女子パワー、ガールパワー、女子力。

スペインに住んで、おまけに10年帰国しないと知らない言葉が多くなる。
その上、わかったつもりの言葉も多いので、誤解してしまうことも多い。
女子力という言葉もその一つ。
この記事を読むまでは、もちろん「GirlPower」のことだと思っていた。



私が「女子力」という言葉で思い出すのは、長男エンリケが小学校6年生の時のこと。

学校で運動会というか競技会があった。
毎年、テーマや方法が変わる。
5年生の時はシンプルにマラソンで、次の年は優勝するぞと思っていた。
が、6年生の時は、2人1組で、二人三脚の障害物競走。
くじ引きでカップルが決まる。
平等教育の一旦で、全ての人に優勝の可能性があるように。

友達の前年のマラソン優勝者とサッカー部のヒーローがペアになった。
エンリケは、クラスでちょっと(いえ、かなり)太った女の子と一緒。
エンリケは、かなり失望した。

競技会当日行かないという。
夫がそれは良くないという。
「そんなことしたら、彼女は自分が太っていてとろいから君が行かなかったと思い、傷つく。」
「負けるってわかっているのに、行ってもしょうがない。」
「男は負けるとわかっていても戦わなくてはいけない時がある」とバイロンのようなことを言う夫。

それで、渋々エンリケは競技会に参加した。
出かけるときに夫はもう一つ注意を与えることを忘れなかった。
「女の子が遅いからって無理に走ってはいけないよ。彼女が走りやすいように、気を配ってあげる、それがジェントルマンだ。」

ところが、優勝してしまう。
エンリケの話は下記の通り。

「彼女さ、勝つつもりだったんだ。足を結んで、ゆっくり彼女と進もうとすると
『何やってんのよ!行くよっ(ヴァモノス)!!』ってすごいんだ。
で、優勝候補の二人組がからかって笑っていると、足にくくりつけていた風船が割れちゃった。
風船が割れたら、失格というルールがあるから、僕たちは2人で気をつけて走った。」

これぞ、女子力だと感じました。
私なら、スポーツマンの男の子と組んだら、相手に申し訳なくて、緊張しちゃうか、諦めるか、やめちゃうか。
でも彼女は、頑張ろうって思って、結局、本当に勝った。

エンリケもこのときポジティブシンキングが大事だと学んだ様子。

実は女子力で別のことを書きたかったんだけど。
日本は男尊女卑と言われるけれど、日本女子は仕事ができるし、女子パワーはすごいと思ってます。
政治家の女性の割合が低いというけど、政治家になりたくないというのは理解できます。
銀行に行っても、色々ちゃんとわかってるのは女性の方です。
日本の女子は最高です。

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女は体力。
娘、エクササイズ中。
母もよく自転車こぎなどやってました。
私もプールに通ってます。




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Commented by antsuan at 2017-07-02 21:47
カソルラさんところの「女子力」、すごーい!

うちの子も「ボジティブな考え」がなかなか出来ないでいます。
これはカミサンの血を引いているからだと思っているんですが、養老孟司によると、「女は実体だが、男は現象である」の名言にある通り、女のほうが無意識に基づいて行動するのだそうです。
となると、ポジティプな行動は女性の特権なんじゃないでしょうか。
ですから「女は愛嬌」ではなく「女は度胸」が正しいわけで、いまごろ「女子力」なんていっているのがおかしいンじゃないでしょうか。
Commented by cazorla at 2017-07-03 07:20
あんつぁん

女は度胸 ていうのはなんとなくわかるような。というかあんまり深く考えないから、(私など)怖いもの知らずで進んでいくような気がします。母もスペイン移住に関して、皆様から勇気があるなどと言われていましたが、ほぼ何にも考えていなかったようです。

うちの夫もペシミストで、考えない方が良いといつも言ってるのですが、こういうことはそれぞれのキャラなので変えようがないのですよね。

「女は実体だが、男は現象である」しばらく、これについて考えてみたいです。深そうですね。実体はわかるんだけど、現象の方がまだよくわかっていません。うーん、難しい。
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by cazorla | 2017-07-02 19:58 | 思うこと | Trackback | Comments(2)