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コルドバの郊外にあるアルモドバル・デル・リオという町に行ってきました。
お城が素敵なのです。保存状態が良いので映画の撮影などにも使われているそうです。
『ゲーム・オブ・スローンズ』もここで撮影されました。

とはいえ、観光地としてよりも、農業と鉱業が主な収入源のアルモドバル・デル・リオは素朴さが残っていて、スペインらしさがたっぷりある町でした。

そしてまだまだ元気な羊飼いのおじいさん。

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羊がたくさん。
羊の首にぶら下がっている鐘のカラコラという音色と、羊たちの声。
羊はたまに叱るようなオスの声、おしゃべりなメス、思春期くらいの若い羊、子供の羊の声。
たまに牧羊犬の声。
それがずっと聞こえていました。

現代音楽みたいに。

こういうオーガニックな音は、どんなにひっきりなしに聞こえてもうるさくないんですよね。
このすぐそばのバルでご飯を食べました。

最初、犬のみかんは怖がっていたんですが、ちかづくと羊は波が引いていくように向こうに行ってしまうので
それが楽しくて走り回り始めました。
『なんだ、こいつら弱虫じゃん!』
楽しすぎる!!
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「おい!ちびすけ、なにしてるんだ?!」と牧羊犬がやってきて、みかんは逃げる、逃げる。
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それでも、大きな牧羊犬がちょっと油断すると、また羊にちょっかいを出したり。ですから繋いでしまいました。

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牧羊犬の見習い君と仲良しに。

この話には後日談があります。
みかんはどうやらこの体験で自分が肉食獣であることに気づいたらしく、以前怖がっていた馬に近づいていくようになりました。でも馬は動きません。馬は羊よりずっと頭の良い動物ですから、このチビ犬が危険がないことくらいわかります。
それでもみかんは吠えながら馬に近づいていくので、こちらの方がハラハラします。



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# by cazorla | 2017-03-01 10:41 | アンダルシア | Trackback | Comments(4)
ゴリラのココ。
アメリカで手話で話すココは猫が好き。
最初に飼っていた猫にココはオールボール(All Ball)と名付けた。
子猫が喉を鳴らすとココもそうする。
子猫がじゃれて噛み付くとちゃんと叱る。

すごくかわいがっていたのに、車にはねられて死んでしまった子猫。
ココは声をあげて泣いたそうです。

『悲しい』
『認められない』

と手話で言った。


ココは英単語2,000語を理解し話すという。
中学2年生の英単語で十分生活ができると言われますよね。
中1で500、中2で400語を学習するそうですから、それ以上の単語力があるわけです。

言葉を喋ることによって人間は人間としての感情や考え方などを身につけていくのだと思います。
だから使ったことのない単語や使うことはないだろうけど読んだりして大体理解できる単語をたくさん持っていることは大事だと国語の先生はおっしゃいます。
実際、200語くらいを頭に入ればどこの国の言葉であろうとそれで旅行ができます。

だから2000語を理解するのはすごいこと。
多分、「考える」時間も増えているのではないでしょうか。
でも2000語の単語力では、すべての感情や細やかなこと全てを話せるわけではありません。
ゴリラはもっと人と関わっていたいという気持ちがあるのかもしれません。
だからと言って一度2000語を話すようになったゴリラは他の話さないゴリラとの交流に物足りなさを感じているかもしれません。

猫を可愛がるのはその心の空虚な部分を補うためなのかなと思いました。
それは外国に住む私にも通じるかもしれません。
私は生活に困らない程度のスペイン語を話します。
でも、素敵なフレーズを本の中に見つけた時にそれを表現できるほどではありません。
文学的に素敵なフレーズを口ずさむことはできないのです。

そういうことを寂しく思っているのかもしれません。
寂しいという気持ちを直視すると暗い穴に入り込んでしまうから、見ないようにしている強がりなだけなのかもしれません。

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犬のみかんです。娘が連れてきた時は、やれやれと思ったのですが今では良き相棒です。

落ち込んでるわけではないのでご安心を。


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# by cazorla | 2017-02-08 17:00 | 思うこと | Trackback | Comments(4)

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息子が9月から住んでいるバダホス。
交通のコネクションがカソルラからだと複雑でなかなか行けない。

これはコンセルバトリオ(音大)そばの広場

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ここが学生量のある路地。
変な人がいっぱいいるようなところなんですが、警察署横なのでとりあえず安心。
息子、エンリケの先生はソ連時代のグルジア人。だから結構厳しい。
でも教えるのが本当に好きで突然全員呼び出してグループレッスンをしたり、個人的に呼び出してレッスンしてくれたり。
息子はお正月、ちょっと早めに戻ったらすぐに電話で呼び出され5日間毎日2時間レッスンをしてもらいました。

先生は学生にピアノを持たせる。学校にもピアノがあって、土日も使えるんですが、家にもないと弾く時間が少ない、そうで。

ピアノが弾けるところを借りなきゃいけない。
学生寮の二人用の部屋を一人で使用して、ピアノを置いてます。
だから倍、費用がかかります。
ピアノも借りてるし。

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息子の寝室。



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もう一つ部屋があって、そこは物置状態。
ただ、広いだけの部屋。

毎日、9時間弾いてるらし。

先生からお呼び出しがあってグループレッスンがある日は、午後3時から夜11時まで。
一人の学生が『先生、疲れませんか?』と聞いたら、
『ああ、疲れた。お前らがちゃんと勉強しないから疲れた。もうやめる。でもお前らがよく勉強してたら疲れないから一晩中レッスンできるのになー。』


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学生量のパティオ。

とにかくいい子が多いです。

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# by cazorla | 2017-02-07 21:02 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla