娘のこと

スペインの国立音楽学校コンセルバトリオは エレメンタル プロフェッショナル スーペリオール の三段階になっている。 エレメンタルが四年 プロフェッショナルが 楽器によって 六年から八年。 プロフェッショナルを終えれば 小学校の音楽の先生として働くことも可能だ。

もともと スペインとフランスは コンセルバトリオが多い。
特にエレメンタルが多い。
貧しい家の子供達 貧農の家の三男四男たちが 手に職を持つために始まった。
だから アンダルシアでも もともと貧しい地域であった ハエンに一番たくさんある。
アンダルシアの地図

この間 帰国した時 友人がニューヨークにコンサートを聴きに行って
東ヨーロッパ系の人が 多くて 少し演奏が貧しい雰囲気があった と言っていた。
でも 音楽家なんてもともと貧しさから やってる人が多いと思う。
そして貧しいからこそ 長時間の練習に耐える。
ルービンシュタイン ヘルフゴット ゼルキン ファリャだって貧しかった。

(下の写真 左から二つ目の椅子と 右の椅子の間の奥に見える おチビがうちの娘です。)
e0061699_8544853.jpg

コンセルバトリオに入る時に特に楽器ができる必要はない。
テストは あくまで 素質を見るだけだ。
音をリピートすること。
歌うこと。
簡単な質問。

点数の高い方から 好きな楽器を選ぶ。

学費は 落第しない限り無料で その上に 奨学金がわずかだかもらえる。
だが エレメンタル 四年間で 終わる人は 少ないらしい。
特にフルートは 気持ちがないと吹けないので カソルラでは四年で終わる人はいない。
ほとんど 途中でやめてしまう。
長女が一年生の時に 先生に「あなたが カソルラで初めての四年で終わる生徒になるでしょう。」と 予言された。
二年生で モーツアルトK315を吹いた。
夏休みは バルセロナの私立学校で音楽を学ぶ子たちと合宿に行き そこのコンクールでも一位になった。
そして 三年生になった今 今度の新しいフルートの先生 ミゲル・アンヘル(ちなみに イタリア語だとミケランジェロです。)が 「飛び級」にするよう 音楽理論の先生に頼んでくれる と言ってくれた。 フルートの実力だけだったら 充分 プロフェッショナルに行ける と 太鼓判。

その通り 親バカの話でした。
ちなみにうちの子 村の鼓笛隊で お給料ももらってるし
親孝行なのですよ。
いつか お仕事で 日本に行けるようになるといいな。
そしたら ステージ・ママとしてついていく。
[PR]
トラックバックURL : http://cazorla.exblog.jp/tb/4612276
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by JUDY-THE-PIG at 2006-11-25 11:06
こんにちは。
お嬢さんは、フルートがお好きなんでしょうね。
楽しんでいる姿を見るのが何よりですね★
Commented by honn623 at 2006-11-25 11:12
娘がモダンバレエをするまでは、ステージママって理解できなかったけど、よお~くわかります。
まして、cazorlaさんの娘さんのように、そんなに誉められているのなら、なおさら。
楽しみですね。
Commented by transitroom at 2006-11-25 12:30
へぇ...スキップですか(゜o゜) 凄いですねぇ♪
モーツアルトK315と言われても、何が何らやの凡俗なオイラ(^^ゞ
でも木陰での練習は気持ち良さそうだって分かりますね(^◇^)
Commented by seilonbenkei at 2006-11-25 16:04
詳しく書くと知ってる人にはバレルので書きませんが、世界的に有名な(外国の)オーケストラの指揮者をしている方のお兄さんと懇意にさせてもらっています。その方のお嬢さんは二人、その国の国立オーケストラの第一バイオリンをやっています。
売り込みに行きましょう!メールにて連絡待つ(笑)
Commented by junjapon at 2006-11-25 17:45
娘さん、頑張ってみえますね!主人もやはり小さい頃からず~~と音楽一筋!ス-ペリオ-ルで卒業しました。 楽しい時・イヤな事あった時、いつも吹いてると心がやすらぐと。
バンド、い~経験ですよね。このような習慣とてもいいと思います。
Commented by nena at 2006-11-25 18:05 x
楽器を弾ける人は本当に尊敬!私がまだ娘の頃はピアノ弾けたのにもう楽譜すら読めません。自宅においていったピアノも誰も使わないまま、調律もしなくて早何十年?
親ばかでいいだと思いますよ。やっぱり子供は親に認めてもらったり褒めてもらったりするのが一番のご褒美だとおもいますもの。
3ºedadは色々な特典がありますね。renfeの割引やparadorの割引とか。。。
どんどん活躍して親孝行してください。
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:30
JUDYさん 時々 ほんとに好きなのかなーって 疑問もわいてくるのですが
難しかった曲を 征服した時は
やっぱりうれしそうにしています。
そういう 達成感をもつことって大事ですよね。
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:33
honnさん あまり入れ込んではいけない 母を重荷に思うようになってはいけない とは思いますが やっぱりできることはしてやりたいな
と思いますね。 
うちは内気な子供だったので 何かことばではない
表現方法を身につけた方がラクになるのでは と思い
舞踏と音楽 どちらかを と思っていました。
結果 音楽の方が あってたのか 好きだったのか そっちを選びましたが。
楽器は フルートにしてほんとうに良かったと思います。
たぶん あってるのだと思います。
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:34
トランジットルームさん スキップできるのが 音楽世界のいいとこだなーと思いました。
やっぱり がんばりがいがあるし。

スペインの夏は暑いて゜すか゜ 木陰はきもちいいです。
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:36
セイロンベンケイさん 売り込み お願いします。
履歴書送りますので~
英語だけで大丈夫かしら
フランス語?ドイツ語? ハンガリー語?
(笑)
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:39
JUNさん 心がやすらぐ ところまで行くと良いんですが。
まだまだ 吹く時は 必死の形相というか つかれるみたいですね。
早く 心を静めるために 自分のために 吹く ようになってほしいです。
ご主人は セビージャ出身ではなかったですよね。
確か 北のほうだったようなーーー
スーペリオールは どちらに行かれたんですか?
将来は娘をよろしく←もう売り込みしてます。
Commented by cazorla at 2006-11-25 19:41
ネナさん ピアノ弾いていたんですね。
私は中途半端にやめちゃったんで
娘は少なくとも やり通しているから えらいな と思います。
時々 できなくて泣いているけど
そういう経験も大事ですよね。

テルセーロエダってけっこう特典あるんですね。
ちゃんと 自分で情報キャッチしないといけませんね。
Commented at 2006-11-25 21:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by りろ at 2006-11-26 00:55 x
娘さん、ご自分に合う楽器にめぐりあえて、本当によかったですね。楽器って、合う、合わないがありますから。合わない楽器では、自分自身の音楽を奏でることはできませんものね。
そして、音楽は、生涯にわたって心の友となるものですから、娘さんがそれを見つけることができた、というのは、なんと幸福なことか、と思います。
そして、そういうご自分に合う楽器に巡りあえるチャンスを、cazorlaさんが、おかあさんとして、娘さんにプレゼントしてあげられた、というのは、本当に意義深いことだと思います。
Commented by cazorla at 2006-11-26 05:25
maerillaさん はじめまして。
グラナダ いいですね。
今年の夏は サラゴサに行きました。
静かなきれいな村でしたが。
来年はどこに行こう って話してたんですよ。

ありがとう。 これからもよろしく。
Commented by cazorla at 2006-11-26 05:27
りろさん 彼女は 裸足で歩くのが好きだし
ちょっと野性的なので 笛ってなんとなくあいだろうな とは思ってたんです。
もちろん本人の希望もあったのですが。
最初は 踊ることもいいな と思ったんだけど
やっぱり それぞれあうあわない あるんですね。
Commented at 2006-11-26 05:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cazorla at 2006-11-26 07:32
ねこぜさん ことばでは表現できないものを持っている人っていますね。
そして なんとなくいらいらしている。 長女も 絵を描いたりするとすっきりしたいい顔になる子供でした。だから なにか自己表現方法を と 思っていました。
音楽の世界っていいですよ。
すごく集中できるし コンセルバトリオは 学校よりはるかに 雰囲気がいいです。
先生も もっと 親身 というか 個性 個々の気持ちを大事にしてくれて。
そして 先生といっても もともと奏者だから そういう別の世界の大人と接する時間
それも 彼女にとっては いいことだと思います。
夏期講習で 別の地域に住む人と出会うのも。
Commented by fumiyoo at 2006-11-26 18:00
いーですね、音楽にそんなに奨学金が出るんですね、その国が文化面にどれだけ力を入れているかで生活レベルの高さがうかがえる。娘さん優秀なのですね。親としては
楽しみですね。そんな時期は私は終わりました。
友達が趣味でフルートやっているけれど難しいいうてはりました。
ところでカソルラさんの子供さんは日本語話せるのでしょうか?ハワイでアメリカ人(2世)と結婚した友達が子供に日本語を教えなかった事を悔やんでいました。子供が結婚したらよけいに日本とは遠のいてしまって淋しいそうです。ケンカの時なんかもちゃんとニュアンスが伝えきれないと言っていました。嫁さんにいたっては全然・・だそうです。
Commented by cazorla at 2006-11-26 21:20
fumiyooさん 日本語・・上ふたりは 日本で産まれて 日本である程度までそだったので 一番に覚えたことばは日本語でしたが 学校に行き出すとやっぱりスペイン語中心になってしまいました。 私は日本語で話すようにしているのですが・・・
スペイン語もテレビ見ないから 普通にボキャがないかなーと思います。
だから その分たくさん本を読んで がんばっていってほしいな と。
末っ子も 最初のことばは日本語でしたが やはり第一言語は完璧スペイン語です。
でも 上のふたりより言語感覚がよくって 発音は いいんです。
それは不思議。
名前
URL
削除用パスワード
by cazorla | 2006-11-25 08:57 | こども | Trackback | Comments(20)