伯母のこと②

伯母が亡くなりました。
実はこんなに悲しい気持ちになるとは思っていませんでした。
だって ずっと会ってないし そして ずいぶん 長く入院して 二年前に二十八キロになったと聞いていたから。
でも そこにいる。 それがなによりも大事だったんだなって。
おばがいる。 おばがいるってことが わたしの 幼年時代の記念塔のように。

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伯母は台湾で終戦を迎えた。
当時 夫は三菱で船を造っていた。
終戦の時 夫は その処理で家に帰れず 伯母は 生まれてまもない長男と一緒に米兵の到来を待っていた。 三人のお手伝いさんは 家に帰らせて だから 逃げようと思えば逃げられたはずだけど 家を守る 当時の女性としては 当然の決断。

米兵が来た。 略奪である。 伯母は息子をしっかり抱いて 目をそらさずに 彼らを見つめた。
まだ たぶん 26。 米兵に犯される危険もあった。 
My Baby
おばはそう言って 彼らを見つめた。 その気迫に彼らはその場を去る。

気高さが勝った。

わたしはそんな伯母をずっとほこりに思っていました。








伯母のこと ①
老いらくの恋
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by cazorla | 2012-07-30 07:56 | 思い出 | Trackback | Comments(6)

現役のピアニストたちが 選んだピアニストベストテンです。
個人的には ルービンシュタインが四位なら セルキンも顔を出しても・・と思うのですが。
年とってからの演奏は ぜったいセルキンのほうが 良かったと思う。 

グールドがもっと 上位にあがっても・・とも思います。 ぐぁっぽだし。。。

10Artur Schnabel モラビア


9Wilhelm Kempff ドイツ


8Alfred Brendel オーストリア


7Glenn Gould  カナダ


6Alfred Cortot フランス ピアノの詩人



5-Emil Gilels ロシア



4- Arthur Rubinstein ポーランド



3- Sviatoslav Richter ロシア



2- Vladimir Horowitz ロシア



1 Sergei Rachmaninov ロシア



ホロビッツが二位なんで 一位は・・・ と思ったら なんとラスマニノフ。
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by cazorla | 2012-07-23 07:48 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

ひさしぶりの海水浴。
夫とふたりのデート。
朝四時に起きて 九時に海につく。
お昼ご飯を食べて 帰り道。
それでも 四時間 海にいる。
恋人時代みたいに。

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またもやコンピューターが壊れておりました。
修理しました。
もう このコンピューター 十年くらい使ってます。
そろそろ 買い換え 考えなくては。
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by cazorla | 2012-07-15 09:31 | アンダルシア | Trackback | Comments(8)

末っ子の誕生日

末っ子 十一歳になりました。
長女が ローソクを買いに行って 間違って 十二歳を買ってしまった。
うちに 1が もう一本あったので 種類が違うけど・・・・・・なんとか。

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たいてい 誕生日のケーキは手作りですが 毎年この時期は 音楽学校と 中学高校の入学申し込み 夏のサッカークラスなんかで なぜか忙しく おまけに暑いので アイスクリームで ケーキの代わり。
息子は スペインに引っ越した次の年に生まれたので 年を重ねるごとに
スペインでの生活の年数を数えることになります。
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by cazorla | 2012-07-05 23:40 | こども | Trackback | Comments(15)

テニス大会のポスター

3番目の息子
テニス大会のポスターのコンテストで選ばれました。
賞品は ポロシャツと短パン。
テニスのクラス 八回
テニスクラブの会員 1年間。

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字がへたなところが ご愛敬。
日本の小学五年生って 活字体とかちゃんと勉強してそういうのができないと
ポスターでは 勝てないような気がする。
わたし ポスターって だから苦手だったのですよ。

最近 アーティストな3番目の息子です。
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by cazorla | 2012-07-05 06:01 | こども | Trackback | Comments(8)

オペラ トゥランドット
トゥランドット wiki

このビデオは 2時間半のメトロポリタンで上演されたもの。
プラシド・ドミンゴ版です。
夕べ 二十三歳の若きボーイフレンドが勧めてくれたので 敬意を表して 拝見しました。
字幕付きなのでよくわかるし 中国の御姫様の話なので 中国的なメロディがはいって 楽しめました。


特に 召使い役のLeona Mitchellがすてきでした。 声が甘く柔らかく この上演は彼女の存在で成功していると言ってもいいと思います。

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たとえば 蝶々夫人が ちょっと日本人には変・・・だけど でも オペラにしていただいてうふふの日本人感覚があると思うのですが 中国の場合 どうなんでしょうと思ったのです。
中国の場合は 共産主義の国ですから 二つの見地がありますよね。
思想的な拒絶(もしくは 受容) と 民族的な拒絶(もしくは 受容)
まず オペラは ブルジョア的なものだから 拒否という姿勢もあり。
というわけで ずっと 中国では 上演されていませんでした。

1998年に初演。
紫禁城にて。
多数の兵士も特別参加。
ビデオはこちらから。
ただ このビデオ かなり重いです。 でも 正しき中国人による中国の着こなしと歴史的風景の中で見られるプッチーニ。 興味深いビデオだと思います。


バネッサ・メイのChina Girl の中でも 歌にかえて バイオリン版プッチーニが楽しめます。

Classical Album 2: China Girl

Vanessa-Mae / Angel Records



このアルパムに入ってるもう一つの曲
熱い中国の人々の歴史の風を感じられるので こちらを紹介します。
この中国的なものが プッチーニをしてトゥランドットを作らせたとも言えるかもしれません。



こういう自分の趣味からちょっとずれたものを見せてくれるボーイフレンドがいる というのが最近の小さな幸せです。
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by cazorla | 2012-07-04 08:10 | お気に入りのもの | Trackback | Comments(6)

娘はライバル

女の子の集まりは 多かれ少なかれ コンベティティブな部分がある。
女の子の集まりの中で 少人数にもかかわらず 熱く ねっとりと 競争心の強い集まりは
母と娘。

ある時 娘とBershkaに行ったとき すてきなワンピースを見つけた。
娘が 「ママ これ ママに似合う!! 絶対 買うべきよ。 ママ これ すてきよ」
と さんざん言うので なんとなく買ってしまった。
そして 家に到着。 
すぐに試着しようということに。
娘が 「わたし 着てみたい。」と わたしがまだ着ていないのにさっさと 着始める。
そして 言うことには
「わたしのほうが 胸があるから似合うわ。」と。。
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ふん 娘よ。 なにをおぬかしになる。

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女の体は 胸の大きさではない。
センシビリティとクオリティである と 意味不明の攻撃。
こういう風にちょっと抽象的なことばで 対応すると まだまだ こどもなので
対抗できない。 わっはは。

白雪姫のオリジナルは 継母ではなく ほんとうのおかあさんだったそうです。
もし 二十歳になるかならないかで産むと 四十前に娘も16。
ものすごい火花が散りそうだ。 四十前後って 人生で 一番美しい時だと思うし その反面 本人は老いを感じ始めるころだろうから。
わたしは三十六で産んで まあ よかったな と思います。
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by cazorla | 2012-07-01 09:41 | スペインティーンエイジャー | Trackback | Comments(14)