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もっと マイノリティー。 村の生活

同性愛の夫婦が カソルラには15組いる。
人口8000人の村で15組は多いのか少ないのか。
村であるから 人口の大部分を老人がしめる。
それから もちろん 結婚していないカップルもいる。
ただ 同棲しているだけの。
結婚。
デンマークが最初に同性の結婚を許可したということになっているが
結婚と言え かなり規制があった。
スペインは まったく 同じ条件の結婚。
そして その法律が通った時も そんなに問題がなかった。
来るべくしてきた。
フランスで かなり 反対運動があったという。
意外である。 おーやまさんの記事参照


日本の8000人規模の村ではまず考えられないのではないかと思う。
私の友人も同性愛のカップルを持つ。
人生は おとぎ話 に満ちている。』に登場するペペである。
これを書いた後 私たちはすっかり意気投合して ほんとに仲良しになった。
マドリッドに住んでいるお嬢さんに子供が生まれ じいじとしても 幸せである。
だったら やっぱり 一度 女の人と結婚していて良かったと思うのね
ときくとちょっと困った顔をする。
現在 60歳。
今は 劇団をひとつ指揮している。
こんな村の劇団が マドリッドとベルリンで公演した。

スペインのすてきなところは 村であっても
というより 村だからこそできる 芸術活動がある。

村には それから 性転換した人が住んでいる。
彼女は 私が住み始めた12年前 すでに『彼女』だった。
あいかわらず きれい。
みんなで山に行った時も ハイヒールで来た。
これから 山歩きするんだよ と みんなで驚いて言うと
私は ハイヒールなしではどこにも行かないの
と 主張する。
急な坂の多い カソルラをどこでも こつこつと音を立てて歩く。
道の向こうで 私を見つけると 転びそうになりながら
にこにこ顏で キスをしに走ってくる。
セマナサンタ 聖週間では 喪服を着て 行列にくわわる。
彼女は 信仰があるのだ。
カトリックの行事に参加できるの?と 思わず訊いてしまった。
もちろん カトリックでは 性転換は禁止していない。
キリストの時代にその手術は存在してなかったから。
それにしても
司祭さんにしても そのほかの会のひとたちも
おおらかで 寛大なのではないか。
喪服姿の彼女は素敵です。
ただ 彼女はパートナーがいない。
村だから みんな 彼女のことを知っている。
友達として 好きでも
恋にならない。
都会の だれも知らないところだったら 恋人ができるかもしれないに
と みんなが言う。
でも と 彼女はつぶやく。
わたしのことをちゃんと知っていて 好きになってほしいんだ。
同性愛にくらべても マイノリティーである。

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これが スペインの村の生活です。


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Commented by おーやま at 2014-12-05 06:48 x
元彼だった今 彼女 かっこいいじゃん〜。

でも後天的に女を獲得した人って、ハイヒールをいつもはいてるとか、女らしい仕草とか そういうものをすごく大事にしてると思う。

うれしくてしょうがないみたいに。
Commented by cazorla at 2014-12-07 05:30
そう。 私なんて ほんとにはずかしい。
おばばになっちゃって。
だめーちゃんとお化粧してー とかよく叱られる。
Commented by おーやま at 2014-12-07 18:42 x
そんな友達 私の村にもいたらいいなあ〜

たまにばちっとメイクしていっしょに遊びに行ったら最高。

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by cazorla | 2014-11-26 00:23 | カソルラ | Trackback | Comments(3)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla