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ビルバオはスペインの北部バスク地方にある都市。もともと工業の街で港が栄えていたのですが産業が停滞して使われていない港そばの土地を利用して美術館を作りました。
アメリカのグッゲンハイム財団の美術館の分館の一つ。
これができたおかげでビルバオに来る観光客が増えて、グッゲンハイム効果とか呼ばれているらしいです。

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一番有名なのがパピーです。
Jeff Koons(ジェフ・クーンズ)の作品。
花で作っているので季節で色が変わるそうです。
息子、頭を撫ぜ撫ぜしている写真を撮って欲しいと。

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こういう感じで撮りました。
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デカイのです。


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ジェフ・クーンズの他の作品。


アンディ・ウォーホルの作品展がありました。

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美術館に息子を連れて行ったのは10年ぶりくらいです。
ピアニスト目指してるのですから少しは教養を身につけて欲しいと。
結構楽しかったらしくまた美術館に行きたいと言ってました。


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本を読むコーナー。

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六本木にもある蜘蛛の作品。


建物の内部はこのビデオでご覧になれます。





美術館はスペインの12の宝物の一つに選ばれているんですが(2007年)、他にも素敵なものがスペインにはあるだろうというのが正直な私の意見です。確かに観光客がたくさん来てますが。
美術が好きで来ているというよりもやっぱりスペインくんだりまで来たからには見なくてはいけないという感じで来てる人が多いような感じです。私個人は現代美術が好きなのでマドリッドのレイナソフィア美術館によく行くのですが、なんとなく雰囲気が違います。美術が好きで行ってる人が作品を愛しながら歩いていることによって建物全体に醸し出される空気がない。

観光地に行ってる、そんなん感じがずっとあってあまり好きな美術館ではありませんでした。

バスク地方の彫刻家ホルヘ・オテイサはバスクの美術の伝統に対する侮辱だと言って美術館建設に反対したそうです。そして自分の作品を美術館に展示することを拒否し、隣の州ナバラに寄付しました。(ウィッキーペディアによる。)

駐車場が2時間だけしか使えないのも不満でした。大きな建物にある作品を2時間で見終わりなさいってこと?図書館もありますし、お店だってあります。だから2時間って短いと思います。駐車場に車を置くときに車のナンバーを入力するので一旦出てもう一度入れ直すということもできません。

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『空虚な構造』(Construcción Vacia)

これはサンセバスチャンにあるホルヘ・オテイサの作品です。



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by cazorla | 2016-08-21 08:18 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(2)

キス キス キス

先日 キスの仕方という記事を書いたら 新聞でこんな記事。
リトアニアの首都 ヴィリニュスの壁に描かれたグラフィックス。
プーチンとトランプのキス。
リトアニアの画家Mindaugas Bonanuの作品。


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ロシアでは 2009年にこういう作品が描かれていました。
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        ロシア人アーティスト Dmitri Vrúbelによる ブレジネフとホネッカーのキス のグラフィティー 
                           Foto: © Robert Wallis / Corbis.


新たなる冷たい戦争の時代が始まってるのでしょうか。


ところで フランス人に出会ったので フランスにおけるキスの現状を聞きました。
スタンダードは 三回だそうです。
アン ドゥ トロワ
メヌエットの国。
でも スペインよりずっと保守的で 男女の場合 最初は握手。
少しして 親しくなったら キスをする。
初対面で いきなりキスは まず しないなー
ということでした。
彼は パリのそばのリール出身です。
「スペインの女の子って もう いきなり がしって抱きしめて キス してくるもんね」
『そりゃ ああたが 美形だからでしょ』
『僕 日本式がいいな。 頭下げるだけ。 楽チン』




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by cazorla | 2016-05-14 07:40 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(14)
カタルーニャを本拠地にした銀行 カイシャ Caixa.
かつて 地方の信用金庫La Caixa だったのですが 銀行に格上げして 現在は Caixa Bank。
その銀行のマーク。
結構あちらこちらに支店があるので スペインを訪れた方は目にしたことがあると思います。

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社会的な貢献度も高い銀行だと思います。
イベントを企画した時なんかに 援助をお願いすると ちゃんと承諾してくれます。
その美術館。 カイシャフォーラム。 バルセロナ・サラゴサ・マドリッドにあります。
マドリッドのカイシャフォーラムのミロ展に行ってきました。
このカイシャの星のマーク。
ミロが デザインしたものなんです。

銀行内には 自由に取ることのできる 飴が置いてあります。
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ミロデザインの星付きキャンディー。
お土産にいいかも。


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ミロのアトリエにあったオブジェたち。
こけしもある。。。。

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トイレ。


場所は アトーチャ駅からプラド美術館に行く通り。
建物が特殊なのですぐわかります。


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右の建物 壁に植物が生えてます。

大きくすると・・・・・

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毎日 10時開館 午後8時閉館
入場料 4ユーロ 16歳以下 無料。
子供のための アクティビティもあります。
お店が 結構楽しい。
おもちゃや 本がたくさん。
中に入らなくても 建物の写真を撮って お店を見るのもおすすめ。

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by cazorla | 2016-05-08 20:28 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(14)

Hito Steyerl 展

久しぶりのマドリッド。
大使館で ちょっとした用事を済ませてから
レイナ ソフィア美術館へ。

ここは ピカソのゲルニカがあるのですが
とにかく 現代美術専門なんで 
ゲルニカのみを目指して 足早に歩く日本人の方をたくさん見ます。
アントニオ ロペスもあるし
グリスも タピエスも 素敵なので ぜひ 足を止めてください と言いたくなってしまいます。

今回は 3人の現代アートが 常設とは別に展示してました。

その一つ。
ドイツ人という説明でしたが 多分 日本人のお母さんを持つ方だと思います。
1966年生まれ。
この時代は 日本女性には まだ 国籍を子供に与える権利がなかった。
その法律が変わったのは 結構 最近で 1980年生まれくらいの人たちも 日本国籍を持っていません。
ドイツは もっと最近まで 外国人と結婚した場合 子供は ドイツ国籍を持てなかった。
多分 明治時代に 法律を学びに ドイツに来た人たちによって 日本の民法は作られたのでしょう。

この方の作品は ビデオ。

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存在がなくなる。。。。


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あまりに前衛的で素通りしようかと思ったのですが
一作品に思わず目が釘付け。
こういう作品を どう解釈していいのかわからないのだけど。

スナイパーって雑誌が昔 あったのです。
見たことないけど なんとなく 話が出たり いろいろ問題になったり。
SMの写真雑誌。
ドイツのある女性が 若かりし時に 日本に来て 匿名で その雑誌のモデルになった。
名前は ある友人の名前を使った。
その友人が テロ事件で 自爆して死んだ。
だから その時の写真を 彼女の名前で 撮った その写真を手に入れたい と思った。
そして 再来日して 写真を探してる というドキュメント。
話がとんでもないでしょ?
で そのお手伝い というか 通訳を兼ねて一緒に居る日本女性が 縛られるショーをやってる。
ベタに日本です。
懐かしき日本の香り。
風俗美術館で 探して やっと見つける。
スナイパーの編集室に行くと
あ これは 〇〇先生の写真です。
〇〇先生 登場。
全然 エロくない普通のおじさまが ニコニコして あ これ僕の写真。
これ 撮ったの覚えてるよ。
あ 君?
写真は覚えてるけど 君だったっけ?
全然 面影ないね
なんて 結構 笑いを取りそうな 会話が続く。

ヨーロッパの哲学者たちが うーんと唸りながら 思考するエロが
日本には その重さを失ったまま そこにある。


レイナソフィアって 時間をたっぷりかけて 歩くと 楽しいものに出会えます。

うーん わざわざ スペインまで来て そんなもの見たくない と言われるかもしれませんが。




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by cazorla | 2015-12-26 08:14 | おすすめのもの | Trackback | Comments(8)
先日 鈴木清順監督のツィゴイネルワイゼンを見ました。
サラサーテの珍品と言われるレコードを聞く場面から始まります。
なんて言ってるんだろう。
ドイツ語は読めても 聞くのは。。。
と 主人公たちが話している。
ツィゴイネルワイゼン。
この曲を 知ってる日本人は この映画のおかげだけでなく
多いと思います。 が どうですか?
私は かなり 小さい時から 何気なく聞いていたこの曲が スペイン人の曲だとは
恥ずかしいけれど
ごく最近まで 知りませんでした。

ファーストネーム パブロ なんですね。
明らかに スペイン人の名前。

ツィゴイネルワイゼンは ジプシーのアリアという意味だそうです。
(もしかして みなさんご存知で ばっかじゃない 今更 そんなこと書いて と思われてるかも)
2006年に インスティトゥート エスパニョルが スペインを象徴する5人を選びました。
ダリとピカソが 一位二位どちらか 判断しかねるけど 二人が やっぱり知名度では一番。
三位が フリオ イグレシアス。
四位 アントニオ バンデラス。(2006年だから? もう ちょっと忘れられつつあるような。)
五位が ゴヤ。

でも サラサーテ 入れて欲しい。 (パコデルシアも!!)

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もしも 私同様 サラサーテが スペイン人だと知らなかった方
是非 もう一度 ツィゴイネルワイゼンを スペインの曲として 聞きなおしてみてください。


ところで もう一方 スペイン人だと信じきっていた人が 実はスペイン人ではなかった。
エル グレコって ギリシア人だったんですね。
いやー びっくり。
エル グレコって ギリシア人って意味なんだって。
本名・イタリア語表記 Doménikos Theotokópoulos, ギリシャ語表記Δομήνικος Θεοτοκόπουλος
ルネッサンスの時代の国際人。
でも 画家として 本名ではなく 冠詞つきで ギリシャ人という名前だけが残った。
それって ある意味 ギリシャを代表する画家という意味でもあるから 名誉なことなのでしょう。

エル グレコの作品は 宗教画の世界にあって
画家の名前を見ることなく たいていの人が 誰の作品かわかる数少ない画家と言えるのではないでしょうか。






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by cazorla | 2015-12-06 20:37 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(12)
マドリッドに新しくできた美術館。
ラサーロ ガルディアーノ 財団の美術館。
彼の コレクション。
19世紀の人なので コレクションは 15、6世紀が中心になる。
フランドル派の作品。
オランダの作家等。
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ビデの使い方。 象牙細工。 どういう目的で作られたかは 不明。

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陶器のコレクション。
日本のものも いくつか。
壺は 1900年の作品。


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オリエンタルな布のコレクション。

そのほかに メダルのコレクション コインのコレクション 武具のコレクション
ゴヤもサラがあって 
絵画のコレクションもすごいです、

C/Serrano 122 Madrid tel 91 561 6084
日本大使館のすぐそばです。


入場料は6ユーロ。 大家族カード ヨーロピアン ユースカードを持っていれば半額
          65歳以上半額。  失業者無料。

4階のそれぞれの階にコレクションがびっしり。
離れでは 無料の写真展をやってました。
庭もみごとで 庭師のおじさんが幸せそうに働いていました。
近所の老人は 小さな子供連れが 庭でくつろいでいて ゆったりできます。

このかいわいの ランチは 安くておいしい。
エコロジーレストランもあります。


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by cazorla | 2015-08-31 17:51 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(0)
プーランクのピアノの先生はスペイン人でした。
だからというわけでもないけれど ガルシア ロルカの詩を歌にしています。







最初にスペイン語のオリジナル。
プーランクの歌はフランス語で歌われているので フランス語訳。
そして 意味がわかるように 英訳をのせました。

おしのこども

El niño mudo



El niño busca su voz.

(La tenía el rey de los grillos).

En una gota de agua

buscaba su voz el niño.


No la quiero para hablar;

me haré con ella un anillo

que llevará mi silencio

en su dedo pequeñito.


(La voz cautiva, a lo lejos,

se ponía un traje de grillo).


L'enfant muet


L’enfant cherche sa voix

(c’est le roi des grillons qui l’a prise)

dans une goutte d’eau

l’enfant cherchait sa voix.

Je ne la veux pas pour parler

mais j’en ferai un anneau

que portera mon silence

en son tout petit doigt.

Dans une goutte d’eau

l’enfant cherchait sa voix.


La voix captive, au loin,

mettait un habit de grillon.


The Little Mute Boy


The little boy was looking for his voice.

(The king of the crickets had it.)

In a drop of water

the little boy was looking for his voice.


I do not want it for speaking with;

I will make a ring of it

so that he may wear my silence

on his little finger


In a drop of water

the little boy was looking for his voice.


(The captive voice, far away,

put on a cricket’s clothes.)



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ジャン コクトーの描いたプーランク像



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ダリの描いたロルカ像

凝ってるのは ダリのひげをつけながらも

目が しっかりロルカ。


啞のぼうやは 声を探してる

でも 話すためじゃない。


沈黙が時として 居心地が良い。





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by cazorla | 2015-01-14 02:23 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(0)
マドリッドのプラド美術館にある一昨。
ヒエロニムス ボスの作品。
15世紀の画家の作品が新しく感じる。
音楽もそうです。
ラストデイって 映画が 15世紀の音楽で始まるのだけど。

この作品は テーブルでしちゃいけないことを あらわしているそうです。
gula
テーブルでの原罪。
こういうのも原罪って呼ぶのかと。


Hieronymus Bosch 094
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by cazorla | 2014-12-28 20:30 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(2)
先日の記事 王様達の肖像展 で この展覧会にダリの作品があるけど
どんな作品だろう と 書いたのですが
見つけました。

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英語の題名が The prince of sleep.
市民戦争の時 のことを言ってるのでしょう。
ダリは 『煮豆のあるやわらかい構造』で 書いたように
作風とちがって とても保守的な人でした。
そして 元王様 フアン カルロスを とても愛していました。
だから ダリが死が近づいた時 フアン カルロスは ダリを見舞ったそうです。

ダリの作品を探している時に見つけた作品。
これも王室コレクションの一つで この展覧会でご覧になれます。

カルロス4世

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フアン バウシル (マドリッド出身) 1818年の作品。

夫にカルロス4世ってどんな王様? ってきいたら
『あほや』
と一言。
なるほど それで この作品。

でもちゃんと 王室コレクションになっているのがすごい。








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by cazorla | 2014-12-07 16:59 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

王様達の肖像展

12月3日(水)から始まった王室の肖像展 El Retorato en Colección Real.

アントニオ ロペスが 王室一家の絵を描きあげたのを記念して始まります。
20年かけて描きあげたこの作品。

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20年前の王様一家 当時の王様 フアン カルロス一世 ソフィア王妃 当時の皇太子 (現在の国王)フェリペ
王女 (インファンタ)。
鉛筆でプロポーションの印などが残っています。
そういうのが 実物を見る楽しみですね。
こちらで作品解説ビデオがみられます。

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この作品のほかに 140作品。
歴代の王室の肖像画が展示されているそうです。

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ヤコブ セイセンジャー, ベラスケス、リベラ , ルイ ミシェル バン ルー, アントン ラファエル(カルロス三世のお気に入りの画家), フランシスコ デ ゴヤ, ホアキン ソロヤ そして サルバドール ダリ

の作品があるということなんですが。。。 ダリが宮廷の絵を描いていたというのが驚き。
どんな作品が展示されているのでしょう。

10月から3月まで 冬時間 開館時間 10時から18時
4月から9月まで 夏時間       10時から20時

この展覧会は 4月19日まで。


月曜日から木曜日の午後4時から閉館までは入場無料です。



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by cazorla | 2014-12-05 05:37 | スペインの新聞から | Trackback | Comments(4)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla