まっすぐ

サルトルがノーベル賞を辞退したというのは
なんというか けっこうサルトルに似合わないというか
ちょっとこどもっぽいなと 中学生くらいの時だったか
そう思った。
最近 ネットで サルトルは前もって 辞退するからえらばないでくれ と手紙を送ったが
到着が遅れて 受賞ということになったそうだ。
なるほど。
ネットって便利だな としみじみ思います。 二重の意味で。

最近 フェルナンド トゥルエバ監督が スペインで賞をとった。
スペインの政府の援助金で 映画を作り
スペインの政府の賞を受け取った。
その席で 『スペイン人だと自分のことを感じたことは一度もない。』と言って
ちょっと 顰蹙をかっている。
それなら賞を辞退しろ ブーイングが飛んでいる。

ナポレオンのフランス軍が攻めてきたとき スペインが勝ってしまったのは遺憾なことである。
とも。

これ聞いて むかーし 日本の某政治家が 終戦の時 アメリカの完全なる植民地になっていたら
いまごろは 英語が 母国語になっていて 英語で苦労することもなかったのに
という発言に似てなくもない と思った。

ナポレオンが勝っていたら もちろん アルバ公爵夫人は存在しないし
あのおもしろい再婚劇もなかった。
もちろん 工業化が進んだと思う。
でもいまあるスペインはない。
もちろん ナポレオン勝利によって スペインは もっと違った国になったかもしれない。
いまみたいに借金かかえてる国ではなく。
そして もうちょっとおしゃれーな国になってたかもしれない。
でも やっぱり その国の賞をもらって いう言葉ではない。

かつて ルイス ジャッチ (Lluís Llach)という歌手がいた。
カタルーニャのカタラン語で歌う。
生粋のカタルーニャっ子。
国粋主義者である。
スペイン語(カステジャーノ)で歌えばもっと有名になれるし
ラテンアメリカでも売れるし
と そういうオーファーはあったけど 頑なに カタランであることをとおした。
美しい歌声を こちらから。

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自分の思想を大事にした人の顔は美しいと思う。


自分の主張は 矛盾なく通すべきだと思う。
これはこれ あれはあれ
じゃなくって。
この フェルナンド トゥルエバさんも 反政府であれば 政府から
お金をもらわず 自分で 映画を作るべきではないか。

これって うちのこどもたちに言いたいことだよ。
あんたら パパとママに不服があるんなら ほしいものがある時だけ
にこにこせんといてや。




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Commented by アンジー at 2015-09-22 06:54 x
☆ おはようございます ☆


正に そのとおり!! ですよ ♪ 私 その事… 日本の西隣りの 大きな国に 言ってやりたい! ですよ
ODMが 今も いってるんだか どうだか 知らないけれど…

お金のお世話に なっているんなら…
もうちょっと 口つぐんで かわいく! なりなさいって

ここまで来てて… 日本からODMいってたら… お笑い! ですよね~(・_・;)
Commented by おーやま at 2015-09-22 17:14 x
わかる! 女って物事が皮膚感覚まで収束します。

社会的な現象を見て これって まてよ なんかひっかかる。。。

と思うと家族関係の事 うまく映してたりね。


まあ でも 親に100パーセント満足って言うのも問題かも。

乗り越えるぜっていう気概が生まれないから。
Commented by cazorla at 2015-09-23 18:36
> アンジーさん

日本もお金のあげ方が下手だしね。
だらだらあげちゃうから こんなふうにいつまでたっても。
ドイツは びしっとしてどうどうとしてる。 やってることはもっとひどそう だと思うけど。先日 むかーしのテレビ番組見ました。 水島豊と烏丸せつこの。烏丸せつこが まったくとんちんかんにうらみをぶつけていてつきまとう。 で 解説が 烏丸せつこが韓国をあらわしてるドラマだったらしい。
水島のあのいい人ふうが つけこまれる。
個人レベルでは 昔みたいに戦争責任なんて言わなくなったし
日本の歌手が好きとか 人懐っこい若者がふえてきてるから
これからに期待したいと思います。
Commented by cazorla at 2015-09-23 18:39
> おーやまさん

そうそう。 ひっかかることって あるでしょ?皮膚感覚で。
でね けっこう それが正しかったりするの。
なかなか こういうのは議論になると 出口がなくなる。
思春期の息子・娘とおなじ。
話しても無駄。 家族の場合は あまり努力せずつきはなすしかないと 2人目で すこし腹くくってます。
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by cazorla | 2015-09-22 00:23 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla