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梅に惹かれて

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尾形光琳の紅白梅図屏風。
「尾形光琳の世界」では「左の白梅が老木、右の紅梅が若木で、両者の間を流れる川は「時の流れ」を象徴している。」と 説明してあるが 私が読んだ本では
真ん中の川が女体をあらわし 彼女を取り合った2人の男。 
紅い梅が勝って かちほこったように 男性器を固く天にむけている。
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これ たぶん 詩人の発想だと思います。もうだれが書いたのか忘れたけど
なかなかよい解釈です。
桜の花見の絵のなかにも 横恋慕する男の振り向く顔がはいっていたり
光琳 遊び心のあった人のようです。

熱海の某宗教団体の美術館で2月限定の展示。
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こういうエスカレーターをずっと登って行かなくてはなりません。
なんとなく勧誘されそうな気分で登りました。

この記事はマロンママのうめ~です。(つづき)の トラックバックのようなものです。
Commented by maron415 at 2007-02-28 12:59
白梅である尾形光琳が、
若き紅梅を遠くからうらやんでいる?

女の人は、背後に紅梅の気配を感じているの。
で、ひかれずにはいられない…
Commented by cazorla at 2007-02-28 15:13
マロンママさん 尾形光琳 五十のときの作品です。
まだまだ 紅梅っていってあげたいけどね・・
Commented by fumiyoo at 2007-02-28 16:14
ふーん、そんな見方もあるン。そう言われればそんな、そんなばかなぁ。いやっご免。尾形光琳・・学校で美術の時間に出てきたかなぁと言う感じ。余り知りませんが真ん中が人生の河・・時間をあらわしているのは納得。もっと枯れた見方してました。
Commented by cazorla at 2007-03-02 00:04
ふみよさん 尾形光琳って 人間としてもかなり魅力的な人だったようですよ。
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by cazorla | 2007-02-28 00:07 | おすすめのもの | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla