「ほっ」と。キャンペーン

三人の賢者は星の光を見つけた

一般的には 恋というと愛より少し次元が下というふうな扱いになっていることが多いと思います。 でも 私は恋は愛とは似ているけどちょっと違うものと感じています。
刹那的恋と永遠の恋 というのを書いたことがありますが  永遠の恋 たとえ一瞬にして終わったとしても「永遠の恋」と呼ばれうる恋のほうのことです。

愛は (私の感じ方では て 今日の感じ方 もしかしたら明日はまた違うこと言ってるかもしれないから ) 光に包まれている状態。
恋は 遠くに光が見えていて その光に向かって 突き進む力みたいなもの。
憎しみは光に包まれている状態の反対。
でも 恋の反対ではない。 恋は憎しみに転化しにくい物。
という定義ではどうでしょう。

修道女の方達を見ていると 彼女たちの イエス・キリストにたいする気持ちは愛というより恋に近いと思うのです。 遠くに見える光に向かって 歩いている。 85才になる エルマーナ・イサベルを見ていると ほんとうに長い長い間 幸せな恋をしてきた人に見えるのです。
道元にたいする雲水さんのしぐさの中にも 恋を見てしまうのです。
道元は 亡くなっていますが 雲水は毎日お食事をお部屋に運びます。
その姿に とても恋を感じるのです。

教会では 昔 まだ パイプオルガンの前はビィオラ・ダ・ガンバを弾いていた。
マレイの時代。 フランスだと。
弦楽器っていうのは 特に今のバイオリンみたいに澄んだ音ではなく 雑音がすごく入っているから その音は普段はしまいこんでいる 心のある部分をさわってくる。
教会でその音色を聞いていると たぶん 身体のうちのすべてを神様にイエス様に捧げたい気持ちになったのではないかと思う。 今でも CDで聞いていても 私の心の中の深い深いところから 清められることを望む あの遠くに見える光をつかみ取りたい気持ちになる。
パガニーニのバイオリンに 服を引きちぎり 身もだえしていたのも それに近いものかもしれない。 

恋というのは そういう永遠を感じ取る物なのだと思う。
そこにあるのは真実以外のなにものでもないもの。


今日は 好きな人に頂いたCDを聞きながら書きました。
遠くに見える光を思いながら。 今 日が昇りつつある時間ですね。
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Commented by antsuan at 2007-01-18 10:21
恋は光をしっかり見つめて見失わない状態を言うのではないでしょうか。だから光に包まれている愛のある状態で、光を見失っていなければ、まだ恋している状態とも云えるんじゃないかなぁと。(愛と恋を手にしていると思いたい男より)
Commented by maron415 at 2007-01-18 14:20
で、「好きな人に頂いたCDを聞きながら」のかたは
恋?愛?

で、英語だったら、どちらもLOVEなのね。

だいたい、日本には愛という概念はなかったっていう話を思い出しました。
何か記事にしたなと自分のブログ見てたら、

懐かしの人がいたわ。
見る?
http://maron415.exblog.jp/4784909/
Commented by fumiyoo at 2007-01-18 15:05
「ほれた」と言う方が「愛してる」と言う言葉よりも実感が伴います。「愛してる」・・・は何だか恥ずかしい体にフィットしない言葉。

カソルラさんは「恋を夢みるロマンチスト?・・」かなぁ。旦那もいて、子供も3人もいて、いっぱい「恋」の対象があるのにまだ欲張ってる・・・恋多きオ・ト・メ   かなぁ。
Commented by りろ at 2007-01-18 15:13 x
cazorlaさん、このエントリーを拝見して、なるほどな、って目からウロコでした。これ、「あくがれ(あこがれ)」っていう感情に近いのかな、と思いました。
私の感じ方で言えば、ものごとが冷えてダマになって物質化してくる以前の、言うなれば、ビッグバン以前のすべてが溶け合っている高次の根元状態(つまり光ですね)への回帰願望のような、あるいは、決して混じり合わないものが混じり合うことへの願望のような。
20代の頃に書いていたリリカルな恋愛詩をなかなか書けなくなった理由は、そこにあるんだなあ、と、気づきました。
「あたしの反宇宙が欲しいです」なんて書いていたんですね、当時。きっと、プラトンの「球体人間説」にも影響されていたんだと思う。
あ、新しい恋人のことを私の上でエサをついばんでいる小鳥にたとえて、「いつ飛んでいっても追わないわ」などと書いていたことも。
Commented by りろ at 2007-01-18 15:14 x
でも、永遠へのあこがれは、今も、別のかたちで胸の中にありますね。それが私自身の倫理の基本形になっているんだと思う。つまり、ちゃんと高次の世界への回帰の輪を閉じるような「つながり」の中で生きたい、という気持ち。あるいは、高く飛翔したところから自分を見て、これでいいのかを問おうとする姿勢。あるいは、自分の小ささを、より高きものにゆだねようとする気持ち。いつも、より高い世界を想定しています。そういう世界の存在の証や片鱗を、人の姿を通してかいま見る、というのが恋かな。だとしたら、恋と信仰とは近いところにありますね。
Commented by りろ at 2007-01-18 15:21 x
「愛」というコトバに関して言えば。
英語学・英文学の昔の大御所に斉藤勇(さいとう・たけし)先生という方がいらっしゃるのですが、この方が編纂した昔の英和辞典では、loveの訳は「おたいせつ」となっているんだそうです。なるほど、です。
Commented by りろ at 2007-01-18 15:24 x
そして、私の場合、ダンナへの愛は、目の前の人への現実的な愛情やいとおしさというだけでなく、どこか永遠の世界からの呼びかけの中で出会っている、という聖なる出会いという感じがいつもあるので、やっぱり、永遠の恋でもあるんだと思っています。
Commented by seilonbenkei at 2007-01-18 16:49 x
antsuanさんがcazorlaさんに惚れちゃったかもしれないことについて。
で、嫉妬してる自分について。
Commented by seilonbenkei at 2007-01-18 16:58 x
なつかない人ですけど。呼びました?
>修道女の方達を見ていると 彼女たちの イエス・キリストにたいする気持ちは愛というより恋に近いと思うのです。 

そうだろうと思います。キリスト教は理屈じゃなくてイエスに感情移入できるかどうか。
だからどんなにキリスト「教」に詳しくなっても救われない。つか、「教」に詳しくなったら矛盾がイパーイ。でもそんな事実はどうでもいいこと。問題は真実。

弦楽器は肉声に一番近い楽器なのだとか。
神を賛美するのは本来肉声が一番なので教会では云々ということを聞いたことがあります。

蛇足:牧師が24時間勤務だなんて昔の話。そうした牧師さんは皆年取って引退し始めていますから、今やサラリーマンばかり。
うちの教団には相談に来た人を勤務時間外だからって追い返す牧師がゴロゴロいます。重箱の前のブログでは、教団名を実名で暴露話ばかり書いてました。私、反教会派なんです、これdも。
Commented by cazorla at 2007-01-19 06:00
アンツァン 奥様とあつあつね。 
Commented by cazorla at 2007-01-19 06:05
マロン・ママさん 日本は
 まだ 愛っていう考え方が根付いてないと思う。
純愛って なんだってうちの旦那が言うからピュア・ラブって言ったら
ピュアじゃないラブがあるかって
なるほどって思った。 

CDくれた人は 恋に限りなく近い 好きな人。
Commented by cazorla at 2007-01-19 06:08
ふみよさん 愛してる っていうことばは私も使いません。
これは翻訳のことばね。 惚れるも使いません。 
ただ 愛という概念は大事だと思うのです。
愛があって初めて自由がある。
愛がない自由が 今の世界の問題です。
Commented by cazorla at 2007-01-19 06:10
りろさんの考えている感じ りろさんもご存知の詩だと思いますが 次回の記事に載せようと思います。 谷川俊太郎の詩だから きっとご存知だと思いますが。
繋がっていく その感覚が大事なんだと思います。
Commented by cazorla at 2007-01-19 06:15
セイロンベンケイさん アンツァン そんなこと書いてたっけ と思わず読み直したよん。
深読みすぎ。だめよ。 深読み 深酒 深追い は。

だから CDくれた人のことが好きなんだって~

修道女の考察 キリスト教徒の方に同意頂いてうれしいです。
実際 彼女たちのこと enamoradas恋する人たち と 詩の中で比喩として使われる時もあるそうです。

今は牧師さんも時間で働いてるんですね。 なるほど。
村に住んでると そういう感覚がなくなっちゃうんですよね。
ていうか カトリックだと 働いてるのか働いてないのかよくわかんない人も ひょこひょこ歩いてるから。
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by cazorla | 2007-01-18 06:07 | おすすめのもの | Trackback | Comments(14)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla