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セマーナサンタも終わりつつあります。
土曜日 地元料理 ガチャミーガ試食会がありました。
娘と一緒に 散歩がてら出かけました。


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小麦粉を使った料理です。


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馬の顔飾り。

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地元の陶芸家の作品。

かごを編む人々。



ウロウロしてる間に ガチャミーガは なくなってしまいました。
娘が今度 作ってくれるそうです。







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by cazorla | 2016-03-27 02:31 | カソルラ | Trackback | Comments(6)

帰宅の列車で。

日帰りでマドリッドに行ってきました。
パスポートの更新。
別にどこにも行かなくても 外国人登録の更新にパスポートは必須。
でも そうだ そういえば うちの夫は 日本にいるとき パスポート持ってなくて
旅行に行くとき 急遽 作った。
スペインの場合 作るのはすごく簡単。
ナンバーを確認するだけで すぐ 作ってくれる。
おまけに 1000円くらい。
だから 必要なときに作ればいい。
おまけに 日本国は 外国人登録の更新はかなりゆるい。
ほぼ 自動的。
最初は すんごく 面倒だけど 一旦 受け入れたら とことん親切。
それは 実生活にも反映してますよね。
一旦 友達になったら とことん親切。
特に外国人には。

でもスペインは もう 永住権も持っているのだけど
更新となれば パスポートを提示しなければならない。
おまけに パスポートを作るのも 面倒。
一旦 切れたら もう一度 戸籍を取り寄せたりしないといけないので
どこにも旅行に行かなくても 更新する。
で 高い。
10年前 220ユーロくらい取られて ヒエーーとなった。
先日 母のときは 145ユーロで 嬉しかった。
ユーロと円の関係で値段が変わる。
今回は 114ユーロで さらに 安くなっていた。

遠くに住んでる人には 1日で作ってくれる。
新しいパスポートを受け取って 帰る。
今は セマーナサンタ、いわゆるイースター休暇なので 列車は混んでいる。
お隣は どんな人だろう と ちょっと心配。

ああ デブのオヤジ。

肘を 肘掛に しっかり置いて 脚を組んでいる。
靴の裏が こちらに向けられているので 
気をつけないと 私の脛に当たる。
小さくなって 座る。

デブのオヤジめー と 心の中で悪態を吐く。

しばらく 行くと いきなり目が覚めたオヤジ。
ああ まだ アランフエスか と独り言。
ぐっすり眠っていたのだ。

どこまで行かれるのですか と訊く。
アルカサールデサンフアンです と答える。
じゃあ 起こしてあげますから ゆっくりお眠りなさい と言う。

すると にっこり笑って
デブのオヤジの体から ちょっと美形の青年が出てきた。

本当に。

目が グレイがかった青。
ありがとう と言って にっこり笑った。
青年は 脚をもちろん組まず ひじかけから 腕を外して
少し小さくなって 眠り始めた。


デブのオヤジだって 生まれた時から デブのオヤジだったわけではない。


アルカサールデサンフアンに着くと にっこり笑って 挨拶をして降りて行った。

デブのオヤジの中に隠れた青年。
たまには 奥さんにもそのお顔をお見せなさい。



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by cazorla | 2016-03-24 21:38 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(12)

ギターのオーケストラ

長女は コルドバのコンセルバトリオ スーペリオル(いわゆる音大)で フルートを勉強してます。
現在 2年生。 20歳。
最近は ギターオーケストラのコンサートに参加してます。



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シウダ レアル、 アルカサル デ サン フアン 等で 演奏しました。

指揮者 ハビエル ヴィジャフエルテ。 ギター奏者 作曲家 コンセルバトリオ スーペリオル教授。

2年に一度 日本のギターフェスティバルにも参加しているので このオーケストラを日本に連れて行きたいそうです。
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娘と一緒にデュエットも。
ピアッソラの作品。



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by cazorla | 2016-03-23 00:33 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

男の優しさ

外に出たら 友達が恋人と一緒にいた。
友達 って よく何か共通項があって 友達になったりするけど
スペインでは そうでもない気がする。
ママ友なんてない。
子供が同じクラスだって 別に だからってそのお母さんと付き合ったりしない。
で 私の友人たちは なぜか 子供のいない人が多い。
私自身が母親っぽくないからなのか。
その友人は たまたま近所に住んでる。
つまるところ 近所の人だ。
ここは おばあさんが多いから 一緒に山歩きできるのは 私くらいだから何となく付き合ってるのか。
いや よく 図書館であったり お互いお金がないので
無料のイベント情報を交換したりして 一緒に出かける。
彼女は独身で 幼稚園から付き合ってる恋人がいる。
恋人は 中学の美術の先生。
その友人が 中高の同級生の赤ちゃんを見ていた。
昨日の記事のシングルマザー。
私も近づいて 赤ちゃんを見る。
手がちっちゃ〜〜い。
とか 叫んで笑って 触りまくる。
赤ちゃんって 何で 見てるだけで楽しいんだろ なんて言いながら。
ふと 友達の恋人を見ると 空を見てる。
退屈だーっていうように。
子供なんか 興味ねーよ って感じ。
あ ホセマリアは 子供が好きじゃないのかなーって 一瞬思った。

こういう光景。

男は ただ 手持ち無沙汰に空を見ている。
それは どういう風にでも解釈できるのだけど

それから しばらくして気づいた。
もし 子供を見ていたら
彼は優しい人なので うるうるした瞳で赤子を見てしまうかもしれない。
そうすると 私の友人は 彼は子供が欲しいのかもしれないと思う。

そう 彼は ものすごく優しい人なんだ。
彼らがなぜ 結婚しないのか。
40年も付き合っていて 変わらない関係をずっと 続けているのか。
そういうことは 何も知らない。
彼らはいつもそうやって 一緒にいる。
まるで 地球が生まれる前からのおきまりのように。

40を過ぎて 自分だけの子供を作ると決めた人がいる。
彼女には赤ちゃんがいる。
40を過ぎて 優しい恋人がいる人がいる。
幼稚園の時からずっと付き合っている恋人。
私は 三人の子供達と 理想の夫
そして何と言っても 五十五歳になっても まだ 名前にちゃんをつけて呼んでくれる母がいる。
今 一緒にいてくれる人を 愛してる
そういう共通項で 私たちは 友だちでいられるのだ。


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by cazorla | 2016-03-21 04:53 | 思うこと | Trackback | Comments(8)
最近 この8000人しか住んでないカソルラで
おまけに 私の知ってる人の中だけで
二人のシングルマザーが 生まれた。
シングルマザーが生まれた っていう言い方も変だけれど。
一人は ヴィオラの初級で一緒だった女の子の歳の離れたお姉さん。
初級は 9年前で その時 28歳って言ってたから 現在37。
職業はおまわりさん。
なんとなく 結婚しそびれて でも子供は欲しかったからって。
で もう一人は ご近所で仲良くしてる人の高校の同級生。
年齢は聞いたことないけど 
仲良くしてるひとにはよく更年期障害について相談されるので
そのくらいの歳。
仲良くしてるひとは 独身で子供もいない。
幼稚園の時から付き合ってる恋人とずっと 同じような関係が続いてる。
その人の同級生が ある日 突然 子供を連れて来た。
40過ぎ。
一人で子供を産むために 介護士の資格と取った。
介護士は スペインでは 多分 日本より収入がいいと思う。
『介護士は 特に定年がないから しっかり子供を育てられる』
そう言いながら 目がキラキラ輝いた。
子供の洗礼式の日は お母様とおば様と3人で教会に行った。
3人だけで。
でも ピンヒールの素敵な靴を履いて
網のついた帽子を斜めにかぶって
いつもはジーパンですっぴんなのに
綺麗にお化粧して 綺麗だった。
子供が欲しいという娘の願いを しっかり母親とおばが支えている。
家族が しっかり シングルマザーを支えている風景がある。

スペインでは 毎年 1500人の女性が 人工授精によって 母親になっているそうです。


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by cazorla | 2016-03-20 07:11 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(6)

スペイン風 すいとん 

私が住んでる ハエン県。
アンダルシアの他の県に比べると地味。
あまり 知られてないと思います。
コルドバ マラガ グラナダ カディス。。。 ね 聞いたことある名前ですよね。
でも ハエンは。。。
それでも 1990年に一人旅した時 しっかりハエンに滞在してました。
きっと 縁があったんだなーと思います。
ハエンは ヨーロッパで一番 貧乏な県ということになってます。
収入とか そういうね。
でも 貧乏な人がほぼいない と思う。
コルドバなんか歩いてると ちょっと迷って 観光地ではないところに入り込むと
ここは貧乏な地域にちがいない というところがあるけど
ハエンは そういうのがない。
結局 経済的に 後退してるというか
工業化 商業化してない。
農業が主な地域だから 収入は少ないけど みんな 自分の家に住んで
小さな畑でできたものを食べたりして自給自足だったりして
数字には出ないけれど そこそこの生活をしている。

まあ そういうハエン で作られていたレシピーが 見つかったという記事を読んで作った一皿。

母に持って行ったら あらー すいとんねー

と喜んでもらいました。

貧しい地域だから 戦争中のあの貧しい時代に食べた すいとんによく似た食べ物があるんですね。

人によっては すいとんなんて 戦争中に食べたもので
今更 食いたくないよ っていう人も多いと思います。
でも 母は 戦時中 女学生で 軍需工場なんかに行ってたんですが
あの頃 食べたものが 懐かしいらしい。
大変だったけど 若くて 友達がいっぱいいて そういう時代だったんですね。
みんなで食べた すいとん。
そして 祖母が作ってくれたすいとん。

懐かしい味。

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母と交換日記はじめました。
前回の記事のコメントでも書いたのですが。
交換日記。
時間のあるときに なんとなく書く。
母も 言いたいことを 私にあって すぐ思い出せなかったりして
言いたいことが言えないストレスがあったのですが
それも解消して いろいろ話ができるようになりました。

書くと 思ってることが きちんと伝えられる。
もちろん書き言葉による誤解も ブログなんかであります。
でも そばにいて 説明したり
絵を書き添えたり。

耳が遠いので 思うように会話が弾まなくなったから
書くことで補ってます。




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by cazorla | 2016-03-19 03:42 | アンダルシア | Trackback | Comments(12)
オレンジのケーキを作って 母の家に行く。
このオレンジケーキは 皮ごと丸ごと入れるので ちょっと苦味のある大人の味。
道の途中で ニラの花に似た花を摘む。
これは セボジータ 小さな玉ねぎと人々が呼んでる。

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実家に庭には ニラが植えてありました。


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番茶も買った。
箱いっぱいに番茶が入ってるんだと思い
わっ ヤスーーーイ と思ったら
ティーバックで 10個入り。
番茶のティバックって うーーーんと思ったけど
その前に買った ティバッグではない 茎茶が
これ 茎茶とは呼ばないでしょ というような
茎茶だったけど これは そこそこ番茶の味がする。


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母が 生きていてもしょうがない と言う。
生きがい何て言葉があるけど
人間の人生なんて どれもこれも しょうがないといえば しょうがない 
そういうものでしかない。
生きていてもしょうがない って 口に出してしまうのは
やっぱり 生きていたいと そう思ってるからだと
そういう風に思って聞き流す。

それでもやっぱり ちょっと 私もしんどくなって
今日は コンセルバトリオ お休みして家に一人残りました。


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by cazorla | 2016-03-16 01:04 | 思うこと | Trackback | Comments(24)

やっと春かな。

1月に すでに 春が来るという記事を書いたのに
その後 雪が降って 寒くなってしまった カソルラですが
三月も半ば 
今度こそ春になったみたいです。


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いちじくって おかしな植物です。
葉が出る前に実がつき始める。
食べられるようになるのは 9月。
まだまだ 固いです。

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花の名前を知りません。





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by cazorla | 2016-03-14 19:43 | カソルラ | Trackback | Comments(8)

痛み

ニュージーランドの近くの小さな島には 人の痛みが自分の痛みとして感じられる人々が住んでるんだそうです。
昔は そういう種類の人が あちらこちらにいっぱいいて 
人が殴られるのを見ると痛いって感じてたんだけど
そういう種類の人はなかなか こういう世界では生きられなくて 絶滅してしまったらしい。
でも 同じ人間だから 若干どこかに遺伝子が残っていて たまに生まれてくる。
娘の同級生が そうで 人が食べてると つい口がもぐもぐ動く。
美味しいも感じる。 
楽しいことも。
ただ 痛い とか 悲しいも感じるから 辛い。
実は 私もそこまでではないけど 痛いを 若干感じる。
だから サスペンスが 見られない。
人が刺されると 痛くて 息ができない。
首を絞められると 息ができない。
子供達が 喧嘩をして 誰かが 誰かを殴ると
台所で 痛みに身悶えする母親が いる。
子供達は それを私の演技だと 最初は思っていた。
喧嘩しないための。
いや そうじゃないの。
痛いんだって。
本当に。
だから 喧嘩をするときは ほぼ口論で殴りたいときは 私の不在を確かめる。
確かめる間に 喧嘩の原因がなんだったか 忘れて どうでもよくなることもある。

実は これは きょうたちゃんの記事 douleur ドゥルー/ 痛み にコメントとして書いていたら
あまりにも長いので 自分の記事にしてしまった。

人の痛みをわかる人になりましょう なんて 小学校の時 習ったけど
現実的には 人の痛みなんて わからないし
いちいちわかっていたら 痛くってしょうがない。
それでも できることなら 誰かの痛みを少なくする方法があればいいな と思う。

生まれてくる痛みと
産む痛みは どっちが大きいのだろう。
母のこの体に私がいた時のことを思うと泣けてくる。
天気が良いので 母をお風呂に入れました。


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日本から持ってきたろうそく。
日本のろうそくは 芯の長さとロウの量がきちんと計算されて
後に何も残らない 世界で唯一の ろうそくなのだそうです。


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by cazorla | 2016-03-13 22:52 | 思うこと | Trackback(1) | Comments(6)

オレオレ詐欺

オレオレ詐欺にあったお母様の記事を読んだ。
リンクは貼り付けません。
密かにやってるブログだそうなので。
で うちの両親もオレオレ詐欺的なものにあったなと ふと 思い出した。

スペインに引っ越したのは 2000年。
マドリッド郊外のアルカラデエナレス。
セルバンテスの家のある街。
飛行機に乗るのは このカソルラに住んでからより 
はるかに簡単なのだけど
住み始めて 1ヶ月で 妊娠してしまい 高齢のため
体調不良
妊娠中毒症にもなって 末っ子誕生後も一年間 帰国できなかった。
つまり 二年間 ほったらかし状態。
今から 15年前。
父も生きていて 母は73歳くらい。
まだまだ しっかりしていると安心していた時。

久々に末っ子を連れて帰ったら
かなりやつれている。

実はね 

と母。

父の隠し子事件。
ある日 ある女性から電話があった。
『〇〇さん(父の名前。 フルネームで)いらっしゃいますか?』
『はい どちら様でしょう』
『娘です。』

ここで母は 明治の祖母に育てられたから 取り乱してはいけない と思った。

『あら こんにちは。 初めまして。』

と言ったそうな。 普通言うか? そんなこと。

私より 15歳近く上の女性。
だから 母と結婚するずいぶん前。
ある 飲み屋さんの女の人とそういう関係になってできちゃった と言う話。
そういうことがあったから まあ 否定はできないけど なんで今更 って普通 思いますよね。
男性なら いつでも 可能性を引きずって生きてるけれども。

でも母は 世間知らずの能天気だから
新しいお友達ができたみたいなワクワク感で

『じゃあ 一度 遊びにいらっしゃいな』

と言ったそうな。

それからが大変。
認知して 今まで払われなかった 養育費を払って欲しいという話に。

被害者は父。
『僕の子供って気がしないんだけど。。。』とボソボソ言う。
そりゃ まあ 50年以上前の話が ここで具体化されたら 誰でもそう思う。
裁判所に何度も行く羽目になり 検事さんに叱られて。

当時でも すでに 60に近い女性が 今更ながら認知を求めるっておかしいですよね。
普通なら 結婚前とか。
その人のお母さんが 本当に 父とそういう関係だったか?
実は 同僚だったかもしれない。

『あの 三回だけ』 と また 父がボソボソ言う。
そういうこと聞いてないんですけど。

そのあと 父は 血管が詰まって血が頭に行かないので認知症的な状態になり
手術しました。
手術は一応成功したんだけど いろいろあって亡くなりました。
母の誕生日に。

大変だったね、 パパ。

最終的には 私は DNA鑑定をしましょう と言ったら
そのまま立ち消えになった。

母になんで 電話があった時 拒絶しなかったの ってきいたら
私がずっと帰らないし 誰か遊びに来たら楽しいかなって思った
と まるで小さな子供のようなことを言う。
だから 世の中って 詐欺師がいっぱいいるんだなーって思いました。



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by cazorla | 2016-03-10 20:31 | 思い出 | Trackback | Comments(12)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla