カテゴリ:スペイン 文化 言葉( 281 )



トリップクリップというページに書かせてもらってるんですが、その中で「スペインの城シリーズ」というのを自分で勝手に企画してやっています。

結構マニアックな旅行になると思うので、ほぼ、見にくる人はいませんが、それでも「城」ってスペインらしいものの一つだと思うので、紹介してまとめていければいいなと思っています。アンダルシアは特に城が多く、その城もイスラム勢力が作ってその後スペイン、というかキリスト勢力のものになったりして、様式もミックスされているのが特徴です。

現在は主にアンダルシア、そして私の住んでいるハエン県が中心になりますが、よかったら見てください。
これからアップするたびにここにプラスして行く予定にしています。

第一回:カソルラ(ハエン)私が住んでるカソルラです。


第二回:ニエブラ(ウエルバ)
処刑博物館にもなっています。アンダルシアのウエルバ、セビージャから比較的簡単にいけます。

第三回:バニョス・デ・ラ・エンシーナ(ハエン)
ヨーロッパで2番目に古い城です。




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by cazorla | 2017-10-01 17:57 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

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車椅子の人がいます。
スペインに来て、車椅子の人が多いなと感じました。
マドリード郊外、アルカラ・デ・エナーレスに住んでいたときも、バスに乗るときなどによく出会いました。
若干の違いはあっても、どこにいようと車椅子の人の数、その人口に対する割合はあまり変わらないのではないかなと思います。
それなのに、日本に住んでいるとあまり車椅子の人に出会わない、ですよね?
どうしてなのでしょう。

1980年くらいに、博多に行ったとき、車椅子の人をたくさん見ました。
博多のピカソ展に行ったので、県立美術館のあるあたりです。
車椅子が滑り出すように、さっさーと走り去って行ったのです。
もちろん、たくさんと言ってもせいぜい5台くらいだったと思うのですが、その風景は未来の扉を開けた場所を示唆しているように私の頭に残りました。
車椅子の人たちは、付き添いの人もいなくて一人で颯爽と走り去って行きました。

そのときは、なんといっても18歳のガキンチョだったので、博多は交通事故が多いのだろうかと思ったのです。
それでも、車椅子の人が自由に一人で動き回っているシーンはとても美しく感じました。

多分、博多の街は、車椅子で動きやすいデザインになっているのでしょう。

スペインに来て、車椅子の人をたくさん見るようになって思うのですが、車椅子だけではなく手話で話している人がその辺りにいたりする、それが健全な社会なのではないかと思うのです。ダウン症の人もよくいます。ダウン症の人が経営しているお店もあります。

写真の話に戻ります。

この日は、ツナのコンサートの日でした。Tunaというのは、もともとはセレナーデを歌う大学生音楽グループです。
衣装も伝統的なマントをつけた中世のような服装です。

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こういう服装で、セレナーデを歌います。セレナーデは、バルコニーの下で女性に愛を語るとてもロマンチックな歌です。そのコンサートが終わり、特別ゲストがマリアッチのグループでした。

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マリアッチはメキシコの愛を語る音楽。歌唱方法は、いわゆるクラシックの声の出し方にも準じているので、無理やり同じグループに入れてしまったのかどうか。でも、とにかく、このマリアッチの音楽で、ツナの人たちもすっかりリラックスして一緒に踊ったりとても楽しく過ごしました。

踊りは二人で組んで踊る、いわゆる社交ダンスのような感じです。
カップルで来ている人は、パートナーと踊っていましたが、一人で来ている人、同性の友達と来ている人は、踊る相手を探して踊ります。

車椅子の人も踊る相手を探して踊っていました。
断る人もいるし、断らない人もいる。
それは、他の男の人たちと同様です。

「車椅子を使っている」というのが、その人の特徴の一つでしかないのではないかと、ふと思いました。
太っているとか痩せている、背が高いとか低いとか、そういう特徴の一つに過ぎないのではないかと。
もしかして、私たちは「身障者」ということに構え過ぎてしまうのではないかと思います。
例えば、身障者が踊りを申し込んで、断りたいと思っても、断ると差別しているような後味悪さを感じてしまう。
だから嫌だけど踊る。
それがまた嫌だから、できるだけ関わらないようにしたいと思う。

そういう意識構造があるのではないかとふと思いました。
でも、ここでは、踊りたいと思う人は踊るし、断る人は断る。
断られても、彼はちっとも気にせず、次の女性を見つける。
彼は彼で、「身障者」だから断られてしまう、とは思っていない。
いや、思ってるかもしれないけど、だからってそれは背が低いからモテない、と同じレベルで考えているのではないかと思います。

そういうごく普通に付き合いができるようになるには、たくさん車椅子の人が街に出て、関わりを持つというのが第一歩。
そのためには、車椅子で一人でどこにでもいける街づくりをするというのが基本になると思います。


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by cazorla | 2017-10-01 06:10 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(10)


先日、マドリードに行ってきた時に見た信号です。
新聞の記事で、読んでいたのですが、こんなにあちらこちらにあるとは思いませんでした。

ホモセクシュアリティの信号。
別に私はアンチ同性愛者ではありませんが、何故にしてこのようなものを設置するんだろうって思うのです。
というか、私の周りには同性愛者の人がいっぱいいるし、友人でもありますし、
若い頃は東中野に住んでいたので、同性愛の隣人もいて、ごく普通に空気に溶け込むように普通にありました。
それは善でもなければ、悪でもなく、ただ好みというかそういうものとしてそこにあったのです。

その上、ちょうど1980年くらいは少年愛ブームでもあって、文学とか漫画の世界では美化しすぎの傾向さえあった時代です。
でも、それは現在のスペインのあり方とは違った形でした。
そもそも、日本では同性愛に対して、極度に攻撃的ではなかったし、平安時代の文学の世界にも現れていて、ごく自然にあったのではないかと思います。

イギリスで1954年数学者のアラン・チューリングが同性愛の罪で逮捕され、刑務所でなくなってしまいましたが、そういう悲惨な事件は日本ではないと思うのですが、どうでしょう?
(にも関わらず日本ではまだ結婚が認められてないのですが。)

だからといって、同性愛者信号って何?と思わずにはいられないのです。

随分昔に、フェミニズム信号が設置されたことを記事にしています。


何故に信号?
と考えちゃうんですよね。

うーん。どうして何でしょうね。



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by cazorla | 2017-06-22 12:07 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

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マドリードにて。
正直、最初見たとき、エコロジストのデモだと思いました。
こういうのを使ってデモをしたってニュースを昔読んだようなきがするので。
ペダルをみんなで漕いで、動かすという、完璧エコ仕様の車です。
それに準じたこのBバイク。
結構、デブの女性が乗っているのが笑える。

8人から11人乗車可能で、添乗員が一人つきます。
みんなでペダルを漕いで、マドリード周遊する。
45分間で220ユーロ。3万円くらい?
10人として一人3,000円。
250ユーロだと飲み物付きだそうです。

今、マドリードは暑い日が続いています。
大丈夫かな?
これは義弟の結婚式の次の日撮影したものです。
この日も暑かったのですが、さらに暑くなっているらしい。

必死で漕いでいても、スピードには限界があるから、クラクション鳴らしている車も多く、見ている方は暑苦しかった。

乗ってみたい?




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by cazorla | 2017-06-18 20:22 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

結婚式の楽しさは家族に会えるということかもしれません。
普段忙しくてなかなか会えない家族。
他の方のブログを見ていると週末はいつも家族の誕生会などでいつも一緒というスペインの家庭も多いようですが、うちの夫の場合、それぞれに忙しく、特に義父はちっともファミリーな人ではないので会うこともなく時がすぎる。

義父は2002年から恋人ができて、彼女と一緒に住み始めているのですが、そう考えると15年も会っていないことになります。
マドリードに住んでいる義妹が「私だって5年くらい会ってない。」というくらいですから。
うちはアンダルシアのその中でも特に山付近に住んでいるので、来るのも出るのも面倒な場所。

義父の恋人に関してはあまり情報がなく、どんな人だろうとワクワクして行きました。
義妹の娘、つまり姪っ子の話によると半分優しくて、半分無愛想な人という情報。
40歳くらいーと言うのでそれはあまりに若すぎないかと言うと。だって義父はもう85歳。
義妹が65歳と正しい情報をくれました。
10代にとっては40も60も同じようなものなんですよね。
65歳だって、義父にとってはかなり若い。

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義父の恋人とも仲良くなって楽しかった。
世代が近いと言うこともあって、(私が57歳だから)
話が合いました。美術館とクラシックのコンサートの情報などをもらって手を繋いで歩きました。

久しぶりに会った甥っ子が16歳になって背が高く、ハンサムボーイになっていて。
そんなハンサムな男の子が別れる時にぎゅっと抱きしめてくれて
会えてよかったーと言ってくれたのも嬉しかった。
社交儀礼とはいえ、やっぱり嬉しいですよね。

一人っ子だから、家族って嬉しいな。




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by cazorla | 2017-06-13 18:42 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

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義弟の結婚式でマドリードに行ってきました。
6月はスペインではなかなか良い時期です。
普通は。
でも昨日は暑かった。
でも普通は暑すぎず、花も咲き誇って素敵な時期なので結婚式はやっぱり6月。
マドリード郊外のラ・フィンカ・エル・アルベロの広い庭で結婚式。
だから6月は結婚式にぴったりの時期。
池には白鳥がいて、鴨が赤ちゃんを生んでいて
そういう意味でも素敵な時期です。

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まず儀式。
神前結婚ではなく、人前結婚。
午後6時に始まります。
儀式は40分くらい。

そのあと、アペルティボの時間。

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メイドさんたちが勢揃いしています。
ハモンセラーノ(スペイン生ハム)を切る人もいてハムもたくさん。
小さめクリームコロッケ、小さめキッシュ、パテ、くだものと飲み物が運べれてきてずっと飲んだり食べたりして
9時になると夕食が始まります。
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まだ明るいから時間の感覚がずれてしまう。

ケーキがすごく美味しくて、お代わりしてしまいました。


思ったこと、起きたことなど色々ありますが、帰宅して疲れてるのでとりあえず、結婚式の様子だけご報告です。



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by cazorla | 2017-06-12 07:34 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

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スペイン語でgalgoと呼ばれる猟犬です。
スパニッシュ・グレイハウンドという、紀元前600年くらいから人間と共生している犬。
この犬はシャイなせいか、売られることなくブリーダーのところに3年いたのを
娘の彼氏がもらってきたのです。

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走るのがとにかく速いので、うちのみかんともすぐに仲良しになった。
ブリーダーのところではいじめられていたので、ずっと犬の友達もできなかった。
初めての犬の友達が我が家のみかん。
みかんも走るのが速すぎて、一緒に他の犬と遊んでいても
10分もしないうちに
「みかんはうざい。」と言われて、みんな行ってしまう。
初めて、これでもかと思えるくらい遊べた。


名前はソラ。Sola、ひとりぼっちと名付けられたソラ。
日本語でソラは空だよと、娘が彼氏に言った。

一人でもいいんだよね。空はどこまでも広がる。
広がりすぎて、ひとりぼっちでも、いつかどこかで繋がっていくさ。
誰かと。

ソラの話は、↓の記事にも紹介してます。うちの娘の彼氏を厳選10人に入れちまいました。





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by cazorla | 2017-05-19 18:29 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)


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ずいぶん昔、北杜夫が書いたおとぎ話のような小説にオレンジジュースの大好きな王子様が出ていた。
多分1970年頃。
あの頃はオレンジジュースというのはとてもおしゃれなイメージがあった。
そもそもネーブルオレンジだって結構高かったし、それを絞ってジュースにしてしまったら一瞬にしてお楽しみが終わる。
まず、ジュースになんてできなかった。
北杜夫の書いた小説は、確か素敵なおっぱいを持った人を募集するのだ。
そして、やってきた女性はおっぱいは小さいのだけれど、触ると国中が揺れ動くようなサイレンのような声をあげるという話。
そういう意味不明のストーリーとは別に私はその頃からオレンジジュースに憧れを抱くようになった。
その北杜夫のお話を読んで以来。
しばらくして1976年にオレンジジュースを飲んだ時、イメージしたものと違っていた。
もっと甘いと思っていた。
それは私がオレンジジュースを飲みたいとずっと願っていたので母だか父だかが絞ってくれた生ジュース。
だって生なんだもの、そんなに甘くないだろう。

ところがスペインのこのオレンジジュースは甘すぎる。
甘すぎると言っていいくらい甘い。
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一人分、オレンジ3個。

知人がオレンジジュースが原因で離婚した。
実際はオレンジジュースだけが理由だったわけでもないのだけれど。
それでも、きっかけはオレンジジュースだった。
奥さんはオレンジジュースの崇拝者だった。
毎日朝オレンジジュースを飲むのを日課にしていた。
夫はあまりオレンジジュースが好きではなかった。
嫌いというわけでもなかったのだけれど、毎日飲むのは面倒だった。
それでも奥さんは毎日用意した。
しぼりたてのオレンジジュース。

そして夫は腎臓だかどこだか知らないが石ができていた。
医師は原因はオレンジジュースであると言った。
オレンジジュースってそんなに危険なのかい?
とにかく毎日同じものを食べるのはよくないらしいです。
炭水化物とかは大丈夫なんだけど、オレンジとか柑橘系はそれなりに刺激というか酸味があるから。

というわけで離婚してしまった。
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バランスの悪いことはよくないのかもしれないですね。

2017年に私はスペインに住んで、好きなだけオレンジジュースが飲める状態で生活しています。
森瑤子がイメージすれば実現すると言ったけど、もう少し別のことをイメージすればよかったかも。

まあ、いいけど。







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by cazorla | 2017-04-23 03:25 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(8)

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恒例のメディエバル(中世)市場に行ってきました。中世の人たちが作ったような手作りのものを売る市が立つのです。
これはスペインで全国的にやっているイベントで、工芸品を作っている人たちが、毎年違う町に行って作っているものを売るのです。イースターの頃に実施しています。工芸品とかスパイスなどの昔は市で売っていたようなものが並びます。
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ゼリー
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手作りの接近とお香
母はお香を書いました。
ラベンダーの香りのお香とシナモンオレンジの香り。
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ハーブティー。
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洋服ダンスの香料。
石鹸のような硬いもので、匂いがなくなると削ればまた匂うそうで母はラベンダーの香りを書いました。

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小さめのゼリ=。というより果物を似てくたっとさせて干した方なもの。ナチュラル志向のグミのような感じで、赤いのは花で、花の砂糖煮です。色は花の色そのまま。着色料なしです。
母は生姜の砂糖煮を書いました。結構ピリピリして、甘くて辛い!
とんでもない味なんだけど、くせになりそうです。
体もすごく温まって、汗がいっぱい出ました。
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人懐っこい犬。市で働いている人の犬。かなり年で退屈しているのか、私たちが腰掛けていると、頭で私たちの手をつつくのです。
「なぜて」と言っているように。母はずっとなぜていました。

今日で夏休みも終わりです。

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by cazorla | 2017-04-17 09:26 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

スペインは春休み

いわゆるイースター休みです。
子供達、あああもう子供たちではないけれど、でもまあ子供達全員揃います。
イースター用のお菓子を作ったりしようかなと思っていますが、
全員揃っているはずの子供達は、今日は誰もいません。
イースター前夜祭というか、パーティーに行った模様。

まあ、そういうわけでハーピーイースター。

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by cazorla | 2017-04-09 08:18 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)