文房具屋 ヘスス

子供達が小学校時代の記事 スペインの学校で で クラスにいるダウン症の男の子の話しを書きました。
とても心温まる話。
その時は とても良い制度だと 思っていたのですが
中学に入って 不良のいるクラスで ほんとにこれは良い制度なんだろうか
と 疑問がわいてきました。
悪い言葉を教えてリピートさせたり
うちの筋肉質の息子たちが いじめられるくらいなんだから
いじめがあるのは当然。
中学は 落第すると 同じコースを何度も繰り返すので
中学一年生のクラスに 16歳の子がいます。

先日 ダウン症の人のことが書かれた記事を読みました。
現在 スペインで ダウン症の子供が義務教育を終える率は 50%になったそうです。
スペインの義務教育は 小学校 6年 中学 4年。 10年間。
アンダルシアの義務教育を終わる率が 70%。
健常児が 70%なのだから この数字はかなり高いと言えるとおもいます。

e0061699_00120601.jpg
以前は ただ 介護する対象として 存在していたのが ちゃんと学ぶことができる。
そして 仕事につくことができる。
普通に生まれたこどもでも 教育せず ほったらかしにして ただ 認知症の老人のように
赤ん坊のようにあつかっていたら 表情から違うとおもいます。
それは かつて おきた狼に育てられたこどもが 人間社会に戻れなかったことで証明されています。

だから やっぱり これでいいんだな とおもいます。
うちの子供達だって いじめの対象だったし それでも いつかは過ぎていくこと。

コンセルバトリーのあるリナレスには文房具屋ヘススという店があります。
ヘススは ダウン症。
彼がこの店の主人です。
コピーを頼むと きちんと正確にしてくれます。
かれらは リズミカルにきちんと正確にする ということが好きなのです。
午後6時になると なにをしていても マリービスケットを5枚 食べます。
『悪いね。 ちょっと待ってね』
そう言って 毎日 マリーを5枚 午後6時に食べます。
顧客はみんな知っているので にこにこして待ってます。
その空気が あたたかい。
ヘススは時間があると ギター教室にも通っています。

ダウン症に関する他の記事



末っ子は 41で産みました。
だれでも ダウン症の子供を持つ可能性はあります。
ダウン症の人の顔をスペインでは 中国人顏と言います。
どこの国の人でも だいたい 同じ顔になる。
それは 彼らの存在が 世界をつなぐためだからではないか と思います。
彼らは 世界をやさしく つなぐために 地上にやってきた
そう 思うのです。

e0061699_00324462.jpg







[PR]
トラックバックURL : http://cazorla.exblog.jp/tb/22776984
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by grandsocco at 2015-02-03 04:48
はじめまして。
ヘスス文房具店の店主さんのお話し読んで、和やかな気持ちとなりました。
ここベオグラードで障害児のアソシエーションを知り、最近顔を出しています。
ダウン症やADHDの子供たちはみんな純粋です。
逆に親たちが周りの理解がなく、気を使いながら生活している様子です。
ヘススの顧客さんたちのよう、多くの人が理解できるようになったらいいですね。



Commented by cazorla at 2015-02-03 05:09
grandsoccoさん

はじめまして。 コメント ありがとうございます。
スペインに来て 直接 知り合うことが多くなりました。
世界とつながっているんですね。 働いたり なにかのアクティビティに参加したり。 プールでも出会ったり。 そういうふうに関わっていると 理解が増えて行くと思います。
今 私は コンセルバトリーでヴィオラを習っているのですが将来 音楽を通して彼らと関わっていけたらいいなと思って勉強しています。
Commented by anohiwa at 2015-02-03 19:13
他の地域の事は分かりませんが、ウチの子どもたちの行っていた小中学校は、障害児も一緒のクラスにいました。
そして、常に誰かが障害児の担当になり、お世話をしていたのですが、健常児を苛めていても、障がいのある子供を苛める事がなかったようです。
何故か分かりませんが。
卒業後はどうしているのか分かりませんが、皆一緒に入学して、皆一緒に卒業していたようです。

ダウン症の子供は、皆同じような顔をしていますね。
純粋無垢、、、、と言うことばが、そのまま当てはまるように 穏やかな顔に見えるのですが。
どの国の子どもも同じような顔になるのは、、、、、世界を優しく繋ぐ☆ なんて良い言葉なのでしょうね。 世界が平和になりますように(願)

Commented by cazorla at 2015-02-03 22:21
anohiwaさん

東京ですよね。
良い環境で良い経験をされたんですね。
大阪の学校は聴覚障害者はいっしょの学校で
そしてその設備が整っていると聞いていましたが。
学校のときから一緒だと 理解しやすいです。
社会をすべての人にとって居心地よくする方法を
もっと簡単に 考えられますね。

願いはきっと叶えられると信じてます。
Commented by おーやま at 2015-02-08 21:53 x
同じ時間にビスケットを5枚。

ダウン症の子どもも自閉症の子のようにこだわりが
あるみたいですね。

うちの子がそういう傾向があったのでいろいろ調べました。

回りが理解してくれれば、本屋さんのような素敵な雰囲気が生まれるんですね。

良い事聞いた。

同じ時間にビスケットを5枚

きっちり毎日継続している事は
回りも認めざるを得なくなる
という教訓のようにもとれる

ヴィオラで関わりを持てたら素敵ですね!
Commented by cazorla at 2015-02-09 07:10
おーやまさん

100パーセント健常ってどこで線引きするか わからないですよね。
アルバロが一番普通かも。
マリアも 考え方とか なんかけっこう難しい子で
そういう子って先生がちゃんと理解しないと
でも 理解できない場合が多い。
先生も想像力ない人多いから。
でも想像力も経験から生まれるとしたら
いろんな人が共存して 知り合えるチャンスがいっぱいあるといいなと思います。
あと うちの子はこういう人です って説明する。
マリアはやっぱり ほかの普通のスペインの子より無表情だから 誤解されてました。 で わからないことがあると 凍結するの。 
名前
URL
削除用パスワード
by cazorla | 2015-02-03 00:34 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla