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光と影

今は闘牛の季節でもあります。
光と影。
建物が石でできていて 表面を一色に塗っていると
はっきりと影が見える。
影を意識する。
それは 光を意識すること。
光が強いから なんとなく暑い国というイメージがあるけれど
ここは ほぼ北海道と同じ緯度。
だから紫外線も弱い。
皮膚癌もそのぶん少ない。
日本在住のオーストラリア人が 10年の間に 二度皮膚癌の手術をしたと言った。
ごく普通のことらしい。
ここでは あまりそういう話は聞かない。
もちろん まったくないわけではない。
光だけが ガンの原因ではないから。
たまに 観光地に行くと 日本人の新婚さんカップルを見る。
女性が 幅の広い帽子 帽子の下にタオル 
長い長い手袋をつけて しっかり 守られて歩いている。
かなり 違和感がある。
ご苦労様 と声をかけたくなる。
そして その下に つけまつげをつけた(それも長い長いつけまつげ)目がちらっと見える。
そういう時 日本は遠くなったなと感じる。
8年 帰っていない。
実家がなくなってからは
母がこちらに来てからは 帰る口実もない。

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以前 ミハエルエンデの対談で 『ドイツには インヤン という思想があります』と言っていた。
インヤン  って陰陽でっしゃろ。
ジョンウォンという中国人チェロ奏者が コンサートで
バッハは ドイツ人のくせに 陰陽の思想を良く理解したすばらしい作曲をする
と言っていた。
どっちもどっちのような気もするが やはり ドイツには かなり長い年月のインヤン思想があるのかもしれない。
日本は 頭でわかっていても 実は もっとのっぺりと浮世絵的な感覚のほうが あっている。


以前 ノーと言えない日本人という本がベストセラーになったけれど
どこの国の人であれ やっぱり 相手が イエスを100パーセント信じてる場合は ノーというのは難しいと思う。
そして スペインの文学なんて読んでいると やっぱり どちらでもとれそう表現が ある。
意外と あいまいなところもあるのだ。

それは 純粋なる一神教のプロテスタントではなく
ローマの時代を引きずって 聖母信仰を捨てきれない
さりげなく 多神教のスペインの土壌なのだと思う。




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窓からの風景。
ひさびさに。
この窓の横に わたしの机があります。

ちなみに 光と影という飲み物がスペインにあります。
コニャックが影で 透明のお酒 確か アニス種が光
この二つをミックスするという 火を噴きそうな飲み物です。
朝ごはんにこれを飲んで仕事をする。 建設業の方たちの伝統。



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Commented by liebe at 2015-09-19 08:10 x
孤独な時や人生の中で苦境にみまわれた時、窓からの景色や、さり気なく視線をやる景色が美しいこと、大きな慰めになると思うんです。私、北海道在住なんです。 心が折れそうな時、自然の中に逃げます。最近は原色の大きな看板が自然の色を潰してきてるんです。すごく醜い。残念です…そちら綺麗ですね。
Commented by アンジー at 2015-09-19 10:04 x
☆ おはようございます ☆


光と影… うーん なかなかに 小難しい おしゃれな タイトル ♪ですね~ (笑)

どちらか片方では… 何にも面白みが ないですよね まあ 両方そろって 初めて 絵になり 写真になり 小説に なるんじゃないかな?
どちらもで 引き立てあう かんじ ♪

関西の お笑いの ボケ と ツッコミ みたいかな (笑)


かそるらさんの部屋からの 景色は素晴らしい! ですね
お年頃!! ( 同い年なのでね お察し? します ) の 目にはすっごく 良さそうですね~ ♪~θ(^0^ )

たまには 外見て… ぼーーっ と してみましょうか… 目のため 心のため
Commented by cazorla at 2015-09-19 19:53
> liebeさん

今住んでるところ。 家としては 狭いし 観光客がやたら家の前を通ってうるさいし
でも 最上階にのぼると 景色が見えるので そういうことも帳消しにします。
川の修繕工事が5年前になされて 川の流れが急になって水もきれいになりました。
淀んでいて藻がたくさんはえていたのですが 藻が消えてカエルが住み始めました。
自然が 少しずつ戻って行ってます。
自然を維持すること。 自然を もう一度 回復させること
が これから 大事になっていくと思います。
北海道 大好きです。 ほぼ 全域まわりました。
看板等 撤去してまたきれいな北海道にもどるといいですね。

一度は樹氷を見に行ったのでした。
残念ながら 暖冬で見ることができませんでした。
いつか見に行きたいです。
Commented by cazorla at 2015-09-19 19:56
> アンジーさん

影をなくした王子様のはなしとか 多いですよね。
影ってふしぎ。 影踏みは 月夜の遊びだというのもあとで知って
そう 日光の下の影ではなかった。
湿度によっても 見え方が変わる。
光 不思議な存在です。
そして 見る ということも 少しずつ目が悪くなっていくと
見えてるものが ほんとうに見えている状態そのものなのか 疑ってしまったり
かつて なんでもよく見えていたころがなつかしい。
それでも きっとこの空の色は こんな感じなんだろうなと思います。

老眼鏡ってめんどーですよねー。
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by cazorla | 2015-09-19 05:57 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla