山火事とナショナリズム

77,000ヘクタール焼き切ってしまったガリシアの山火事。
精神異常者 アルコール中毒 そして 消防士。
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この女性は72歳で 33ヶ所に火をつけました。
孤独が原因なのでしょうか?
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彼は消防士でした。
最近は スペインは 「ナショナリズム」が流行です。
流行と言ってよければ。
バスクはバスクの文化 ことば
カタルーニャはカタルーニャ
そして ガリシアはガリシア語
そして ガリシア語を話せない消防士はみんな首になってしまいました。
そして 職を奪われた消防士たちが 火をつけていたらしいのです。
カスティジャーノ いわゆるスペイン語が公用語のスペイン
国としては 全ての国民が働く権利がある。
ガリシア語を話せないから解雇というのは憲法違反ではないのでしょうか。
そしてその土地のことばをしゃべれなくても 解雇されるというのはおかしい。
もちろん 火をつけるのは 行き過ぎですが。
ナショナリズムのゆがみがこんな所にまで出ているのだな と思いました。

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今日の新聞にはこの写真も載っていました。
ナショナリズムと関係なく 遠く離れた国で母国の皇室の方のニュースが新聞に出ているととても嬉しく感じます。
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Commented by Sanae at 2006-08-18 05:37 x
ひょえ~(@@)なニュースでびっくりです。バルセロナに着いた時、せっかく持ってきたスペイン語の辞書や会話集に載っていない単語ばかり(そう、カタラン、カタルーニャ語だったのです。)に戸惑ったものですが、なんだか内戦はやっぱりそんなに昔のことではないのだな、と思わせる出来事ですね・・・。それにしても、言葉を話せないからと言って今まで働いていた人たちを解雇するというのは理解できません。土地の文化や言葉を大切にする気持ちは理解できますが、排他的になってしまっては意味がありませんよね…。なぜ人はこうも自分と他者を同一視しようとしてしまうのでしょう…?自分がされると拒否反応を示すくせに…ですよね。人と人が個々の違いを認め合わなければ、争いごとは絶えませんよね…。そして、孤独は誰のせいでもなく、自分の心が作り出している幻だと気がつくべきでもあるように思います。視点は常にひとつではないのですから・・・。
Commented by neco-z at 2006-08-18 05:55
オランダがらみですが、オランダ人ってみんな英語が達者なんです。で、オランダに住んでいる外国人はオランダ語を話さず、英語だけで通すっていうのがわりに多くて、私もダンナも1年間住んで、オランダ語話しませんでした(ちょっと後悔、いや、かなり)。その時何人かのオランダ人から『オランダ語しかしゃべれないんじゃ世界が狭くなりすぎる。ここは小さい国だからね。英語話さなきゃ。一生英語だけでもいいよ。』と言われて、すごいなと思いました。外の世界を見てる。
私の住む町には、無料のカタランとカステジャーノのクラスがあるそうですが、カタラン先にやらないと、カステジャーノは取らせてもらえないそうです。カタラン話せればそれで事が全て済むから、カステジャーノは必要ないってことなんですって。内側を見てる。

Commented by gyuopera at 2006-08-18 06:24
ガリシア地方の火事は本当に恐ろしかったですね。ガリシア語が話せないからクビなんて、許せないですね。あまりに視野が狭すぎる。カタルニァもものすごい勢いでカタラン語一辺倒に傾いています。若い人たちはろくにスペイン語さえ話せない人たちが増えている。これは大変なマイナス面を生んでいることに気が付かないのでしょうか。今に人々は、自分たちが政府の犠牲者だと思い知る時が来るでしょうが、まだ先のことになりそうです。
Commented by nanatea at 2006-08-18 07:08
すごい火事だったんですね。 にしても消防士が火をつけるとは(絶句)
グローバル化が進むといわれる中で、何か人間の心に火をつけるんでしょうかね? 必要以上の「ローカリズム」への固執をあちこちで感じるような気がします・・・。 
Commented by peque-es at 2006-08-18 10:28
ガリシアの山火事、胸が痛みます。
スペインでは毎年、土地開発を進めようとする力が背後にあると言われる放火が原因の山火事のニュースを聞いてましたが、今度のはそうではなかったんですね。
ガリシアに行った時、ガリシア語しか話さないお年寄りに道を聞いて、答えてくれたのに全然分からなかった経験がありますが…標準語が話せないと公的な仕事につけないというのは未だ分かる気がするけど、方言(ガリシアの場合は言語ですが)が話せなくて首になるというのは…
皇太子ご一家、オランダだっけ? 王室の招きを受けて静養に行かれるとか。色々口ウルサイ日本を離れて、のんびり楽しんでいただきたいですね。
Commented by eaglei at 2006-08-18 11:23
皇太子御一家の写真、素敵ですね~。
天皇家は基本的人権がないのに、今のその活動は評価できますね。
そして、少しも偉ぶらない振る舞いには、感心します。
Commented by seilonbenkei at 2006-08-18 18:13
ナショナリズムは差別につながるというか、差別そのものですね。
その環境で容認される差別は正当化され、差別ではないように扱われている気がします。
Commented by nakanokeiichi at 2006-08-18 19:53
最近の日本では nationalistとpatriotが混同されている気がします。
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:33
サナエさん 特に四十くらいになると ほかで仕事を見つけるのも大変だと思うんですよ。 ガリシアは大学の授業だってカスティジャーノでやってるんですから(夫はガリシアの大学に行きました。) ですから 公務員の仕事をことばで制限したりまして 解雇なんてもってのほかですよ。
でもこの大火事 なんだかほんとうにこの社会のゆがみを反映しているようでとても怖いです。つぎにどこかで起こることもあるかもしれない・・・・
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:37
neco-zさん オランダ人ってもちろん嫌な人もいるかもしれないけど イメージとしてとてもオープンですよね。 英語だけでも生活できるなんてすごいことです。 テレビも字幕スーパー たぶん付いてるんでしょうね。英語放送も多そう。 その土地の人がその土地のことばを大事にするのはよいことだけどほかから来た人にも強制しないでほしいです。
日本は方言が消えていったけどまたあらたに方言ブームになったって ほんと?。 方言でしか表せないこともありますよね。
ちょうどよいところに収まると良いのに・・・です。
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:40
gyuさん カタルーニャはカタランとカスティジャーノ両方学ぶから マドリッ子より語学が達者とある人が言ってましたが カタラン一辺倒になったら 旅行者にとってもちょっと困りますね。 観光的にも スペイン全体から来ているのだと思うし。 そこまでカタランに固執するなら カスティジャーノの影響を受けていないマジョルカのことばのほうがさらなカタランなのではないかしら?
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:43
ペケさん 正確に言えばガリシアだって その土地土地で方言があるし
バスクなんて 村ごとに全く違うバスク語なんですよね。でも ナショナリズムで バスク語も 人工的に作って お友達のお母さんは もう百に近い人ですが バスク語を話すけど標準バスク語はまったくわからないそうです。

そうそう オランダに行かれるんですね。
なんだか雅子さま お顔が輝いているようで 
充分静養してほしいです。
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:45
eagleiさん なかなか素敵な写真ですよね。
愛子さまもとってもかわいらしい。
外国の新聞に載る写真は 少し違う角度で見られたりします。
小泉さんもちょっと違う。
でも 政治家の中で小泉さんはハンサムだから 新聞に出た時はなかなかよかったです。
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:47
セイロンベンケイさん ナショナリズムは閉鎖的です。そして メランコリックな美があって たいていのことは美化され正当化されると思います。
そこに酔っちゃうと 間違いがわからなくなります。
Commented by cazorla at 2006-08-19 04:49
なかのさん 日本はとくに愛国と国粋がごっちゃになる傾向があると思います。 ヨーロッパだと ナショナリズムが盛り上がってくると 王家が逃げ出すけど日本は王家を持ち上げますから。
ヨーロッパの王家はインターナショナリズムですね。
Commented by cazorla at 2006-08-19 06:00
ななさん ローカリズムですね。 本来の伝統を大切にするのは素敵だけど行きすぎて 閉鎖的な空気が 流れていると思います。
移民が 今年は昨年の十倍だそうで そう言う中で職を追われている人たちがますます結束して 空気が重くなっていくような。
解決はこの 連鎖をどうにか止めるしかないと思うのですが・・むずかしいですね。
Commented by obreykov at 2006-08-21 00:26
Cazorlaさん、ひどい山火事でしたね。被害を受けた方たちのことを考えると心がいたみます。

さて、雅子さまご一家、オランダ語訪問のニュースはこちらでも見ました。雅子さまの御容態がいかがなものかと思っておりましたが、お写真ではお元気そうで、ホッとしました。うるさいマスコミやら離れて十分な静養ができることをお祈りするのみです。
昔の外交官時代を思い出されて、きっと良いご静養になると信じています。
Commented by cazorla at 2006-08-23 02:22
obreykovさん とくに年を取って 思い出いっぱいの家を失った方 また体が弱い年取った人や子供達で逃げ遅れた方 ほんとうにお気の毒です。 とても緑の多いきれいなところですのに。

雅子さま のんびりして元気になられるといいですね。
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by cazorla | 2006-08-18 04:11 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(18)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla