アルカラス Alcaraz カスティジャ・イ・ラ・マンチャの街
2007年 08月 16日
カスティジョ地方になると 町の感じがかわります。
ここは アンダルシアじゃないんだーっていうのは 建物だけではなく
人々のしゃべり方でも感じます。
お店にはいると 「カリニョッソ カリーニョ やさしい男達」で紹介した
カリーニョ ということばが頻繁に使われます。
アニス風味のクッキー ちょうだい
はい カリーニョ このくらいでいい?
ええ いくら?
2ユーロ いただくわ カリーニョ
よく日本のブティックでだち言葉を使ったりする あの感じではなく
距離はあるけど 暖かい そんな感じで 幸せな気持ちになりました。
入ったバルで出会った人。
写真ですが・・・・
若き日の王様です。
こういうのに反応してくださる方が何人いらっしゃるかわかりませんが・・・
八百屋さんの建物ですが・・・ 息子のいる場所の少し上に彫刻が施されているのが見えますか。
16世紀の作品 ローマの神さま。 ちょっとユーモラスな感じです。
こんな建物で なにげに八百屋さんに営む生活っていいもんだ と思いました。
娘も写真を撮っていたので また 娘の写真も紹介したいと思います。
この村には ロビンフッドみたいな盗賊もいたので その話もまた書きたいと思います。
カソルラの教会やウベダの聖堂を設計した建築家の生まれた場所でもあります。
かれの洗礼を受けた教会で とても素敵な季節はずれのベレンを見たのでそれも またアップしたいと思います。
おまけ
アルカラスはアルバセテ県にありますが
アルバセテを教科書で習うと 小学生が必ず ほざくことば。
Albacete, caga y vete. アルパセテ・カガ・イ・ベテ
アルバセテ うんこして 行っちまえ。
大分で おお 痛い みたいな感じです。
昨日は600m代の山へ行ってきましたが、その涼しさにびっくりです。
そんなところに住んだらいいのですが・・・、農耕民族なんでしょうか?
固まって住みたくなります。
山の生活、不便でしょうね。
アルカラスの人々は、何を生計として暮らしているのでしょうか?
で私、フラメンコが好きで、ヒターノの暮らしと文化をなんとか支えられるのではないかと「REJAS ESPANOLAS」を商おうと考えたこともあったのです。(彼らはいまだに鍛冶屋などを生業にしている者が多いということでしたので)しかし美術品のような扱いのため、ハイコストで夢は潰えました。
久しぶりに書かせていただきましたが、しょっちゅう来てはいたのです。ありがとうございます。
英語圏でも、年上の知らない人でも、honey使いされるのと似たような感覚なのでしょうか。私は、知らない人にhoneyと呼ばれると、ほんわかした気持ちになります。
彫刻と八百屋さん、面白い組み合わせだけれど、その趣がヨーロッパだなぁーという感じです。
同じ国の中でも少し場所がかわると色々な一面を発見できるのがとても魅力的ですね。
まわりは ずっと見渡すかぎり 牛と小麦畑でした。
それからもちろん ご覧のように観光地でもあります。
スペインの村ってひとそろい揃ってるので 特に不便なことはないようですよ。 友人は村ではなく ほんとうに山に住んでいました。
お買い物もろばと一緒。 そこまでいくとまた違ってきますが。(笑)
お返事しようとして していませんでした。
私ももっとゆっくりあちらこちら行きたいのですが
基本的に カソルラを中心とした所しか行けません。
その人たち キンキと呼ばれる方達ではないですか?
だんだん 人口は減っているようです。
放浪 してみたいですねー。
日本は狭いせいもありますがもうどこに行っても変わらないようになってきましたよね・・・
とにかく今は猛暑・・連日35度越え夜も30度・・・です
日本 せまいようで 実は 広いような。 ながーいですよね。
気候は 北海道 父島 沖縄 瀬戸内海 日本海で ずいぶん違っていて 旅行してると楽しいですよね。
ただ 家の屋根とか 昔からのものをつかうことが少なくなったのは残念です。 田舎の家っていいですよね。
cazorlaさんの言うことだけ聞いていると住みやすそうですが、実際はそんなことはないんじゃまいかと思ったりします。特に昔は。
そういう環境であっても、村人達の守るという意識と、その意識を国が守るということが、いいバランスで作用してるのでしょうか。なんか、そんな風に思ったりしました。
まあ、守りたくなくてもこれはおいそれとは壊せません罠。
彫刻の右手にある大根で殴られそう。
アラブから守るために城があった・・みたいな そんな気持ちがあるのかもしれません。 ただね ヨーロッパの村って 全部揃ってるんですよね。
歩いていける範囲でお買い物ができて 映画も週一回だけど 毎週最新作が見られるし 音楽学校もある。 畑は 村の外なので 家と家はくっついている。 それと 踊りのパーティもあって おつきあいもある。
基本的には 誰も都会に行きたくないけど 仕事がなくて 畑のない次男坊は行くしかない。 それでもお金が貯まって 地元で 店をはじめたり なるたけ 地元に住もうと努力していると思います。
あとね バスは 半分 公営なので 路線的に赤字でも 運営されているので 田舎でも なんとかやっていけると思います。ほどほどに社会主義なのです。
適当な便利は良いですね。
八百屋さん 中はそれなりに深かったです。
カソルラ八千人の町で 八百屋さんが20以上あって
家族で経営して生活してるから きっと あれで生活できるのではないかと・・ 食べる量が違うので
うちなんかでも 一週間で トマト4㌔ ジャガイモ 10㌔ ピーマン ズッキーニ なす タマネギ それぞれ1㌔ 果物は トータル 5㌔以上 消費してるので 人数少なくても それなりに。
この通りにパン屋さん お肉屋さん 加工肉屋さん が並んでいました。
お肉屋さんは 奥さんの作った赤ちゃん用の服がすみで売られていて うーーーん 村の生活 と思いました。