カテゴリ:スペイン 文化 言葉( 275 )

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スペイン語でgalgoと呼ばれる猟犬です。
スパニッシュ・グレイハウンドという、紀元前600年くらいから人間と共生している犬。
この犬はシャイなせいか、売られることなくブリーダーのところに3年いたのを
娘の彼氏がもらってきたのです。

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走るのがとにかく速いので、うちのみかんともすぐに仲良しになった。
ブリーダーのところではいじめられていたので、ずっと犬の友達もできなかった。
初めての犬の友達が我が家のみかん。
みかんも走るのが速すぎて、一緒に他の犬と遊んでいても
10分もしないうちに
「みかんはうざい。」と言われて、みんな行ってしまう。
初めて、これでもかと思えるくらい遊べた。


名前はソラ。Sola、ひとりぼっちと名付けられたソラ。
日本語でソラは空だよと、娘が彼氏に言った。

一人でもいいんだよね。空はどこまでも広がる。
広がりすぎて、ひとりぼっちでも、いつかどこかで繋がっていくさ。
誰かと。

ソラの話は、↓の記事にも紹介してます。うちの娘の彼氏を厳選10人に入れちまいました。





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by cazorla | 2017-05-19 18:29 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

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ずいぶん昔、北杜夫が書いたおとぎ話のような小説にオレンジジュースの大好きな王子様が出ていた。
多分1970年頃。
あの頃はオレンジジュースというのはとてもおしゃれなイメージがあった。
そもそもネーブルオレンジだって結構高かったし、それを絞ってジュースにしてしまったら一瞬にしてお楽しみが終わる。
まず、ジュースになんてできなかった。
北杜夫の書いた小説は、確か素敵なおっぱいを持った人を募集するのだ。
そして、やってきた女性はおっぱいは小さいのだけれど、触ると国中が揺れ動くようなサイレンのような声をあげるという話。
そういう意味不明のストーリーとは別に私はその頃からオレンジジュースに憧れを抱くようになった。
その北杜夫のお話を読んで以来。
しばらくして1976年にオレンジジュースを飲んだ時、イメージしたものと違っていた。
もっと甘いと思っていた。
それは私がオレンジジュースを飲みたいとずっと願っていたので母だか父だかが絞ってくれた生ジュース。
だって生なんだもの、そんなに甘くないだろう。

ところがスペインのこのオレンジジュースは甘すぎる。
甘すぎると言っていいくらい甘い。
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一人分、オレンジ3個。

知人がオレンジジュースが原因で離婚した。
実際はオレンジジュースだけが理由だったわけでもないのだけれど。
それでも、きっかけはオレンジジュースだった。
奥さんはオレンジジュースの崇拝者だった。
毎日朝オレンジジュースを飲むのを日課にしていた。
夫はあまりオレンジジュースが好きではなかった。
嫌いというわけでもなかったのだけれど、毎日飲むのは面倒だった。
それでも奥さんは毎日用意した。
しぼりたてのオレンジジュース。

そして夫は腎臓だかどこだか知らないが石ができていた。
医師は原因はオレンジジュースであると言った。
オレンジジュースってそんなに危険なのかい?
とにかく毎日同じものを食べるのはよくないらしいです。
炭水化物とかは大丈夫なんだけど、オレンジとか柑橘系はそれなりに刺激というか酸味があるから。

というわけで離婚してしまった。
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バランスの悪いことはよくないのかもしれないですね。

2017年に私はスペインに住んで、好きなだけオレンジジュースが飲める状態で生活しています。
森瑤子がイメージすれば実現すると言ったけど、もう少し別のことをイメージすればよかったかも。

まあ、いいけど。







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by cazorla | 2017-04-23 03:25 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(8)
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恒例のメディエバル(中世)市場に行ってきました。中世の人たちが作ったような手作りのものを売る市が立つのです。
これはスペインで全国的にやっているイベントで、工芸品を作っている人たちが、毎年違う町に行って作っているものを売るのです。イースターの頃に実施しています。工芸品とかスパイスなどの昔は市で売っていたようなものが並びます。
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ゼリー
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手作りの接近とお香
母はお香を書いました。
ラベンダーの香りのお香とシナモンオレンジの香り。
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ハーブティー。
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洋服ダンスの香料。
石鹸のような硬いもので、匂いがなくなると削ればまた匂うそうで母はラベンダーの香りを書いました。

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小さめのゼリ=。というより果物を似てくたっとさせて干した方なもの。ナチュラル志向のグミのような感じで、赤いのは花で、花の砂糖煮です。色は花の色そのまま。着色料なしです。
母は生姜の砂糖煮を書いました。結構ピリピリして、甘くて辛い!
とんでもない味なんだけど、くせになりそうです。
体もすごく温まって、汗がいっぱい出ました。
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人懐っこい犬。市で働いている人の犬。かなり年で退屈しているのか、私たちが腰掛けていると、頭で私たちの手をつつくのです。
「なぜて」と言っているように。母はずっとなぜていました。

今日で夏休みも終わりです。

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by cazorla | 2017-04-17 09:26 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

スペインは春休み

いわゆるイースター休みです。
子供達、あああもう子供たちではないけれど、でもまあ子供達全員揃います。
イースター用のお菓子を作ったりしようかなと思っていますが、
全員揃っているはずの子供達は、今日は誰もいません。
イースター前夜祭というか、パーティーに行った模様。

まあ、そういうわけでハーピーイースター。

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by cazorla | 2017-04-09 08:18 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

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息子が9月から住んでいるバダホス。
交通のコネクションがカソルラからだと複雑でなかなか行けない。

これはコンセルバトリオ(音大)そばの広場

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ここが学生量のある路地。
変な人がいっぱいいるようなところなんですが、警察署横なのでとりあえず安心。
息子、エンリケの先生はソ連時代のグルジア人。だから結構厳しい。
でも教えるのが本当に好きで突然全員呼び出してグループレッスンをしたり、個人的に呼び出してレッスンしてくれたり。
息子はお正月、ちょっと早めに戻ったらすぐに電話で呼び出され5日間毎日2時間レッスンをしてもらいました。

先生は学生にピアノを持たせる。学校にもピアノがあって、土日も使えるんですが、家にもないと弾く時間が少ない、そうで。

ピアノが弾けるところを借りなきゃいけない。
学生寮の二人用の部屋を一人で使用して、ピアノを置いてます。
だから倍、費用がかかります。
ピアノも借りてるし。

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息子の寝室。



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もう一つ部屋があって、そこは物置状態。
ただ、広いだけの部屋。

毎日、9時間弾いてるらし。

先生からお呼び出しがあってグループレッスンがある日は、午後3時から夜11時まで。
一人の学生が『先生、疲れませんか?』と聞いたら、
『ああ、疲れた。お前らがちゃんと勉強しないから疲れた。もうやめる。でもお前らがよく勉強してたら疲れないから一晩中レッスンできるのになー。』


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学生量のパティオ。

とにかくいい子が多いです。

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by cazorla | 2017-02-07 21:02 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)
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今年もとうとう雪が降りました。
寒い!

ポーランドはマイナス25度、ドイツはマイナス32度。
それから比べるならマイナス8度なんてあったかーいのかもしれませんが、
滅多に10度以下ににならない町で育った私は寒い!
寒くて死にそうになってます。

こういう時は体力をつけましょう。

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トマトです。
去勢牛の心臓という名前のトマト。
去勢された牛は主に力仕事をさせられます。
だから心臓も強いのです。
余計なことに熱量を使わないのがいいのかも。

皮がすんごく柔らかいというので買いました。

母が89歳で、普通のトマトは硬くてよく食べられなかったのです。
これは柔らかくて美味しいと。
トマトはリコピンがいっぱいで老化防止にいいのよと言うと
じゃあ、いっぱい食べなくっちゃねと
一所懸命食べていました。

インフルエンザが流行っています。
スペインでは20人くらい亡くなった方がいるようです。



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by cazorla | 2017-01-20 07:33 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(10)

ロスコン・デ・レジェス

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今年もロスコン・で・レジェス作りました。
10年以上続けているともうプロの味だと夫に言われました。

息子が4日にバダホスに帰るので、本当は1月6日に食べるお菓子なんですが、3日に作りました。
そして今日、6日にも作ったら、娘と末っ子がすぐにバダホスの長男に写メを送るという意地悪をしていました。

クリスマスのお菓子って大好きです。
(スペインはクリスマスは1月6日までで、このロスコン・デ・レジェスを食べてクリスマスが終わります。プレゼントもこの日)
7日は母と七草がゆもどきを食べる予定。

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by cazorla | 2017-01-06 11:30 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

お受験

ここのところ、お受験ママの日を送ってました。
息子がピアノを続けたいというのでコンセルバトリオ・スーペリオールの受験です。
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サン・セバスチャンに行ってきました。ここがサン・セバスチャンのコンセルバトリオ。ムシケネです。バスコ語ちょっとだけ覚えてきました。チャオに当たるのがアブー。アブーって最後口をすぼめるので顔がユーモラスになって楽しい挨拶だと思います。ピアノがピアノア。

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素敵な建物で思わず行きたくなりますよね。こんなところで勉強したい。

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王様の別荘だったところですから。ミラマール宮廷と言われる館です。

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朝の海です。試験中に撮りました。
結果はダメでした。ピアノの試験は良かったんだけど、面接で落ちました。バッハのオーケストラのための作品を一作歌ってくださいって言われて、声が出なかったそうです。でも、その後にピアノを弾かなくちゃならなくて、ちょっと調子が崩れたけどとにかく弾いたのは偉かった。補欠なので、もしかしたら。。。っていう淡い期待。

その後、もう一校受けて、明後日が最後の試験です。明後日行くのはバダホス。エストリマドゥラです。ここもとっても素敵なコンセルバトリオなので頑張ってほしいな。

初めての失敗で、ピアノの音が良くなったように感じるのは親の空耳かしら。音が羅列でしかなかったのが、一つ一つの音に意味が付け加えられ始めたように感じます。本人は来年、もう一度、頑張って受けたいと言ってます。まだ17歳だからそれもいいかなって。まだ若いですものね。やっぱり、面接って年の功じゃないかって気もします。





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by cazorla | 2016-06-30 00:08 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(8)

卒業式の季節

長男の卒業式でした。
コンセルバトリオ プロフェショナルの卒業式。
学校のサロンで。
この建物は戦前お中学校。
中学校にはチャペルがありました。
病院にもありました。
チャペルは聖歌隊が入ったリスrので音の反響が良いのです。

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ピアノ科の生徒たち。
30人入学して卒業できるのはわずか6人。

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卒業の時は長いマフラーくらいの大きさの布の授受があります。
これをbeca ベカと呼びます。
奨学金と同じです。
それは、もともとすべての大学は教会が運営していましたが、教会が与えるもの
という意味だからです。

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またここで弾く日が来るでしょう。
招待されたピアニストとして。

これから受験です。


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by cazorla | 2016-06-11 07:07 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(24)

エラスムス奨学金

娘が、エラスムスの奨学金でポーランドに留学することになりました。
ポーランドのヴロツワフのコンセルバトリーです。
ベルギーとポーランドからご招待があったのですが、ポーランドの先生が好きだったのと、
いくら商学金をいただいても、やはり、安い地域でないと負担が大きすぎるということでポーランドに。



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写真は、こちらのページから。


美しい街です。

becaということばを奨学金と訳しました。
でも、becaには返却義務はありません。
ある時、日本の新聞を読みながら、日本では大学を出た後、奨学金を返済するのが大変なんだってと夫に言うと、返済義務があるのはbecaとは言えないと言われました。
スペインでは、高校もbecaがあります。
特に低所得の家庭の子供には、年間6000ユーロ支払われます。
もちろん、返済義務はありません。
それでも、ヨーロッパの中では、一番学ぶための国の援助が少ないのだそうです。
お金持ちと言われている日本が、学びたい人たちを十分に支援できないのは、どうなのかな?と思います。

エラスムスの奨学金はEUが払ってくれます。
コンセルバトリーだけではなく、すべての大学のすべての学科の学生が、自分の学びたい先生のもとで学べます。
行きつけの肉屋さんの息子さんはドイツで経済学を学んでいます。
イタリアにバイオリンを習いに行った人。
アメリカに国際法を学びに行った人は、そのまま。アメリカの奨学金で大学院に行くことになりました。

世界へ通じる道が開かれているって素敵なことだと思います。


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by cazorla | 2016-06-05 02:23 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(16)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla