わかれゆく季節をかぞえながら

新宿に住んでいた時
住んでいた地域は比較的社宅も多いので ママ友達は たくさんいた。
家の前に水道局管轄の水のきれいな公園があって 子どもを連れたおかあさん達がたくさん集まった。
午前中 公園で遊ばせて お昼前に神田川沿いにスーパーに行く。
お昼ご飯をこどもに食べさせて 夕方 また 遊ばせて 六時くらいに 夕飯の支度に家に帰るという生活が だいたい平均的日常だった。
スーパーに ベビーカーを押していくと 他のおかあさんに会う。
挨拶は だいたい決まっている。
「こどもと一緒のお買い物って たいへんですよねー

正直に言うと 何が大変なのかよくわからなかったが あまりささいなことに縛られない性格なので 「はあ」と答えて ごまかしていた。 はあ という日本語は なんて便利なんだろうと 思う。 うちの子供は 元気あまり組なので スーパーでもだいたい 歩き回って その後ろを追いかけながら 子供がものにさわらないように気を使いながら 通り道のついでに必要なものを調達していた。 それでも それは まるでゲームのようで 大変 というのとは違っていた。
神田川沿いには たまに 虫がいる。
それを立ち止まって 観察しはじめると 二十分は動かない。
だから いつも 小さな本を持って 座って 飽きるのを待っていた。

ある日 独身の友達とファミレスに行って食事した。
「cazorlaちゃんって ほんと 怒らないね」
と びっくりしている。 私のほうがびっくりして 「だって マリアは今のところ悪いことは何もしてないよ。」 たぶん マリアが一歳半くらいの時だ。 私としては マリアは悪いことをしていない上に 自分のテーブルに座って 立ち上がることなく スプーンで自分でごはんを食べているのだから 褒めることはしても叱る理由なんて見つからない。
「でもね」と 友達は続ける「ほかのおかあさんって こぼしたり スプーンの使い方が変とかでよく叱ってるよ。」
「へたなのは当たり前だから 椅子は汚さないように タオル置いてるよ。
お洋服も着替えをいつも持って歩いてるから 問題ないし・・・」
年とって生まれたことも影響してるのかもしれない。
子供を持てるなんて思ってなかったから 生まれてきてくれたことに感謝してる。

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七月にスイスで行方不明になったイレーニアYleniaちゃんが 森で死体となって 発見された。
横にもう一つ男性の死体。 目撃者らしい。
犯人は スイス人で スペイン在住 この事件のあと 自殺。 七十歳 妻はスペインに残る。
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イラク戦争は 続く。
現在は 各民族間の争いも。 この子は アルカイダに攻撃されたスンニ族。

どんな悲惨な事件よりも 母親に虐待されたり 殺されたりするほうが
もっと悲惨な気持ちがする。

子供達が 元気でそばにいてくれるだけでいいじゃん!
溺愛して育ててもいいと思うよ。
溺愛してだめになりました って言う人は ほんとうに愛情を注いでなかったんだと思う。
もう一度 あの瞬間
「おめでたですよ」と言われた時の うれしさを思い出そう。
まず 隣にいる人を大切にしよう。



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昨日の記事に使った写真だけど もう一度。
幸せな母親の笑顔が 空気を丸くするね。
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Commented by barrameda at 2007-09-17 03:36
水道局の脇を抜けて、さかえ通りをとおってSEIYU??ちがった(笑)?
裏から行くと坂が多いし、薄暗いし。

僕も怒られたことないなあ。僕の母もじっと待っていてくれた。今、思うと怒りが何も解決しないのを知っていたからかな。静かに待って諭したほうが、良いと思うんです。溺愛していいと思いますよ。叱る事なんてないです!喧嘩をしない強さが育まれます。
Commented by antsuan at 2007-09-17 05:30
その季節だけでもう戻ってこない人がいる。寂しいことです。だからどんな生き物でも生命の新しい誕生には有り難うと云いたくなります。
笑顔って自分のためにあるんじゃないような気がします。
Commented by cazorla at 2007-09-17 09:00
barramedaさん 残念でした。 神田川公園を歩いて 小滝町交差点のいなげやです。

今 わが家のはやり言葉。 男の子2人が甘えっ子なので
末っ子を ベビート 長男をベビトン と呼んでます。 
嫌がるかと思いきや 楽しんでます。
3人が 年が近いので 喧嘩はよくしてるし
父親にはけっこう叱られていますが・・・・
Commented by mcherry0929 at 2007-09-17 09:00
子供って本当に有り難いですよね。悩みもつきないけど、悩める事自体幸せに思わないと・・ですよね。生まれた日に「有難う!!」って思ったこと、普段忘れているから。

次男が手で食べる時期があって・・・。でも、彼なりに一生懸命食べているので、本当に少しずつ教えました。その時期もまたかけがえのない可愛い時期で・・。顔中食べ物だらけの次男をわざわざ写真に収めたりしながら楽しんでました。

でも、長男の時はそういう余裕が持てなかった。きちんきちんとしつけてしまって・・。彼にはちょっと可哀想なマニュアル子育てになった・・と反省しています。あと、手取り足とりやりすぎた感じもあります。過保護と生真面目すぎの反省・・・。初めてなんで力入ってました。

>どんな悲惨な事件よりも 母親に虐待されたり 殺されたりするほうがもっと悲惨な気持ちがする。

確かに虐待は一番悲しいですね。日本でも悲惨な事件が後を立たないです。でも、背景に目を向けると、そのお母さん自身が幸せな環境で育てられていない事が多いと思う。連鎖になっている所が問題の深いところですね。社会全体で子育てを共有できるような、助けてあげられるようなシステムがてきると良いですね。
Commented by cazorla at 2007-09-17 09:02
あんつぁん 最近見ないなと思っていたら 認知症が突然出たご近所さん。 七十代で うちの母よりしゃきしゃき元気に出かけていたのに。
びっくりです。 いつも 出かけると その辺に座っておしゃべりしてたのに。 突然のことって いつあるかわからないから いつも 笑顔でお別れしておかなくては と思います。
ふとした時に 見た 笑顔って 幸せにしてくれますね。
Commented by mcherry0929 at 2007-09-17 09:03
☆つけたし
長くてごめんなさい。「システム」なんて大袈裟なものじゃなく、例えば近所の、いつも泣いてる赤ちゃんのお母さんに「大変だよね。大丈夫?」って声かけてあげる事くらい、小さな事でもいいと思う。
Commented by kuronekojiji86 at 2007-09-17 09:15
おはようございます。
先日 病死した女性のアパートから性別も年齢もわからない子供の遺体が
見つかったという事件がありました。何故、こんな痛ましいことがあるのでしょうか?
最近、話題の赤ちゃんポスト・・賛否両論のまま実践されていますが、難しい問題ですね。
親がわが子を溺愛するのは、自然・・あたりまえのことだと思います。
溺愛しすぎて子供がダメになった・・と言うのは cazorlaさんと同じ意見です。
愛情ではなくて親の所有物?と言うか親の都合に育てているのではないでしょうか?
溺愛と言うのは甘やかすだけではなく 厳しくしつけることも含まれているとおもうから。
子供を育てることで親になっていると私は思う、子供って偉大だな!って。
Commented by cazorla at 2007-09-17 09:17
cherryさん 私も 末っ子にいたっては なにをしても 笑えました。
最初が女の子だった というのもあるし
それと わたし自身 かなりお年よりでしたので。

まわりの圧迫もありますよね。
私が長女を産んだ時は 保健所で検診の時 成長が遅いと 言われたりしていました。 ちょうどそんなときに 「育たないから」と 子供を殺したおかあさんが品川にいて・・・ 若い方だと きっと プレッシャーになるのだろうな と思いました。
まわりがリラックスして そしてお互いにこどもを一緒に育てていくという環境があるといいですね。

今 2番目のコメを読んだのでつけたし。

ご近所の人のやさしいことばだけでも 違いますよね。
高知に 高齢者によるベビーシッターサービスみたいなのがあるらしいのですが 東京は核家族があるから 子育ての終わった人たちで サポートしてあげたりしたらいいなと思います。
Commented by cazorla at 2007-09-17 09:33
クロネコジジさん おはようございます。
一般的にとらえている溺愛って 子供に対して興味がないから
なんでも買い与えて そのくせ無視しているようなタイプの親の行為に対して言ってるように思いますね。
目線を一緒にして ひとりの人間として 見ていかなくてはいけないのだと思います。

赤ちゃんポストは 難しいですね。
三歳くらいのこどもを入れていったという記事などを読むと悲しい気持ちになります。 そのくらいだと 何が起きているかわかりますものね・
でも そんな親に育てられるよりはましなのでしょうか・・・
Commented by syenronbenkei at 2007-09-17 09:35
神経質な僕は、子どもがどろんこ遊びをするのが嫌でした。
どろんこといっても泥ダンゴこねこねとかじゃなくて、水たまりに飛び込んでみたいなやつ。
その必要性は認めているので、カミさんに押しつけていました。

「溺愛してだめになりました って言う人は ほんとうに愛情を注いでなかったんだと思う」

溺愛してるつもりの人が聞いたら怒るぞー(笑)
Commented by cazorla at 2007-09-17 09:51
セイロンベンケイさん 水たまりに飛び込んで・・すごい。
さすがに うちは そこまではしてないと思う。 (笑)
大物だ。


でも 一般的に 父親のほうが神経質ですよね。
Commented by 104hito at 2007-09-17 10:04
息子の幼少期は、まだ外環が出来てなくて辺り一面が野原ですた
そんななかで虫を捕まえてくるのが日課だったけど、生き物に接する
ことで、きっと何かを感じ、得ることができたと信じてまつ^^;
アウトドア派なボクの血を受け継いで、未だに細君は洗濯物の多さに
毎日喜びの悲鳴をあげてまつ(爆

ところで、ボクも大久保に住んでたんでつが一時期、メトロ落合にも
住んでますた。小滝橋のペコペコがなくなっちゃったのは寂しいでつ^^w
Commented by cazorla at 2007-09-17 11:15
ひとさん 息子さんがいらしたんですね~
知りませんでした。 ほんのちょっと前まで 野原だったところって多いです。 東京は 線路沿いに 大根の花や菜の花が咲いて ちょっとした地方都市より 自然を見ることが多いかもしれません。
虫と遊べる は 素敵な財産ですね。

大久保ですか。 私は 独身時代 東中野で よく大久保まで歩いてました。 あのあたりに住んでた方 多いですね。
Commented by ルネラ at 2007-09-18 02:18 x
我が家も溺愛しています。私達夫婦は日本に行くと重症なオヤバカで有名です。笑。
私は自分の子供といて楽しいとか幸せ、自分の子供がとてもかわいいと胸をはっていえるスペインで子育てができてよかったなあと思っています。
本当に子供といると大変ねってよく言われる言葉ですね。
私もカルソラさんと同様に子供のすることなすことおもしろいなあと観察したり、一緒に遊ぶのもとても楽しいし、何か彼女が見入っているとのんびりまってしまうほうなので3ヶ月も夏休み子供と一緒で大変だーというよりはあっという間の夏休みでした。こういうのって気持ちひとつのところがありますよね。ちょっとした事で人生ってもっと楽しめるのになあと思うことがさいきんよくあります。
Commented by cazorla at 2007-09-18 03:57
ルネラさん それは ブログを見るとよくわかります(笑)
ほんとうに楽しそうですもの。
どうせ 同じことをするなら 楽しみたいですよね。
その方がぜったい こどもにもよい影響を与えると思うし。
それに こういう楽しみは 人生の中で ほんの一瞬のことだから
ディスフルタールしなくては ねっ。
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by cazorla | 2007-09-17 01:29 | こども | Trackback | Comments(15)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla