お台所から愛をこめて

去年の今頃は 職安の料理人クラスに通っていた。
アンダルシアでは 一番とも言われるシェフのクラス。
10ヶ月間 1000時間。

アンダルシアの田舎の町にいて 驚かされるのはちょっと知的と感じさせる女性たちが そろって プログレッシブなことだ。 私が料理が好きだということを聞くと ずいぶん気の毒そうな顔をして つまり このオリエンタルの女性はやはり まだ りょうりなどという原始的な女の奴隷労働を喜んでひきうけているんだわっ という顔をして 「 そう なんてすてきなんでしょ。
私は 料理なんて めったにしないわ。」とか 「あら 旦那様 幸せね。 私は料理なんて大ッ嫌いよ。 退屈なんですもの」 「料理ねー 手があれるから しないことにしているの」という答えが返ってくる。
マドリッドは 右よりと言われるが その真偽はともかくとして 保守的な地域であるから みんな料理が好きだ。 というより 料理が嫌いなんて言うのも恥ずかしいという風潮があるかもしれない。 だから 女性が数人集まると (男性が混じっていても) ちょっとした 秘密を教え合いっこする。 コシードに数滴 ビネガーを垂らすとか チキンの丸焼きの時 オイルだけでなく ビネガーを少し 垂らしてオーブンに入れると おいしいとか・・・・・。
そういう状況のほうが 外国人の私は なんとなく会話にすんなり入れるし 居心地がよい。

現在 フェミニズムの嵐のような動きがあって なんとなく 暑いアンダルシアです。
来年から 娘が中学に入るんだけど 選択科目が 第二外国語 遅れている科目の復習 フェミニズムから選ぶ。 娘は 第二外国語にして フランス語を 学ぶことにしたんだけど フェミニズム にする子もいるのだろうか・・・・。
男女同権というのは よいのだが それが 女性の「奴隷のような」仕事からの解放というのではなく 女性の「創造的な仕事」を男性もする権利を与えよう という方向でないと やっぱり良くないんではないかと思う。 
ちなみに わが家は 料理は私が します。 そのあとの片づけは 子供達。 そして 大がかりな そうじは 夫の仕事です。

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お台所で 娘はフルートの練習をする。
私はそれを聞きながら料理を作る。
お台所で子供達は 宿題をする。
わからない時は すぐにみてあげる。


おまけ
アルバロ 二歳の時
わが家では二歳になったらアイロンかけができる。
誇りを持って 初めてのアイロンかけに挑戦してる。
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Commented by antsuan at 2008-07-12 09:35
>そうじは 夫の仕事です。
真似出来ませーん。(苦笑)
平和っ平和って叫んで、女も男も創造的な仕事をさせないのが現代の風潮のように感じます。特に日本では冒険を否定する傾向が非常に強いし、マスコミになんて躍らされないで、一人ひとり世界を広く見ることの出来る自由な社会教育が望まれます。と言いながら、息子には家を継げって脅迫している私は何なんでしょう。
Commented by 104hito at 2008-07-12 10:15
cazorlaさんの「愛込めシリーズ」
毎回ドキドキ楽しみでありまっす

もすかすて、次はservicioからでしょうか(逃^^~
Commented by hana-abe at 2008-07-12 13:27
アイロン掛け、2歳から???すごくいい教育です!!
40ン才になっても、アイロン掛けしてると、しょっちゅう焼けどしてます、ワタシ。

夫婦共働きが日本一多い山形県(同居率も高い)に嫁いだ私ですが、傍目から見るとただの専業主婦なんです。(ちゃんと自営の仕事手伝っているけど、家にいるから、それに商売っていう形でお店を出していないから、そう見えない、少なくとも、うちの子供たちは、朝、出勤して行く人を働いていると思い込んでいる・・・・)
こどもたち、「ママってお料理しかしてない、○○ちゃんのママは会社にも行ってるよ」
そうだねぇ・・・・。でもねぇ、掃除だってしてるよ、洗濯物だって干して畳んでるよ・・・・・。年一度の決算業務もしてるんだけどね。申告も、納税もねぇ・・・。そうそう、子育てだってね、してるのよ、私、って。
Commented by toqqun at 2008-07-12 17:06
家事をしないことがプログレッシブなこと、ではないと思います。
女が男が、じゃなくて、家族がそれぞれ自分のできることをやって
その上で外の世界にも出ていくというのでなければ…。
(我が家の反省をこめて^^;)
居心地の良い台所があることが家族の1番の幸せだと思う。
Commented by syenronbenkei at 2008-07-12 23:34
わーい、お尻だお尻だ。
男は持ってないお尻だ。
女よりじょうずに料理ができたってアイロン掛けできたって、このお尻は男は持てないもーん。

僕は人並み以上に家事をする方だと自分でも思うし周囲の評価もそうです。
でも、台所に立ちながら、台所は男の場所じゃない気がしてるのはなぜ?
Commented by cazorla at 2008-07-13 06:50
あんつぁん 世界は矛盾に満ちている というのを教えるのも
教育?  自由と 平等っていうけど 自由と平等が同時に存在することはかなり無理があるというのを頭のすみっこに置いておかないと まずいのですよね。 あんつぁん まねできなくても 庭の手入れは あんつぁんの仕事ね。
Commented by cazorla at 2008-07-13 06:51
ひとさん 次回 servicioに致しましょう。
Commented by cazorla at 2008-07-13 06:54
はなさん 少しずつ こどもさんたちも わかってくる と思います。
うちの娘も小学一年生のとき は 絶対 ママみたいになりたくない。
いつもハイヒールをこつこつ言わせて働きに行く と言ってたんだけど
Commented by cazorla at 2008-07-13 06:56
とっくんさん これねー プログレシストたちなんですよ。
プログレシスト協会というのがあって そういうところに出入りしている女性達。 あのころの中ビ連など思い出してしまいます。
田舎だから プログレッシブでありたいと思う気持ちがすごく強い といのもあります。 つまるところ 聡明な女性は料理がうまい を 桐島洋子女史が書いたあの時代のプログレシストたち・・・
Commented by cazorla at 2008-07-13 06:59
セイロンベンケイさん 
シェフは 家では台所に絶対たたないって 言ってました。
基本的には 女の人って台所に入られるの嫌がる人も多いかも。
うち 台所が一番涼しい場所なんで くつろげるの。
でも息子達は料理つくるの好きだからね。
息子が なんか作ってる時は くつろげない。
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by cazorla | 2008-07-12 08:50 | アンダルシア | Trackback | Comments(10)