選択の自由

スペインという国は 理想主義的色合いが強い国だと思う。
ずいぶん前に フランスで サルコジが大統領に選ばれた時 フランスの新聞記者が
フランスは 基本的に現実的な国民性が強い国だから サルコジは嫌いでもサルコジを選ぶ というようなことを書いていた。
それに比べてかなり夢想的なところがある。
理想は理想でしかないのかもしれないし
スペインの経済が かなり傾いたのも そういうことが背景にあるのかもしれない。
それでも と 思う。
10年前に 書いた記事。

子供たちが 小学校に通っていた時書いたものです。
ダウン症の男の子が一緒に小学校に通っているのを見て なんて素敵なんだろう
そう思って書いた記事です。

ただ 中学に入ると 環境はガラッと変わるらしい。
前回の記事で 娘が 妊娠中に障害のある子だとわかったら 堕すといったのは
中学に入ってから ダウン症の子供に対してのいじめがすごかったから。
あんなにいじめられて それを見守り続けることはできないと。
うちの息子たちも (そして多分娘も、本人は あまり言わないけど) いじめがあったくらいだから。

ある日 食卓で どんな人と結婚したいかって話を 半分冗談で話していた。
その時 夫が 長男に「君は華奢な子が好きだから やっぱり日本人の女の子がいいんじゃないか?」
と言うと 『僕は 日本人とは結婚しない。 だって 生まれてくる子供が チノ(中国人)って言われるから。』
と ボソッと言った。
当時は 中学1年くらい。まだ背が低くていじめられてた。
自分の子供がいじめられるのは 本当に辛い。

娘に言わせれば 私は あんまり現実を知らない理想主義者。
それでも 問題を解決するのが 排除することだったら また違うほころびが出てくる。
私の通ってるコンセルバトリオのあるリナレスには ダウン症のヘススが経営する文房具屋さんがあります。

9年前の記事に 懐かしいマロンママのコメントがあったので引用します。

日本での羊水検査は、どちらかというと産まない選択のために使われている方が多いような気がします。(産むのだったら、他さがしてくださいよというのも聞きます。)
少し前の話なのですが、羊水検査をして、ダウンである確率が高くて、産まないことをあんにすすめられたけれど、結局産むのを選んで、正常児だったという話も(今はもっと正確なのかもしれません。)
「産むのは親のエゴ」とまで言われたそうです。(産んで、どれだけ税金使って世の中に迷惑かけるのっていうことなんでしょうね。)
羊水検査が命の選択の道具になってほしくないです…


生まない自由があるように 生む自由もあるといいな と思います。

ちなみに私もいじめられっ子でした。
その話は そのうちに書きます。
私の時代はそんなにいじめが問題になっていない頃。


e0061699_07203066.jpg
川は 流れが急な方が水が澄んでいる。








[PR]
トラックバックURL : http://cazorla.exblog.jp/tb/24352331
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
削除用パスワード
by cazorla | 2016-05-04 07:46 | 思うこと | Trackback | Comments(0)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla