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布おむつ

東中野で一人暮らししていた時に アパートの裏に日本文学学校を見つけた。
それは 1985年くらい。
まだ 古い建物の時代。
入り口で 靴を脱ぐので きたない いかにもプロレタリア文学青年の靴が散らばっていた。
詩の教室 阿部岩男さんのクラスになんとなく行く。
そこで 私はほんのちょっとおねえさんで えらそうになんやら話していた。
のだと思う。
布おむつの話までした。
紙おむつが たくさん使われ始めた頃だ。
紙おむつはぬれた感じがしないから 頭が悪くなる
というようなことを言ったらしい。
どんな 話の脈絡で 25の未婚女が大学生にそんな話をするのだろう。
19歳の大学生が それを詩にした。
『紙おむつを使うと あかんぼうの頭が悪くなると
嫁にいけない女が言う』
そういう詩だった。
嫁にいけない女。

それから 十年後 子供を産んだ。
遅い方なんだろう。
そして 布おむつで育てた。
まず 紙おむつの大きなパック バギーにひっかけて歩くのは かっこ悪いと思ったから。
いつ どこで その元大学生が 私の姿を見るかもしれない。
我ながら 徹底している。
娘はアトピでもあったので たまに 紙おむつをすると 怒り狂って脱ぎ捨てていた。
だから 現実には ほかの選択はなかった。
おしっこをすると はいはいして 洗ってアイロンをかけたおむつを持ってきていた。
それは 泣かせるくらい かわいかった。
二人目も 布おむつ。

スペイン引越しにあたって 赤ちゃん用品は処分した。
子供をまた産むとは思っていなかった。
三人目。
スペインで出産。
あえて 布おむつを揃えるのもめんどうだし
どうせ 車の中から 紙おむつをかかえて歩くのを見られる心配もない。

最初の二人はおむつをはずすのがはやかった。
特に長女は 2歳になる前に 一人で おまるではなく 便座によじのぼり
用をたしていた。
みんなに布だと早いね と言われた。

三人目。
当時 紙おむつは スペインでは ものすごく高かった。
1年6ヶ月で おむつをはずしました。

けち という 情熱の源泉。
それと おむつを変える わずらわしさ。
基本 私は怠惰だから おむつはずしがはやかったんだとわかった。

で 紙おむつはバカになるか。
末っ子は 一番 秀才です。
成績は一番いい。
成績がいいのが 頭がいいとは言えないけれど

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昨日 木下恵介の映画『日本の悲劇』を見ました。
一所懸命育てた子供達がいなくなって 自殺するお母さんの話。
ドキュメントフィルムも入っていて 興味ふかい作品でした。
youtubeで 見られます。
敗戦後の日本の話。




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Commented by flouribunda at 2014-12-15 04:40
怠情だから、ケチだからおむつはずしが早かった、、、。一緒だ!!うちもさっさとはずしちゃって、何回か失敗させたら、すぐ覚えました。ま、カリフォルニアで年中暖かいから外しやすかったというのもありますが。
Commented by cazorla at 2014-12-15 17:14
ローズさん

失敗をおそれてはいけない

というのが このおむつはずしには一番あった至言ですよね。
はずしちゃえば おぼえる。
でもトレーニングとかいいだした頃から 失敗をしないで
部屋を汚さないで はずしたい
という 主婦の祈りが強くなった。
これが問題です。
母の時代にはトレーニングなんて言わなかったし
一歳になったらはずすもんと思っていたそう。
たしかに気候も関係するけど 日本だったら4月から10月まで だいたい大丈夫だから 一歳半から2歳に この時期になったとき えいや と はずすのが一番ですよね。

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by cazorla | 2014-12-14 20:14 | こども | Trackback | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla