映画 アラトリステの撮影をした街 ウベダ Ubeda
2006年 08月 11日
ウベダの大聖堂です。Sacra Capilla de El Salvador1536年建設。これはカソルラにある廃墟サンタ・マリアと同じ建築家の作品。
カソルラの教会は 残念ながらナポレオンの時代 フランス軍に攻められ壊れてしまいました。
(ちなみに その時果敢に戦ったカソルラの軍隊の報償として カソルラは小さな村ですが 「市」の称号があたえられています。)
こちらは 撮影風景。Diario AT より
ところで この大聖堂には入り口に二つの彫刻があります。
普通 大聖堂を造る時 大変の出費ですから 貴族が寄付をします。
これは寄付をした貴族の家紋です。
男性の像がついているのが 夫の家の紋。
女性の像がついているのが 妻の家紋。
スペインは今でも結婚しても苗字が変わりません。 それぞれが自分の姓を名乗り それぞれの家族のお墓に入ります。
ですから 寄付をした場合も夫婦ですることですから 夫と妻 それぞれの家紋がはいるわけです。 16世紀のスペイン 意外と男女平等? 結構 感心してしまいました。
ウベダの陶工 ティトの店の入り口。
緑色がウベダらしいセラミックです。
今よりさらに 小さくて きれいな街でした。その街のすぐそばに住むようになるなんて ちょっと運命を感じます。
子供達の姓はどうなるの??
ちょっと気になっていたことなんですが・・・・
ウベタの街ですね、メモしておきます!
機会があったら・・じゃない、機会を作って是非うかがいたいと思います。
時間は沢山あるし(*^_^*)
地理感が全く無いのですが、バルセロナからだとどの位かかるのでしょうか??
教会に関しては建物がいくらすごくたってそこに神様がいるわけではないのでしょうが、なんとなく錯覚を起こしてしまいそうになるのが人間ですね。そして、昔は今よりずっと錯覚を起こしやすい時代でした。というか、錯覚にすがらなければ生きにくい時代でした。それ故に幸せであったこともたくさんあるのでしょうが。昔の人の声が聞こえてきそうな気がします。
昨年彼がスペインへ遊びに行った以来「次住むのはスペインだ〜」と燃えていたので、私の中では勝手に「スペイン=素敵」となっています(笑)
是非一度行ってみたい・・・!
いつも 密かに読んでました。 たくさん本を読んでいらっしゃって びっくりします。 そして どう関連させて書いていくか。 とっても興味深い記事ばかりです。
こちらこそよろしくお願いします。
反対に よく第二の姓は ってスペイン人にきかれます。
二つ姓があるのが彼らにとっては普通なんですよね。
ひとつだと 私生児みたいな感じみたいです。 だから 日本ではひとつだけよ といっても 不思議そうにしています。
こじんまりした良い街だとおもいます。 パラドールも グラナダとかのように予約がたいへんではなく いつでも行けて でもそれなりに雰囲気をたのしめて。 いいですよね。