ハエンの風景
2013年 07月 04日
町を代表する美術家が 故郷に錦を飾るという感じで作られた彫刻があるけど
でも だれも知らない人の作品も
たとえば 記念に
大きな聴診器を作って飾ってあったり (医療福祉の日とかなんとか)
これは 識字率向上を祝って作られた作品。
それなりに考えてるとは思う。
こういう感じで 税金は がんがん使われていた時代のなごり。
そういうわけで どの自治体も借金を抱えている。
それでも これは 一応 アートの域なんだけど
あれれって思ったのはこれ。
遠くから見たら 木に花らしきものが咲いてるので近づくと
街灯だったんですね。
ひとつひとつの電球が花になってるけど
今まで 夜歩いていても気づかなかった。
もしかしたら夜 電気つけるのは予算外なので 機能していないのかもしれない。
そういうわけで 今は奨学金もかなり削られています。
音楽学校の定員も削られたので
先日 ハエンの子供達が抗議のために
広場で演奏会をしました。
もちろん コンセルバトリーの存在そのものが贅沢といえばそうなんだけど
でも どんな子も 音楽が好きであれば 音楽が学べる環境って すてきだと思う。
そして 音楽は その子の成長過程で 精神的な意味合いにおいても
助けてくれると思う。
少なくとも 政府や自治体と コネがある芸術家が作る作品よりも 大事だと思います。
初めて伺います。
まぁまぁとても楽しそうなブログですこと。
知らないことといっぱい出会えそうで楽しみです。
スペインにもう長くお住まいなのですね。
お子様たちと合奏する楽しみもおありでしょう。
私74歳にしてピアノを去年レッスン始めました。
フィンランドの古典楽器をやっています。
老いてなお人生を豊かにしてくれるのは、やっぱり音楽でした。
どれを見ても、いつも新鮮です。
そういえば、スペインに行った方の話ですが、どこを見ても、芸術性の高い物ばかりで、歩くだけでも、刺激になるし、楽しい。。って。
行った事がなく、行かれる可能性も低いスペインと言う国。。
テレビで観る風景よりも、こういう普通の生活の中の風景の方が私は心躍ります。
カソルラさんのお家の窓から見た風景も、いつまでも頭に残っています。
木に付いたお花、、、、、、可愛いです ^^)
いろんな補助がなくなる、、、、って、小さな才能を埋もれされる原因にならなければいいのですが。
子供達が抗議のために広場で行った演奏会は、どんな雰囲気で、どんな曲を演奏したのでしょう。
抗議のために演奏っていいですね。
国名は控えますが、抗議の方法や制圧の方法も視点を変えればもっと平和的な解決策があるかも?と思いました。
いらっしゃぃませ。 コメントありがとうございます。
私は 46で始めたから だめだー なんて言えないですね。笑
楽器は 集中するので いやなことがあったとき 気持ちが落ち着きます。 集中って祈りに近い そう思います。 音楽って不思議ですね。 でも 北朝鮮の方もウィーンで 音楽を勉強されたとか・・・。 音楽で心は 管理できるのか。 平和になるために音楽はあるのに・・。 これからもよろしくお願いします。
スペインって たった八千人のわが村の市長がメルセデス ペンツに乗れるくらいの給料をもらう そのほか 数人の政治家達。 それ 日本ならありえないですよね。 どう考えたって。 政治家が多すぎて そのまわりでお金儲けしている人が多すぎて 子供達のためのお金とか 医療費とかカットされてしまう。
いつも 見てくださってありがとう。
曲は 映画の曲とか アイリッシュのメロディとか こんなに僕たち 音楽で幸せですって雰囲気でした。 抗議も血だらけで というのではなく 静かな方法や楽しい方法がありますよね。
スペインは けっこう抗議すれば 通じることも多いです。
それが 救い。
でも 財政難はどうしようもない。
電柱がたまらなくかわいらしいです!
日本は 借金がものすごいのに ほとんどそれに対して語られていないですよね。 外に住んでる方が そういうニュースが聞こえてきます。 特にドイツは はげしく 今の政治のあり方を批評してくるし。どうなるんでしょう。