ビウエラ

スペインでは 現在 三学期。
もうすぐ 一年が終わります。
そして もうすぐ 試験。
ということで 勉強中。

コンセルバトリオの音楽の歴史の最後の試験はルネッサンス。
ルネッサンスの音楽勉強中です。
基本的に横文字に弱いので 名前を覚えるのが大変です。
特に ドイツ人系の 子音だらけの名前。

ルネッサンスといえば リュートですが
スペインでは よく似ているけど 違う ビウエラを弾いていました。
どう違うか 説明できません。

当時のビウエラは 現在では 三器のみ保存されているだけです。

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1ビウエラ グアルダルーペ
パリにある ジャックマール=アンドレア美術館保管
2 ビウエラ チャンブレ
同じくパリにあるCité de la musique 保管。
音楽の街と名付けられた場所。行ってみたいですね。
3キトのビウエラ
エクアドルのキト イグレシア  コンパニェロス デ ヘスス 

コルドバに 現在もルーテルが何人かいて 購入することができるそうです。

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ルネッサンス当時の楽譜。
印刷技術の発明で 教本の出版も盛んだったようです。

ルイス デ ミラン の本が 有名で その名も
エル マエストロ。
そのまんまの名前。

では がんばって勉強します。







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by cazorla | 2015-05-28 02:20 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(12)

セロリを喰う女

セロリってね それそのものが持つカロリーより
消化に必要なカロリーのほうが高いから
ひたすら食べ続けていても 清秀的に
餓死するんだって。

そう言ったのは 高校の時の同級生。
高校一年生のとき。
よく本を読み 映画館に行き たばこを吸う
70年代の文学的不良の友達。
今では学校の先生になっている。
その彼女の言ったこのセリフを 40年近く経った今も 思い出す。
そして 痩せぎすで目をらんらんとさせて セロリを食べ続ける妙な映像が目の前にある。
ダイエットをしよう と誓う旅に このことばと映像が頭をぐるぐるとまわる。

市場に行って セロリを買う。
セロリは 一株ずつ売っている。
一株というのはどのくらいかというと
普通日本では いくつかの茎というのか とにかく
セロリのひとすじを 数本たばにして売っている。
先は切ってあったと思う。
ここでは セロリは一株 くっついている。
根っこのところだけばっさり切って
両手でしっかりつかまないとつかめない。
一株 だいたい 1キログロムと 数百グラム。
買ってきたのは 1キロと200グラムだった。
一キロちょうど1ユーロだから 計算しやすい。

セロリは目に見える繊維がある。
繊維をとろう
と 声高に言われていた時
目に見えるような繊維はよくありません
とテレビで専門家が言っていた。
お通じがないときに 繊維と言って
たとえば セロリのようなものを食べると
腸の中で膨れて かえって出にくくなります。
と。

そしてここでまた ひとつ 映像がくわわる。
やせ細って セロリを食べ続ける女の 腹だけがみょうにふくれて
なんて 奇妙に醜い映像なんだろう。

そんな風景を見つめながら セロリを食べる。
口寂しい時に


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セロリはスペイン語でapio。
カルロス大堤が 薬として 植えることを奨励した。
どういうタイプの薬だったかはわかりませんが
いまもお腹の調子が悪いときは
セロリとアボガドのサラダを食べるとよいそうです。


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by cazorla | 2015-05-21 00:00 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(0)

5月15日はサンイシシオ。
カソルラの守護聖人の日です。
サンイシシオは マドリッド風に言えば サンイシドロ。
地域によって 少し名前が変わります。

14日の夜は 花火が打ち上げられて
一晩中 ベルベナ
いわゆる 盆踊り。
かなりのボリュームの音で
おまけに うちは 旧市街地に住んでいて お祭りの中心地。
きれいな街並みにいるかわり こういう夜は 眠れません。

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ますます 暑くなります。
カソルラも 夕方まだまだ 30度あります。
私は 古い家に住んでいるので 毛布と羽根布団にくるまって眠っていますが。
外と家の中の温度差がすごいです

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by cazorla | 2015-05-15 20:47 | カソルラ | Trackback | Comments(4)

小学校の校庭で

フランス在住で スペイン人と結婚しているおーやまさんが ブログで たんぽぽを知らない人々という記事を書いている。
そこで うちの夫と子供達は知ってるよ ってコメしたけど でも もしかして 日本に住んでたからかとちょっと気になったので 夫にきくと 50年前のマドリッドの新興住宅 アルトゥーロ ソリアはいまでこそ オフィスビルが立ち並んでるけど 当時は はらっぱがあって そこで サッカーしていて たんぽぽも咲き放題だったんだ。
日本人だったら だれでも知ってるたんぽぽ。
国によって 地域によって 知名度がぐんと違う。
もしかしたら たんぽぽは ものすごく 強い品種で 
多少都市化しても コンクリートの分け目から 出てきてしまう花なのかもしれない。
意外と カソルラあたりだと アマポーラが 赤い色をたたえているし
オリーブのまわりでは 菜の花にそっくりな花 名前を忘れたけれど
この花の名前は ここの人はよく知っている。
オリーブの大敵だから。
でも マドリッ子のうちの夫は知らない。

日本人が均質的にけっこう広い範囲の知識を共有してるのは 学校のおかげなのではないかと思う。
日本の特に小学校は 少なくとも 私の時代 いろんなことを教えていた。
(でも 私は学校が好きなタイプではなかったけれど)
いま思い出すと なかなか すてきな学校だったと思う。
一番 記憶に残っているのは 紫陽花の挿し木。

ね したでしょ?

葉っぱを ちょっと切って 負担を少なくして
根が生えるのを待つ。

だいたいほとんどの人が知っている。
日本では。

この冬に ゼラニウムが 枯れるかもしれないので挿し木をした。
生きのこれゼラニウム。
夫は半信半疑だった。
でも これって カソルラのセニョーラはみんな知ってるし
よくやってること。
でも たぶん おっちゃんたちは知らない。
もしかしたら 都会育ちの夫は知らなかっただけかもしれない。


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5センチくらいの小さな挿し木からきれいな花。

日本の小学校は男の子といっしょに調理したり 縫い物をしたり 刺繍をしたりする。
これぞ フェミニスト教育だと思います。
知識と哲学がいっしょにカラダにはいっていく。

ちょっと おーやまさんの記事からずれちゃいましたが
あの有名な本
ロバート フルガムの 『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』をもじって
人生に必要な知恵は小学校で学んだ
かもしれない。
たんぽぽを知ってるかどうか が たいせつかどうか・
でもね たんぽぽって 子供時代に導いてくれる。
お刺身のはしっこにくっついてた。
たんぽぽって言うと心がじんとくる。
そういうものを持っているって やっぱり 幸せなことだと思います。
おーやまさんによると フランスのたんぽぽは 食べらるらしい。
よく 日本のたんぽぽは 苦味がなくて おいしいけれど 西洋たんぽぽはだめだと
書いてる本が多いので ためしてなかったけど 
おいしくないっていうのは 先入観なのかもしれないですね。
今度 試してみます。

ボタン付けも ちょっとした料理も うちの子供達には 私が教えました。
日本の学校って そういう点はほんとにいい。
うさぎとか鶏 っていまも飼ってるのでしょうか。
うさぎ当番なんかも好きでした。
(このあたりで言うと うちも飼ってる おいしいよね なんて言われるけど)




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by cazorla | 2015-05-14 06:11 | こども | Trackback | Comments(4)

ハエンの風景




コンセルバトリオのコンクールの授賞式の日。
ピアノを弾く長男と一緒に歩く
ハエンの街並み
空気が少しずつ 夏になる。


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今年は残念ながら2位でした。
左の六年生の女の子が買った。
一度もコンクールにでたことがない。
受験を前に飛躍した。
息子 今五年生です。
3年連続一位だったのだけど
でも 受験を前に ちょっと 立ち止まることができてよかった。


長男は今修学旅行で不在です。
当分 ピアノなんか見たくないと言って出かけました。
ピアノ欠乏症になって 帰ってきますように。


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by cazorla | 2015-05-10 05:33 | こども | Trackback | Comments(9)

今日から息子
修学旅行です。
夜11時出発。
バルセロナから船に乗って ローマ。
イタリアの旅です。
こんな 山に住んでるから バルセロナまででも 大変。

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今日は 午後 先日の音楽コンクールの授賞式があって 行かないと賞を取り消されるので
100km x2の旅のあと バスに乗る。
イタリアでおいしいものいっぱい食べられると思うんだけど
おやつ 特別に用意しました。
りんごヨーグルトケーキ と うずまきパン シナモン風味。

しばらく 末っ子は一人っ子状態。


でもねー カソルラの田舎っぺたちがそろって ローマを歩くなんて。。。

ボンジョルノ 

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by cazorla | 2015-05-08 22:55 | こども | Trackback | Comments(10)

ブラームスを聞きながら

四月にお誕生日を迎えました。
55歳になりました。
お誕生日恒例昔読んだ本を読み返す。
(毎年やってますが 今までそれについて書いたことはありません。)
今年は サガンの『ブラームスはお好き』。
この作品 主人公が39歳で 美しい25歳の青年弁護士に恋されるお話。
意外にも これを書いた時 サガンはまだ25歳。
私は読んだ時 二十歳そこそこだったので サガンの心境に近いものがあったけど
今読むと いえいえいお嬢さん あーた そんなことはありません
とつっこみたいとこがいっぱいありました。
それは 置いといて
それでも サガンらしい言葉たち。

若い時代から いつまでもお若い と言われる時代に突入する

『いつまでもお若い』

つまり もう若くはない と言われる時代。
55まで来てしまうと 若いとは言えない年頃 なんて遠まわしの言い方さえしなくてもよくなるのですが
それでもきっと 80くらいになると あの時は若かったわ なんて思うのでしょうね。

で 8年日本に帰ってないんで 現在のことはわかりませんが
私 「おばさん』とか『おばちゃn』と呼ばれたことがないんです。
別に 若く見えるからではなく 子供達に対して おなじ目線で 一緒にものを見ちゃうからではないかと思います。
意地悪な親友が 彼女の子供達に 『●●ちゃんおばちゃん』と呼ばせるように訓練したんだけど
結局 長いので ●●ちゃんちゃんと呼ばれていた。

人はどんな時に 自分は若くないと感じるのだろう。
私は病気で留年して 20歳で 高校生だった。
その時 すでに 私は若くない と感じた。
なんとなく 青春時代 いわゆる そういう時代を失ってしまった。
だから いつでも私は 子供時代に直結する。
26歳で 19歳の男の子と付き合い始めた時も
自分は 若くない そう 強く感じた。
そして 青春ごっこみたいなことをしながらも
私の気持ちはいつも 幼年時代をふわふわと連祷し続けている。

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お誕生日の朝に なんとなく焼いた アップルパイです。
練りパイを 作ってみようなんて気持ちになって。
これも 30年ぶりくらいのできごと。

数字としての年とうまく折り合いがつかないのが問題です。
鏡を見れば もう 年なんだってわかるけど
心情的には まだ 不惑の時代にさえ入れず
娘とも 娘レベルで 口論してる始末。(これは夫の意見)

でも 私は私でいるしかないのです。



ブラームス 作品118 バラードを聞きながら。






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by cazorla | 2015-05-07 06:57 | 思うこと | Trackback | Comments(14)

木の花

アーモンドの花は桜に似ている。
花の後に出てくる葉が 赤っぽいのと 幹が桜よりつるんとしてるので
わかるけど 最初は桜とアーモンド 間違えていた。
桜なんてないと思ってたから全部 アーモンドだと思い込んでいた。
そんなことない。
だって あんなにさくらんぼがあるんだから。

桜もアーモンドも 花が散った後に 咲いていた花。
昨年見つけた。
母のアパートの近くのちいさな一軒家。
門のところの 2坪くらいのちいさなスペースに咲いていた。
遅咲きの桜かと思っていたら 
夏に おいしそうなすももがたくさんなっていた。

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生命力の強そうな雌しべ。


この家の人たちが毎年実のなるのを楽しみにしているのかと思うとうれしくなる。


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by cazorla | 2015-05-06 06:55 | カソルラ | Trackback | Comments(4)

息子


息子です。
長男。
生まれる時 途中で止まって かなりキツイ状態で生まれた。
顔が 腫れて 赤いしみが顔中にできていて
みにくくって
女の子じゃなくて よかった と心から思った。

今 16歳。 あと 一年と三ヶ月で 進学して 家を出る予定。

息子が 笑う 疲れもふっとぶ。

私の本質も 『母親』になっちゃったんですね。


お年頃で最近写真撮らせてくれないけど
母の日サービスで 撮らせてくれた。

Facebookには載せないで。
ブログだけ。
Facebookは 村人が見るから。

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by cazorla | 2015-05-03 19:31 | こども | Trackback | Comments(8)

母の日

5月1日は メエデー 労働者の日で祭日。
今週末はスペインも連休です。
木曜日 末っ子が帰ってくると 長男が
げー それ 買ったの?
いくら したんだよ。
どこで買ったんだい?

と連呼してるので 何を買ったのかと 降りてみると
これです。
写真 ちょっとわかりにくいのですが。。。。


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chuche駄菓子で作った バラの花の 花束。
三本。
こういう色のお菓子って 正直 ちょっと気持ち悪いけど
どうやら 中学で なんかの組織が お金集めのために売ってるらしい。
で 末っ子の学年は ママ思いの子が多くてみんな 買ったんだそうです。

おもしろいことに 長男のクラスの ママたちは すごく若かった。
16か7くらいで産んだ人たち。
でも 末っ子のほうは ママたちが だいたい30くらい。
そういう子ばかり集まっている。
だから なんとなく 可愛がられすぎて 赤ちゃんくさい。
でも そのぶん やさしいくて
落第する子も少ない。
いい子が多いのです。




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by cazorla | 2015-05-03 07:02 | こども | Trackback | Comments(0)