無宗教と言う名の宗教

先日 宗教の話を書いていて 中途半端に終わってしまった。
体力がないので。
書いた後で書きたかったのは もっと違うことだったと 後で考えて。

私は無宗教と書きました。
祖父の代からだから 筋金入り。
で スペインでも 無宗教の人が増えています。
たとえば 娘が小さいときのフルートの先生。
この人と話しているとものすごく 信仰深いことに気づく。
男女平等教とかエコロジー教とか
まず 彼は 結婚しない。
女性とは 同棲状態。
子供が出来た時 子供への権利をはっきりするために 法的カップルというのを裁判所に提出。
子供の名前は アフリカのことばで 鷲という意味 の アラン。
アフリカのどの言語ですかときいたら 知らなかった。
とにかく カトリックの名前をつけたくなかった。
だって 無宗教だから。
料理もする。 そうじもする。
そして それをひけらかす。
男女平等。 すごい理想的ですね と思うかもしれない。
でも 彼は 『知的な女性』が嫌い。
母親が 心理学者だったり 医者だったり 弁護士だったり 
大学院で物理学をまなんだり
そういう人の子供は あまりかわいがらない。
ちゃんと教えない。
でも だからと言って いかにも村のおばはん的がさつな人も嫌い。
大学は スポーツができるので 推薦ではいって あんまり小難しいことを言わないお母さんが好き。
でも かれは フェミニスト。
そして 無宗教。
でもね 話していて 彼の信仰に たまに押しつぶされそうになる。

村出身のピアノの先生。
ピアノが下手くそだけど 夫のコネでコンセルバトリーで働いている。
どのくらい下手かというと 息子が11歳の時すでに彼女よりうまかった。
他の先生も皆知っている。
でも 大物の夫を持っているので誰も言えない。
ある日 スーパーマーケットで会った。
切った野菜を買っている。 
にんじんの千切りしたのとか ズッキーニとか 
『私 ピアノを弾いてるから 指が命なの。』
ピアノを弾いたところなんか見たこともない。
でも 多分 嘘を言ってるのだはない。
これは 信仰なんだ。
私はピアノを弾いているから 包丁は持てない。

料理をするのは 昔の奴隷のような女達。

そう思っている人も多い。
料理が好きだというと
オリエンタルはやっぱりね という顔をされる。
これも信仰。
で きっちり働いていたり 知的な女性たちは 料理をしてる人が多い。
そう思う。
日本も 女性運動が激しい時代に一瞬こんな状態になったけど
桐島洋子が『聡明な女性は料理がうまい』という本を出して 日本を救った。

スペインでも だれか 救ってほしい。

でも このフェミニズムにしろ エコロジーにしろ 言論の自由にしろ
このもともとカトリックだった国の
信仰を捨てながらも 信仰なしには生きていけない人たちが
持ち始めた新しい宗教のように見えてしょうがない。

自分では宗教はないと思っているから もっとひどい。

たとえば フランスで ベールを禁止した。
2004年のことだ。
つけたら 罰金。
父親がつけることを強要したら 罰金。
これは ファシズムではないか? でも
それを疑わないのは 無宗教という 新しい宗教の信者がいるから。

カソルラに住むイギリス人女性。
80歳くらい。
彼女は 車を運転する。
車を運転するときは 必ずスカーフを髪にまく。
想像世界で 彼女は オードリー。
少し 行動がゆっくりになっている。
車に乗って 動き始めるまで 5分くらいかかる。
でも 愛らしい女性である。
彼女 村の中しか運転しないと思うけど
フランスにもし行ったら罰金を取られるのだろうか。

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Commented by amis at 2015-01-14 06:56 x
このスカーフの罰金の話ですが
これフランスの公立校内にスカーフをしてくると違反になるだけだったように思います。
ちょっと過大解釈のような気がしましたので。念のため。
Commented by cazorla at 2015-01-14 18:52
amisさん

ご指摘ありがとうございます。
フランス語 わからないので外務省に問い合わせたところ
公共の場での着用を禁止 と言っていました。
学生だけではなく。
公共の場 と言えば 解釈によって違うと思いますが
道も公共の場かな と思ったので。
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by cazorla | 2015-01-13 06:15 | 思うこと | Trackback | Comments(2)