年度最後の発表会 

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音楽学校の発表会です。 
マリアは フルート科 三年生。 2曲吹いたのですが 2曲目の マスネ作曲「タイスの瞑想曲」て゜は 発表会には珍しく スタンドアップとブラボーの絶叫でした。(すみません。親バカです。でも うれしかったの。)
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息子です。 長男 エンリケは ピアノ科一年生。 ハリーポッターのテーマ曲を弾きました。
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最後は コーラス。うちの娘 左から3人目。 チビです。

古代ローマ人は まず初級教育として
MUSICA GRAMATICA MATEMATICA(ムシカ・グラマティカ・マテマティカ 音楽 文法 数学)を学ばせていた。 三つのカ(CAて゜終わる)
世界の法則性を学んでいた ということでしょうか。


前にも書いたけど フランス・イタリア・スペイン つまりカトリックの国には 音楽学校「コンセルバトリオ」がたくさんあって 貧乏なこどもにも音楽家への道が開けています。(たとえば うちね。)
たとえばファリャなんかも とても貧乏な小作人の末っ子だったそうです。
また ユダヤ人社会はお金持ちが貧乏だけれど才能がある子供を援助してきた。
たとえば ゼルキンやルービンシュタインのような ピアニストがそうです。

この間 帰国した時に 友達と話していて 彼女は音大出身で 彼女の次女も 現在 音大に行ってるのだけど 彼女いわく 日本は お金があってはじめて 音楽ができる でも貧しい人たちは なんらかの形で援助されて ある程度の技術は えられるけど 音は いつまでたっても貧乏なままだ と断言していた。 じゃあ ルービンシュタインは どうなの とは 言わなかった。

たぶん 貧しい音しか出せない人もいるかもしれない。
それが 世界的に有名なソリストと そうなれない人の違いかもしれない。
でも 貧しい生まれのせいではなく たぶん 貧しい魂のせいだと思う。
あえて 言えば ですが。

お金のないひとには 貧しい音しか出せない と言い切ってしまう 友人が淋しいのでした。
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Tracked from ちょっとスペイン…の別荘.. at 2007-06-13 01:28
タイトル : 1万人にひとりの素質
(ホームページの「ひとりごと」から。作成日は月までしか書いてなかったので、日時分は出たとこ勝負…) ウィーンに住んでる友達からメールがあった。彼女はドイツ人のご主人と、家族ぐるみで日本から「移住」したのだけど、土地柄、ドイツ語のクラスには各国からの音楽留学生がいるらしい。中に韓国人の若い女性がいて、400万もするような金のフルートを持ち歩いているという! それに対してある人が「ヨーロッパ人なら、プロになって自分のお金を稼いで、それで買うような楽器だ」「最近のアジアの女の子たちは、親がお金を持って...... more
Commented by 104hito at 2007-06-12 07:27
お金がないひとは、高いピアノを買えないからかな・・・と思いますた^^;
Commented by antsuan at 2007-06-12 07:33
ドガログ、期待しています。
学校でない学校、日本にもあると良いなぁ。
Commented by maron415 at 2007-06-12 10:53
そう言ってる友達の魂が悲しいです。
「貧しくても努力すれば…」というのは昔の話なのかな。
今の日本の制度が貧しいのかな。
そんなこと言ってる人がいる日本は確実に世界から置いていかれそうですね。
Commented by sagimon at 2007-06-12 11:00 x
マリアちゃん、とってもかわいい。フルートを吹く真剣なまなざしもとってもステキで、将来が楽しみですね。エンリケくんのピアノを弾く姿もステキですね。son muy guaposです(と、ここでいきなりスペイン語を披露。笑)
日本は、確かに何か特別なことを勉強したいとおもったら、プラスアルファでお金を払わなくてはいけない…お金のない人にとってもとても大変だと思います。けれど、本当に(例えば)音楽を愛してその道を進んでいこうと思うのなら、どんな身分であっても全く関係ないですよね。
私がcazorlaさんのところへ遊びに行って(行く気満々です。笑)お子さんにお目にかかったら、ぜひぜひ生演奏していただきたいなぁー♪
Commented by maron415 at 2007-06-12 13:46
ごめん、つけたし。
おへそがかわいいワン!
ドガログ期待してます。末っ子君の指揮者もね♪
Commented by seilonbenkei at 2007-06-12 18:18 x
日本の小学生も最近はめっきりオサレになりましたが、やっぱり違いますね。
なんて、最初にそんなところに目がいってしまいました。
特別にオサレしてるわけじゃないんだろうけど、板についてる感じ?

僕は論文口調というのが好きになれないのですが、その理由の一番は、論文口調で話したり文章を書いたりする人のほとんどに自分の意見がないこと。誰かが言った、誰かが言ったの繰り返し。あのね、誰かの意見に賛成なのはわかるけど、あなたは何を言いたいの?ってのがないんです。

貧しい音っていう表現を聞いて、それを思いました。

関係ないんですが、ちょっとギターが弾けるようになるといわゆるいいギターがほしくなります。
ン十万円っていうギターは、僕のような素人が弾いてもいい音を出します。なによりも弾きやすい。でもそれは性能のいいスポーツカーで、車の能力で速く走ることに似て。
僕はボロクタな車でそんなスポーツカーと張り合うのをかっこいいと思います。
Commented by wulm at 2007-06-12 18:44
音楽を気軽に学べる環境は素敵ですよねえ・・日本ではみなさん言われてる通りお金がないと・・って所があり特別な物意識がありますよね。どの才能を伸ばすか・・数学も音楽も差はないと思うのですが。
Commented by peque-es at 2007-06-13 01:19
う~ん、日本の芸術教育って多分、矛盾満載なんじゃないかっていう気がしてます。脇から覗いてるだけなので、断言はできませんが…。
でも矛盾は、芸術だけじゃなくって、日本の大学教育、或いは教育全般にも言えることなんですよね。

日本は芸術を発表する場や受け皿も少ないので、真に芸術を追求してる人は、たとえ本人は恵まれた環境にあっても、「日本は お金があってはじめて 音楽ができる」という状態に、疑問や矛盾を感じる筈なのに、お友達の言葉は、その辺がちょっと不可解。

ちょっと古い記事だけど、TBさせて頂きます。

それから、読みかけの音楽の本に、確か古代には、世界を支配する法則のようなものとしてMUSICA を捉えていたとか、MUSICA にはそういう意味があったというような事が、書いてあったような、なかったような…ごめんなさい、読みかけて止まってるので、ちゃんと説明できないんだけど…
Commented by peque-es at 2007-06-13 01:33
cazorla さん、サーバー不調でTBレピートしてしまいました。もし後でダブっちゃったらゴメンナサイ。お手数ですが削除して下さいね。(エキサイト、最近調子悪いよねえ…)
Commented by honn623 at 2007-06-13 09:10
発表会でも普段着なのが、好ましいですね。
マリアちゃんのへそだし具合もおばさん、安心できるワ!品がいいのね。

娘はバレエはバレエでもモダンバレエ。
クラシックを最初に見て、本人やりたいって言ったんですが、なんだかクラシックバレエの貧乏人は来るところじゃないわよ!って匂いがしたので、モダンバレエの方を見せました。娘の「モダンバレエがいい」にホッと・・・。
完全な偏見と妬みなんですけどね。
実際には庶民的だから。(発表会の額を除いて)


Commented by serv1ce2005 at 2007-06-13 11:00
お金のないひとには 貧しい音しか出せない →あらら。ブラジルのファベーラ(貧民街)からは世界一美しい音楽が生まれるというのに!

私の友人はそんなブラジルに留学してましたが「貧しい国(言い方が失礼ですが)の歌は美しい歌が多い」と言っていてものすごく納得しました。

この世の壮絶さと悲しみに向き合ってそれでも、そこから何か光を取り出したい、と思う人だけが環境や国に左右されずに人を感動させる何かを生み出せるのだと最近は思います。
Commented by pfgia at 2007-06-13 21:40
ま、カエルの子はカエル...なんて育った環境によっては早くから才能を開花するケースも多々ありますよね。でも、ま、「貧乏人の音」だと言い切ってしまうと自ら眼を閉じ、耳をふさいでしまっている状態ですね。芸術家としてそれほど悲しいことはないのではないでしょうか...

最後の発表会があったということは、長い長いスペインの夏休みが始まるってことなんでしょうか。
Commented by おーやま at 2007-06-13 23:44 x
コンセルバトワー・・・甘い響き・・・風と木の歌を思い出します。
うちの向かいにもコンセルバトワーがあります。フランスでも音楽はとても敷居が低い。ちなみにバレエも。週1のコンセルバトワーが確か1年で2,3万円だと聞いたような。
子どもを通わせている日本人ママの話だと「日本は技術中心で、できたらハイ次!」こちらは「曲は1年に2曲ぐらい、でもその音楽を味わうことに重きを置く」
バレエでも全く同じことが言えます。日本でバレエをやっていた子がこちらの教室に通ってがっかりしてました。技術面を習えないという理由で。

日本って、芸術の分野でも技術にこだわるんですね。
Commented by transitroom at 2007-06-16 12:12
スタンディングとブラボーの嵐...そりゃ~凄いですよ(゜o゜)

”貧乏人は...”のくだりですが、
金持ちだからと言って、豊かな音色を出せるとは限りませんよね(^^ゞ

道具は大事かも知れませんが、”猫に小判”って諺もありますから...ね(笑)
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:00
ひとさん (笑) 楽器のなかで実は ピアノが一番平等な楽器だなーと思いました。
だって コンクールの時も 同じピアノを弾くんですものね。
フルートとかバイオリンって自分のを持っていくから 良い楽器のほうか゜有利? かも。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:02
あんつぁん 動画だと音がきれいにはいらないんですよねー。
フルートなんか特に 音がメタリックになって・・・
ちょっと 録音部分で研究します。
音楽学校 文部省の支配が少ないぶん かえって 効果があがってるような気もします。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:04
マロンママさん 日本は音楽って特別なものですよね。
少なくとも 和楽器くらいもっと 簡単にできればいいのに
和楽器はさらに特別なもの。
実は三味線をちょっと買ってみようかなって
おもったんだけど
そんなに気軽に買えるようなものではないのね。
考えてみれば 猫の皮使ってるんだからあたりまえなんだけど。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:10
sagimon さん ぜひ ぜひ いらしてください。
休み期間を利用してアンダルシア一周。
バルセロナからだと ちょっと遠いけど 旅の途中で 立ち寄ってくださいね。

もう少し気軽に 音楽が楽しめたらいいのにね。
そういう点で ここに住んでほんとうによかった と思います。

Commented by cazorla at 2007-06-17 23:11
マロンママさん おへそ ちょっと 丸くて・・なんですが
ありがとう。 わん。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:15
セイロンベンケイさん ヨーロッパのフルート作りの人たち(これ言葉があるのかもしれませんが 知らないので。作ってる人ね。)は ある程度吹ける人にしか 売らないのだそうです。 音楽学校の若い先生が 普通のヤマハのものをもってるんだけど いつかちゃんと認められて そういうよいフルートを買えるようになりたいって。
これ ペケさんの記事で 韓国の留学生が最初から 四百万円もするフルートを持ってくる というのに呼応して書いてるわけですが
売らないっていう職人のプライドも大事だなーと思う。

まず道具ありき
なのか まず 努力ありきなのか。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:17
wulmさん 数学ができなくても 音楽でがんばれる そういう環境っていいですよね。
きちんと コースが終われば間違いなく オーケストラでの仕事がある
音楽は『芸術家」というかソリストのみじゃなく オーケストラで働く 確実に正確な音も必要としているわけですから。
ほんとうに素敵なシステムだと思います。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:21
ペケさん トラックバックありがとうございます。
音楽がベートーベンあたりから入ってきているというのも意識にずいぶん差があると思います。 
彼女は 主に ニューヨークで聞いたコンサートの東欧系の人の音の『貧しさ」を言ってるわけなんですが ルービンシュタインだって東欧系だし・・・なんて。
ぶつぶつ
うちの子供達のことかしら なんて・・ぶつぶつ 思ったりして・・ね。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:29
honn623 Billy Elliotって言う映画 邦題は『リトルダンサー』になってるのね あれも 炭坑が閉まっていく 町で ひとりの少年が バレリーナになりたくて・・と言う話 見ました? おじょうさん きっと見たら 好きになるのではないかなー と思うのですが。
うちの息子たちが好きなのです。

発表会の額 半端ではないですよね。 日本舞踊なんかもすごいらしいし。
額もすごいけど それ以上にそういうお金を払う おかあさんたちとのおつきあいがめんどうだろうな という感じ ですよね。
友人は ずっと クラシックバレーしたかったけど 家庭の事情でできず ずっと1人で屈伸して からだを鍛えて 18で 正式に始めて バレーの先生になったの。
ずっと小さいときから習っていても(親にむりやりさせられて)先生にもなれない人もいっぱいいるから 好きって気持ちが一番だいじなんだな と思います。 
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:34
serv1ce2005さん たしか 古典楽器の演奏も ラテンアメリカですてきな演奏が聴けるって 聞きました。 純粋にかなでたいって気持ちが大事だと思います。
親鸞の 善人なおもて じゃないけど 気持ちが 真摯なのが一番だと。

ブラジル 1度 行きたいです。
そういえば 今一番注目されている オペラ歌手も ペルー人でしたね
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:37
pfgiaさん たしかに環境は大事だと思うのです。 蛙の子は蛙。
モーツアルトも 音楽一家で妻も音楽家。 でも 貧しかった。
お金のために作った歌もたくさんある。
でも だから 貧しい音だとは思えないんですよね。
ヘンデルも 召使いの服を着せられて 生活していた。
でも やっぱり貧しい音ではない。
音楽家が芸術家になったのは ごく最近のことだと思う。

長い夏休み もうすぐです。 はー ため息。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:44
おーやまさん 技術面は エレメンタルで一応 習得していると言う前提なのかなー と思います。 技術も大事だけど (だから 初級科の一年は たいくつなくらい同じことの繰り返し) どうインテルプリテしていくか なのかなー。 まだうちの子供達は初級科なのでよくわかりませんが。

奨学金が リピートしないかぎりは よっぽどお金持ちでないかぎりもらえるので
授業料無料の上に プラスわずかですが 3万円くらい 楽譜代としてもらえます。
そのかわり できない子にもやさしくフォローというのはなくて 3年目でやめてしまう子も多いです。十年のコースが終わると オーケストラ入団試験が受けられる
または 小学校の音楽教師の免状ももらえる ので 18で しっかりプロになれる。
だから オーケストラで働きながら 大学で 科学をまなぶ という人もいるんだそうです。
Commented by cazorla at 2007-06-17 23:48
トランジットルームさん ありがとうございます。
豚に真珠 とも言いますねっ。
フルートだけでなく 素朴な笛って好きです。
モンゴルとか行くと ありそうですね。
日本だと オカリナとか(オカリナって日本だと思ってましたが 違うかも)
あと 胡なんかもいいですね。

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by cazorla | 2007-06-12 07:19 | こども | Trackback(1) | Comments(27)