アルバ公の死 アルバ公が残したアートコレクション

アルバ公が亡くなられました。
いつも テレビや雑誌に出ていて 知名度はスペインでは一番かも。
とくに晩年は 24歳年下の公務員の結婚で話題に事欠かなかった。
結婚していてよかったと ひとごとながら思います。
ほぼ 全体の意見が 財産目当てだったけど
私は 愛を信じていて 村人に笑われていた。
だいたい 80歳の20歳下なんてたいしたことない。
と 私は思う。 
25歳で20歳下だと犯罪だけど。
若い時から 憧れていました というのは本当だと思う。
彼女は やはり 知的な人だったし 身のこなしだって優雅であっただろう。
お金があると 不自由になることってありますね。
私の友人が 28のとき 同い年のとてもハンサムな人を好きになって
結婚をめざしていた。
結婚となれば ともかく 近道は 家族の紹介。
で 彼女は 母子家庭の人だったので 母親を紹介した。
当時 60歳。
彼女も美人だったけど おかあさまもおきれいでした。
それでも 28と60 だから 誰も想像しなかった結果になった。
彼は おかあさまに 苦しいまでの恋心を持ってしまった。
結局結婚してしまった。
怒り狂って 私に報告してくれたが 話しているうちに 笑い始めてしまった。
途方もないことは 笑いにつながる。
外で食事をしていると だれしも 若夫婦と母と思う。
だから アルバ公が80くらいで50代のおじさまと付き合ってると言っても
わたしはそんなに違和感はなかった。
でも 世間は違う。
アルバ公の死で 受け取ったものはないという。
愛はやっと証明された。
ひとごとながら うれしい。

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アルバ公は スペイン貴族にめずらしく かなりの資産家。
絵画のコレクションもすばらしかった。
そのうちの5点 ABC新聞が選んだベスト5を紹介します。

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アルバ公 ゴヤ 

『ゴヤが個人的に彼自身の興味で描いた 彼の肖像画では特筆されるべき作品』



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アルバ公 ティツィアーノ ヴェチェッリオ

こどもが 夜寝ないとスペインではココが来るぞとおどします。

オランダでは この アルバ公が来るぞと脅す。

そのくらい怖い存在だった。

『肖像画としては もっとも衝撃的な作品だと思う。 』




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グラナダの聖母 フラ アンジェリコ

15世紀最大の画匠の作品 スペインには 三作品だけ。

プラドの告知 ティッセンの聖母子』

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『さくらんぼの帽子の婦人』ルノアール

『私にとっては この作品がルノアールの一番美しい作品です。色合い 緑の服 帽子のさくらんぼ』




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フランス皇后ウジェニー像 フランツ・ヴィンターハルター

『皇后の肖像の中では 最高の作品。 彼女の慈悲が溢れ出ています』

皇后はナポレオン三世との結婚でフランスの皇后になったが

スペイン貴族の子女であったので

結婚前は 当時のアルバ公に恋し 結婚を望んでいた。

しかし両親は姉のほうと結婚させた。


鉤括弧ないのコメントはアルバ公自身のもの。


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アルバ公コレクション


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『私の一番好きな食べ物はトルティーヤ デ パタタ(ジャガイモ入りオムレツ)。
だって 一番 エスパニョール(スペイン的)な食べ物だもの』
とおっしゃっていたアルバ公は ちっともスペイン的ではない容姿でした。
ドイツ起源のイギリス貴族の父を持ち イギリスの姓を持っていたのだから。


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Commented by mink330 at 2014-11-21 20:23
う~ん、すばらしい!
私もこういう風に生きられたら…と思うけど
しょせん無理な話。
楽しく読ませていただきました。
80歳でもこのように若くありたいですね。
Commented by cazorla at 2014-11-21 20:28
minkさん

亡くなられた時は 88歳でした。
でもね もしかしたら 80くらいで昔から好きでした
って言われるかも。。。ですよ。
人生はチョコレートボンボンの箱みたいなものです。
なにが起こるかわからない。


Commented by barrameda at 2014-11-22 00:02
今、娘の同級生に想われています。
6歳の女の子が緊張してドキドキしながら髪ゴムを僕にくれるんです。
一度目は緊張して渡せなかったのに頑張ってくれて
昨日頂きました。
娘を迎えに行く時は毎回必ず両手を握りしめてあげています。

それにしてもおかあさんと結婚した人、すごいですね。
審美眼も高そうな男性ですね。
Commented by organicfarmvlc at 2014-11-22 01:06
私も他人事ながら「結婚してよかった」と思いました。結婚式の後で、靴を脱ぎ捨ててルンバ(と言ってますが私にはフラメンコの区別がつきません)を踊った姿に心を打たれました。粋な人でした。
お母さんと恋人の仲を受入れたお友達は偉いですね!
Commented by おーやま at 2014-11-23 05:46 x
そんなに好感度が高い人だったとはつゆ知らず。
義母の家に行く度、TVに出てた。そのあまりに不自然な整形顔にマイナス印象を抱き...でも今回のことで若い頃の写真を見たら、わりと今の面影があったので、まさかいじってない?
Commented by cazorla at 2014-11-23 16:28
barramedaさん

対抗するわけではありませんが マリアの友達が (小学校のときですが) 電話してパパが出ると胸がどきどきすると言っていたそうです。
小さい子にかっこいいと思われるのは 独特のオーラが出てるのでしょうね。
彼女 もっと勇気をもって なにか起こるかしら。どきどき
Commented by cazorla at 2014-11-23 16:30
oraganicfarmvicさん

彼女がテレビに出るとなごみます。
夫はよくまねしてました。
愚弄するのではなく 愛をもって。
彼が テレビに出る人に愛を持つのはかなりまれなこと。
結婚式の赤い花もかわいかったですね。
Commented by cazorla at 2014-11-23 16:33
おーやまさん

彼女 お金があるから わかるような整形はしないと思う。
しわのばしくらいはしてたかも。。。
ああいう人だったと思います。
嫌ってた人もいたかもしれないけど
でも きっと 国王と同じで 
たとえば ひげの殿下とかみたいな感じ
なのかも。
Commented by もにか at 2014-11-24 09:43 x
くみこさんおひさしぶりです。アルバ公爵夫人、日本のガイドブックには「名画『裸のマハ』の子孫。美術に対する造形が深い。高価なオートクチュールの服を前衛的に着こなしデザイナーの頭を抱えさせる。地元のフラメンコの祭りに飛び入りで参加して踊るなど気さくな人柄も」と書いてありました。おばあさんだけど素敵な方ですね。
ところで最近facebookもブログもやめちゃったので新しいアドレスをお教えします。私が撮った日本のある一日の風景をupしてます。よかったら見てね。
Commented by cazorla at 2014-11-24 21:51
もにかさん

心配してたのよ。
ブログも覗いたりしてたけど。
写真 すてきだった。
また おじゃまします。
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by cazorla | 2014-11-21 19:53 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(10)