巡礼の町 エル ロシオ

ドニャーナ公園訪問にあたって ロシオ礼拝堂の横にある小さなホテルに泊まりました。
アルモンテ市に所属する集落 ロシオ。 スペイン最大のお祭 ロシオ巡礼祭り。
普段は 人口100人にも満たない集落に 100万人近くが集まる。
カトリックのお祭りなので 世界的には有名ではないのですが スペイン人にとっては一番お祭。
そして この小さな集落は そのお祭りのためだけに存在していると言ってもいいくらい。
私達が泊まったホテルも 9月に入ったとは言え まだまだ バカンスの時期なのに
お客は私達三人と イギリス人カップル オランダ人カップル 合計7人。
そんなホテルにそのお祭りの時だけ なんと250人の予約が入っている。
フルート奏者のハビエル カスキブランケみたいな華奢でしなやかな体つきの主人が一人で一年中切り盛りしている。

道も お祭りで馬たちが走って 蹄が傷まないように 砂地。

そのお祭りだけのための集落。
多機能であるもが反乱している。
カメラのついてない携帯がほしくても買えない。
多機能であることが そんなに未来的ですてきなことなのか。

スペインに引っ越して来たばかりのとき 夫の友人であるすてきな男性と買い物に行った。
マドリッドの郊外に新築のピソを買ったので なんにももっていなかったのだ。
同行してくれた男性は ゆったりと私の買い物につきあってくれていたのだが
ほっそりとした小降りの鍋をみつけて 目をキラキラさせて喜んだ。
『アスパラガス専用の鍋だよ。 ずっと探していたんだ。』
アスパラガス専用の鍋があること自体 知らなかった。
鍋にそえられた彼の指の優雅さを思い出す。

ロシオ礼拝堂のそばを歩きながら ムスタキの作った歌を思い出す。
『私は あなたひとりだけの娼婦』
あまり 多機能にならないのもすてきなことかもしれない。

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後光が射している礼拝堂


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愛の契りのお約束
だと思う。
あちらこちらに 無意味に施錠されてました。

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やっぱり風見鶏ではなく 風見山猫。




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Commented by antsuan at 2014-09-10 09:48
町並みだけみても歴史と文化を感じますね。

日本とは違った太陽がギラギラする文化もいいなぁ。
Commented by cazorla at 2014-09-11 09:26
あんつぁん  宗教にたいする姿勢みたいなもので なんとなく 似た者も感じます。 音楽なんかも 意外と 近いものがあったり。 本質は同じだけど 気候によって目にみえるところが違うだけのような気がします
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by cazorla | 2014-09-09 12:07 | アンダルシア | Trackback | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla