スペイン貧乏旅行記② ボンジュール 子供達!

マドリッド滞在中にパスでトレドに行きました。
スペインで旅行する時は バスの方が町の中心まで行くので おすすめです。
電車は 駅がたいてい 町のはずれにあるので ついてから少し歩かなくてはいけません。
それに 旅の途中もバスからちいさな村か゜たくさん見られます。
ただ もしバスの最終目的地ではなく 途中下車したい場合は どこだかよくわからないので 運転手さんに おねがいしといたほうがよいです。 すると すぐに 「ほらそこにいるピンクの服を着たセニョーラが そこで降りるから 彼女が降りる時一緒におりるといいよ」などと 教えてくれます。 
この時の旅で トレドには二回行きました。 一回目は スペインに来てすぐ 当時の恋人M君と
そして 2回目は 最終週に知り合って ホテルをシェアした だいもんちゃんと。 マドリッドからトレドにバスで近づくと 一つの世界 中世の街のような が 出現して感動的です。
ここには アルカサール きれいなカテドラル そして エル・グレコ美術館があります。
少しだけ観光して 食事をし 広場で一休みしていた時 子供達につかまりました。
特に ラケル。 十才のラケルは 質問魔。
「どこから来たの?」
「TOKlO知ってるよ。何人 人が住んでるの?」
「靴のサイズは」
「頭のサイズは」 どうせ私は頭がでかいわよ!
「結婚してるの?」
「どうして結婚してないの」
「いつ結婚するの」
「子供はほしくないの」
「HOLAって日本語でなんていうの」
「こんいちは これでいい? こんいいいちは こんいちいちは こんいちはよね。」
てな わけで 広場の子供達がはしりまわっては ぶつかり ぶつかるたびに「こんいちは」と挨拶する という遊びを始めました。 その間にも 男の子達が来て 木に登るのを手伝ってあげたり M君が 絵を描いてあげて どうやって描くか教えたり そして サッカーを始めて
私は 女の子たちと 「彼とのこれから」について 質問攻め。
日本での一般的な 結婚式のこと などなど。
で 結局 午後から行こうと思っていたエル・グレコ美術館には行けませんでした。

当時の子供達は生き生きしていたな と思う。
もちろん 旅行者の目と住んでいる立場では違うと思う。
でも もっと 人に興味が つまり純粋に好奇心があったと思う。
たいていの街では 子供達は私を見つけると 「ボンジュール」と声をかけてきた。
当時は 外国人→外国語→フランス語 という図式が成り立っていたのだと思う。
日本で全ての外国人がアメリカ人だったように。
「ボンジュール」と フランス語ではない国で 答えるのは恥ずかしかったけど 子供達が きれいな笑顔で 声をかけてくれてるから 私も大きな声で答えた。
「ボンジュール」

かつてのトレドや ほかの 地方都市の子供達は 外国人 特に アジア系にはなれていなかったと思います。 今のほうが 観光客も増えたし 中華料理屋も増えて 外国人はたくさん見る機会があります。でも 外国人や見知らぬ人との 交流の仕方を心得ていた。 昔の子供は能動的だったと言えると思います。
それは受動的な情報が氾濫しすぎて それらをどう処理していいかわからなくなっているのではないかと思います。 だから 今の子供達は 無関心? 
村上春樹が 遠い太鼓の中でもギリシアの子供のほうが ローマの子供よりきらきらした目を持っている というのは そういうことなんだなと。

 十才のラケルも今は26才。 
今も世界中に興味津々で生きているのでしょうか。
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Commented by junjapon at 2006-11-07 02:45
質問攻め、わかります。その初めてスペインへ行った時、主人の村、も~彼の家でちゃっかりお世話に随分なってました(笑) 2泊くらいさせていただいて、その時ちびっこたちが、日本人みせて~と彼のうちへおしかけてきました。はじめて見る日本人が私・・・申し訳ないですが(お笑い顔なんで)。結婚して少し彼の村の住んでました、やはり日本人は1人。でも4年前に中華レストランが小さな村に開店し、ス-パ-でアジア人が一緒になったとき、少し嬉しかったです。今の町も私日本人1人。エスコリアルでは6人くらいとか??←実際少ないですが私から見たら大人数でした!
Commented by bcnkahosumi at 2006-11-07 06:38
ちょうど私が初めてフリーでヨーロッパを訪れ、スペインに来たときと時期が重なるんです! 私はcazorlaさんのいらした時期の2月に10日間程度ですが・・・・
グエル公園で、小学校の高学年か中学生ぐらいの女の子たちに、サインをちょうだい!と言われて戸惑った思い出があります!(笑) 結局、自分の名前を漢字とひらがな・カタカナで何回も書きました・・・ 今はそんなこともないですね・・・ 私がおばさんだからかも(笑) 
英語は通じないし、オリンピック前の建設ラッシュで埃っぽく、お天気も今ひとつで、「こんなところに住みたくない!」と日記に書いていたことを思い出しました。 人生何が起こるかわかりませんね・・・ その街に暮らすことになるなんて・・・(笑)
Commented by honn623 at 2006-11-07 07:49
とっても楽しげな様子!
子どもは本来、能動的。ああ、そうですよね。
海外ではどうかわかりませんが、昔はたくさんの人が家に出入りしていたり、他人との交流が盛んだったりして、興味の対象がつきなかった。
他人と身内の線引きが曖昧だったんですね。
そうしていろんなひとがいるのだと知っていった感があります。
今は?どうなんでしょう。見知らぬ他人は外の世界のひとたち。で、口をきいてはいけませんと言われている。
世知辛いです。
Commented by sahanji_yoko at 2006-11-07 11:14
マドリッドでは、ヨーロッパの都市ではじめて、日本人観光客向けの日本語表示をはじめたそうですよ。(と、雑誌で読みました。)

父の友人が、30年ほど前にスペイン北部を一人旅したとき、やっぱり子供たちにかこまれたそうです。そのあと、村の長老らしきひとがきて、村長さんのうちで歓迎会してもらったそう。cazorlaさんの旅より、さらにひとまわり昔です。そのころは、子供だけじゃなくて大人にとってもアジア人がめずらしかったみたいです。
Commented by seilonbenkei at 2006-11-07 12:48 x
ヨーロッパ人というのは靴のサイズを聞くのがお約束なのでしょうか?私の知ってる人達はなぜか決まって聞いてきます。でもアメリカ、中国、韓国、フィリピンの人達は聞いてこない。なにか法則があるのかも。
何をしゃべっていいか混乱した時、人はいわゆるお約束に頼ることをするようです。そして、そのお約束は相手に負担な質問であってはならない。何それ?と笑い飛ばせる質問。だから、「なぜ靴のサイズなの?」と質問に質問で応えてはいけないと、遠い昔大学で学びました。もちろん実践はできません(笑)
Commented by cazorla at 2006-11-07 18:54
junさん その村 今では中華料理やさんがあるんですか~
カソルラより 国際的(笑)!
ご主人とは旅の中で知り合ったんですか
でも 彼って日本語話せるんですよね。
junさんと知り合ってから 覚えたの?
それとも ずっと昔から話せて それがきっかけで知り合ったのでしょうか。
村の生活もなかなかいいですよね。
Commented by cazorla at 2006-11-07 18:57
かほすみさん まだまだ安いころですよね。
縁というのは あるのでしょうか。
バルセロナも変わったのでしょうね。
私はあれ以来行っていないのですが・・・
人はマドリッドの人が好きだったので
夫もやっぱりマドリッド
それは 不思議ですね。
バルセロナに 夫の祖母が住んでいます。
だから 一度は行きたいと思ってるんですが。
Commented by cazorla at 2006-11-07 19:01
horn623さん おまけに昔は 従兄弟の従兄弟とかも なんとなくその辺に住んでたり・・ カソルラがそうですが いまだに。
みんな家族で 小さい時から 接してるから
他人ともすぐ友達になれたりします。
でも 今は簡単に人と口を利くのは危険ですね。
カソルラでも やはり 他人についていってはいけない とは 言っています。

それでも みんなで挨拶できたらいいですね。
Commented by cazorla at 2006-11-07 19:04
さはんじさん それ 私も記事をみました。
マドリッドにそんなに日本人が来るとは思えなかったんですが
やはり 危ない街のイメージを少し変えたいんでしょうね。
交番もKOBANとちゃんと書かれているそうです。
ほんとは交番はないのですが・・ 観光客の多い所に作ったようです。

お父様 三十年前ですか? すごい 北部だったらなおさら日本人はいなかったですよね。 マドリッドの日本食レストランのご主人も三十年前にスペインに来たと言ってました。 その時奥さんと知り合って 住むことになったそうです。
さはんじさんのお父様も 紙一重だったんですね・
Commented by cazorla at 2006-11-07 19:07
セイロンベンケイさん 靴のサイズって お約束なんですか?
じゃ 今度私もきいてみよっ
でもみんな靴のサイズ でかいんです。
娘の同級生 女の子で40ですよ。
36が23センチくらいですから 十才で これはすごいですよね。
私は 小五で23で 大きいのがコンプレックスで以後 大きくなりませんでした。
サイズってけっこう 自分の意志が左右するところがあるみたいです。
スペインに来て 37になりました。
リラックスしたのでしょう。
Commented by transitroom at 2006-11-08 12:16
質問攻め...日本の子供たちには見かけられない光景ですよね(^^ゞ
それにしても、どっからどう見てもアジアンな日本人に”ボンジュール”とは...(^◇^)
オイラの場合、どこへ行っても”ニイハオ”と声をかけられますわ(汗)
Commented by cazorla at 2006-11-08 18:40
トランジットルームさん ニイハオを知ってるってすごくないですか?
たぶんスペインの子供達しらないのかも。
一度ロシア人に 道教えてあげて シェーシェーと言われた。
ロシア語で返したかったけど ロシア語ぜんぜんしらないもんね。
最低 さよならくらいは 覚えたいです
Commented by eaglei at 2006-11-10 05:35
無垢な子供たちって、興味がいっぱい!
好奇心が溢れて、溢れて、まるで心が踊っているようです。
そんな子供たちって、見れないのが寂しい。
でも、どこかにいるんですよね。

大人たちがが笑顔になったら、子供たちも元気になって、いっぱい出てくるように思います。原因は大人の心持ちの反映でしょうか?
Commented by cazorla at 2006-11-10 05:40
eagleiさん 心を自由にしている時間がないのかもしれません。
もう一つは 世話しすぎ? 寒いからこれ着なさい 走ってはだめ あぶない
などなど。 今は気軽に知らない人と話せないし 外に自由にいけない。
心が自由ではない 身体と同様 そんな気がします。
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by cazorla | 2006-11-07 02:21 | 思い出 | Trackback | Comments(14)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla