カテゴリ:スペインの新聞から( 203 )

どうして?

このおばあさんは1928年生まれ。
うちの母と一つ違いです。

孫に世話をされてとても幸せでした。
写真で見る限り、青年が死んでいくようなひとには見えません。

「僕はばあちゃんの愛情を浴びるよう育ったから、ばあちゃんが死ぬまで僕が面倒見るのは当たり前だと思っている」


こんなに幸せな老婦人はそんなにいないと思います。
孫がこんなにどこにでも一緒にいてくれるおばあさん。

世界一幸せな老婦人が一変して不幸になる瞬間。

どうして?となんども空間に向かって問い続けたと思う。
どうして?

人間の心の見えないところ。
不思議なところ。


時々、思う。
私が死んだら母をお風呂に入れる人がいなくなると。
母は気持ちがいいと言ってお風呂に入る。
日本にいたら、サービスを頼めるのかもしれないけれど、
スペインで、サービスを頼むと当たり前だが、スペイン人か、ラテンアメリカ系の人が来る。
多分、私より軽々と母をささせてお風呂に入れてくれるだろうけど、
母は「外国人は嫌」だという。
いやいや、外国人は私たちなんですけどね。

母のお風呂だけではない、
ご飯だって
別に和食を作ってるわでではないけど、
それでも、おにぎりをプラスしたり、
日本茶を入れたり、
そういうことをする人がいなくなる。

だからね、生き続けなくっちゃと思うのであります。





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by cazorla | 2017-05-19 07:25 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(0)
シャルリ・エブドのテロ事件のことを覚えてますか。
みんなが Je suis Charlie というプラカードを持ってデモ行進をしました。
テロは反対だけど、Je suis Charlie はちょっと変なんじゃないかって思ったのです。

で、今回イタリアの地震の後。

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画像はこちらから

ラザーニャになった地震の被害者たち。

イタリアンマフィアにどうにかしてもらいたいって思ってるイタリアンがいるはずです。


ちなみに以前も書きましたが福島地震の時はおちんちんが3本ある日本人の漫画が出て、うちの息子はまだ小さかったのでいじめられました。
うちに帰って『ママ、日本人って本当におちんちんが3本あるの?』ってきくんです。
バカね、そんなわけないでしょって言ったらほっとしてました。


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by cazorla | 2016-09-03 18:21 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(8)
マルセイユでユーロカップが始まってたった二日目で起きたニュース。
イギリスとロシアのフーリガンの乱闘騒ぎがあり、二人重症。
ロシア人が斧でイギリス人の耳を切り落としたとあるので、日本で報道されてるかググったらマルセイユのユダヤ人学校で斧による暴行という記事がヒットして、マルセイユって斧の事件があるのが『普通』のことなのかってびっくりしてしまいました。だって『斧』って今時あまり見ないものの一つではないですか。かつて私が子供時代、お風呂が五右衛門風呂で薪を斧で叩き割るのが父の週末の仕事でしたが、お風呂がガスになってからは斧は我が家から消えていました。若い方たちは斧を実際に見たことさえないのではないかと思います。ロシア人が斧でイギリス人の耳を切る、って斧を持って試合を見に行ったということなのかなーってかなり異次元な気分になったのです。飛行機には斧は持ち込みできないけど、トランクに入れて持って行ったのか、それともマルセイユについて斧を買ったのか。そういう説明はないんですよね。

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放水銃で乱闘を静めている。

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逮捕されたロシア人。

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夫が息子たちにこのニュースについて説明して、日本人はこういうことを絶対しないんだと。
『日本人、というよりオリエンタルの人たちは、ここまで熱くなって暴動に走ることはない。
みんなシビリゼーションしているのだ。西洋人はまだまだ文化的に浅くて、すぐに熱くなる。
野蛮で未熟だ。君たちは、日本人の血が入ってることを誇りにしなくてはいけないよ。』




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by cazorla | 2016-06-13 07:40 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(16)

キス キス キス

先日 キスの仕方という記事を書いたら 新聞でこんな記事。
リトアニアの首都 ヴィリニュスの壁に描かれたグラフィックス。
プーチンとトランプのキス。
リトアニアの画家Mindaugas Bonanuの作品。


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ロシアでは 2009年にこういう作品が描かれていました。
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        ロシア人アーティスト Dmitri Vrúbelによる ブレジネフとホネッカーのキス のグラフィティー 
                           Foto: © Robert Wallis / Corbis.


新たなる冷たい戦争の時代が始まってるのでしょうか。


ところで フランス人に出会ったので フランスにおけるキスの現状を聞きました。
スタンダードは 三回だそうです。
アン ドゥ トロワ
メヌエットの国。
でも スペインよりずっと保守的で 男女の場合 最初は握手。
少しして 親しくなったら キスをする。
初対面で いきなりキスは まず しないなー
ということでした。
彼は パリのそばのリール出身です。
「スペインの女の子って もう いきなり がしって抱きしめて キス してくるもんね」
『そりゃ ああたが 美形だからでしょ』
『僕 日本式がいいな。 頭下げるだけ。 楽チン』




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by cazorla | 2016-05-14 07:40 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(14)
先日のせた犬のみかんと末っ子の写真が 好評だったので
全部 載せます。

うちの息子には  アレルギーがあります。
動物の毛とオリーブの花粉と小麦の花粉。
だから  みかんを引き取ることに躊躇がありました。
引き取った後も ずっと心配していました。

でも 先日 新聞に アメリカの大学 (どこだったか 失念)の研究で 
犬を飼うことで アレルギーが 治るというのを読んでホッとしました。
本当かどうか まだ わかりませんが 今のところ 息子は 毎日 幸せそうにしています。

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子供がなかなかできなくて 子供の代わりに犬を飼い出した途端に妊娠した というのもよく聞きます。
多分 犬との生活で ゆったりして 体がうまい具合に作動するのでしょう。
アレルギーが治るというのもそういうことかもしれません。
ストレスが多いと アトピーが増えますから。


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by cazorla | 2016-01-10 07:59 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(8)

まっすぐ

サルトルがノーベル賞を辞退したというのは
なんというか けっこうサルトルに似合わないというか
ちょっとこどもっぽいなと 中学生くらいの時だったか
そう思った。
最近 ネットで サルトルは前もって 辞退するからえらばないでくれ と手紙を送ったが
到着が遅れて 受賞ということになったそうだ。
なるほど。
ネットって便利だな としみじみ思います。 二重の意味で。

最近 フェルナンド トゥルエバ監督が スペインで賞をとった。
スペインの政府の援助金で 映画を作り
スペインの政府の賞を受け取った。
その席で 『スペイン人だと自分のことを感じたことは一度もない。』と言って
ちょっと 顰蹙をかっている。
それなら賞を辞退しろ ブーイングが飛んでいる。

ナポレオンのフランス軍が攻めてきたとき スペインが勝ってしまったのは遺憾なことである。
とも。

これ聞いて むかーし 日本の某政治家が 終戦の時 アメリカの完全なる植民地になっていたら
いまごろは 英語が 母国語になっていて 英語で苦労することもなかったのに
という発言に似てなくもない と思った。

ナポレオンが勝っていたら もちろん アルバ公爵夫人は存在しないし
あのおもしろい再婚劇もなかった。
もちろん 工業化が進んだと思う。
でもいまあるスペインはない。
もちろん ナポレオン勝利によって スペインは もっと違った国になったかもしれない。
いまみたいに借金かかえてる国ではなく。
そして もうちょっとおしゃれーな国になってたかもしれない。
でも やっぱり その国の賞をもらって いう言葉ではない。

かつて ルイス ジャッチ (Lluís Llach)という歌手がいた。
カタルーニャのカタラン語で歌う。
生粋のカタルーニャっ子。
国粋主義者である。
スペイン語(カステジャーノ)で歌えばもっと有名になれるし
ラテンアメリカでも売れるし
と そういうオーファーはあったけど 頑なに カタランであることをとおした。
美しい歌声を こちらから。

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自分の思想を大事にした人の顔は美しいと思う。


自分の主張は 矛盾なく通すべきだと思う。
これはこれ あれはあれ
じゃなくって。
この フェルナンド トゥルエバさんも 反政府であれば 政府から
お金をもらわず 自分で 映画を作るべきではないか。

これって うちのこどもたちに言いたいことだよ。
あんたら パパとママに不服があるんなら ほしいものがある時だけ
にこにこせんといてや。




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by cazorla | 2015-09-22 00:23 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

警官の同性婚式

ときとして スペインのニュースを日本在住の方のブログから知ることがある。

東京近辺の素敵なスポットをよくご存知のこの方の 記事。

チェマとジョナサンの結婚式。
これを読んだ時は まあ そういうことは あるだろうと思った。
我が村の 財務関係の議員もホモセクシュアルで 同性婚。
Facebookのプロフィール写真だって フランス人の彼とキスしてる写真だし。

でもググってみると ちゃんと結婚式を 警察官として
こんな感じでしている。

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そうか それで話題になっているのだ。
外国に住んでいると 普通の基準も変わってきて
帰国するとちょっととんちんかんになるのはこういうことのせいだろう。
日本では 外務省が デンマーク大使(だった?)の同性婚のパートナーを拒否した。
多分 天皇のほうは 来て欲しかったのではないかと思う。


ちなみにチェマは ホセ マリアの相性です。 ホセの セとマリアの マで セマ → チェマ。
ひさこがチャコになるみたいにね。






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by cazorla | 2015-09-18 04:28 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(0)

夫婦

たまに見るロシアの写真ニュース。
同じ日に生まれた夫婦が75年連れ添ったあと1日違いで死んだ。

とても美しく
羨ましく

日本語で読みたいなと思ってググったら
同じ日に死んだ夫婦たち というページを見つけた。

最初の 75年一緒だった夫婦の日本語記事は こちら

高校時代からずっと一緒。

カソルラにも 14歳から 付き合っていたという仲良し夫婦。 今 50歳。
ご近所のメルチェは 5歳の時から 今まで (もう更年期。 でも 年齢不詳)ずっと一人の恋人。
ずっと仲良し。

夫にこの記事の話をすると 今はどうだか知らないけど 僕らくらいの年齢の場合は
50%くらいが 幼馴染めとずっと一緒だよ。

そういえば マドリッドに住んでいたときのご近所さん
みんなそうだったね。

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この写真を見て 死ぬ日のことを考える。
未亡人にはなりたくない。
こんなに年取るまで生きていけるかわからないけど。
でも ずっと一緒でいたい

そう 思う。




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by cazorla | 2015-07-08 06:25 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(2)

ロバ君の再就職

カソルラ在住のドイツ人 バルバラは以前 完璧な自然主義者の夫と
山の中に住んでいた。
電気もなし。
車もなし。
薪とランプと そして ろば。
『私たちは 砂糖を村に買いに行くために ろばが必要だったの』

道の状態が悪かった時代は 自然主義者ではなくても
ろばは必要だった。
重いものをたくさん運ぶために。
でも だんだん ろぼの需要が減っていった。
ろばは 絶滅寸前。

一方 狼も絶滅寸前だったけれど 動物愛護協会の人たちの努力の結果
おおかみが カスティージャ・イ・レオン地方で増えてきた。
増えてくると 羊たちを襲う。
昔は だから 狼が絶滅しそうになった。

そこで 羊を守る『者』が必要になった。
対 おおかみ。
それが ろば。

カスティージャ・イ・レオン地方 サモラ県で
10箇所の農園でろばを買うことに決定。

すでに チリでは ろばを おおかみや野生の犬対策に飼っている。
ろばのパチータ
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ヴィデオをご覧になりたい場合は Burrita Pachitaで検索すると出て来ます。

なぜか ろばは 肉食動物に対して 攻撃的。
『プラテーロと僕』が大好きな人にとって ろばは もっと穏やかで可愛らしい存在。
『プラテーロとぼく』を大好きなある日本人が アンダルシアに住んで ろばを飼って
友情をあたためようと いきなり抱きしめて 噛み付かれて たいへんなことになったのは
スペインに住み始めてすぐのことだから もう15年位前。
でも その性格を把握して付き合うと かなりたのもしい相棒になりそうです。

ろばは 牧羊犬に比べて 食費も少なくてすむ。

絶滅危機のろばくんたちの新しい生活。
今では 昔のように重いものを担いで 鞭打たれることもなく
広い牧場を走り回る。
幸せな生活が始まったことをとても嬉しく思います。


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サモーラ県で就職が決まったばかりのろばくん。






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by cazorla | 2015-03-21 19:31 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

guapo!   ハンサム

スペインには 二種類の警察官がいます。
ナショナル と ローカル。
ローカルは地域のおまわりさん。
道を訊くときはこのおまわりさん。
ナショナルは
えっと 警視庁的な存在?

で ナショナルのほうのこのおまわりさん。

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カルロス フェルナンデス さんだそうで
今 インスタグラムとかツィッターで話題になっているらしい。
2000以上のツィートだそうです。


たしかに ポリシア ナショナル かっこいい人多いです。
母とマドリッドに行った時 道を訊くなら あの人がいい と母が言う。
あれはナショナルだから だめよ と言っても
かっこいい から ちょっと訊くだけ訊いてみようよ
と 母。
笑うと歯も白くて かっこよく 母も満足でした。


写真はこちらから





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by cazorla | 2015-03-17 17:46 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla