すばらしき独身時代

英語で言えば オールド ミス。 
スペイン語で ソルテロナ。 
日本語だと いかず後家。 なんか ちょっと 下品で意地悪な言い方ですよね。

で カソルラには 結婚しないで 年をとってしまった女性が けっこういます。
とくに 高学歴だったり 信仰深かったり 趣味がかたよっていたり(例えば 読書が好きとか)
そういう人は比較的 結婚しない人が多いみたいです。 そして興味深いのは 歩いていて 一目で 結婚していない女性というのは 見分けがつくということ。 
日本では まずありえない と思います。 独身みたいな既婚者もいるし 既婚者のような独身者もいる。 マドリッドでも かなり難しいと思います。 カソルラは やはり 宗教的な意味あいもあって  独身女性は 尼僧のような生活をしているのかもしれません。 だから 歩き方 着こなし方 または 話し方で 一目で独身とわかってしまうのです。


ある日 靴屋さんで 65歳くらいの小柄の女性を見ました。

お店の人が 『どんな靴をお探しでしょう。 足をしっかり包むようなタイプ(セラード)それとも ゆったり開いたパンプスタイプ?』と訊きました。
『Algo mono.なにか かわいらしいものがいいわ』
お店の人は 一瞬 沈黙しましたが いろいろなタイプのものを 持ってきました。
アルゴ モノ という言い方で すぐに独身生活の長い人だとわかりました。
具体的ではない。
論拠がない。
その後 彼女が エンリケッタという 独身女性だということがわかりました。(やっぱり。)
うちの長女18歳はアルゴ モノは 彼女自身も使うそうで そんなに変ではないという意見なんですが 夫とこれは やっぱり 結婚しないんだろうな ということで 意見が一致しました。
先日 母とシャルル ボワイエの映画 めぐりあいを見たのですが 主人公が ブティックに入って なにかきれいなもの って 言う場面がありました。 主人公は かなりお金持ちのお嬢さん。 そう これは こどもの生活スケジュールや成績 日々の食事 家のローンなどなどの 生活の垢と関係ない人のことばなんですね。
たぶん エンリケッタもこの映画をみているのです。 そして その日から このことばを使っている。
それ以外の生活を 彼女は イメージできない。



アルゴ モノ私も使ってみたいです。自然な雰囲気で。
もう一つの現実の生活を 忘れ去って。


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by cazorla | 2014-09-26 02:30 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla