達磨とお茶 

母はスペインに来る前に 百均で だるまを五つ買った。
目のない あのだるま。
一年 生きたら一つ目を入れるのよ。
10年生きる が 彼女の目安だった。
だるまは 家のあちらこちらに 散らばっていた。
目のあるのも 片目のも 両目のもいた。
年末 突然 片付けを始めて そして だるまさんは五つ
本棚に 並んだ。
両目を 描かれた五人の達磨。

そうか 10年目のお正月。

彼女の気持ちの中で 10年は一区切りされたのか。
それとも 一区切り しようと 頑張って掃除をしすぎて
ダウンしているのか。

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夫の元教え子である Yさんから 年末にお茶が送られてくるようになった。
昨年暮で 三つ目のお茶が送られてきた。




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とても美味しいお茶で 母は とても楽しみにしている。
お茶が来ると セグラ村で 有機栽培している小豆を買ってきて茹でる。
小さな あんぱんを作って いただく。
これが 毎年 暮の行事になった。

写真の左の青い 夏を思わせる柄が 今回のもの。

母は これ コレクションにするの と言う。

そう 3個ではまだ コレクションとは言わないから 
これからも 生き続けて お茶を待ちましょう。


小さな 達磨を 五つ 作ってみようかと思っている。
これから また 新しい10年に向かって。


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Commented by mimizu-clone at 2016-02-04 23:43
整然と並んでるだるま。
皆同じ方を向いてる。
数年前、離島の小高い山の上で、海の方を向いて並んで立ってるお墓を見た。
その方向は、ふるさとの方向と聞いて、ちょっと泣けた。
Commented by おーやま at 2016-02-06 01:47 x
お母さん 私と同じ物買ってる。
20代の頃 だるまを買ったんですよ。
目標がかなったら目を入れようと思って。
そのときもはっきりした目標を決めてなかったから、いつ目を入れようか迷いました。

そうだね。何か好奇心の対象があれば はりが出る。
どうなんでしょう、老いるという事は 興味の対象が減るってことになる?

ところでお母さん、張り子の狐のお面も買ってない?
Commented by cazorla at 2016-02-07 06:27
> mimizu-cloneさん

早速 方向 確認しました。 なんとなく そう。
日の出る方を見ている。日出ずる国。
Commented by cazorla at 2016-02-07 06:30
> おーやまさんの目標って 難しいよね。
かなったかどうか。
うーん。 
観音菩薩のお面は持ってるけど。 
狐のお面 もしみたら買ったんじゃないかな?
海外にすまなかったら 買わなかったかもしれないものってあるでしょ?

好奇心ねー。 今日 車椅子で ちょっと動いてみた。
動けないと 外のものを無視することで 心に蓋をすることで
均衡を保ってしまうのかもしれない。
行動範囲が狭くなるからって好奇心が失せるとも言えないけれど。
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by cazorla | 2016-02-04 18:27 | スペイン年金生活 | Trackback | Comments(4)