・・ないのではないか と思います。 それよりきっと 貞淑に関係があったのではないかなと。 日本の青眉って 人妻シンボルだから もしかして 眉なしが結婚している証明だったのかも。
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by cazorla | 2012-02-21 08:31 | スペインの新聞から | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla