嫉妬

すごく嫉妬深い。
私が嫉妬深いと知らない人も多い。
クールでいたい そう思ってるから。
でも 血を吐くくらい嫉妬する。

絶対的 愛がほしいと思った。
子供が産まれて嬉しかったのは 絶対的愛が得られたと思ったから。
犬を好きな人は かなりの確率で 嫉妬深い人なのではないかと思う。
とくに 日本犬が好きな人は。
他の人からの食べ物にも目をくれない日本犬。

私が少女時代を共に過ごした柴犬。
私が三十の時に亡くなった。
完璧なる少女時代の終焉。
三十にもなって と言われるかもしれない。
でも 少女時代を引きずっていた。
朝 四時二十二分に逝った。
その日から 半年くらい 四時二十二分に目が覚める日が続いた。

時として 寂しいときに もしかして心から 私を愛してくれた唯一の生き物であったように感じる。 それはあまりにセンチメンタルすぎるのだろうか。
信じないかもしれないけれど 彼は 夜中に布団をかけてくれていた。
耳の掃除も彼の仕事だった。
慈しまれている
そんな風に感じていた。
彼の骨は 本棚にある。

いろんなものから離れられなかった。
引きずるものが多すぎる。
一度好きになった人を 嫌いになることもできずに。
嫌われてしまっても 好きでいつづける。
どうしようもないね。
そして すべてに 嫉妬し
嫉妬しつづけて
自分の治外法権にまで 嫉妬して 疲れ果ててしまうのです。


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気持ちが すかすかの時に 多くを語らず この写真を送ってくれた人がいる。
成田への道。
成田に行くときの あの ふわっとした気持ちを思い出す。

旅に出る あの瞬間。
もう一度 あの ふわふわの気持ちを味わいたい。
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Commented by 3tonkichi at 2014-01-28 02:11
自分で自分を思いっきり好きになるしかないんでない?人をたよりにすると疲れるよ。気持ちわかるけど。
Commented by cazorla at 2014-01-28 02:36
昔 ふと前を見ると 後ろ姿があって 行って抱きしめたい衝動にかられた。 なんていとしいんだ と。 よく見たら 鏡なんだ。 後ろの鏡に写った私の背中が前の鏡に写ってる。 自分を愛しすぎなんだと思う。 人をたよりにはしてないの。それとはちょっと違う。やっぱり 恋心の問題。 
Commented by keymyall at 2014-01-28 14:58
愛犬がいなくなったのは、30年前。
17年間生き、10年間は、私の布団に寝ていた。
他人には慣れない犬だったが、夫と初めて顔を合わせた時、かすかに尻尾を振った。
不思議だった。
たぶん 私の大事な人だときっと分かっていたからだろう。
骨は、今でも私の枕もとの小さな袋の中に。
我が家の守り神として、大切に持っていますが、、、、もう粉になっちゃってます。

『絶対的な愛』 
子どもって、生まれてから物心がつき、社会と触れ合う時期が来てもまだ母親一筋なのに、ある時期から、驚くほど急速に『自分』を持ち始めますね。
私は、嫉妬深くないですが、夫はかなり嫉妬深いです。
そして、柴犬が好きです。

Commented by mink330 at 2014-01-28 21:44
単純に生きている私には、一語一語噛みしめて読まないと
理解できない。
私も犬を飼っていた。
だけどただかわいいと思っただけ、深く考えたことがない。

要するに単純人間なんだなぁ~自分は・・と思います。
Commented by cazorla at 2014-01-29 08:54
keymyallさん
犬 って分かりますよね。 その人のこと。 keymyallさんのことを愛してるんだ ってわかったんですね。 愛してなかったら 吠えて追い出してる。 試験みたいなものですね。合格して晴れて結婚。 骨 持ってるんですね。 お仲間がいてうれしい。
Commented by cazorla at 2014-01-29 08:58
minkさん
たぶん 一人っ子だから。 それと うちの小太郎くんは ものすごく特別な犬だったし。 その後 二匹飼ったけど あんな 特別な犬はいなかったです。 死ぬ瞬間まですごくて。 ほんとに忘れられない犬です。
Commented by 3tonkichi at 2014-01-30 03:15
うむむ。その鏡の中の背中向けてる子をむぎゅーとしてあげたらどうでしょう。ひとりっぼっちそう。
Commented by cazorla at 2014-01-31 17:33
ひとりでいられるって すごく大事なことだと思う。 一人でいられない人って 二人でいることができない。 三人はもっと無理。 一人でいるのがやっぱり基本的に好きなのね。 でも年をとると一人でいる時間がない。 ほんとにないの。 これは ものすごく問題。一人ぼっち。 たしかにそう
で 形而上学的なだけでなく形而下的にもひとりぼっちになりたいけど それが無理なのが 年とってからの生活なんですよね
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by cazorla | 2014-01-28 01:07 | 思うこと | Trackback | Comments(8)