辻潤と美意識

オテロ」を軽いひとりごとのつもりで書いたのですが コメント頂いてまた少し考えたりしておりました。
 
伊藤野枝という人がいます。  ウィキーペディア伊藤野枝

彼女は 私の大好きな辻まことの母親であり 辻潤の妻。 そして 後に大杉栄の愛人として甘粕事件で 虐殺されます。

1916年 伊藤野枝が家を出ようとしている時に 辻潤は 「幸せにおなり」と言って 別れます。
1923年 甘粕事件 伊藤野枝 大杉栄とともに虐殺。 辻潤は 伊藤野枝について沈黙をまもる。
1932年 精神に異常をきたす。 斎藤茂吉博士に診察を受ける。
1944年 淀橋区上落合一丁目三二八番地 静たい寮で 死去。 餓死であった。


辻潤の著作を読んでいないので 精神に異常を来した理由はわかりません。
ただ 伊藤野枝が去る時に 幸せになりなさいと笑顔で送り出し
戦時中の闇米を買うことをこばんで 餓死してしまうのは この人の美意識であり
自己愛なのだろうな と思います。
そしてこの自己愛の強さで 妻を引き留めなかったために妻が虐殺された という風に 考えていたのではないかと 思うのですが それはあまりに女性的見解でしょうか。

辻まことのことば
辻潤の思想や言動を全く理解できたとは思わないが、その人間としての誠実や美に対する賢明な追求を低く評価することは、 ボクにはできなかった


年譜は 折原修三の「辻まこと 父親辻潤」を参考にさせて頂きました。



朝ご飯セットのコーヒーで書いた男の子と八年つきあって ずっと仲良しだったのだけど ある日 夫に恋をして。 それを電話で言ったら 彼は会いに来てくれた。 そして 「今日は君をののしりにきたんだ。 もう二度と会わない。 不幸になればいいって 言いたくて。 でも 君の顔を見たら
やっぱり幸せになってほしいと思う。 もしも 君になにか必要なことがあれば いつでも連絡してくれたらいい。 そして ずっと 君を好きだよ。」と言ってくれた。
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Commented by kazemachi-maigo at 2006-12-05 10:03
私、結婚するとき、元彼からお祝いいただいたんですよ。
先に新居に引っ越しだったんですが、引越す前日の夜中、長野から東京まで車を飛ばしてお祝いを持ってきてくれたんです。

それ、そのままとってあります。
お金でもご祝儀でもなく、なんだか記念品のような気がして。
この人を好きになったのは間違いじゃなかった、と思いました。
Commented by cazorla at 2006-12-05 10:20
風待ちさん  私も 出産祝いもらって 結婚式のパーティにも招待してもらいました。
過ごした日々すべてが 最高の思い出です。 
いつかまた ゆっくりとあいたいな と思います。
Commented by fumiyoo at 2006-12-05 19:57 x
恋多き人達はいいなぁ~私も旦那と付き合うまでには2,3人の好きな人はいましたが、み~~んなプラトニックで今から思えばもったいない・・なんて奥手だったんだろうとおもいます。でも学生時代の時にかすかに好きだった人と今は子を持つ“親”として、mailはやり取りしていますが、それ位で・・・あの透き通ったような感情は今はわかない。でもね、奥さんも友人だったのですが癌で早くに逝ってしまわれたので、今は独り身ですが。
Commented by seilonbenkei at 2006-12-05 23:18 x
赤い車の彼、やさしいのか気が弱いのかちょっとわかりかねます。
「不幸になればいいって」いう言葉をきちんと口にしてるあたりに、なんとなく。
きっと、つらかったんだろうね、彼。
cazorlaさんは文学学校での経験が生きてるんですね。でも大学での専攻は仏文なんですよね?
Commented by cazorla at 2006-12-06 01:08
ふみよさん その状態って つまり元彼 独り身 かすかにロマンチック状態。
そう言う状態に弱い私は 文学少女のなれのはて。
恋にまで発展しない状態が実は好きだったりします。
橋本治が 女の人は 恋するのが好き ほおずえついてぼーっとしてるだけでいいから ラクなの。 でも セックスは嫌い。 足をあげたりするのが 疲れるから。
まあ 是非は別にして ほおづえついてぼーっとしているのは好きです。
Commented by cazorla at 2006-12-06 01:10
セイロンベンケイさん 彼は詩人なので 辻潤と同じ美意識の人なのです。
美意識に生きてる人と一緒にいると なかなかつかれるものです。
私もうつくしい心だけ持ってなくては行けないから なか?
美意識の強い人は 世間から軟弱者とよばれます。
でもね 軟弱な男って時として魅力的!よねセイロンベンケイさん♪
Commented by anthonberg at 2006-12-07 03:06
え?!前に書いていたあの彼とお付き合いしている時に今のご主人に出会って結局は彼を振ってしまったんですか?!振られたのに『いつまでも好き』って言える彼は凄いですね。彼は今でも思い続けて一人なんでしょうか?もし別れる事になっても相手が好きでずっと思っている事が愛なら、私は無理かも、と思いました。(苦笑)過去の人には私の事は忘れて欲しいタイプなんです。幸せになって欲しいから、逆に思い続けて引きずって欲しくないな〜って。でもcazorlaさんの話はロマン小説のようです。私は現実的なので、そこまでドラマになった事がないなぁと思ってしまいました。たとえ別れた相手を思っていても、口に出さない、言葉に出さない方が有り難いし自分もそうしてしまうんですね。今の夫も『別れは別れ。別れが決まったら絶対会わない。』という人なので過去の人と連絡取っている事もないし、私もしていないんです。今は全然過去を振り返っていないので、思い出の人の事を語れるのはまだまだ先だろうな〜。cazorlaさんは本当に彼の事が今でも好きなんですね。彼にこのメッセージが届くといいですね。読んでくれているのかしら?
Commented by cazorla at 2006-12-07 04:48
anthonbergさん 彼の結婚式のパーティに招待されていきました。
彼の友達とも あいかわらず 友達だし。
私のすごした八年間。それは私自身だからやっぱり大事にしたいな。
私たちの愛は友情もすごく強いし
話の弾む人 言ってる事が通じる人
そういう相手ってわずかだと思う。
それがたまたま恋人だったら やっばり一生を通じて大事にしていきたい。
私は過去は振り返らないよ。でも 思い出も私とかかわってきた人たちもとっても大事です。
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by cazorla | 2006-12-05 09:17 | おすすめのもの | Trackback | Comments(8)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla