国境の北

長男のピアノレッスンのために 二泊の旅行。
スペイン国境の北
アンダイエ 
スペイン語では エンダヤ
フランスである。
国境
日本に住んでいると ほぼ 考えない。
県境とは わけが違う。
そこを越えたら 言語が変わる。
そして 生活も 色も 空気も。
そこは フランスなのだ。





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国境の町だけ見て フランスを語ることはできないけれど
とても 質素な感じがした。
ここは 知性を感じる質素 と言えばいいか
生活を大事にしている人たちが醸し出す 質素なものたちから出てくる美しさ。

アンダルシアに住んでいると やたらと ワシだとか ざくろとかの
シンボリックなオブジェが 家の入り口に置いてある。
そういうものがない。
息子が (彼は16歳だ)言う。
『だって フランスは 共和国だもの。」
貴族の首を切った国と切らなかった国の違い。
政治が風景までも変える。
そういうことが 政治的な見地から 軽く分析できるようになった息子に感心する。


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浮浪者のような人が近づいてきた。
私は わからなかったので フランス語はできませんと答えていると
息子が 答えていた。
けっこう 感動していると
ママ たばこちょうだいって言うから 僕たちは 吸いませんって答えただけだよ
と 笑っている。

長男との二人旅は 初めて。
娘とは たまに出かける。
末っ子とも出かけたことがある。
長男を改めと知る旅であった。

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境界に足を置く。
二つの国をまたにかける男。




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Commented by anohiwa at 2015-06-28 09:14
ずっと昔に住んでいた家の横の道が市の境でした。
ココは、○○市、あっちは、〇▽市。
同じ日本の同じ県の中での事でしたが、何となく、境が見えるようなそんな気がしていました。
そんな小さな場所でも感じるのだから、『国が違う境』って、、、どんなん? って、すごく、興味津々です。
しかも、ことばも違うって、道路を隔てただけで話すことばが違うわけで、、、、なんか、なんかすごく不思議(笑)
島国にしか住んでいない私だから、こんな風に思うのかしらん?? (*´▽`*)
それにしても、息子さんは、フランス語も?
イケメンで、多国語を操るなんて、怖いものなし!! (´艸`*)

息子さんとの旅行は、楽しかったでしょうね~
Commented by organicfarmvlc at 2015-06-29 07:21
海が見えたから南フランスなのかと思ったら、南は南でも大西洋岸なのですね!そして、Hendaiaってバスク語なのですね~。知らないことばっかり。(って、当たり前ですが)
Cazorlaからはずいぶん遠くですが、ビルバオまで飛行機であとは電車。。。みたいな感じですか?
ペルピニャンには何度か行ったことがあるので国境は越えましたが車なので、こんなふうに、二つの国に自分の足でまたがったことはありません。何だか羨ましい。(笑)
息子さん、ピアノ上手で、こんな遠いところにレッスンを受けに来られたって凄いですね!特待生か何かなのでしょうね。素晴らしい!
Commented by おーやま at 2015-06-29 18:21 x
一番上の garage の写真は フランス。
でもそれから下は スペインだよ!フランスだけどスペインの風情。 
それは 私がスペイン北部しか知らないから?
かそるらさんから見たら 異国情緒がある?

そういえば、本当かどうか確認してないけど
イーニゴが、エンダイヤでヒットラーと,
スペインの独裁者だった、ど忘れしちゃった。
その人が会談して、ヒットラーが一緒に組もうと誘ったんだけど、スペイン側が断ったと そう言ってました。

レッスンはどうでしたか。
旅行がかそるらさんにとって、少し気分転換になったら
いいと思いました。

Commented by cazorla at 2015-06-30 06:58
> anohiwaさん

東京都民だけどお向かいが埼玉県民とかってありですよね。

実際には 徐々に変わる感じはありました。
もうスペインと思ったら というのは カフェテリアの名前がスペイン語だったから でもまフランスだった。 そのあたりはあいまいだけど
それでも言葉が変わるんですよね。 すごい。 そういうところに住むってどんな感じなのか すごく興味があって
でもそれだけのために 引っ越せないし。 ははは
Commented by cazorla at 2015-06-30 07:02
> organicfarmvlcさん

電車で行きました。 空港まで行くことを考えると 電車。
マドリッドまで 4時間で マドリッドから イルンまで 8時間だったかな?
PC で 映画見てました。 
こういうときじゃないと見ないだろうという映画。
たとえば ツィゴイネルワイゼン。

息子は 来年受験なんで いろんな人に聞いていただいて どこに入るか決めるのです。

けっこうびっくりしたのは どこのホテルもピアノが あったこと。
Commented by cazorla at 2015-06-30 07:11
> おーやまさん

住宅街に寂れたベンチって すごくフランスなのかなって思ったの。
あと 質素な家。 雑草がそのままになった 塀。
そういう質素さって。
かなり異国情緒。
それにイルンにいて 国境越えたら まったく違うんだもん。

イルンはちょうど お祭りで。

パリとニースが違うように
たぶん ここは スペインに限りなく近いけど
パリよりはスペイン マドリッドより フランス。

タクシスタがやたら グァッポだったのも おおおおお フランスだぜ と思った。
イルンのタクシスタは やっぱり スペインのおっちゃんやったし。
Commented by cazorla at 2015-06-30 07:50
おーやまさん

そうそう 書き忘れていた。
フランコの会談 あそこだったんだそうですね。
ロシアへ 一度兵を送っただけ。
ロシアに送った兵隊たち 自転車軍団だったんだって。
ルーマニアは馬 ドイツは戦車 自転車が ロシアでは 活躍した。
この逸話は とってもスペインだぞ と夫は言う。
かっこ悪いけど 目的は達成すると。
Commented by あのにまにあむ at 2015-07-01 14:30 x
色々読んだけど、ここにコメントさせて頂きます。
Facebook でアンダイエっていうの見て、どこだろう?と思ってました。
国境の町、歩いて国境を越える、いや電車や車でもいいから、陸続きの外国に行くっていうの、なんか掻き立てられる…
こうしてみると、飛行機の旅ってつまんないね。
Castillaもスペインの中では質実なイメージだけど、その北の方を車で回った時、なんでもない田舎家の崩れそうな外観が、私的にはすごく良かった。そこへ又 castellano austero を絵にしたような pastores の親子が羊を連れて帰って来たりして(笑)

うちの母も88歳で、近くのマンションで一人暮らし。
最近認知症の前段階「軽度認知障害」っていうのをテレビで時々やるんですが、それだなって思うような事はあります。
祖母、叔父、父、そして母と老いて行く過程を見て来て思うのは、誰も自分がそれなりに考えていただろう老後は送れないのだという事。逆にいうと自分の老後というものを、ある時点までは想像できるけど、その時点を越えて想像するのは難しい。
自分があと何年生きるか分かれば、ある意味人生は易しいのだと思います。(一旦切ります)
Commented at 2015-07-01 20:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cazorla at 2015-07-02 01:20
> あのにまにあむさん

かつては 質実堅実だったんですよね。 でも このあたりだと いかにも ロココ調というか
貴族の生活めざしているような室内装飾が多いです。
外も。門扉のとこにタカとかざくろとか飾ったり
車もメルセデスとかアウディがやたら多くて
フランスに入った途端 ルノーのクランとかフォルクスワーゲンのポロとか

良き時代は 終わったんですよね。
首を切らずに 直接 キャピタリズムに入るとこうなるか
と 旅をしながら考えました。
カソルラの最後の羊飼いがこの間 定年退職しました。
Commented by cazorla at 2015-07-02 01:24
>鍵コメさん

うちの母 私がいそがしくて行けないとすごく不機嫌になっていたのが 二年前。
ああいうことが 軽い認知症になる入り口だったんだな と反省してます。

お水についての情報ありがとうございます。
母に伝えます。
やっぱり色々調べて 正しい知識を持つ というのが大事ですね。

自分のことも 母のことも まわりの人たちすべての人たちも
あと 何年とかわかっていたら また違う対応ができるのかもしれません。
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by cazorla | 2015-06-28 07:15 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(11)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla