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自由

フランス文学が好きだった私が ル・クレジオを通った後に出会ったのが

コルタサル。

アルゼンチンの作家。

パリにかなり長い間暮らしていたから ル・クレジオから コルタサルへ

というのは ものすごく 自然な展開だったのかも。

そして スペインに住むことになる。

風が吹くと桶屋が儲かるごとく

間ははしょるけれど。


そのコルタサルの短い文章。

自由ってこういうことよね と思う。

つまり いろんなものを持つことで 無くしてしまう自由がある。


英訳も載せたので参考にしてください。

ある日 あなたに腕時計がプレゼントされる。

とても高価な時計で。。。というのが始まり。

そして 結論。

あなたに時計がプレゼントされたわけではなく 時計にあなたをプレゼントしたのだと。



Preámbulo a las instrucciones para dar cuerdaal reloj

Piensa en esto: cuando te regalan un reloj teregalan un pequeño infierno florido, una cadenade rosas, un calabozo de aire. No te dan solamenteun reloj, que los cumplas muy felices, yesperamos que te dure porque es de buena marca,suizo con ancora de rubíes; no te regalansolamente ese menudo picapedrero que te ataras ala muñeca y pasearas contigo. Te regalan –no losaben, lo terrible es que no lo saben–, te regalanun nuevo pedazo frágil y precario de ti mismo,algo que es tuyo, pero no es tu cuerpo, que hayque atar a tu cuerpo con su correa como un bracitodesesperado colgándose de tu muñeca. Te regalanla necesidad de darle cuerda para que siga siendoun reloj; te regalan la obsesión de a atender a lahora exacta en las vitrinas de las joyerías, en elanuncio por la radio, en el servicio telefónico. Teregalan el miedo de perderlo, de que te lo roben,de que se caiga al suelo y se rompa. Te regalan sumarca, y la seguridad de que es una marca mejorque las otras, te regalan la tendencia a comparar tureloj con los demás relojes. No te regalan un reloj,tu eres el regalado, a ti te ofrecen para elcumpleaños del reloj.


この文章 かつて 車のCMにも使われました。

確かセアットだった。

だから 高価すぎる車を買っちゃだめだよ という広告だったと記憶してます。


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こちらから 拝借しました。

できれば余計なものに 束縛されず

気持ちだけは 自由でいたいものです。



kyoutachanのliberté リベルテ/ 自由 も合わせてどうぞ。



コルタサルの文章の英訳
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by cazorla | 2015-01-31 06:31 | お気に入りのもの | Trackback | Comments(2)

親子の関係

娘は 私を 偽善者 と呼びながらも 実は 友達に自慢していた。
なんか そうやって 私たちは共存しているわけです。
薬の箱の写真をモビルで撮って ママがくれた
と whatsappというスペインでは lineより使われているSNSを使って
言いふらしてる。

子供ができたら 友達みたいな親子になる とよく言われていた時代
ある作家が そういうもんじゃない
子供は友達みたいな親は必要ないんだ
と書いていたのを読んで その通りだと思った。
学校の先生も 教師というより 友達に近い存在を目指していたりする。
でも 本質のところで違うから 矛盾ができて
ちょっと大変なことになるんだと思う。

娘は やはり本が好きだし 音楽をしているから クラシックにも詳しいし
美術も好き。 だから 話し相手としては 最高の存在。
ある部分では 夫よりも 話があう。
それもそうだ。 私が育てたんだから。
そして ありとあらゆる秘密も話す。
秘密をかなり暴露してしまうから 彼女が本格的に秘密にしたいことも
だいたい知ってしまう。
どんな秘密を話してくれるかというと
村中のすべてのティーンの 彼氏彼女の話。
秘密よ 秘密よ と言って 話す。
彼女の友達が 秘密と言って打ち明けたことを
誰かに話したいけど 秘密だから 誰にも言えなくて
私に打ち明けるわけ。

だから 私は娘のことだけでなく 多分 村の15歳以上の人たちに関して知りすぎている。
知りすぎるというのは けっこう つらい。
娘が思っているほど 私はクールではない。

そのあたりが困るんだよね。
ほんとに。


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コルドバの図書館
ここで娘は 時間があると勉強してる。
美しい建物です。



親子っていうのは もしかしたら夫婦もなのかもしれないけど
ある程度 秘密を持っていた方が 楽だな と思う。
秘密を持つ というのも ひとつの大人になるための条件かもしれない。




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by cazorla | 2015-01-30 01:53 | スペインティーンエイジャー | Trackback | Comments(6)

偽善者


娘に 偽善者と言われた。

そうかも しれない。


自由。

スペインの高校生の自由の意識は たぶん 日本と違う。

たぶん。

私が高校生だった時は ずいぶん昔のことなんで

もしかしたら 同じかもしれない。

どうなんだろう。


15歳の時 門限は11時だった。

私としては かなりの譲歩。

でも ほかの子との間にギャップがあった。

一度 11時に戻って それから 窓から 夜1時に出ていた。

もどるのは 5時くらい。

二階の窓から ボーイフレンドたちに手伝ってもらって。

だから 門限をはずした。

朝帰りが 週末の日常になった。

ピルを与えた。


ピルを与えたことに対して 偽善者と言ったのだ。

妊娠しなければなにをしてもいい という点が 偽善者だと。

べつに なにをしてもいいとは思わない。

とにかく最悪の事態だけは さけたかった。

妊娠して 結婚するのはばかみたいだし

中絶してからだをこわすのは 自由の代償として

大きすぎる。


受験の前日は家にいると 私が思っているのを知っていたから

出かけるとは 言えなかった。

そして 窓から 逃げた。

コンセルバトリー スーペリオール(音大にあたる)の受験はそこそこむずかしい。

みんな高校を終わって 一年 用意する。


スペインの高校は 落第制度があるから 彼女みたいな生活をして

ちゃんとその年で終わらせられたことも 奇跡に近い。

一人の同級生は大学合格したのに 高校が終了できず 

一年居残りになった。

信じられないことに その子は 一年前 日本式に言えばオール5だった。


でも 娘は 一年を棒に振るほど 精神力がない。

一度つまづくと まず 這い上がれない。

そういうふうに思うのが 『押し付け』になるのかもしれない。

もし 彼女が 弁護士とか 医者とかになる勉強をするというなら

ほっといた。

でも 音楽は 歳をとってからでは 難しい。

せっかく 才能がある と言われているのだから。


人生は 幸せになるためにあると思うから 

だめなんで たぶん 不幸せでも そんなに悪くないかもしれない。

不幸せだという客観的判断は本人のものではなく

もしかしたら 不幸な人生にいる人が 幸せなのかもしれない。


そういうことをぐずぐず考える日々でございます。

もうちょっとうまくできたかもしれない とかね。

でも 仮定法で考えるのはやめたほうがいいですね。


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現在の同級生たちと。
娘は。。。すぐわかりますよね。
オリエンタルだから。
そして一番若い。



先日 音大に入れて 運が良かった と言っていた。

ほんとに運がよかったと。

普通の親なら あんなにムキになって 娘が落第しないように

受験するように 努力しないだろうと。

こういう親をもって 運がよかったと。


アンダルシア 25年以上 社会党政権。

理想主義者の国。

中学生たちが 週末 『危なくないように』

お酒を飲む場所を提供してくれる。


楽しすぎる青春時代のあとはなにが起きるのでしょうか。




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by cazorla | 2015-01-28 21:58 | スペインティーンエイジャー | Trackback | Comments(2)

たまに窮屈になること

無宗教と言う名の宗教 で フランスのスカーフ罰金制度についてちらっと書いたら
このスカーフの罰金の話ですが
これフランスの公立校内にスカーフをしてくると違反になるだけだったように思います。
ちょっと過大解釈のような気がしましたので。念のため。』
というコメントをいただいた。
もちろん そのあたりは承知しているけれど
無宗教と言いながら そのあり方が一種の宗教のように感じたので
書いた。 そのあと 補足として 罰金 を書いた。
こういう法律は基本的には この程度のものだと思うから。

ただ 気になるのは 前記の 『過大解釈』
公立校内だけでの禁止と公共の場の禁止とどちらが 過大かということ。
私の見方で言えば 公立校内だけ というのは 
人権という面で見れば 公共の場での禁止以上にひどい 酷いと思う。

もともとは公共の場となっている。
これは 『すべての人」に平等 である。
でも もし これが 公立の学校での禁止 となると
宗教の自由は 私立に行ける お金持ちだけ ということになるのでは?

これは宗教の自由とかそういう問題ではなくて 親の教育の自由はどうなるのかということで。
私は スペインに住んで ときとしてとても窮屈なのは
学校の 『市民教育』のクラスで 男女平等 ホモセクシュアル などなどを教えているけれど
すべてを 簡単に善と悪にくくってしまって
たとえば 門限を置く親は 悪。
旧体制。
独裁者
と決めつけている。

それは違うだろう と言う余地がない。
門限を持つのは ひとつには 大邸宅ではないから 好き勝手な時間に帰ってきて
台所をがさこそされては 安眠妨害だし それは共生していく上での 規則だと思う。
それに 十代のまだ 体が完璧に育っていない 大人になっていない人たちが
バランスをくずすのは この時期 よいこととは言えないと思う。

私は 子供達に 美しいからだを持って欲しいと思う。
本を読み 自分のことばで 話す人になって欲しいと思う。
良い趣味を持ってくれたら最高。
美しく食事をしてほしい。

親が ある種の教育方針を持つことは違法なのか。
それなら学校に行かなければいい。
でも スペインは ホームスクリーンは禁止。
セビージャで 学校に行かせなかった子供が 無理やり学校にもどされたというニュースを読んだ。
すでに 3ヶ国の外国語をマスターし 歴史と哲学の知識も豊富だという。
その子が あえて 学校にもどる理由はなんだろう。
学校に行かない自由がない。


自由 といいながら 自由がない。


いくらでも個性的になることのできる今
個性的と言えるこどもが 減っているように。




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by cazorla | 2015-01-28 00:56 | 思うこと | Trackback | Comments(2)

presumido  おしゃれ時代

長女が言うには 弟 長男エンリケは あまりにpresumido。
『女の私よりずっと presumidoなのよ。』

presumido
辞書で調べると
  • 気障 
  • 烏滸がましい
  • 自信過剰
  • 小賢しい
  • 誇らしい
  • 傲慢な
  • 傲然
  • 僭越
  • 尊大な
  • 横柄な
  • 慠然
  • 高慢
  • 独り善がり




    なかなか 適切な訳語がないような。
    日常的にはよく使われれる。
    小さな子供でも知ってるのは スペインの子供たちは
    必ず la ratoncita presumida プレスミダのねずみさん の話を聞いて育つから。

    ネズミさんが 表を掃いていると コインを見つける。
    これで何を買おうかな
    そうだ お菓子を買おう。 ああ だめだめ お菓子なんて買ったら
    ゴロシーナって呼ばれる。(甘いもの好きって呼ばれる。)
    そうだ リボンを買おう。
    そして プレスミダのねずみさんになりました。
    で 典型的な伝承の話 いろいろな動物が 結婚を申し込みにきます。
    牛 鶏 犬 などなど。。。
    で 昔の話
    この話のオリジナルは 最終的に猫が君の好きなようにするよ
    と騙し 結婚して食べられちゃう。
    でも 現在は (それは 私の持ってるうちの子供用の本も_)
    最終的に ねずみと結婚して幸せになりました で終わる。
    もともとの話は プレスミダだと こんな風に 食べられちゃうんだよっていう
    話なんだけど 今は ちょっとくらいおしゃれしたっていいじゃないか
    ってところでみんな納得してる。

    で 息子 16歳は 今 オシャレに目覚めていて お年玉もすべて着るものを買ってるし
    毎朝 裸になって 体のチェック。
    それを見た 長女が 先の言葉を言ったのです。
    お腹の肉をチェックして エクササイズのメニューを変える。
    プールに行く回数を増やす。


    女の子にもてたいとか そういうのでもなく
    純粋に 美しさを目指しているという点があっぱれだなと思ってます。
    もちろん アイロンは本人が。
    私は そういうことは しません。



    e0061699_00243433.jpg
    これは 次男の方です。
    2歳のとき。
    うちでは 2歳になると アイロンをかけても良いという 『許可』が出る。
    だから 大喜びでアイロンかけをします。




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by cazorla | 2015-01-26 00:30 | スペインティーンエイジャー | Trackback | Comments(4)
寒かったら窓を開けなさい。

これが スペインに住んで最初に覚える 生活の知恵。
母は これがなかなか大変で 在住10年
やっと コントロールできるようになりました。
常識の地域によって変わるという一例。
でも 今日から 一ヶ月は そうもいかなくなりました。
先週までは 寒くても お昼に窓を開けると 暖かい空気が入ってきていたのに
本格的な冬です。
窓の外はまっしろ。

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寒いので 外に出ず 家の中から 撮りました。
なまけものっ!

窓から 写真を撮りました。

なまけものめ。


アンダルシアは 夏に45度になる。

想像を絶するでしょ?

でも 窓を閉め切っていれば 家の中は涼しい。

特に 伝統的な家は。

石で作った 壁が60センチの家は ときとして 寒いくらい。

夏 45度になると 鎧戸をおろし 暗くして昼寝をする。

私は夏でも 羽根布団にすっぽりくるまって眠る。

春 まだ 肌寒い時は 朝11時から3時の間 窓を開ける。

秋から冬にかけても。

つい先週まで 朝11時から 午後 2時くらいまで窓を開けていた。

お布団もふかふかになって 暖かい空気を吸って

夜も 暖かく眠れる。

でも これから一ヶ月くらいは 多分そういうことにはならない。

スペインの家は夏仕様なのだ。

この時期 しょうがないから 電気を使いまくり

ガスを使いまくり 家を温める。

それでも かなり寒い家。

母は最初の年 日本と同じ感覚で 家を温めた。

一人暮らしの家の電気代が 670ユーロだった。

1ユーロ 150円くらい。

これは 年金暮らしの母には 大出費。

だいたい 窓を開ける なんて知らないから

11月くらいから がんがん 暖房していた。

おまけに スペインは原子力発電所を全部閉鎖してしまったので

電気代は フランスの三倍くらいらしい。



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写真の左側に見えるのが カソルラのサンタマリア教会跡。

フランス軍に攻められて 壊れた。

でも カソルラは 果敢に戦い フランス軍を追い払った。

それで カソルラは 8000人の小さな村ですが 一応 『市』の称号を持っています。



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by cazorla | 2015-01-23 00:38 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)

年齢なんて数字。


ことばで騙す。
数字で騙す。
人間って固定観念がどうしてもあって
まず そこから自由になれない。
そういうのを サスペンスの小説なんかでも良く使う。
弁護士が って 言うと 男性を想像してしますのを利用して
話が進んだり。

数字もそう。
年齢なんか 数字だけ出ると 勝手な想像になる。
今なんて もうみな若さをたもっていて昔と大違い。
母が先日 イギリス人の明治時代の日本紀行を読んで驚いた。
日本の女性は 40で 老婆だった。
今は 87でも老婆ではない ← 母の意見。

一度 中央線に走って降りようとして 買ったばかりの
ロングブーツだったせいか 脚が片足 挟まったままだった。
このまま 発車したら 私 死んでしまう。
まず 考えたのは 新宿駅で 26歳の女性の死を告げる 新聞の記事。

今では 26歳なんてこどものうちですが

当時は 26歳独身だったので

新聞に載った自分の記事を見た人はきっと ばかなオールドミスの死と

思うだろうと そのことで頭がいっぱいになった。

すぐに扉が開いたのだけど それまでの たった数秒の間 そういうばかなことを考えた。
所詮 数字なんて 数でしかないんですよね。


でも昨日の記事で書いたけど 村長夫人っていうとなんとなくおばあさんを想像したり。
固定観念を破壊しよう。

まだ 28くらいの時 女友達の母 65歳が 30歳のハンサムと結婚した
と聞いて驚愕したけど それだって 本人を見ればきっと納得したんだろう
と思います。だって その女友達も華奢でとってもすてきだったから。


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ティナターナー 右が75歳。
左が 20代のときだったかな?
歳なんて数字でしかない と彼女のお言葉です。


寒くて どこにも行きたくないけど プール行ってます。

悪あがきと言われるかもですが。

54になって見ると ほんとにかわいいなぁと思う。
だから 中年になったなんて思わず かわいいあなたを愛してください。





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by cazorla | 2015-01-21 22:27 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)
昨年のことだったでしょうか?
村上春樹氏の短編小説で なんたら町の人から苦情が出たのは。
作中で なんたら町出身の人がタバコの吸殻をポイ捨てする。
それを見た主人公は なんたら町ではそれは普通のことなのかな と 『思う』
小説の中で登場人物が言ったり 思ったりすることは
あくまでも 登場人物の意見であって 作者の意見ではない。
そのことを読者はわかってるのか。
先日  自由の帝国で コメントをいただいた。
日本の知識人は太平洋戦争中に全て牢獄に入れられたわけではなく、ほんの僅かな人たちが入れられただけなんですけれどね。
で 私は私の書いてるものに対してだと思ったので 意味がわからなかった。
しばらくして これは 記事の中で リンクを貼ってる この記事に対してだとわかった。
この kyoutachanの書いたお話。
これはとてもすてきなお話で 
腑に落ちなかったり 気持ちの中にある淀みみたいなものを整理してくれる。
これを読んで あ 私はこういうことを考えていたのかな と 
この文章とまた関係ない考え事をさせてくれる。
物語の不思議。
物語が心を癒して そして 目を開かせてくれる。
それは教訓的な話ではだめなんだ。
で この会話部分について コメントの方はおっしゃっているのですね。
でも この会話部分はとてもおしゃれで 好きなところです。
多分 こんな会話が実際にどこかであったのかもしれないし
なかったのかもしれない。
私もこんな会話をしたことがあるような気がする。
そういう会話。こういうふうに いろんな国の人たちがコミュニケーションをとっていく。
笑いながら
まじめに。
でも こういうところに 
『そんなことないです。知識人は 牢屋に入っていませんでした。入っていたのはわずかです。』
と まじめに 正確な 情報を求めようとする人がいる ということに 正直驚きました。
物語を物語としてたのしめなくなったのかな と 思います。
物語。
お話を読んで 特に むかーし むかしのお話で
いったいどんな意義があってこの話は 伝えられたのだろうなんて
悲しいことに 現代人 (かなり 古物ですが)なので たまに思うような物語に出会います。
でも それはそれとして楽しむ。
囲炉裏を囲んで じっちゃん ばっちゃん の語りに耳をすます。
そういう時代をうっとりと 思います。
そして そういうものがたりは 仔細な言葉にふりまわされず
感じる力が豊かになると思います。
ちゃんと風景が見えて来る力。

ところで ところで 遠野物語。
馬と少女の愛の物語ですがこのカップルから かいこが生まれますね。
中学のとき 理科の時間に染色体を習って 
その時に人間の染色体の数と馬のそれを足して2で割ると
かいこのそれになるというのを確認して 
あの話が伝えられていた時は染色体の知識なんてないから 
この話は ほんとかも。。。と思ったものでした。
今も ちょっと疑っています。
物語は心を癒してくれます。

私は kyoutachanの記事を読んで 涙があふれて書きたいことがどんどん出てきました。

長い間 ちょっと精神的に病んでいたと思います。
書けなかった。
書きたいことがみつからなかった。
書くことで 癒されると思うけど それさえもできなかった。
やっと 書き始めました。

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娘が ネットを見て作ったクッキー。
この中にも物語が隠されています。

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by cazorla | 2015-01-20 22:42 | 思うこと | Trackback | Comments(2)

山に雪

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山に雪。
太陽の国ツアーとかで スペインを訪れる方 お気の毒。
一度 寒い寒い日に 太陽の国ツアーの旗を持った
添乗員さんに連れられた日本人グループ見ました。

スペインは 北海道と同じ緯度。
地中海のおかげで 比較的温暖ですが
太陽が隠れると寒いです。

あったかくしていらしてくださいね。



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by cazorla | 2015-01-20 18:48 | カソルラ | Trackback | Comments(0)

罰金

我が村カソルラで 新しい法律ができた。
村じゅうに 役所からの おふれが貼られたのは 去年の7月。


犬のフンを持ち帰ってください。
そのままにしたら 700ユーロの罰金です。

おおおおおぉぉ 700ユーロでう。
スペインは 最低賃金の下限が650ユーロの国。
ちなみにアイルランドが1200ユーロ。
フランスやドイツは覚えてないけど もっとずっと上のはず。
だから この 700ユーロは ものすごい高額の罰金なのです。

そのおかげか 最近は袋を持って歩いてるおばさまも増えた模様。
でも 放し飼いの犬もまだまだ多いカソルラですから まだまだフンが。
それに 正直言って 犬のフンなんて たいしたこたぁ ありません。
馬のフンが あっちにもこっちにも。
これは ほうきで ささっと てわけにもいかない。
カソルラはそんな村です。

村長夫人が歩いていたので ちょっと訊いてみました。
書いていて思ったんだけど 『村長夫人』なんて書くと おばあさんを想像しませんか?
なぜでしょ?
ことばって ときとして 心に勝手に定義させるんですよね。
でも 村長夫人は 32歳。 
おまけに 美人で若く見える。
25と言ってもいい。
そして ものすごくおかしくてたまらない という風に笑う。
その顔が見たくて よくバカみたいな話をしたりします。

で 訊いてみました。
『犬のフンの罰金のことなんですけど』
彼女 もうすでに 笑い転げそうになってる。 
フンと言ったのがおかしかったのかも。
『だれが 罰金徴収するのですか?』
『村のおまわりさんよ』
『で けっこう 罰金とって 村の懐が豊かになってるとか?』
『いやぁね』とすでに笑い転げ始めた。
『そんなわけないでしょ? 
誰も 罰金徴収になんて行かないわよ。
どうせ フンをそんままにする人って おばあさんでしょ?
みんな 小さいときに世話になったり なんだり。
それに おばあさんから お金を取るなんてできないわ。
そういうのばっかみたいでしょ?』

そりゃ そうです。
それに 警察官になる時って まさか 犬のフンと取り締まりをしよう
なんて思わないですものね。
こういう法律って 結局 法律を作ることで おお よくやっている
と 選挙民に思って欲しいだけなんですよね。

だから 無宗教と言う名の宗教で イスラム教のベールに関する罰金の話をちらっと書いたら
それは フランス在住の方から 拡大解釈だと指摘していただいたり また その後 ゆるくなってるよ 
とも言われたのですが 結局 この法律も この犬のフンの法律と似たり寄ったりなんでしょう。
サルコジは 2004年 この法律を制定したことで 人気が出たそうです。


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by cazorla | 2015-01-19 22:15 | カソルラ | Trackback | Comments(2)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla