アルメリア・カボ・デ・ガタ(アンダルシアの海)

e0061699_65963.jpgアルメリアの海に行ってきました。アルメリアの場所は アンダルシアの地図をご覧ください。 右下の緑色のところです。 ヨーロッパで唯一の 砂漠地帯。 自然公園が広がります。 その中でいちばんきれいなカボ・デ・ガタ。 アルメリアの西にあります。
もともと アルメリアの中で一番有名だったのは モハカ。 ここはヒッピーが集まった美しい村のあるところ。 ゴアにしろモハカにしろ ヒッピーはいつも一番きれいな場所を知っています。
最近 ヒッピーが一番愛した本のひとつ 指輪物語が映画化されてヒットしましたが もしかしたら世界が少しヒッピーに近づいてきたのかもしれません。
ただ 残念なことにモハカは ホテルが乱立して昔の面影はなくなっています。

だからでしょうか アルメリアはカボ・デ・ガタの自然保護に力をいっそう入れているようです。
今年は 7月・8月の間は浜に自家用車で行くのを禁止されました。 公営バス(無料)か徒歩 または自転車。 これで ゴミの量がずいぶん減ったそうです。 公営バスは無料にせず わずかでも有料にして自然公園の保持のためにつかうべきでは とは思うのですが こういう試みはほんとうに嬉しいことだと思いました。 どこの地域も観光客の減少を恐れて 決断がくだせません。結果 ほんとうに自然を好きな人たちが来なくなってしまいます。

1日目の浜はここ。 死の浜 プラジャ・デ・ムエルトと呼ばれています。
かなりの距離を歩かなくてはいけないので 以前はそんなに人がこなかったのですが ビスバルがここで歌ってからは けっこう人気スポットになっています。
とは言え やはり 歩かなくてはいけないから 満員 というわけではありません。

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e0061699_7102055.jpg砂ではなく こんな小石がたくさん。 ぬれるときれいに光ります。 この日は お水もあたたかく 寒がりのスペイン人 我が夫もかなり水の中で過ごしました。
2日目は カボ・デ・ガタで一番有名な浜 ヘノバとモンスーンの間の 秘密の浜辺。
ここも結構歩きます。



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e0061699_7151466.jpg大きな蟻塚を見つけたり 山羊が草を食べるのに遭遇して。
ここはナチュリスタが多いです。
natura自然・本質の派生語で naturistaと naturalistaとがあるのですが ナチュラリスタは きちんとした自然科学の知識を持って 自然を愛し 観察し 自然とともにいる人ですが ナチュリスタは 知識がなく 自然を愛している人。 
e0061699_7153054.jpg頭ではなく 身体ごと自然を感じてる ということで ヌーディストのことをこう呼んでいるそうです。 私は自然が好きよ と言う意味でうっかりナチュリスタです なんて言ったら誤解されるのでしょうか。
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カボ・デ・ガタに一番近い町 サン・ホセにはなぜかイタリア人がたくさん住んでいます。
イタリア人のやってるイタリアン・ジェラードのお店もあります。
娘は イタリア語聞いてちゃんと意味がわかる。
スペイン語ネイティブだと そう言うメリットがあるのね。
ポーランド語わかるとスラブ系のことばがだいたいわかるって言うし 日本語だけ ほかのことばが理解できないのは。 中国語 弱冠読める程度ですな。
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Commented by pfgia at 2006-09-16 08:39
素敵なところじゃないですかっ、溜息が出るような海の色ですね。
娘さん、しっかりバイリンガルで育っているのですね。
スペイン語が出来るようなった私たちもイタリア語へのスライドは可能だと思いますが、娘さんが頭の中で行うスライドと雲泥の差なんだろうなぁ。日本語、どうなんでしょう。旅先で中国系の人たちと筆談しました、苦笑。
Commented by euripides at 2006-09-16 09:12 x
 キーワード検索でたまたま「東中野発スペイン行き」を拝読しました。私も昔、新日○文学会の隣の木造モルタルのおんぼろアパートに住んでいたことがあります。
 スペインにお住まいとはうらやましい限りです。
 今日の海の写真で、ガルシア・ロルカの詩を思い出しました。この詩、大好きなので紹介させていただきます。

「海」

海は
蒼空のルシフェル
光たらんとして
堕ちた
天空 
Commented by greenagain at 2006-09-16 12:40
美しいところですね!
車乗り入れを廃止すると自然保持になる、観光客減少を恐れて決断が下せない、日本も共通した問題点があるように感じました。
Commented by seilonbenkei at 2006-09-16 13:28
ナチュリスタのcazorlaさんの写真を楽しみにしてたのに(^^)
アルメリアと聞いて紅の豚を思い浮かべた私。考えたらアルメリアではなくアドリア海だったわけですが、イメージはそれほどかけ離れてないだろうということで良しとしました。私ってこんなんばっかし。いつも大腿、、、もとい、だいたい(笑)これってナチュリスタに分類されますか?
まるでPLフィルター(写真用語。空の青をハッキリ出す偏光フィルター)を使ったような空と海の色。浜は死かもしれませんが、空と海は生き生きとしてますね。
日本はもうすっかり秋で海水浴なんてとんでもないですが、脳内に夏の思い出ができた気がします。
Commented by sahanji_yoko at 2006-09-16 14:43
じゃあわたし、ナチュリスタ。知識はあとから勉強していくということで。
まず、みんなが自然を愛して、知識をもって自分の責任を考えるようになればいいかなー、なんて。ちょっと軽すぎかもしれませんが。

職場から信楽まで陶器の買い付けに行く時、山の中のくねくね道をとおります。危ないんだけど、雨あがりの霞とかきれいなんです。桜、山藤、霞、紅葉と年中きれい。でも道がわるいんで、今整備中。
きれいなものをみんなに知ってほしいけど、でもひっそり隠しておきたくもあります。
Commented by anthonberg at 2006-09-16 15:31
わ〜〜、同じ海でも何か違うなぁ!と思いました。
写真に写っている方はご主人?ポストカードみたいな写真ばかりですね!!
スペインにもヌーディストビーチってありますか?
デンマークはどこでもヌードの人がいますね。もう気にならなくなってきましたが自分は出来ないなぁ。
言葉の話、スペイン語が出来るとイタリア語やギリシャ語など理解出来るものなんでしょうか?
またそちらの言語を勉強するとあっという間に覚えられるとか?
北欧も母国語で会話出来るから不思議です。日本語って駄目ですよね〜。他の国の言葉とリンクなし、あ、中国は漢字があるけどわからないですよ。字幕があれば少しは想像で理解出来るかもしれませんね。ポーランド人とロシア人は母国語同士で会話してましたよ。うむ…。
Commented by Mambo19 at 2006-09-16 16:38
ナチュリスタの私ですが、森林インストラクターを3日間だけ目指した
事も過去にはありました。それはいいとして、ハエンからだとアルメリア
結構近いんですね!とっても綺麗な海でしかも時期をはずして行った
方がゆったり楽しめそう。
Commented by オリーブ at 2006-09-16 17:59 x
お天気に恵まれて、よかったですね。ちょっと心配してましたが。
私はPlaya de los Muertosが一番好きです。
うちの母が日本から来てくれたときも、連れて行きました。
崖のようなところを下るのに必死でしたが、頑張る甲斐がある海岸ですよね! 特に風がない日はプールのように静かだし。
くらげはいませんでしたか? 今年は大量発生してるみたいなんですけど。
Commented by junjapon at 2006-09-16 18:49
こんにちは!すごく綺麗な海ですね!実は6・7月にアルメリアへ主人の用事で一緒に行ったのですがゆっくりできなくて。海は車で通った時サ~っと見ただけで・・・こんなに素敵だったんですね!今度はゆっくりみたいです!私の見たのは野菜のハウス栽培の為見渡す限りプラスティック(?!)の海でした!
Commented by transitroom at 2006-09-16 21:43
ひゃ~!素敵な海ですね(゜o゜)
それにしても娘さん凄いですねぇ...日本語に弱いってのは愛嬌ですね(^^ゞ
方言にコギャル語(死後?)まで加えたら、日本語も難解ですから...(笑)
Commented by obreykov at 2006-09-16 23:50
私の知っている海とは全く違った感じの海ですね。いかにも南スペインという感じですね。砂浜ではなくて小石というのも素敵!植物が違うのでしょうね。

スペイン人も冷たい海には入らないのですね。スウェーデン人は15度の海でも入ってしまうからぶったまげてしまいます。
うちの子供はスウェーデン生まれではありますが、日本とブルガリアの混血なのでか、やっぱり友達達の誰よりもすぐに冷えてしまうようです。
私も25度は欲しいです。。。
Commented by neco-z at 2006-09-17 05:21
義母がモハカにピソを買って、いいところだ、いいところだと言うのでセマナサンタに片道9時間かけて行きましたが...好みでなかったです。近くにこんなにいいところがあるなら また挑戦してみようかな、9時間ドライブ...。
カボデガタの違法建築ホテルを遠くに見ましたが、あんな手付かずの自然の中にあんなのができちゃって興ざめ。作ったほうはそれが狙いだったんでしょうが...。取り壊したとしても元に戻るにはものすごい時間かかりますね。それどころか元には戻らないかもしれないし。

うちの近所の海なんかでも、本当にゴミが多いの。ここ数日の豪雨で(すごいんですよ、これ)、ゴミが一気に海に流れ込んだんですって。特に、犬の糞とかコンドームとかがいっぱいで、海で泳がないようにって注意報出たって話です。
Commented by cazorla at 2006-09-17 05:59
pfgiaさん 日本語はどうなるかわかりません。 一応日本で育ったので しゃべるんだけど 複雑なこと論理的なことを彼女の年相応にしゃべるとしたらやはりスペイン語。 この間はドイツ人の子と英語でおしゃべりしていたから ことばに対する広がり(みたいなもの)はあると思いますが。
少なくとも私よりましかな?(笑
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:01
euripidesさん いつごろですか そこにいらしたのは。 完全に私の生活圏ではないですか。 文学学校 途中で改築したのですが 汚い建物だった時のこともごぞんじですか。 きったない靴がいっぱい脱ぎ散らかって 若者が集まってました。 私 散歩していてつれこまれましたよ。
素敵な詩をありがとう。これは長谷川四郎さんの訳ですか。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:02
greenagainさん なかなかこの決断が下せないんですよね。長い目で見れば絶対エコのほうが 経済効率は良いと思うのですが やはり 短い単位で考えてしまいますね。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:11
セイロンベンケイさん 紅の豚 なつかしいですね。 当時つきあってた人が肥り始めて この映画を見ながら「ほら 豚だってこんなにかっこいいんだよ」と 言ったのを思い出します。 全然ロマンチックな恋話ではないですが。 ここから 山のわが家に帰ったら急に秋になっていました。
秋ってやはりきゅんとなってロマンチックですよね。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:13
さはんじさん 焼き物の里って すごく自然が残っているところ 多いですね。 わかります。 ここの海もみなさんに知ってもらいたいけど 一方で最近人が沢山来すぎ とも思ってます。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:16
anthonbergさん 特にヌーディストビーチと限定してませんが どこでもヌーディストはいます。 2日目に行ったこのビーチも たくさんいました。 北欧の人 ドイツ人が多いですがスペイン人もいます。 スペイン人の場合はあまり年取った人はいないと思います。 年取った人はやはりドイツの人が多いみたい。 やはりヌーディストの歴史がちがいますね。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:19
マンボさん 春先が 花がたくさん咲いてきれいですよ。 6月くらいが 一番良い季節かもしれません。 五月でも 泳げると思いますが。
瀬戸物も きれいな鮮やかな色のものが多いです。
そうそう アルメリアは 波が穏やかなので子供連れには最高です。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:24
オリーブさん うちの母もそこで小石を拾うのが大好きです。 今回は波も静かで 暖かくラッキーでした。 クラゲはみかけませんでした。今年 地中海に大量発生しているようですね。 アンチョビーの取りすぎだそうですが・・・・
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:26
junjapon さん グリーンハウスができるまでは 農業の出来ない地区だったので 土地が豊かだそうです。 今ではどこのスーパーもアルメリアの野菜でいっぱいですね。 次回はゆっくりされてください。 陶器やおりものもきれいですよ。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:27
トランジットルームさん コギャル語 だけでなく しばらく日本に帰らないとわからないことばがいっぱいになります。 この間までは母がたまに雑誌を送ってくれていたのですが 今はこちらにいるので ネットだけが唯一のじょうほうげんになりました。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:32
obreykovさん やはり身体を包む構造とか熱の発散の仕方が根本的に違うのでしょうか。 スエーデン育ちでも違うんですね。 娘は特に痩せているせいか 冷たいと絶対入りません。 私は 折角来たのだから~とがんばっちゃって後で疲れます。
Commented by cazorla at 2006-09-17 06:36
ねこぜさん モハカですか  今は ちょっと アメリカンリゾートぽい?(実はアメリカとか知らない。イメージです。)
大きなホテルが沢山で 静かな感じで楽しめないですね。
カボ・デ・ガタ きっと ねこぜさん家族 の好みだと思います。
でも 季節はずれがお勧めです。 9月か5月 6月。 
昔 タラゴナに行った時は 水がすごくきれいだったけど 沿岸に違法の高層建築を建てている地域も多いから汚れるんですね。
Commented by euripides at 2006-09-17 11:38 x
 東中野、私はずいぶん昔のことです。団塊の世代ですから。
 当然、新日本文学会の建物は昔の古いもので、夏など窓を開け放って昼ねなどしていると、文学学校の講義が聞こえて来たものです。
 ただし、残念なことに昨年、新日本文学会は解散いたしましたね。
 ガルシア・ロルカの詩「海」の翻訳は長谷川四郎さんではなく、グスタフ・ルネ・ホッケというひとの「文学におけるマニエリスム」という著書のなかにアンソロジーとして訳出されており、多分、翻訳者の種村季弘さんがご自分で訳されたものと思います。図書館のロルカ全集にあたってみましたが、そこには載っていない詩なので、はっきりとした出典は不明です。
Commented by cazorla at 2006-09-18 06:26
euripidesさん 解散したのは知りませんでした。 思い出深い場所だったのに。 私の持っているロルカの詩集にも載ってないようでした。
素敵な詩をありがとうございました。
Commented by chiota at 2006-09-18 06:37 x
初めてお邪魔しています。
去年からアンダルシアに住んでいる新米 Chiota と申します^^

ネットをウロウロしてて辿り着いたんですが、楽しいブログですね!
勢いに乗って、過去の記事まで遡って拝見しちゃいました。

スペインに来て1年未満、しかも今年は忙しかったこともあって
実はまだアンダルシア東部には足を踏み入れたことがないんです。涙
週末を利用して、グラナダまでがいっぱいいっぱいで・・・。
でも今年はもうちょっと頑張って時間を見つけて、まずはアンダルシアを、
そしてその後は、スペイン全土を少しずつ知って行きたいなぁと思ってるんです。
だからcazorlaさんのサイトで、お話を楽しませてもらいながら
色んなことお勉強させてもらえたら、と思います♪

というわけで、中途半端ですが、今日はこの辺で・・・^^;
是非またお邪魔させてください。
Commented by cazorla at 2006-09-18 07:27
chiotaさん はじめまして。 私もまだまだ行っていないところがたくさんあります。 そもそも来て早々妊娠してしまって 2年間ほぼ動けなかったのです。 現在は 気軽にどこでもと言うわけにも行かなくなったので やっぱりこのあたりをうろうろしています。 大学院に行かれているんですね。 そちらのブログも興味深く読ませて頂きます。
Commented by eaglei at 2006-09-18 10:16
小石の砂浜ってキレイなんですよね!
波で、砂が巻き上がらないからでしょうか?
ここで一度泳いだら、身体にカビが生えないように思います。(笑)
これだけキレイだったら、タヒチに行く必要もないですね。

Commented by cazorla at 2006-09-18 17:42
eagleiさん 私はどこでもいいのですが 夫はスペインを離れたいと思ってる。 外国生活って日本でですが  外国生活が長いと 自国になかなかとけ込めないらしい。 私もそうなるのかな? タヒチの次の候補は父島です。 父島 一度しか行ってないけど やっぱりきれいですね。 海の蛍? きらきらきれいでした。
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by cazorla | 2006-09-16 07:36 | アンダルシア | Trackback | Comments(30)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla