ふるさとを持たない少年たち
2017年 08月 27日
逆に言えば、ふるさと感覚が無いから他民族の領地を侵略するのではないかと思うのです。
移民も難民も結局は国家を捨てる事ですから、他の民族に溶け込む覚悟が無い限り、平和的解決にはならないのだと思います。
日露戦争で捕虜になったロシア系ユダヤ人のヨセフ・トランペルドールは、日本人は民族=国家という意識を持っている事に気付き、ユダヤ人のためのイスラエル建国に尽力しました。欧米諸国並びに中東では民族が入り乱れていますが、地道に民族の故郷(国家)を確立する作業が必要なのではないでしょうか。
日本は単に島国だからそうなんでしょ?
島国で、侵略する利益がないからそのままほったらかしにされてるだけで、もし茨城あたりで石油が出ていたらそうはならなかった。
狩猟って言いますが、ヨーローパは農業国家ですよ。
日本だけが農業してるわけではない。むしろ農業をやめて、自給自足さえできないのでは?
日本はそれぞれの場所が閉鎖的で、故郷などない人が増えつつあると思います。そこから出ない限りそういうことに気づかないのです。
もう少し、世界を見つめてグローバルな意識をお持ちになった方がいいと思います。
生まれた時に住んでた借家は僕の記憶にない。
僕の故郷は、生まれてからしばらく預けられてた母方の実家。
でも、それも震災で今はもうない。
そうなると、僕の故郷はどこなんだろうとよく考える。
僕は結局故郷と呼べる土地をこの齢まで持つことができていないわけだけど、
そのおかげで住めば都的にどこの土地に行ってもそれなりに順応できているようです。
東京って、いいでしょ?結構懐の深い街だと思ってます。とはいえ、私はそこで子育てができなくてスペインに追い出されたわけですけれども。私が住んでいた家は母がスペインに来るとき売ってしまってもうないし、もう帰るところも、なくなって。どうしよう。日本の通帳すら持てない私はどうしたらいいんだろう。そもそも、もう日本になんか帰らないと思っていたからなんでもかんでも簡単に捨ててきてしまったんだけれどね。人生ってもっと簡単だと思ってた。面倒なことがいっぱいある。