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ブランコの向こう側にあるメロディ

完全な一日
ただ あなたがいないだけ。

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ブランコっていうのは ものすごくメタファーな小道具だと思う。
スペイン人夫は 日本人はブランコが好きだ。
ドラマには必ず ブランコの場面がある と言う。
たしかに 失恋したり
だれかが死んだり
喪失が起こると かならずブランコに乗る主人公。

そして 音楽はやっぱりバッハのピアノ曲。



これほど日本的心情を表している曲はな゛いのではないかと思います。
この曲を聴きながら もう一度 最初の写真を見てください。
夏の終わりのあの日のことを思い出しませんか?

すごく 日本的風景だとおもったから この写真を見つけたとき びっくりした。
つまり ブランコ的寂しさってあると思う。 それは 豊かさの中の寂しさ。 たぶん メランコリックな幸うせと悲しさがいつも一緒にいる。あいまいな不幸でも幸福でもない気持ちが広がってるんだと思う。
エゴを内奥した 自分の殻のなかに隠して 幸せも不幸も 同じ色の世界。

寂しさというのは贅沢な感情なのだと思う。
たとえば 羊をめぐる冒険 の この一節。
「寂しいと感じることができるというだけで少し救われたような気がした。寂しさというのは悪くない感情だった。小鳥が飛び去ったあとのしんとした椎の木みたいだった。」 村上春樹 

そして だからこそ 寂しさがひろがっている 今 という時代は ある種の危険性をはらんでいると思う。







8月15日につながる寂しさ。
反戦の詩人 金子光晴
の歌う寂しさ。
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Commented by antsuan at 2013-01-08 09:58
私の年代に流行ったのは「白いブランコ」。
それと黒沢明監督映画の「生きる」はラストが志村喬扮する初老の公務員がブランコに佇む場面でした。
ブランコ的寂しさ、郷愁を誘うのは日本人だけなのでしょうか。
Commented by keymyall at 2013-01-08 13:33
主のいないブランコは、寂しさを漂わせている。
小さい子供が乗っている後ろで、若い父親や、母親、あるいは、姉や兄がいる光景には、家族の幸せを感じる。
そこに、流れる音楽によって、受け取り方が違ってくる。。。

私は、神宮外苑のブランコに、母が立ったまま乗っている写真を思い出しました。
父は、この頃の母を、こよなく愛していたのだろうなぁ~ という空気を 写真を見る度に感じたものでした。
見る人の心の中にあるものの違いで、受け取り方は様々ですね ^^)
Commented by cazorla at 2013-01-08 17:36
あんつぁん
ブランコって幸せ時代 子供で なにも心配しないで良かった あのころ の象徴ですよね。  郷愁とかって 日本的な感情とも言えるかも。 もちろんスペイン人に比べて。 たぶん 大人になってからの人生が日本人のほうがたいへんなのかもしれないですねー。
Commented by cazorla at 2013-01-08 17:38
keymyallさん
おかあさまの写真 若い頃のですか。 でも大人になってから・・・
そういう写真撮ってもらえるってやっぱり愛されてるんですよねー。
恋人時代って 一瞬 少女にもどれる そんな時代がありましたねー。 ブランコ それから だれも乗らない三輪車が庭のかたすみにあったりする風景 さびしいですね。

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by cazorla | 2013-01-07 17:46 | 思うこと | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla