カテゴリ:しょうもないこと( 33 )

チャールズ・オズボーン さんって知ってますか?
ギネスに載っている人なんですが、68年間しゃっくりが止まらなかった人。
156kgの死んだ豚を抱えたときに転んだのがきっかけでしゃっくりが始まったのだそうです。
そのとき、28歳。
96歳まで続いて、97歳で亡くなっています。

68年間しゃっくりが続いたということよりも、
私が注目してしまったのは、その間に2度結婚して、8人子供を作ったこと。
だって、普通にしていても離婚って大変だろうし、しゃっくりがずっと続くとストレスがあって、
できなくなったりする可能性もあり、ですよね。

そんなことない?

8人の子供たちは、しゃっくりをしている父親がずっと普通だと思って育ったわけで、
それもすごいですよね。

しゃっくりしながら、叱ったりしたんだろうか、とか。
隣で寝ている夫がずっとしゃっくりしていたんだろうかとか。
いろいろ、考えます。

90歳でしゃっくりしながら生きているってかなりの体力だし、やはりこの方は強靭な人だったんでしょうね。

ずっとついつい考えてしまう。
チャールズさんの人生について。
最後の年にしゃっくりが止まっていたのは、体力がなくてしゃっくりができなかったのかもしれないとか。

そういえば、最近しゃっくりしていないような。
小さいとき、しゃっくりが出ると、母が「鼻の頭を舐めると止まるよ。」とアドバイスをしてくれてたから、
当時はよくしゃっくりをしていたような気がします。

ふと考えると少なくとも30年間しゃっくりをしていません。

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by cazorla | 2017-05-23 07:44 | しょうもないこと | Trackback | Comments(0)
知らないうちに5月。
というのもついこの間まで、冬のコートが必要だったからです。
いつもなら、とっくの昔に袖なしになっているところ。
今年は一度春になって、その後、また寒くなりました。
カソルラは最近、観光客が異常に増え、ゆったりと川沿いのお散歩が難しくなっています。
バス1台分河口から、ドヤドヤ歩き始める。
横、3列に並ぶと追い越しもできない。
せめて、2人で歩けば良いのに、自然に幅が広くなると今度は4列になります。

スペインは6月に学年が終わるので、ふと気づくと学年末です。
時が立つのは速い!速すぎてついていけない。
6月は母の誕生日なので、年金の延長のために大使館に在留証明をしてもらわなくてはならいないし。
毎年の行事。

ピアノを弾いている、長男はアレクサンダー•カンデラッキーの教室にビリッケツで入って、結構心配していたのですが、猛勉強の末、なんとか1学年は終わりつつある模様です。
長男より、良い成績で入った子がドロップアウトしてしまったことを考えると、かなりの快挙とも言えます。

現在、住んでいる学生寮には、アップライトピアノを1ヵ月100ユーロで借りているのですが、来年はグランドピアノを買わなくてはいけません。
アップライトとグランドピアノでは構造が違うので、やっぱりグランドピアノじゃなくてはいけないそうです。
そう言えば、日本のピアノ学科の生徒ってみんなグランドピアノですよね。
私はてっきりお金持ちだからそうなんだと勘違いしていました。

我が家、娘も外で勉強しているし、経済的に大変です。
日本のように簡単にバイトが見つかる環境ではないし。
娘はたまにモデルのバイトをしています。これだと半日でちょっとしたお金になります。
あと、結婚式の演奏が月1くらい。

でも息子は9時間ピアノを弾いているので時間がありません。
その上、(バダホスに今いるのですが、)バダホスは地元ではないので、仕事を得るのは結構難しいようです。

と、まあそういうわけで、グランドピアノ購入プロジェクト。
私にできることは書くことくらいなので、ライター始めました。

読んでいただけると嬉しいです。
シェアとかツイートとか、はてブとかしてくれるともっと嬉しいです。


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by cazorla | 2017-05-18 15:47 | しょうもないこと | Trackback | Comments(2)

連載jp

たいして書いてるわけではないのですが、連載jpで書き始めました。
5月22日が第一回で、合計4本という遅筆です。
多くの人に読んでもらえるチャンスなんて書いてるけどどの程度読まれているのかわからなかったし、ベストランキングの記事と色合い違いすぎるしで下書き状態だったものを先日やっと出したら初めてランキングリストに載っていてすんごく嬉しかったので。

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単に『ヌーディストビーチ』って題名だけで開いてみてつまんなくて閉じちゃった、それだけなのかもしれませんが。

連載jp  http://rensai.jp

スペインの外国人 でずっと書いていこうと思っています。



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by cazorla | 2016-07-30 12:14 | しょうもないこと | Trackback | Comments(4)

明日から海

明日 やっと 海に行きます。
これは 先月息子と行ったエンダヤの海。
肩幅が広くて とうとう Lサイズが窮屈になってきた。
身長185 体重65キロと細身なのに
肩幅だけ広い。

ずっと クラスの一番ちびさんだったのにね。


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明日 一泊の予定で 夫と二人で行く海は 毎年恒例 カボ・デ・ガタ。
ここは 舅の一押しです。
舅は イベリアのパイロットだったので 一生 飛行機は無料。
どこでも 無料で行けるけど どこにも行かない。
旅行が嫌い。
唯一 カボ・デ・ガタだけは 行ってもいい と思える海。

アルメリアのどっかの村で ロックフェスティバルがあるのだけど
そこに行くのが かなり複雑で 娘とその友達が
途方にくれているので 彼らの連れて行って そのついでに
海に行こう ということになったのでした。

そして 家には 息子二人が残ります。
それぞれに それぞれの アドベンチャー。



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by cazorla | 2015-08-06 07:03 | しょうもないこと | Trackback | Comments(4)

母のこと









気持ちには暗い部分がある。
だれでも 心のなかに なにか 暗い 人には見せない部分がある。

レーナルドの朝を書いた精神科医のサックス先生は 精神を病んでしまっても
上品な人は 上品なまま
本をたくさん読んでいる人は そういう知的なところを残したまま
心の優しい人は やさしいまま
精神を病んだ人になる と書いていた。
それは 認知症でも 多分同じなのだろう。

母が少しおかしい。
もうすぐ 88歳になる。
米寿だ。
88歳になって 一番の心配は オムツをつけなければならないのではないか ということ。
夜中に何度も起きる という。
ぜったい ベッドを汚したくない。
汚したらもうおしまいだと思っている。
医者は そういうのは この歳では普通なので 寝るときだけ おむつをつけて 熟睡したら
と 言うのだが
それは 彼女の選択肢にはない。


そして 母の思考は うちへ 内へ
さまよっている。
体が少し小さくなそうった。
背中が少し曲がってきた。

そういうことが母を苦しめる。

体が曲がったことが つらいらしい。




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わたしのせいだと 罵られた。
私が もっと せっせと 外に連れ出したら 体は曲がらなかったと。
出かけようと言っても なかなか 出かけたがらなかったくせに。
そして 去年は 長女が なかなか 大変なときで
家庭内暴力なんていう域には達してないから
大変のうちには はいらないのかもしれないが
それでも 受験にこぎつけさせること そして
彼女もまた 私をののしっていた。
わたしのせいで 音大にしかいけない
ほかの選択肢を 取り去ってしまったと
だから 気力がなかった たしかに。
それは 母もわかっていたはず。

最近 弱っていて 料理を作らない
てきとうなものを食べているようなので
毎日 ご飯を作って持っていく。
しいたけを煮て
卵焼きを作って
母にだけの特別メニューで作って持っていく。
それでも 味付けが甘すぎる
からすぎる
物足りない
などなど 毎日 おいしくないけど 無理して食べた
と言われながら

そうやって否定されていると
なんとなく 力が 尽きてくる。

いらついてるのだ
死ぬことがこわいのかもしれない。

わかっていても 
私も生身だから
気持ちが 下に下にと行ってしまう。

たしかに スペインに連れてきたのは無謀だったかもしれない。
でも ほかの選択肢があっただろうか。
もし 今 母が日本の家で弱っていて
私はすぐに 帰国できるだろうか
私だって 日本に実家があって
たまに 帰国するという ガス抜きがあれば それは
それで ゆったりできる。
ものすごく下世話なレベルでは
日本の風呂に入れる そんなことを考える。
今は 8年帰国してない。
だけど 母と一緒にいたいと思った。
母もそうだと信じていた。

母が ベッドのスプリングがよくなくて 体が痛いと言っていた。
だから 新しいマットを買った。
マットを持ってきてもらうのに 数日かかった。
その間に 母は すこしまた 混乱して
新しいマットが来て 古いマットを捨てるときに
母も一緒に捨てられるのだと 勘違いしてしまった。
そんなわけ ないのに。
あるはずもない できごとを想定して 彼女は混乱し
悲しみ 恐怖のなかにいる。

そういう状態が ずっとつづくわけではなく
少しすると 普通に普通の考え方ができるようになる。
ふつうに生活し
本を読み
そして 私をののしらない。

姑だったら どうなんだろう。
母だから 私は苦しむ。

明日は良い日でありますように。

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by cazorla | 2015-06-11 05:14 | しょうもないこと | Trackback | Comments(24)

麻酔

酒飲みでもないのに 麻酔がかかりにくい。

小さな時から 病気王で 薬を飲みすぎたのかもしれない。

先日 最初の出産で 帝王切開の手術のとき 死にかけた

と書いたが もしかしたら それが原因かもしれない。

麻酔がかかってないので メスが冷たかった。

冷たいメスが お腹の上をすっと切り開いた感覚。

これは トラウマになってるかもしれない。

私はこわがりのくせに 見栄っ張りなので

がまんしていた。

でも 血の管

今 思い出すとこの血の管はなんでそこにあったのかわからない。

今は血がながれないように吸い取りシステムになってるのかもしれない。

で その管が 私の顔の横を通っていた。

血の流れとメスの冷たさで

びびったのである。


考えてみれば 小学校の時の盲腸の手術のときも

(虫垂炎の手術のときも)

麻酔はきいてなかった。

注射をしたあと 腿のあたりをさわって

『感じますか』ときかれた。

そこに手があるのは 『感じ』ていたのだが

触ったのだから そういうのは当たり前で

それ以外になにかを感じなければ『ならない』のだと思った。

なんせ 子供だったし。

だから 感じません と答えた。

手術がはじまって メスがやっぱり冷たかった。

なかのものをぴっとひっぱるのを感じた。

『もう少し そっとひっぱってください』

と言ったら 医師と看護婦さんがびっくりして 感じるの と

きいた。

メスがつめたいのとお腹の中をひっぱる感じだけ感じます

痛みは 少しだけ

結局 あと少しなので そのまま 手術は終わった。


でも 眠ろうとしているとき たまに 冷たいメスの感触を体に感じることがある。

もしかしたら だれかに刺されるかもという恐怖の中で

眠ってしまうことがある。

そして ちょっと怖い夢をみる。

死ぬのはだれでも一度だけだけど 死に方はいろいろ。

できるなら 無残な死に方はしたくない

そう思う。

生き続けてきただけでも 奇跡に近い

現代という時代。





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カソルラ村の夜景です。

うちのお風呂からこのライティングした城が見えます。






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by cazorla | 2015-02-09 17:31 | しょうもないこと | Trackback | Comments(10)

オレンジの香り

脳腫瘍の検査の夢。
毎年 行って診てもらっている。
なぜか みんな 頭がクリスタルになって
中身が見える。
私の頭には さくらんぼがひとつ。
それが私の脳腫瘍。
素敵な人がいた。
にこにこして 明るくて 
そして オレンジが三つ。
クリスタルの頭の中に 三つ おなじ間隔をあけて並んでいる。
私はさくらんぼがひとつだけなので
なんだか少し恥ずかしかった。
彼女がにっこりして
話しかけてくる。
オレンジが三つもあるから 肝心の脳みそを置くスペースがないのよ
と言って からからと笑う。
彼女と話していてとても楽しかった。
だから 次の検診の時も 同じ日にと
言おうとして やめた。
オレンジが三つ。
来年は会えないかもしれない。
そう思うとなんだか 悲しかった。


オレンジの季節だから オレンジを食べるたびにこの夢の人を思い出します。

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脳になにかがあるのは こんな感じ。
私の脳外科のせんせいは とても綺麗な人です。



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by cazorla | 2015-02-01 08:04 | しょうもないこと | Trackback | Comments(4)

水 くさい みずくさい

臭いということばについて おーやまさんと話していたからかもしれないが

水臭いということばが 突然 私のなかで 響き始めた。


水臭いということばがある。

あら どうして言ってくれなかったのよ、みずくさいわねぇ。

必ず 小さな ぇ がついて。

たいてい お金の問題なんかがからんでいて 言えなかったりするのだ。

このみずくさい はどこからきているのだろう。

君子の交わりは淡いこと水の如し

からだとしたら なかなか 古人のインテリジェンスを感じる。

なぜ みず くさい のだろう。

あたいら 君子ちがうで ふつーの子ぉや。 

なんでもゆーて たすけあいましょ

なんて感じなんだろうか。

で 水入らず ということば。

親子三人水入らず

とか

これも 同じ水なんだろうか。

そして みずくさい とか 水入らずということば

聞かなくなったような気がする。

と ある夜考えていた。

それは人間関係の変化?

でも よく考えると 実際に使ったり だれかに直接言われたりという経験はない。

これは テレビドラマだけで使われている 架空のことばなのか。

水入らずというと サルトルの短編を思い出す。

夫婦の話。

どんな話だったか 思い出せないけど オリジナルの題名はなんだったんだろう。

そう 不能の夫と妻の話だった。

社会に対して 完璧に 孤立した共同体という意識がなくなったのだと思う。


でも 一度くらい 水臭いわね なんて使ってみたいけど 

可能性はないね。 誰に対して言うのだ。


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by cazorla | 2014-10-17 08:58 | しょうもないこと | Trackback | Comments(8)

この夏はたくさんのできごとがあった。

カソルラ村は いつも話題にこまらない。

悲劇も そんなに近しくない人 くらいの距離だと 楽しんでるのが目に見える。

こういうのが村の磁力というものなのか。

いくつかの事故 (ひとつは 私の目の前でだった) 自殺した人

いくつかの自然死

そして 夏の終わりを告げる時

裏の家から火が出た。

石の家であるから もえてしまうということはない。

ほぼ 家具類のみ。

火の感じからして ガスではなく 電気システムの問題のようだった。

システムをおおうプラスチックのこげるにおいがした。

裏の家には 退職したおじさんと 28の時に心臓の手術をしたおばさん

60代半ば過ぎの夫婦が住んでいる。

あまりに興奮して まだ 電話をかけていない。

うちの夫が電話する。

サイレンの音が響く。

叫び声。

アンダルシアの小さな村は昔ながらに道が狭いので 

窓から煙が入ってくる。

窓はしめなさい と 子供たちに言っても

彼らの好奇心はおさえられない。

においに弱い私は そのまま ぐったり眠りにつく。

夜中に目が覚めて トイレに行く。

頭はまだ朦朧としている。

半分 ねぼけて マドリッドに住んでいた時とさっかくする。

マドリッドの家の大きなバスルームにいる気分で 立ち上がり歩く。

そこには 広い空間があるはずだった。

バスタブにぶつかる。

おもいきりぶつかる。

ぶったおれる。

ぶっ倒れて 重力の方程式が一瞬 頭をよぎる。

その瞬間 もしくは その前だったのかもしれない。

顔をしこたまぶつける。

顔が ぐしゃっという音を立てたような気がした。

ジョニーは戦場に行った という 映画を思い出す。

顔じゃないよ心だよ

と言ったって 心だけでは 存在できない。

顔がなくなったかと思った。

しかし

その反対。

倍の量にふくらんでいた。

悲劇は大きさじゃない。

どのくらい自分に近い所で起きたか。




ふくらんだほっぺで母に会いにいく。

心配させたら悪いな と 思いながら。

87の老母は ふくらんだほっぺを見て

ひとこと

『かわいい』

夫と子供たちに話して 笑う。



次の日 また 母に会いにいく。

『昨日 かわいいなんて胃って 悪かったわね。

なんか あとで考えたら 悪いこと言ったかなって 気にしてたの』

悪くない おもしろかったと答える。

『でも それ もとにもどるのかしら』


ぐさっ


もとにもどらないと困ります。

まだ 痛い。





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by cazorla | 2014-09-19 03:23 | しょうもないこと | Trackback | Comments(6)

花のもとにて春

3月30日に 花のもとにて 十句 

桜散る 人も散りゆく 再び春


体曲げ 泣く人の背は 小さく春


ことばなく 君の体を 埋める花


春の風 水の流れに さからいて


我徘徊 桜満開 君不在


浮かぶ雲 春を忘れず 形変え


霧深く 菜の花静か 朝が来る


風が吹く 心はふるえ 桜花


桜の木 微笑むな君 夢歌う


すれ違う あなたに似てる 春の月


3月に友人が亡くなりました。もうずっと昔のことです。
彼はまだ26才。
あのときから時が止まってしまったよう。
年だけは取っていく。
それなのに どうしても26のままの世界を抱え込んでいる。
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by cazorla | 2013-03-30 08:02 | しょうもないこと | Trackback | Comments(8)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla