別れる6つの段階
2007年 05月 06日
長女も参加。 自由形 小学生の部で三位。
一位は 六年生。娘はまだ五年生なので 来年に期待。
最初の二十五メートルは 結構早いんだけど ターンが下手で そのあとちょっと疲れ気味になる。 25メートルだと らくらく優勝なんだけどな。
体力 つけなくっちゃ。
おまけに わたしが忙しくて競泳用水着を買えなかった。
カソルラは小さな村なので 隣町まで行かなくては 買えない。
で ひとりだけ ビキニで参加。
ごめんね。
アリシアって 長女の仲良しも参加してた。
おとうさんが 来て 写真を撮っていた。
しばらくすると 女の人が来て アリシアと話している。
かなり親しそうなので 家族なんだろうなー と思ったけど
アリシアのおとうさんとは まったく口をきかない。
挨拶もしない。 帰る時も ひとことも言わずに帰っていった。
最初は 家族でも ちょっと気の合わない人なのかなと思ったけど
別れる時くらい 普通 挨拶するよね。
だから 気付いた 夫婦なんだなって。
あとで 長女がぼそっ と言った。
「アリシアのママとパパ 別居中なんだって。」
で アリシアは 不公平にならないように ママと五分話したら パパのほうに行って 五分話す。 けなげだ。 こんなに小さいのに そういう気の使い方をしてる。
「で アリシアは ママとパパ どっちと住んでるの?」
「半分ずつ。 1日ごとに ママの家とパパの家とに泊まるの」
なんかね そういうのって いいのかなーって思いました。
自分の場所 っていうか 生活してるっていう実感がないのではないかと。
アリシアは 少しでも両親が嬉しい顔をしてほしいから
いつもよく勉強をして 成績もいい。 抜群にいい。 そして 踊りの教室でも
両親が見に来てくれるように がんばってる。
水泳大会も両親が来てくれるから がんばって参加。
ふたりが一緒に来る 可能性を少しでも多くして 両親がいつかまたにっこり笑って
一緒に生活しはじめるかもしれない そう 信じて。
パパとママが 会っても まったく無視っていうのは 悲しすぎるよね。
いくつになっても笑顔だけは絶やさないようにしなくっちゃ>自分。。。
「かすがい」になっている子供も大変ですね。その分早く大人になるのかな。ちょっと割り切れない気持ちですが。
アリシアちゃんの気持ちが、ご両親に伝わる日が来る事を願って止みません。
(子どもが決めるんじゃなくてね。)
大人の都合でそうなるのだから、せめてね。
と書きつつ、
でも、もしかしたらこのお父さん、外面だけがよくて、
究極の選択が今の現状なのかもと思いました。
11月に一斉に おそろいの水着をくれるのですが
それまでがんばれば。
サービス万全な日本に比べると いやだなって思う人もいるみたいだけど
まあ 慣れたらそのほうが安上がりだべ ということになります。
ある日 ふっと パパといるのもママといるのも嫌になった なんて爆発する日がくるかもしれないのに。
秋吉久美子 また同じ人と結婚した?
て 海外在住者同士で話しても 結論出ませんが。
話し合いが足りないのではないかなーって気がします。
挨拶さえしないくらいなのだから。
どっちかの家に住んでしまうことが嫌で避けてるのかも。
(だいたい おかあさんと一緒に住むケースのほうが 離婚の場合多いので。)
やっぱりかわいそうに見えたようです。
お嬢ちゃんかわいいですね。みんなと仲よさそうで。
第2段階 : 思い出を捨てる
アリシアちゃんのご両親は今2段階なのでしょうか。
当人同士は相手の思い出だけを捨てればいいけど、子どもは両方の思い出を捨てなきゃならないのにね。
一概には言えないでしょうが、夫婦仲が不仲の家庭で育った子は、将来的に何かしら問題を抱える場合が多いようですね。
アリシアちゃんが将来、ひきこもったりしなければいいのだけれど。
カソルラは田舎なので 日本人の感覚からすると離婚が少なそうなんですが
実はマドリッドより多いようです。
たいてい実家のそばに住んでいるので 嫌になると簡単に家を出て行ってしまう。
そして 実家が近いから なんとなく 自立してないかなーって ママが多いように学校のママさんたちと話していて思ったりします。
(以前はマドリッドに住んでいたのです。)
スポーツしてると 自然といろんな世代とのおつきあいもできる点がいいですね。
そういうふうに ご両親が こどものことを少しでも考えて 対処していってほしいな と思います。
だから2週間ごとに家を変わったり、週末ごとに父親の家に行ったりするのはもー珍しくないです。一日ごとっていうのはちょっとあわただしい気がします。
でも親の関係が悪いというのは子どもにとって過酷ですよね・・・
けなげだな、アリシアちゃん。
うちでも水泳クラブに通っている頃があって、水泳大会、ビデオで写したり、楽しい思いでたくさんでしたっけ。
切ないお友達のお話ですが、スウェーデンでも離婚が多くて、それだけに結構あっけらかんとしている家族もいるようで、子供も1週間ごとに家が変わる人も少なくありませんが、なんだか、本当にそれで落ち着くのかな、と疑問に思います。
子供の前で挨拶もできない別れかたって悲しいですね。子供にとってはどちらも大切な両親なのですから。