オリーブ工場 廃墟
2008年 09月 12日
最近 ちょっと maiobachan に影響されてるcazorlaです。
(maiobachanというハンドルネームですが わたくしよりはるかに若く きれいな人です。)
皮製品の店。
閉鎖されたレオンの砂糖工場と宿舎。
大型建造物ブーム。
のような記事を読んで なるほど カソルラにも廃屋のオリーブの工場があるじゃないかと。
こちら裏口。
工場の表がわ。
おとなりにあるのは もともと オリーブオイル会社の建物。
なかなか立派な建物です。
いくつかの部屋に 人が住んでいる気配。
そして また 工場の建物。
ここは中心街なので 現在 工場は 村はずれの工場地帯に引っ越しました。
今では プレハブ作りに近いような 煉瓦一列のみの薄い壁の工場になっています。
でも 当時の建物は たぶん 中も涼しく 改装すれで 快適な家に変身すること
間違いなしなのに なぜか そのまま。
たぶん 遺産相続などなどの問題が抱えられていて 手つかずだったのでしょう。
五年くらい前に なんとかしていればぼろもうけだったのに
と 現在 経済が 傾きだした状況を見て 持ち主たちは ため息をついているのでしょう。
社会主義は文化を壊す元凶かも知れません。
住居になっている建物、中がどういう作りになっているのか興味そそられますね。
中に入ってみたい。
カソルラに行くことがあったら、ここは要チェックですね。
でも 煉瓦積みの建築は 良いですね
特に開口部のアーチが力学的で よいです。
中 すっごい興味ありますよねー。
普通の家で 廃墟になっていなくても 入ってみてびっくりの家ってありますよね。
このあたりは 間口がせまいのに 奥行きがすごくて 鰻の寝床みたいな家もあります。 中に入らないと よくわからない家。 わくわくものです。
煉瓦積みは 地震のある地域には だめと 言われていますが
私の実家 下関には いくつか煉瓦造りの家が残ってます。
戦災ですべて焼けたのに それだけ残ったようです。
煉瓦造り いいですよね。
何処の国も傾いているのは同じなんですね。
日本もヒドイ状態・・・
良い物は残して置かないと二度と創れない気がします。
歴史的にも良いものを壊して、人は便利と言う名の金儲けをする・・・それでは人間にロボットになれ
!というのか。
建築に関しては 政府がある程度コントロールしていかないと
歴史的なものってなくなってしまいますね。
二年くらい前 バスクの鉄橋が文化遺産に選ばれましたが
それも結局 スペインが工業化遅れたから 壊さなかった結果。
だから 今も 壊さない方向で 進められているみたいです。
どうしても 民間にまかせれば 目先の金儲けに行ってしまいますね。