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カテゴリ:アンダルシア以外の街( 43 )

マドリッドデート予告編

9月になりました。
15日にいよいよ息子が一人暮らし始めます。
だから二人で旅に出ました。
口実は息子が昨年の夏お世話になったピアノの先生のコンサートに行くということ。
マドリッドです。
コンサートが始まるまでマドリッドを散歩。
レティーロ公園に行ってボートに乗りました。
息子が17歳になって大きくなってこう言う幸せがあるということ。

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この日は44度でしたから、周りの人たちも脱いでいました。
『あの人、あんたより痩せてるのにいっぱい漕いで速い!!』
とか文句言うと必死で漕いでたんですが、だんだん疲れてきて
『奴隷になったような気がする』と泣き言を言いだしました。

息子って子供時代はやたら面倒が多いですが、このデートで全てが報われたような気がしました。

行ってしまうと寂しくなるんだろうな。



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by cazorla | 2016-09-03 07:02 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(8)
ビルバオはスペインの北部バスク地方にある都市。もともと工業の街で港が栄えていたのですが産業が停滞して使われていない港そばの土地を利用して美術館を作りました。
アメリカのグッゲンハイム財団の美術館の分館の一つ。
これができたおかげでビルバオに来る観光客が増えて、グッゲンハイム効果とか呼ばれているらしいです。

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一番有名なのがパピーです。
Jeff Koons(ジェフ・クーンズ)の作品。
花で作っているので季節で色が変わるそうです。
息子、頭を撫ぜ撫ぜしている写真を撮って欲しいと。

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こういう感じで撮りました。
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デカイのです。


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ジェフ・クーンズの他の作品。


アンディ・ウォーホルの作品展がありました。

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美術館に息子を連れて行ったのは10年ぶりくらいです。
ピアニスト目指してるのですから少しは教養を身につけて欲しいと。
結構楽しかったらしくまた美術館に行きたいと言ってました。


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本を読むコーナー。

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六本木にもある蜘蛛の作品。


建物の内部はこのビデオでご覧になれます。





美術館はスペインの12の宝物の一つに選ばれているんですが(2007年)、他にも素敵なものがスペインにはあるだろうというのが正直な私の意見です。確かに観光客がたくさん来てますが。
美術が好きで来ているというよりもやっぱりスペインくんだりまで来たからには見なくてはいけないという感じで来てる人が多いような感じです。私個人は現代美術が好きなのでマドリッドのレイナソフィア美術館によく行くのですが、なんとなく雰囲気が違います。美術が好きで行ってる人が作品を愛しながら歩いていることによって建物全体に醸し出される空気がない。

観光地に行ってる、そんなん感じがずっとあってあまり好きな美術館ではありませんでした。

バスク地方の彫刻家ホルヘ・オテイサはバスクの美術の伝統に対する侮辱だと言って美術館建設に反対したそうです。そして自分の作品を美術館に展示することを拒否し、隣の州ナバラに寄付しました。(ウィッキーペディアによる。)

駐車場が2時間だけしか使えないのも不満でした。大きな建物にある作品を2時間で見終わりなさいってこと?図書館もありますし、お店だってあります。だから2時間って短いと思います。駐車場に車を置くときに車のナンバーを入力するので一旦出てもう一度入れ直すということもできません。

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『空虚な構造』(Construcción Vacia)

これはサンセバスチャンにあるホルヘ・オテイサの作品です。



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by cazorla | 2016-08-21 08:18 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(2)

バダホスにて


バダホスってどこ?って思う人の方が多い。
エストレマドゥラの街だよって言っても、エストレマドゥラってどこ?というくらい知名度が低い。
エストレマドゥラはNHKのスペイン語講座でサフランをたくさん作っている農家の話で出てきた。
それを見たのが20年前だけど、初めてエストレマドゥラに行ったのは2年前。メリダという街が初めて。
そこはローマ遺跡のある街。
スペインで一番古い水道橋のある街。
メリダのすぐそばのバダホスは特に何もない。

エストレマドゥラは一番コンキスタドーレスの多い地域。
資源も無く、農業もそんなに豊かではない。(だからサフランを作る)
だから外を目指して行った。

そのエストレマドゥラの街、バダホスのコンセルバトリオに受験に行った。
ピアノ科の受電です。
息子はあまり気乗りしなかった。

私は個人的にこのコンセルバトリオが好きだったのだけど
このコンセルバトリオというよりここにいるロシア人、じゃない、もともとソビエト連邦人で現在グルジア人の先生のピアノのスタイルが好きだった。

一度だけその先生の個人レッスンを受けたことがある。
だから知ってる先生で息子も気に入っていたはずなのに、なぜか嫌がっていた。
それでも担任の先生には従順なので受験してきました。


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バダホスには大きな修道院が二つあります。

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なんちゃって日本が色々と。

居酒屋。メニューに定食もあってご飯と味噌汁とおかずが並んでる写真がありました。

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武道教室です。
軍艦マーチが聞こえるような。。。。
こんなん今時の日本ではありえない…ですよね?
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ケンゾーか?と一瞬思うじゃありませんか?
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こちらがコンセルバトリオの建物です。
オーボエは定員が1人と云う小規模なコンセルバトリオです。

先生たちは若く、演奏者として充実している年代。


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コンセルバトリオ前の広場にある噴水。こういう噴水はコルドバ、グラナダなど夏に暑くて暑くてかなわないという場所にあります。足元が涼しくなります。たまに子供達がまたがったりして楽しげに遊びます。

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試験を受けに行ったら先生がちゃんと覚えていて、『坊主、バダホスはいいぞ。住むのにいいぞ』と何度も言われて上機嫌。
実は個人レッスンの後メール送っても返事がなかったので忘れ去られたと思って気が進まなかったらしい。

ちょっと場所が地の果てというか、わが町カソルラから遠いので行くのも大変だけれどとにかく先生が好きというのが一番。

コンセルバトリオは国立と公立があります。
ほとんどが国立です。
公立は(私の知ってる限りでは)三つ。
ボニファシオ ヒル(バダホス:エストレマドゥラ)
スムック(バルセロナ:カタルーニャ)
ムシケネ(サンセバスチャン:バスク)

国立よりこじんまりしてるんですが内容が充実しています。
入るのは国立より難しい。
日本だと国立の方が難しいですよね?

自治体が力を入れるのでその分施設やアクティビティが充実するのかなと思います。

とにかく息子の来学期の行き場ができてよかったです。

カンデラッキ先生の生徒たちの演奏がニュース番組で紹介されたビデオです。


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by cazorla | 2016-07-28 11:55 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(10)

マドリッド散歩


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ここはアトーチャ駅すぐそばのコンセルバトリオ。
息子が今年お受験なので 試験の申し込みにマドリッドに来ましいた。
用事は あっという間に終わったので
マドリッド散歩に出かけます。
目的地は 大使館。 大使館の図書館で 母のために本を借ります。


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フェレテリア というのは 家の色んな修理やらなんやらのものがすべて売ってるお店。
ここは 1864年開店の歴史あるお店です。


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チョコラテリア。
チョコレートは 飲むチョコレートを指します。
チョコレートの歴史
に どうやってヨーロッパでチョコレートを食すようになったか記載されてます。



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電電公社 テレフォニカの建物。
なぜか たくさんの人が列を作ってました。
株主様って書いてたので それ関係。

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マドリッド公立美術館。


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グランビア

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結構有名なクルスブランコの横はオートセルビッシオって書いてます。
つまりセルフサービスで 自分で勝手に欲しいものを取ってレジに持って行く。
スーパーマーケット方式だけど それより小さい よろず屋さんといったほうが近い。
カソルラ村には ありますが普通都市にはない。
でも こんなマドリッドの中心街に いきなりある。
そういうのがマドリッドの魅力かもしれません。

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プラザ デ コロン。
コロンブスの像です。

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なんとなく 芸術的。

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大使館のそば。 レストランです。
かの有名な。。。

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ホセ ルイス。

歌にもなっていて うちの夫の子供時代は ここに週末家族で行くというのが マドリッ子のお決まりだったそうです。

大使館で 藤沢周平などなど 借りました。
母は もっぱら 読書ばかりしてます。



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by cazorla | 2016-05-11 21:28 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(2)
マドリッドに新しくできた美術館。
ラサーロ ガルディアーノ 財団の美術館。
彼の コレクション。
19世紀の人なので コレクションは 15、6世紀が中心になる。
フランドル派の作品。
オランダの作家等。
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ビデの使い方。 象牙細工。 どういう目的で作られたかは 不明。

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陶器のコレクション。
日本のものも いくつか。
壺は 1900年の作品。


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オリエンタルな布のコレクション。

そのほかに メダルのコレクション コインのコレクション 武具のコレクション
ゴヤもサラがあって 
絵画のコレクションもすごいです、

C/Serrano 122 Madrid tel 91 561 6084
日本大使館のすぐそばです。


入場料は6ユーロ。 大家族カード ヨーロピアン ユースカードを持っていれば半額
          65歳以上半額。  失業者無料。

4階のそれぞれの階にコレクションがびっしり。
離れでは 無料の写真展をやってました。
庭もみごとで 庭師のおじさんが幸せそうに働いていました。
近所の老人は 小さな子供連れが 庭でくつろいでいて ゆったりできます。

このかいわいの ランチは 安くておいしい。
エコロジーレストランもあります。


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by cazorla | 2015-08-31 17:51 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(0)

アルマグロ 散歩。

前回 アルマグロに来たのは 2007年。
母と子供たち三人と一緒に。
母は元気で マサパンをいっぱい買った。
だから 今回も買おうと思ったら 売ってなかった。
前回は 年末に行ったのでした。
マサパンは クリスマスのお菓子。
子供達も小さかった。

2007年の記事。
ビジャヌエバ・デ・インファンテス (アルマグロ近くの町)

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アルマグロの図書館。
中世の刑務所を改造して 今では図書館。

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日差しが強かったので 帽子が売れていました。

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ちょっと早めのお昼ごはん。
観光の中心地のバルだったけど 値段は普通で おいしかった。
とくに そのバルのおかあさんのオリジナル おばあさんのジャガイモ がおいしかった。
30日に息子を迎えに行った時にまたいただこうと思ってます。


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これは 家具屋さん。
うさぎが入り口にいる。
宣伝効果ありなのか?

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ラマンチャだから もちろん あちらこちらに ドン・キホーテ。
で ちょっと考えたのだけど ドン・キホーテって いつもブ男だけど
ブ男だという 記述があるの?
もしかして ものすごく ハンサムだったかも と言ったら
夫に笑われた。

息子を置いて 帰宅。
一週間の夏期講習。
電話が来ない。
どうしてるのでしょう。



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by cazorla | 2015-07-26 06:12 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(0)

ここは フランス

これは やっぱり フランスだなぁと思った。
まだ これがあるんだ と。
すっかり忘れていて

アンダイエ の キオスクの裏側。


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私はチャーリー。
スペイン語で ある人が書いてきた時 違和感があった。
夫いわく スペイン語で言う場合 Soy Charlie, también.
英語で言う too が必要なのだという。
なるほど これだと 気持ち的に違和感がない。
それは つまり フランス語って メタフォリックな言葉なんではないか
そう 思った。


だから 翻訳だけでは あいいれない国際問題って やっぱりあるんだろうな と思う。



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今 アンダルシアに戻って 暑い夏の真っ最中。
息子は マドリッドのピアノの夏期講習。



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by cazorla | 2015-07-04 20:38 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(4)

国境の南は イルン。
パイス バスコの町。
ちょうど お祭りの日でした。
もう かなり長い間お祭りで 終わりつつあるらしいのだけど
それでも 町のあちらこちらで 笛の音。
アンダルシアでは 教会の鼓笛隊は トランペットと太鼓
市の鼓笛隊 バンダ ムニンシパルは クラリネット フルート サックス トランペット トロンボーン チューバ など。

でも イルンの町では リコーダーと太鼓。

大地から響くような音色が 町を包む。

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リコーダーを吹いてる姿は 絶対喧嘩なんかしない人に見える。


そして 町のショーウィンドウも。
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ベネトンも。



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イルンの町 思ったより大きな町でした。


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市役所の前で。


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八百屋さん
旅行してる時は よく八百屋さんを覗きます。
そこの生活が見えてきます。

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比較的安い。

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泊まったホテル。 ホテル アルカサール。
三ツ星ですが 入り口から お庭が続いて しっとりした感じ。
古い家に入っていくような匂いがなつかしい。



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by cazorla | 2015-07-01 05:10 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(6)

国境の北

長男のピアノレッスンのために 二泊の旅行。
スペイン国境の北
アンダイエ 
スペイン語では エンダヤ
フランスである。
国境
日本に住んでいると ほぼ 考えない。
県境とは わけが違う。
そこを越えたら 言語が変わる。
そして 生活も 色も 空気も。
そこは フランスなのだ。





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国境の町だけ見て フランスを語ることはできないけれど
とても 質素な感じがした。
ここは 知性を感じる質素 と言えばいいか
生活を大事にしている人たちが醸し出す 質素なものたちから出てくる美しさ。

アンダルシアに住んでいると やたらと ワシだとか ざくろとかの
シンボリックなオブジェが 家の入り口に置いてある。
そういうものがない。
息子が (彼は16歳だ)言う。
『だって フランスは 共和国だもの。」
貴族の首を切った国と切らなかった国の違い。
政治が風景までも変える。
そういうことが 政治的な見地から 軽く分析できるようになった息子に感心する。


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浮浪者のような人が近づいてきた。
私は わからなかったので フランス語はできませんと答えていると
息子が 答えていた。
けっこう 感動していると
ママ たばこちょうだいって言うから 僕たちは 吸いませんって答えただけだよ
と 笑っている。

長男との二人旅は 初めて。
娘とは たまに出かける。
末っ子とも出かけたことがある。
長男を改めと知る旅であった。

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境界に足を置く。
二つの国をまたにかける男。




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by cazorla | 2015-06-28 07:15 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(11)

マジョルカ 愛の日々

マジョルカ出身の人はスィートだという話を先日書いたが そのマジョルカにかつて ショパンが住んでいた。
ジョルジュ サンドと一緒に。
婚約をしたばかりのショパンが 出会ってしまったサンド。
恋に落ちて 住むマジョルカは今と違って 『奥地』だったのだろう。
緑の館の舞台である。
マジョルカ島とメノルカ島。 マジョルカは大きい メノルカは小さいという意味。
音楽の長調と短調がマジョールとメノール。
兄弟の年上年下もマジョールとメノール。
今では マジョルカはドイツ人がたくさんいて 観光地として開発されすぎてしまった。
義妹一家は毎年メノルカに行く。
そしてもうひとつの島がイビサ。
かつて ヒッピーの集まる場所であった。
イビサ風ドレスというのもある。
そういえば メノルカにはメノルカのサンダルがある。
今ではどこでも 少なくとも スペイン全土で売っている。(はず)
半島から離れた島なのにけっこう影響力の強い島々である。



ショパンとサンドが 逃げてたどり着いたマジョルカは当時 どんな島だったのだろう。
ローマの遺跡があるから 歴史の長い島である。
リストと付き合っていたサンド。
体の弱かったショパン。
リストはピアニストとしてははるかに力強かったと思う。
ショパンは長時間のコンサートはできなかったと言う。
リストがショパンの作品を奏でていた。
ショパンは 男としてコンプレックスを持っていただろうか。
遠い時代の愛の逃避行を思う。
その前年に作った歌。 スケルツォ。
イタリア語で冗談。
彼の冗談は ある時は 楽しく そして時として悲しい。




うちの息子の弾く scherzo。
この おかしさの中にある 悲しみは ノルウェイの森なのかもしれない。


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マジョルカのローマ時代の遺跡



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by cazorla | 2014-11-05 19:13 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla