人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おとぎ話 うさぎとかめの話について考えました

うさぎとかめの昔話はみんなが知ってる。
でも なんか腑に落ちない。
そんなことなかったですか。
なんて変な話なんだろう といつも思っていた。
そもそも うさぎと亀は住んでいる地域だって違うのに
なぜ どっちが速いかで 口論しなくてはならないんだ。
で なんとなく嫌いな話のひとつだった。
いじけた子供だったんですねぇ。

で ふと 思いついて フェイスブックで聞いてみました。


質問
子供の時からずっと疑問だったこと。
うさぎと亀の話で なぜ うさぎは眠ってしまうのでしょう。
油断したってことはさておき 仮に油断しても 眠ってしまうのは どう考えても
不自然な話の展開ではないですか。 と 子供の私はずっと この話を受け入れられないまま 大きくなりました。 catsuさんだけじゃなくて 皆様のご意見 お待ちしてます。


A男 夜更かし→寝不足→ハイテンション→電池切れ→休憩→爆睡
昨日 0:36 (携帯より) · いいね! · 1

C男 これは、やっぱり話を作りたい作家が書いたものではなくて、訓戒としての役割が先にあったっぽいですよね。ただ、イソップ童話的なウィットよりも日本の村社会的なある意味で非常にチープなアイロニーが漂っています。僕は確実にウサギなんですけどお酒を大量に飲むとこうなります。久美子さんはお酒とタバコに縁がなかったの、人生の幸福の一つだと思いますなぁ。
昨日 2:21 · いいね!

R女 まず、なんで短距離でなく長距離になったのかと考えると、亀のわがままに違いない。そもそも2人きりの駆けっこがおもろいはずもなく、ウサギは亀の姿が見えなくなると寂しくなって追いつくまで待つことにした。

だから、50mくらいにしようって言ったじゃん。。

ところが、ようやく追いついた亀はウサギが寝ているのを見て、起こそうともしないでゴールした上、ひゃっほーい!!と喜びまくり、ウサギがいかに怠け者かを言いふらした。

亀は性格が悪いのであります。
昨日 2:47 (携帯より) · いいね!

私  男性はやはり「疲れ」がテーマ。人生を反映してますな。 りえちゃん そう なんか疑問に思った点 頭の中でうずうずしてたのは それだ。 なんで 亀はうさぎを起こさなかったんだ・・・って。おもしーい。 この話 娘にしてやろう。
昨日 8:17 · いいね!

私  だいたいおとぎ話って 主人公にシンパシー感じるはずなのに ずっと亀が好きになれなかった。やっとわかった。亀っていやな奴だったんだね。
昨日 8:37 · いいね!

R女  こういう話って、世界中にありそうな気がするけど、何処か引っかかるのって結構あるかも。
桃太郎とか、腑に落ちないことだらけ(笑)
昨日 9:39 (携帯より) · いいね!

C男  おもしーいがおもしーい!
昨日 14:38 · いいね!

C男  おもしー と おもしーい はかなり違うね。

このうさぎとかめ説 おもしろいでしょ?
で ウィッキーペディアで こんな話も見つけました。

「リーマスじいやの話」の話

こちらもウサギと亀が競走する話であるが、内容は大きく異なり、亀が計略を用いてウサギを騙す話となっている。
ウサギとカメが駆けっこをすることになる。しかし、カメはウサギが走る道ではなく、そばの藪の中を走ると主張する。ウサギはこれを了承する。
さて、翌日スタート地点にウサギが来ると、そこにカメが待っているが、実はこれはカメの妻であった。ウサギにはその見分けがつかない。実はカメは家族に指示して、コースの要所要所に彼らを隠れさせ、ウサギが声をかけたら返事するようにしておき、自分はあらかじめゴール地点付近に隠れたのである。スタートするなりウサギは道を走り出す。カメの奥さんは藪に潜り込み、そのまま家にかえってしまう。ウサギがしばらく走って「カメさん、どんな具合だ」と声をかけると、そのたびにカメの家族の誰かが「汗水垂らして走っているよ」などと返事をする。はじめは先行していることを喜んでいたウサギも、いつまでたっても引き離せないのでいらだち、やっとゴールにたどり着くと、すでにカメが待っていた、という話である。


亀って いやな奴だよね
って 思ってる人が作ったのではないか
そんなふうに思います。

でも と もう少し 考える。
もしかしたら オリジナルはもうちょっと違うのかもしれない。
たとえば うさぎとかめが競争を始める。 
うさぎは 走って 走ることに集中している。
だからきつねが近づいてるのに気づかず 食べられてしまう。
亀は ひとり ゴールにたどり着く。
だれも かれを食べようなんてしないから。
甲羅があって守りも強いし。

で 教訓は
だれもふりむかない女の子でもちゃんと地道に生きていれば幸せな結婚が待ってるとかなんとか。

たとえばあかずきんちゃんも おおかみの誘いにのっちゃいけませんよっていう逸話だしね。


スペインの一番 有名なおしゃれなねずみさんの話。

いつもかわいくしていて歌いながら おうちの前をはわいている。
いろんな動物たち 牛 犬 雄鳥たちが結婚を申し込む。
最終的に猫にだまされて 結婚して食べられてしまう というのがオリジナル。
でも 今は すてきなねずみさんと結婚してしあわせにくらしました で終わる。
長い歴史でほんのちょっとだけ 変わっていく。
3匹の子豚もオリジナルはおおかみが煙突からはいってきて おおかみ汁にして
3匹で食べました なんだけど 今はさっさとおおかみは逃げていくしね。

昔話っておもしろいですよね。
Commented by antsuan at 2013-06-17 07:45
こういうお伽話は、本来は子供達に聞かせるのではなくて、暗い夜に、うら若き、女性をたぶらかす髭親父の話でありますから、聡明な女性にはつまらなく思うのであります。
Commented by otanko-aubergine at 2013-06-17 08:06
「うさぎと亀」の話は、実生活上では、うさぎは昼寝していて 亀がやってきた気配に気づき、起き上がって 一番にゴール!!っていうのが よくあることだと思います。悲しいけど。
「努力は 必ず報われる!」って 子供のころは信じてきたんですけど どんなに努力しても 報われないことってあるんですよね。その時の運とか センスとか、努力しても どうしようもないこととか。そういうこともあるって 大人になって気づきましたよ・・。 こういっちゃ、夢も希望もなくなるんですが・・・。人生って そんなに単純じゃない気がするんです。
Commented by cazorla at 2013-06-17 15:55
あんつぁん
けっこう昔話 好きなんですよ。
でもね この亀が好きになれない。。。
Commented by cazorla at 2013-06-17 15:59
otankoさん
努力しても報われないっていうのがわかる点で 音楽教育って いいなって思うのです。 私なんて一所懸命やってます。でも無理。でもね むくわれないけど やってて楽しい。そう思えることがいいなって。 亀がかけっこで勝つわけがない。 で それなのに亀のほうから勝負じゃって言うのはやっぱり変ですよね。 ほかの たとえば途中で川を渡らなければならないレースとか ね。 この話だって たまたま うさぎが眠ってしまった というまずおこりえない幸運で勝ってるわけですから。
Commented by トックン at 2013-06-17 20:49 x
太宰治はかちかち山のうさぎは美少女、狸はやらしい中年のおじさんで小説にしてますね。うさぎと亀だっらどんな物語に生まれ変わるかな。カソルラさん、書いてみて!
Commented by cazorla at 2013-06-18 06:20
トックン 太宰治 そういうの書いてたの? おもしろい。 美少女はだましちゃうわけですね。 どんなふうに書こうかな・・・。 
太宰の本 おもしろそうね。教えてくれてありがとう。
Commented by keymyall at 2013-06-18 06:47
いつだったか、童話の『桃太郎』の写真を作ろうと、犬・雉・猿を揃えたそうですが、写真を撮るどころではなく、犬が猿を追いかけ、猿は雉を追いかけ 大騒ぎになったそうです(笑)
この組み合わせで旅は無理!! と、関係者が笑ったそうです。
童話って、普通に考えると、ずいぶんおかしなことが多いみたいですね。
三匹の子豚の話は、なんかで読みましたが、怖い話、、、だとか、白雪姫も、本当は怖い、、、って (´艸`*)
亀、、、、そうなんだぁ~~  ずるいんだね(笑)
Commented by cazorla at 2013-06-18 08:47
keymyallさん
なんといっても犬猿の仲ですもんね。笑
亀 どうなんでしょうね。
でも なんで勝負しようと思ったのか と言う点が謎ですよね。
だって これってたまたまうさぎが眠ったから勝ったけど もし眠らなかったら・・・ ゴールしてから眠ってもよかったのに。
トライアスロンとかだったら可能性があるけどね。
Commented by seraphim at 2013-06-18 08:49 x
何処のサイトか記憶が薄れていますが、「卑怯なこうもり」の後の話で「かっこいいこうもり」なんて話しもあるようですね。子供向けの話しも視点を変えると別解釈があるのでしょう。探せば亀意地悪説ありそうですねぇ。
Commented by cazorla at 2013-06-18 11:51
seraphimさん 鳥の仲間か 獣の仲間か というあの話のこうもりですね。 星新一だったかな 昔 ちょっと視点を変えた物語集を読んだことがあります。 色々探してみると楽しそうですね。 あと 時代でどう変化していくか。
シンデレラは 中国の話だそうです。 で ガラスの靴というのは翻訳ミスだったらしい。 似た話とか どこが起源なのか とか探していくと おもしろいでしょうね。
名前
URL
削除用パスワード
by cazorla | 2013-06-16 02:33 | 思うこと | Comments(10)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla