ゴルビーとサンローラン

1990年の始まり

1月から3月まで スペインにいた。

まだ ほとんどスペイン語を話せず もちろん 読むこともできない。

そんなある日。

たぶん 3月。

新聞の見出しに思わず買ってしまった。

ゴルバチョフが 大統領になる。 presidenteって 大統領だよね。

なんで? と疑問。

ソビエト連邦は共産主義ではなかったのか。。

そして 同じ新聞に 新しく 発表された イヴ・サンローランの新しいデザイン。

透けた素材を使って 胸が見える。

モデルの乳首を見ながら これはほんとだろうかと。

ゴルバチョフが大統領になり

サンローランは 胸の見える服を売る。

ほんのすこしの間 ニュースの無縁の生活をしていた。

当時のスペインの安宿には テレビがないので ほとんど見てなかったし

バルに入っても ニュースをやってる時間帯ではなかったのだと思う。

新聞も買わなかった。

特に 知りたいニュースもなかったし。

ただ たまたま 多分 食事をしていた時に 隣に座っていた人の新聞を

ちらっと見て あまりのことに買ってしまった。

象徴的な 新聞。

ひとつのイデオロギーの敗北。

でも どうしても信じられなかった。

どういう経由で 共産国が大統領を持つのか。

そして イヴサンローランが だれも着そうにない服を発表する。

これは スペインのパロディ新聞か何かなのかと 疑った。

スペインの悪いジョーク?


1989年にドイツの壁が怖sれ

東急ハンズで 壁のかけらがかわいい袋に入れて売られて

そして ゴルバチョフが大統領になる。

あのころまで イスラム諸国は あまり理解できないけど とにかく 

そこにいる国 だった。

フセインを『死刑』にする という想像もできないことが起きるまでの一連のできごと。


ひとつのイデオロギーを壊しても

また あらたなイデオロギーがそこを埋める。

だから なにかをこわしたりなくしたりすることが解決ではない。


わからないことはいっぱいある



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Commented by shinn-lily at 2015-02-05 08:16
水面下という言葉が気になったりもします。
北朝鮮の拉致家族情報もあまり報道されなくなりました。
最近、わからないことだらけです。
Commented by cazorla at 2015-02-05 17:45
shinn-lilyさん

母の家で 日本語放送のテレビを見るのですが
スペインで報道されていることが 報道されていない。
スペインだってどこだって 市民操作的なことはしてると
思うのですが もちろん。
それぞれの 政治家が 聞いて欲しい情報を流す。
ネットが普及してるのに。

たとえば ヨルダンのパイロット 生きたまま焼かれたこと
母は知らなかった。 これ ファナティックです。
狂気です。
たぶん 私が パリのデモに違和感を感じたのはこれが原因だと思います。 ファナティックな相手に対して デモが意味があるのか。
後藤さんの殺し方も異常でしたね。
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by cazorla | 2015-02-03 23:41 | 思うこと | Trackback | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla