人生の調味料

歩いていて 見つけたもの。
石畳の地面と石の家の隙間から生えているいちじくの木。

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まだ こんなに小さいから この夏 小鳥が食べた無花果が落ちたのだろう。
多分 そのうち この家の人が 抜いてしまうかもしれない。
それでも この生命力に 感動する人がいる。
例えば 私。

全く無駄なものはない。


先生に 石女 う・ま・ず・め になるぞと言われた というコメントをいただきました。
でも その先生に そのあと かばってもらって 結局 その先生は 恩人なんです というコメントをさらにいただきました。
悪気なんて ないんですよね。
でも 傷つけてしまう。

傷ついてしまうのも 学校にいる間の 大切な行事かもしれない。
ある意味では。
傷つかないで 一生を終えることができれば それに越したことはないかもしれない。
けれど それは ほぼ不可能。

自分のことを 自分で 『私は天然なの』という人が嫌いと Kさんがブログで書いていた。
思ったことをそのまま口にしてしまう人のことなんだと思う。
それで傷付く。

例えば うちの息子が まだ 小学生だった時。
東京在住のイギリス人の友達が 泊まりに来ていた。
彼は 間違って 犬用シャンプーを使っていた。
ある日 何かの拍子でそれが判明した。
すると 長男が その時 9歳くらいだったが
急に泣き出して 『ごめんね。だから はげちゃったの?
ごめんね ごめんね』
『いや いや これはもともとでぇ』
そう もともと ハゲだったのです。
笑い話になったけれど これと全く同じシチュエーションで 十分 傷つくことはある。
もしかしたら この友人も 心の深いところで傷ついていたかも。

母は よく 私に 言っていた。
『あなたは メガネなんか かけたら もう 全く見られないからね。
気をつけなさい。
メガネ したら もう 全く望みなし。』
望みとは 結婚の可能性であります。
ちょっと 目が疲れたら 遠くの空を見つめて 何とか 40過ぎまで 目だけは良かった。
それでも ああ 私はブスなんだな って ちょっと
いえいえ かなり傷ついていたのは事実です。

傷ついた って 相手に対して言えるくらいの傷つき方だったら
それはまあ 人生の調味料くらいに思っておけばいいかなと 最近では思います。
それでも たまに やっぱり 傷ついたり しますが。

でも 人生で一番 傷ついたのは 娘との葛藤の時かな。
愛してる人に ボロクソ言われるのが 一番こたえるよね。
だから まあ 心を鍛えるために いろんな人と関わって傷つけ合う。

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なんて 言いながらも 時として 外に出られなくなることがある。
娘とは今では ものすごく仲良しで 幼児の頃と同じ。
親子だから 修復できる。
親子っていいね。
私も相当彼女を傷つけたし。





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Commented by antsuan at 2015-11-16 07:56
かなり辛口の調味料ですね。
しかしそれが人生の良い味付けとなると私も思います。

中学の英語の授業で歌をアカペラで歌わされ、音痴ぶりをクラス全員に笑われたことがあります。
でも、それがピエロのことや落語家のことに興味を持つきっかけになり、庶民のけなげな生き様を知るようになりました。


Commented by sakura-saku-tiru at 2015-11-16 14:18
人生の調味料、、、深いです。。。

私なんて大変に複雑な味になっていそうに思う。
んで、私に関わる人も、それなりの味になっていると思う。

悪気がないスパイスを振り撒く人が、身近に複数いるのだが、息子にとっては、私がそうであるらしい。

我が家は、まだまだ、葛藤がつづく。
乗り越えたマリアちゃんは、大人になったのですね。
Commented by liebe at 2015-11-16 16:43 x
香辛料が多いのがいいかな。思い出したら良い香りで。塩や砂糖を大量に使いすぎたら、素材から水分を奪いすぎて、しわしわの保存食になってしまうから。程よくがいい。辛い思いも甘いのも。人間も食材も生物だから素材を傷めないように。石女事件、取り上げて下さって ありがとう(笑)
Commented by cazorla at 2015-11-16 18:39
> あんつぁん


あまりに辛いと 水分がかなり必要になりますが。
いい方に 持っていく。
自分の人生ですものね。
Commented by cazorla at 2015-11-16 18:43
> sakura-saku-tiruさん

マリアは同性だから 切り抜けたのかな? まだまだ これから かもしれないし。
親子って 難しいです。
本当。
切り捨てられればいいけど それは できないし。
切り捨てたらそれで また 十字架が一つ増える。
ずっと関わっても また 重い。

一人っ子だったんで 関わるのが下手なのかもしれません。
Commented by cazorla at 2015-11-16 18:49
> liebeさん

一度 辛くて とにかく眠りたい。 死にたいとかではなく
ただ 現実逃避。 眠りたい。 目がさめる度に 薬を飲んで眠る。
ちょっとやばい状態になったことがあります。
そういうことは 本当は ない方がいいですよね。
でも 自分が 弱虫なんだって 自覚できた。
無理しないようにしましょう。 嫌だったら からくなりすぎる前に
『パス』と一言。
Commented by アンジー at 2015-11-17 09:07 x
☆ おはようございます ☆


人生の調味料… うまいこと言われますね~

調味料ねぇ… 私の場合は 家族でない ご近所あたりから やたらと 塩とか かなりキョウレツなスパイス系の 調味料 たっぷり! 振りかけまくられてる! ような気がします

いったい私は どんな ふうな味の ひとに 成長するんでしょうか!? でも 塩を 振りかける側に なりたいとは 思いませんが それでも 相手は… 振りかけられた!! って 思うことが多々ある のが この世の中のくらし… なんでしょうか?

なかなか 難しいこと です 今年は そういうのを かわす! のを 目標にしたはずなのに…
自身の 性格修正は ますます 手ごわい作業です…
Commented at 2015-11-17 18:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cazorla at 2015-11-18 19:44
> アンジーさん

ドイツで夜 暖かい食事をしないので グツグツやってると苦情がくるというのを
あるブログで読んで (匂いが 迷惑なんですって) ああ そんなこともありなんだな
とおもいました。

ご近所。。。 一般にヨーロッパは 個人主義で 介入しないことになってるはずなだけど
田舎に住むと いろいろあります。 いいお味のスープになりましょう。
Commented by cazorla at 2015-11-18 20:00
> 鍵コメさん

密かに 私も伺ってました。
男の友情の邪魔になりそうで そっと。
嬉しいです。 ぜひ お願いします。
Commented at 2015-11-18 20:26
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cazorla at 2015-11-19 03:10
> 鍵コメさん

こちらこそ 嬉しいです。
鍵を外しての登場 お待ちしてます。
Commented by おーやま at 2015-11-20 01:07 x
石女事件、私は 先生も傷ついたから
こんな感情的な言葉を持ってきたと思うんです。

liebeさんのことを認めていて自分も認められたかったんじゃないかと。
だから最終的にかばったんだと思う。

きっと ひとりっこのかそるらさんにとって
娘さんとの攻防は かつてない赤裸々なものだったんでしょうね。
私は兄弟喧嘩がすごかったから、慣れてるけど。

何はともあれ 修復できるすばらしさ。

Commented by cazorla at 2015-11-20 20:26
> おーやまさん

そうね liebeさんの知性にちょっとコンプレックス感じてたのかもね。
頭のいい子っているよね。 頭よくなくても 子供の感性ってすごくって
え そんな考え方? ってびっくりすることあるけど
 その上 頭よかったら ついてけない。 本当のところ 認めたたんだね。


マリア 強烈だもの。
エンリケが 泣いたよ。 こんなに傷つけられたことはないって。
元妻もひどかったけど ここまで すごくなかったって。 おいおい泣いて。
私は 泣くより 眠った。 とにかく眠り続けた。

うちはさ 母が強烈な人で だいたい 人を傷つける天才というか 才能がある。
5歳の時 歩けなくなったんだ。 一年 病院に通って 母が カウンセリングいかよって
こいうのがいけない 子供をこういう風に扱ってはいけない
と。
本質は 悪い人じゃないから (マリアも) 気をつけてくれて それで歩けるようになった。
でもその時の心の傷が ちょっとしたことで開くんだ。 マリアと母って攻撃の仕方が同じ。

Commented by おーやま at 2015-11-21 19:34 x
そうそう その先生、liebe さんの知性だけはなく
何かに すげえなって感服してたと思う。

マリアちゃん 美しいバラには刺がある わけだね。

しかも おかあさんとそっくりでかつての傷がぱかーっと。
きっついな それは。

春樹の本であったよね。
美人でそして相手の弱みを一瞬で嗅ぎ分けて
そこにがっととどめを刺す同級生の話。

エンリケさんにもその刃が....
前妻でもここまでじゃなかったって
笑ってしまった。
Commented by cazorla at 2015-11-23 02:02
> おーやまさん

私もその話 思い出してました。
そういう種類の人がいる。
でもね 本人は わかってないです。
特に うちの母なんかは。
結構 被害者って気持ちの方が強いかもしれない。
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by cazorla | 2015-11-16 00:39 | 思うこと | Trackback | Comments(16)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla