立ち会い出産
2007年 02月 22日
彼女は 下落合のS病院で出産したのだけど 夫の立ち会いだった。
夫が マッサージしたり 呼吸のかけ声をかけたりして 手伝ってくれた。
それで ずいぶん助かったのだけど 立ち会い出産料を2万円くらい取られた。
彼女曰く。「夫は手伝ったんだから病院側がこっちに払ってくれなきゃ」
なるほど。 納得。
育良クリニックではあえて立ち会い出産 ということばは使いませんでした。
土・日 開院して 夫婦で診察できるようにしている病院ですから
夫が出産のとき 一緒 というのは当然のようでした。
もちろん 立ち会い出産料なんて取りません。
ついでに 2番目出産 3番目出産の場合 上の子供と一緒に泊まれます。
夫も泊まれます。
家族の宿泊も 多くの病院では 一泊 高級ホテル並みに取ります。補助ベッドに寝るだけなのに。
で 私は こわがりなので 立ち会い出産でなかったらたぶん産めなかったと思います。
一人目が 帝王切開だったから なおさら その傷がやぶけちゃうんじゃないかと思うくらい 傷が痛むのです。 夫がそばにいてくれなかったら ほんとうに途中で爆発しちゃったかもしれません。 二人目と3人目は 一緒にいました。
出産のあとで 「こんなにすばらしい経験をさせてもらった君に とても感謝している」と言ってくれました。 赤ちゃんが出てくるとき 螺旋を描きながら出てくるそうで それを 助産士さんが ひねるように取り出すのだそうです。
でも 私は痛くてそんなの見ていられませんでした。
スペインでは 立ち会い出産・母子同室は 普通です。
その方が 経費節約にもなる。 にもかかわらず 日本の多くの病院は 母子同室料・立ち会い出産料を取っている。 へんだなーと思うのです。
立ち会い出産という選択に 立ち会い出産のデメリットがでているんですが 苦手な血が怖い とか 普段と違う妻を見て恐怖 とか て 夫諸君 ちょっと こどもっぽくないか と思いました。 立ち会いを絶対しなくてはならない と言ってるのではないです。
血がこわいって 血を流してる本人のほうがこわいでしょ と思うの。
友人夫婦は アメリカで出産したんだけど その時 立ち会い希望で 旦那様はビデオまで用意して 楽しみにしてたんだけど 血を見て失神して そうでなくても 人手不足なのに 彼の世話をする看護婦さんが2人必要だったそうです。 でも 彼は名誉回復のためってわけでもないけど とてもいいパパです。 夫婦げんかのとき 失神した話をいまだにされるのがかわいそう。
出産のとき 力一杯抱きしめてくれた夫に感謝。
Wayne Miller撮影 The Family of Manに収蔵
この作品は現在 ルクセンブルグ美術館に。
女人禁制の場所があるように男子禁制の場所もあるんだと思います。別に勝手に産めばというのではなく、神聖な神の司る行為として男は遠慮した方が好いのではないかと思っているのですが余計な気遣いでしょうか。
ああいう時、昔の彼氏の名前を呼んだりするとか。アメリカ映画の見過ぎかな。(苦笑)
立会い出産…妻が求めたら覚悟してするべきでしょうね。いくら血がこわかろうと、どんな罵声をあびせられようともね。(夫にあたるってこと。)
「穢れ」としての、名残が残っているのかなあと思いました。
妊婦さんによっては、甘えてしまうからしないでという人もいるでしょうけどね。
<宿泊も 多くの病院では 一泊 高級ホテル並みに取ります。>
結局生む人が少なくなって、産婦人科も改築されて、大部屋だったところが一人部屋になっていました。(そうしないと来てくれないということもあるのだけれど…)
個人の病院と公立の病院…料金も違います。公立の病院で個室を…と言ったらなかなか難しいかな。
古代では、確かに、お産は、同じ経験を積んだ女性たちだけによってなされたのだろう、と思います。
でも、現代では、夫婦というのは、お互いが、お互いにとって、いちばんの心のよりどころなのだから。一緒にこういう一つの「危機」を乗り切った、という体験は、かけがえのない「魂のつながりの実感」になるはずです。生きる、ということは、親にとっても子にとっても、命がけのこと。それをポジティブな意味で実感できる数少ないチャンスなんだから、参加したらいいと思いますよ〜。同じ命がけでも、戦争なんかに行くのは、ネガティブな意味の体験になるけど、ね。こちらは、祝福すべき体験なんだから。
大きな病院、国営、府立とか知りませんが、Aちゃんは何軒か当たったらしいのですが何処も「満員」。結構ベビー出産ラッシュなのかも知れません。団塊ジュニアーの出産なので・・
「男の子の子育て」が大事かも…
もう一人はビデオ仲間なのですが、こちらは大がかりな機材を持ち込んで三脚据えておもいっきりジャマになってたそうです。病院も許すなよ、そんなの。で、自慢の作品ができあがったわけですが、片っ端からそれを見せて回る・・・。私にも観る?って誘いがあったけどさすがに断りました。奥さん初めは怒ってたけどもう開き直っちゃってる。かわいそ。
日本で立ち会いが今ひとつなのは、立ち会う男の側の意識の低さが関係してるのかなとか思ったりもします。
ちなみにカミさんの場合は帝王切開だったので立ち会えませんでしたが、立ち会ったとしてもただおろおろしてただけだと思います。私は職業柄血を見るのが苦手です(笑)
うちの場合は、夫は当然の事として議論もなく立会い、『でも、股の間は見ないで!それで夫が妻を女として見られなくなった、って話を良く聞くから』と主張する私に、『分かった分かった』と言っておきながら、実際はかぶりつきで私の股座に張り付き、『もうちょっとだよ~~。頑張って~~』と私の股に向かって唸り続けた夫。出産後、あんなに凄い場面を間近で見たのに、『更に愛が深まった』と私を溺愛してくれる夫に、私も愛を深める毎日。私達にとっては、とても必要な立会い出産です^^ 世の男性方も、皆がこうであったら女性は安心して立ち会ってもらえるのに・・・・。
出産前に、カップルで何度も教育を受けたりすることが必要なのかも。もちろん、そんな泥縄式でいい大人になった夫たちが精神的に成熟できるかどうかは、わかりませんが。共感するとはどんなことなのか、たとえば、相手と呼吸を合わせるとはどんなことなのかを基礎からいろんなワークを通して体験学習させないとダメかも。
最初の病院 夫が一泊したのだけど 2泊分徴収されたの。なんで とおもったら 十二時を境に日が変わるので 2日分だって。 だれが 十二時すぎに 病院にくる? と思いました。
それで 病院の姿勢も見えてくると思うのですよね。
それは 男女関係に対する考え方にも出てくるし
女性を尊敬したベッドでの関係にも表れてくると思います。
スペインで 血がこわいなんていったら マリコンって言われますよね。
共に分かち合う とか 妻を理解するとか
愛してるとか 感謝するとか そういう気持ちがなくて
なんとなく現代的夫を演じてるだけなんだと思います。
立ち会い出産は 夫婦の絆をますます深めていくものなんですよね。
にもかかわらず
血がこわいといっても 産まれてくる状態もひっくるめて赤ん坊なんだし。
妊娠している状態って 一番 生き物の状態 というか野生の動物になる瞬間なんだから父親にも野生の喜びを感じてほしいな と思います。
カナダでもそうですよね。
スペインでも みんな 仕事休んでも(堂々と休めますし) 立ち会いです。
やはり 立ち会いは立ち見ではないですよね。
子供を産む瞬間って 母親にとっても 感動の瞬間だから
父親にとっても 感動の瞬間であって当然だと思う。
そうでないのは ペケさんの言うように 育った環境なんでしょうか。
これは、ウエスカの話ですが、州によっては、帝王切開でも立ち会えるところがあるようです。ところで、僕もささやかですが、ブログやってますので、もし、リンクをはってもらえるとうれしいです。Takahuesca
http://huesca.exblog.jp/
でも、2人目のときも果敢に立ち会いましたよ~。ただし、足の方にはまわりこまなかったけれど。
http://www.1101.com/editor/index.html
やっぱり、立ち会いって、日本の多くの男性にとってはこわいのかねぇ……。
去年 ダロカに行きました。 アラゴンの町の雰囲気って好きです。
奥様は スペインの方なのですか。
これからよろしくお願いします。
http://www.asahi.com/international/update/0224/010.html
生む当事者である女性の出産に立ち会うことさえ「こわい」といって直面することを避けている男性が、生む当事者である女性の在り方に対して「こうあるべき」とあれこれ言うのは、お門違いもいいいところだ、と思いません?
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/
この方のエントリーの一つに、こんなのがありました。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-580.html#more
ここにあるように、「親の手足となった人間」や「会社に洗脳された人間」のような夫が団塊の世代にかなり多いとすれば、妻の出産に際しても「他人事」なのも無理はないなあ、とも思います……。
その点、オイラは大丈夫!
なにせ単独交通事故で、血だらけのまま警察に電話して事故処理して、
その後、やってきた警察の方にお願いして、パトカーで最寄の駅まで送ってもらい、
電車で自宅に帰ってきて病院行きましたから...(笑)
家庭内暴力のコンサルタントをしている女性が 東中野でご近所だったのですが
いわゆるエリートが多く 傷つける場所も見えない所 奥さんも恥ずかしいから
なかなか 相談にこない と言っていました。
やはり この記事にあるような ことが原因なのだと思います。
ドイツの記事 探したのですが 日本でしかみつからず こんな記事だったら アメリカなどでも記事にしそうなんですが
この司教のスペル おわかりになりますか。
日本語版で出所をきちんと押さえていないニュースって ときどきねつ造されてるのでは と疑いたくなるので・・・
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070226k0000m030052000c.html