タグ:スペインで生活 ( 409 ) タグの人気記事

優しい人々

母が お風呂に入りたがらない。
頭を洗いたがらないので ドライシャンプーを買ったけど
それも使わない。
とにかく 風呂に入らないと 体にも良くないし。
次回 風呂に入ったら 死ぬような氣がする と言う。
そんなこと言われてもねー
歳をとると良く分からない妄想寒根の世界に入ってしまう。
髪が少なくなっていくのも気にしている。
洗わないとますます少なくなる と言っても。

しょうがないから 臭い と言った。
傷つけたかもしれない。
お風呂上りに着る暖かいガウンを買いに行った。
母は小さいし もう冬も終わろうとしてるので
大きいサイズしか残ってない。
母は 自然素材が好きで ポリエステルとか 冷や冷やして
触っただけで 寒いという。
だから キルティングの木綿のを買いたいと思ったが 大きいのしかない。

『母は こういう素材 嫌いかもしれない。
年取ってると 難しいの』
そう言うと店のセニョーラが うなずいてくれた。
『そうそう 歳とると 好きなものが限定されて
わがままになるし 論理が通じない。
通じないというより 彼女たちの論理があって
それを 壊すのが無理』

ああ こういうことは 世界共通。
歳を取った母親の わがままに振り回される娘の共通の話題。

『大丈夫。 嫌いだったら お代金は 返しますから
お持ちになってください。』

そう言ってくれた。

結局 お風呂に入って 頭を洗って そのガウンをよろこんで着てくれた。
あんなに嫌がっていたのに気持ち良い となんども言って
よく眠れたようです。

e0061699_20263130.jpg

写真はイメージ。
zaraグループのoyshoと言うメーカーの部屋着。
こういう素材の こんな感じの色のガウンを買いました。
oysho おいしょう お衣装ですよね。
最近 日本語かい? というような名前のお店が増えてます。


母のことで忙しいので ついつい 忘れがちな いろいろなこと。
夜になって 息子が 風船買っといてくれた? と訊く。
忘れてた。
風船。。。って 末っ子 14歳 中学三年生ですけど。
物理に実験を家でして 持っていかなくてはならない。
もう 4、5日前から言ってるのに〜って
そのくらいのもの 自分で買っておいでよ とブツブツ言いながら
駄菓子屋さんに一緒に行く。
風船ください。
いくつですか?
一つ 物理の実験に使うんだそうで。。。
じゃ あげましょう、どうぞ。

たかが 風船一個でも なんかねー
疲れてると嬉しくなります。
ささやかなことで 幸せが ぽろんと 落ちてくる。


[PR]
by cazorla | 2016-02-09 20:40 | カソルラ | Trackback | Comments(6)
先週のフィンランド人に引き続き 今週は ベルギー人とアメリカ人のグループ。
ベルギー人とアメリカ人が 友達ってわけではなく それぞれが 狩猟エイジェンシーに頼んで ツアーを組んで きているわけです。
総勢 11人。
アメリカ人は カップルと一人の男性 合計 3人。
ベルギー人は8人。
それぞれ個人。

こういう 特殊な人たちで フィンランド人は 〇〇とか ベルギー人は ××とか
そういうことを言うのは 危険だとは 重々承知。
でもある側面は 見えるかなとも思ってます。

東京に住んでいた時は ハーフの子供を連れて ガイジンである夫と下落合界隈を散歩していると 同じようなカップルに声をかけられた。
同じよう と言っても あちらは 大抵 アメリカ人。
ヨーロッパの人って意外と 紹介もなしにいきなり声をかけてこないというか
なんとなく 何度か 見て チラッチラっと見たりして
なんとなく 子供同士が おもちゃを貸したりして
そのあとに 『たまにお見かけしますね』なんて 話し始める。
でも アメリカ人は 初めてでも たったと走ってきて
『ハーイ 僕 マイク』と オープンに話しかけてくる。
うちの夫はそういうのが結構 苦手なんだけど 合わせていた。
だいたい アメリカ人は (というか 日本人と結婚するタイプのアメリカ人といったほうがいいかも) 人当たりが良く 優しく ソフト。
そして 明るい。

そう 私のイメージするアメリカ人は 白い歯でニッコリする
英語学校のパンフレットのような人。

でも今回の アメリカ人は ベルギー人の明るさに押されていた。
ベルギー人。
ルーベンスとか そういう画家たちのイメージ。
そういう絵から 醸し出す雰囲気が ベルギーのイメージになっていたかもしれない。

ベルギー人 すんごく 明るいらしい。
到着するや ビールをガバガバ飲んで ジョークを飛ばして
大笑いしていたそうな。
一方 アメリカ人 カップルは ブラックカフェを少しだけ口にした後は 黙ってる。
アメリカ一人旅の男性はなにも飲まず じっとしている。

スペインまで わざわざ 狩りをしにくるタイプが たまたまそうなのか
この人たちが たまたまそうなのか。

とにかく ベルギー人が 明るく 面白かった というのが 収穫だったのは 
カマレロ(ウエイター)の弁。

ところで アメリカ といえば ディズニー ですよね?
で ディズニーの映画で なにが好きですか?
私 赤ちゃん時代 バンビの木のおもちゃ持っていました。
バンビは 車輪が付いていて 紐を持って よちよち歩いてました。
だから バンビが一番好き とも言えます。
末っ子は バンビは 『ママ』が死ぬから と一度見て
2度と見ようとしませんでした。 可愛いね。
バンビが好き という人 多いと思う。
でも ディズニーランドにバンビ館ってないですよね。
バンビは アンチ狩猟をテーマにしているから 
政治的理由で ディズニーランドから 消されてるっていうのを読んだんですが
本当?
最近 ニュートラルな スターバックスで 銃を持っての来店禁止になったという記事を読んで まず そもそも 銃を持ってコーヒーを飲むシチュエーションに驚かされたんですが そういうことが話題になるアメリカの狩猟状況ってどうなんだろうなと。
バンビって イタリア語のバンビーニから来てるんですよね、 きっと。
バンビの映画は ちょうど モンテッソーリ教育がアメリカに紹介された後だと
記憶してるんですが モンテッソリーとバンビの関係も 知りたいと 前々から思ってます。
バンビが 言葉を覚えるシーンが なんとなく モンテッソーリの学校の雰囲気みたいだと。

明るいベルギー人と静かなアメリカ人の3泊4日の狩猟の旅は どうなるんでしょう?

[PR]
by cazorla | 2016-02-08 17:52 | カソルラ | Trackback | Comments(10)
カソルラは 広い山脈の麓。
カソルラ山脈は 自然公園に指定されている。
ヨーロッパで 二番目に広い 自然公園。
一番はもちろん アルプス。
ここには 散策をする家族連れの旅行者が多いが
狩猟を趣味とする人たちもかなりくる。
かつての独裁者 フランコも ここで狩猟をしていた。
彼の別荘が 今では 狩猟博物館になっている。
狩猟というと 日本では あまり高級な趣味として認知されてないみたいだけど
こちらでは かなり高い趣味だと思う。
バカンバカン打てばいいってもんでもなく
打つには 一頭につき 払わなければならないし
その前に 狩猟許可を申請して それが かなり高額。
狩猟家のためのエイジェンシーもちゃんとある。
一般的に 狩猟のシーズンは 9月の後半から10月。
一年で 一番気候のいいとき。
そして 子供達も 夏休みが終わって 山には家族づれがいなくなる。
1月2月は 山は閑散となる。 
寒い時期に狩猟をするスペイン人はあまりいない。
どうせ お金を払うのなら 自然を楽しみたい。
この時期 北ヨーロッパの人が来る。
彼らにとっては 寒い一月2月も なかなか いい季節。
山は 村より寒いけれど 10度近くある。
お日様が出れば 暖かく感じる。

先日 フィンランド人 5人組が来た。
ガイドと通訳 二人と 
招待したドイツ人が一人。
このドイツ人の会社が 接待している。
フィンランド。
ムーミンのいるフィンランド。
シベリウスを生んだフィンランド。
トナカイのいるフィンランド。

フィンランドは こんなに険しい山ではないので かなりフーフー言いながら 歩いていたそうだ。

そして 朝ごはん。

普通に オレンジジュース トースト シリアル類 コーヒー(カフェ コン レチェ :カフェオレです)
そして 何か もっと 欲しいですかと ウエイターが聞く。

コカコーラ

英語が聞き取れなかったのかも とウエイターはもう一度聴き直す。

コカコーラ。

ウエイターは 語る。

『そして 五人で コカコーラを グイって 一気に飲むんだよ。』

フィンランド人のすべてが こうなのか 私はちょっと疑う。

『でも 5人ともそうなんだから。 ごく自然に 世界の秩序のように 五人でコカコーラを一気飲み』
「でもそういう 似た者同士の仲良しの習慣なんじゃないの?』
「わからないよ。 だって 他にフィンランド人を知らないもの。
ドイツ人は 飲まなかった。 あいつはまともだった。』

そして また 狩猟に出かけたそうだ。
ビールを持って。

『ドイツ人は ビールを持っていかなかったよ。』
『ドイツ人ってさー ドイツビールしか飲まない ってひと 結構いるらしいよ』
『いや 夜 ホテルでは飲んでるんだよ。
鹿打つ時は 飲まないんだ。 まともだよ。』
『そして 昼ごはんの時にはさー ワインじゃなくて ジントニックだ。
ジントニック飲みながら 飯を食うんだ。
ドイツ人は ワイン飲んでた。 あいつ まともだったよ。』

寒い国の人たちの風習なのか。
彼らだけなのか。
次に フィンランドのひとが来るまでは 結果はお預けにしておきましょう。

でも 5人並んで (それも大きな男性が) 食事の後 コカコーラを飲んで
幸せな顔をしているところを想像すると ちょっと ニマッと 笑いが溢れる。








[PR]
by cazorla | 2016-02-07 07:22 | カソルラ | Trackback | Comments(6)

春が来る

ここのところ 少し暖かくなってきました。

散歩に出て アーモンドの花を手折ってくる。
母の枕元に飾る。
できるだけ 母といようと思っていたが
体力をつけようと 先週の水曜日に決意して
週に三回 プールに行くこと
毎日 犬のみかんを連れて 山歩きをすることにした。

自分に 力がないと 人に希望を持ってもらえない。
一所懸命 やりすぎて 背中が痛くなった。
それでは かえって逆効果。
だから 自分の時間 と 自分の体力を持って
元気いっぱいで母に会いに行く。

お見舞いで 里芋 山芋 糸こんにゃくを バレンシアから送っていただいた。
久しぶりの 煮物。
山芋は 切って 酢醤油。

一緒に食べながら 話をする。

昔の話や日本のこと
食べ物のこと

『夜と霧』という アウシュビッツで 生き残った精神科医の本。
生き残るためにした三つのこと

ひとつ 愛する人の面影に話しかける。 その瞬間 その人が生きているかどうかは考えずひたすら愛する人の姿を目の前に想像し話しかけ 想像の中で その人の返事を聞く。
ふたつ 1日に一度はジョークを言う。 ユーモアは大事な人生のスパイスだというのはどんな状況でもほんとうです。
みっつ 1日一度は 何かに感動する。 美しい夕日 野に咲く花 水の流れ 土の中から飛び出した小さな芽・・・・等々。


いっぱい 笑って
いっぱい 美味しいものを食べて。

糸こんにゃくと里芋の煮物を 食べた母が
『ああ 美味しい こんなおいしものを食べたのは 生まれて初めて』 と言う。
『昔 食べてたでしょ?』 と言って 二人で大笑いする。

e0061699_01124118.jpg

アーモンドの花


e0061699_01121072.jpg



e0061699_01134928.jpg


e0061699_01131593.jpg

我が家が見える。

春みたいなお日様で 母の気持ちも和らいでるようです。
まだ 歩けないけど 部屋の中は どうにか動いてます。
食欲は 私以上。



[PR]
by cazorla | 2016-01-25 01:28 | カソルラ | Trackback | Comments(8)
年末 突然 息ができなくて 目が覚めて 
それが 年の始まりでした。
目が覚めた後も 声が出ず 
でも 病院に行くほどじゃないし
と思いながら しんどくて ぐずぐずしてましたが

1月6日は ナビダ(クリスマス) つまるところ キリスト生誕祭の締めくくり
ロスコン デ レジェス を食べる日。
起き上がって 作りました。


e0061699_04544656.jpg

パン菓子です。
シンプルにパンなので 生地がちゃんと ブリオッシュじゃなくちゃ 美味しくない。
売ってるのは 値段を極端に抑えるために 生クリームで ごまかしている。
あと フルーツの砂糖煮も 出来立ての柔らかいもの。
これも 1日前に 作りました。

今年は なかなか うまくできて マリアはもう コルドバに戻っていないので 子供は二人だけだったのに
あっという間に なくなりました。
小麦粉 1キロで 二個作ります。

寒いので ほぼ 家での生活。

e0061699_04550120.jpg


みーちゃん 犬のくせに 暖炉から 離れない。



e0061699_04551265.jpg


末っ子 とっても みーちゃんを愛してます。
結構 嫌がられてるけど。

14歳。


[PR]
by cazorla | 2016-01-07 05:01 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(11)

ふと気づくと 大晦日。
日本ほど 大掃除だ お歳暮だと 大騒ぎしないので ゆったりと時が流れる。
いや もしかしたら もっと社交的な家では 慌ただしく 過ごしてるのかもしれないが。

マドリッドに行った時に クリスマスだというのに クリスマスらしい飾りではなく
なんとなく 前衛芸術的飾りというか
キュービックのキラキラで お星様とか
マリア様とか
そういう キリスト誕生関連の偶像的飾りがないとは思っていたが
どうやら いろいろ 禁止されつつ あるらしい。

自由という名の禁止。

あとね ベレンって キリスト誕生の風景を 目で見てわかる
小さなお人形ね
あれも 禁止らしくて
今年は ベレン市で パン屋さんを買おうと思っていたのに
待てど暮らせど ベレンの市が立たず
気がつくと 大晦日。
ああ そうか ベレンがないから なんとなく物足りなくて
大晦日になっても あんまり 年が明ける というような気分になれないのか
と 一人納得する。

なんて言ってると ファシストって呼ばれるので気をつけなくては。
自由と言いながら 大きな流れは 口を閉じなければならないことが多くなる。






e0061699_05165149.jpg
来年は 良い年になるといいですね。
来年もよろしくお願いします。






[PR]
by cazorla | 2015-12-31 05:57 | カソルラ | Trackback | Comments(12)

外国人

もう直ぐ選挙です。
選挙の時は 郵便物も停止して なかなか 日本からの荷物もつきません。
世界は 選挙を中心に回っている。

選挙が近づくと 聞かれること。

cazorlaさん 選挙行くでしょ?

『行かない』
『どうしてぇ?』
『だって 私 選挙権ないし。』
「えっ なんで ないの?』
そんな驚くなよ。
「外国人だから』
「えっ 外国人だったの?』
『そうよ。 私は外国人です。』
急に 心なしか なまってしまう。
「スペイン人じゃなかったの?』
『日本で生まれた 日本人です』
『そりゃ 知ってたけど。
スペインのこと 嫌い?』
『あの 別に。 えっと 好きです』
『じゃ なんで 国籍 変えないの?!』

そ そんなに不思議なことだったのかい?

まあ いろいろと。
『スペイン人になると 日本の国籍 捨てなきゃ ならないし』


こういう説明でもなかなか 納得してくれない。
でも こういうのは 田舎のおばさんだからだと 今まで思ってたけど
昨日は バヤドッド出身の バヤドリッドオーケストラの指揮者にまで訊かれた。
彼は 私の作曲の先生です。
訊かれた上に 身分証まで 見せなくてはならなかった。
外国人身分証。
本当だ。
君 外国人だったんだね。

やっぱり ここは昔から 人の行き来が多いところ。
民族と国籍は ちゃんと区別して考えてるんですね。


e0061699_22324432.jpg

票のためなら なんでも します という 漫画。



[PR]
by cazorla | 2015-12-18 22:33 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

ケチャップかけ

マイおばちゃんの困ったことは面白いこと  という記事で 『面白いこと、最近ありましたか?』という 問いかけに対する答えです。

面白いことありました。

家に夜中にケチャップかけられました。
血に見せようとしたのかな? 
でも すぐ ケチャップだってわかったそうです。
というのは その日 一番に起きたのは 我が夫で
起きて 掃除を始めました。
だから 私は見ていません。

夜中に みんなが寝てる時に ケチャップの瓶を抱えてやってきた少年。 
多分 少年。
少女ではなく。

こういうことを 笑い話にできるのは幸せ。

マスタードは 色は薄いけど 結構シミになりやすいのです。
ケチャップでよかった。

e0061699_675254.jpg

[PR]
by cazorla | 2015-12-15 06:08 | カソルラ | Trackback | Comments(6)

スペイン郵便事情

最近 スペイン在住の方たちが 日本からの小包が 届かない
とか 受け取るのに 税金をたくさん 取られたという 話をされている。
課税対象金額が 2010年に大幅に引き下げられたためらしい。
個人からの贈り物で 45ユーロ以上
企業からの小包で 22ユーロ以上に
税金がかかる。
45ユーロというのは 内容物の値段ではなく 送料と内容物。
だから 料金の高い EMSで 送った方が そういう税金をとられる可能性も高いということ。

それで スペインの郵便事情が最悪である という風に言われている。
私個人としては スペインの郵便に 不満はない。
母の元に 友人たちから 手紙や贈り物が 届くが ちっとも問題ない。
母の友達であるから そこそこの年齢の方たち。
母は 88歳。
それからご想像してください。
一度など 名前と通りの名前しか 書いてない手紙が ちゃんと届いた。
県の名前も 郵便番号もなし。
それでも 調べてくれて ちゃんと届いた。
奇跡である。

小包を送るとなると 結構 送料だけで 3000円くらいになる。
25ユーロくらい。
内容物は。。。
これは自己申請である。
母の友人であるから そこそこの年齢。
奥ゆかしいのである。
だから 内容物の値段が本人にわかっては申し訳ないと
500円くらいと記載されてる。
お茶 梅干し ふりかけなどが そんなに安いわけではない。
しかし おかげで 税金がかかることはない。

小包なんて 一つ一つ じっくり検査するわけではないから
値段の高い物 税金をとらなければならないものに関しては
きちんと チェックするだろう。
すると 送ってはいけないものが入っていたりして
返送 ということになる。

今 調べて びっくりしたのは サッカリンを有する食品 は 送ってはいけないそうである。
サッカリンが入ってるかどうか なんて どうやってわかるのだろう。
今は 電子の力で ピピっと わかるのだろうか。
液体もダメだそうだ。
飛行機に ペットボトルを持ち込めないのと同じ理由だと思う。
輸入禁止になっているものなどなど。
あと 放射能汚染のあるもの。

返送される理由として 考えられるのは 住所に間違いがあった。
母の手紙は届いたけれど もしかしたら 住所の記載が間違っていたのかもしれない。
書き方が 英語のとは 違う。
だいたい まず 通りの名前 番号 
集合住宅の場合 階 部屋番号 (場合によっては 右か 左 という記載もあり)
それから コンマを打って 市町村の名前。
そして 郵便番号  県の名前。
そして 住所の上に 受取人の名前を書きます。

一度 中国からの小包で 住所が 間違っていて 郵便局の人が うちに来て この人知ってる?
って訊いてきた。
知らなかったので 中華料理屋さんに行って訊いてみたら と言った。
あとで 中華料理屋さんに行ったら この人知ってる人がいて 持って行ってあげた と喜んでいた。
名前と 市の名前だけ 正しかったのでした。
そういうのでも ちゃんと探して 持ってきてくれます。
郵便屋さんは 親切です。

ポイントは 送り主が 送料と内容物の合計が 45ユーロ以内になるように 内容物の値段を少なめに書くといいと思います。
スペインから 送る場合 贈り物です と言えば 内容物の値段なんて訊いてこない。
これは スペインの郵便事情が悪い とかいう問題ではなくて 
日本の 郵便局が 内容物の値段を書かせるという 無意味な 習慣が原因だと思います。

業者から 直接送ってもらうと 22ユーロから 税金の対象になるので アマゾンなどで買う時も
家族か友達に 送ってもらった方が いいと思います。
もちろん 正しい 住所で。

e0061699_18565258.jpg

スペインの郵便配達人。
ショッピングカーみたいなので 運びます。






[PR]
by cazorla | 2015-12-14 18:57 | スペイン 文化 言葉 | Trackback | Comments(4)

プート チノ

地域によって ある物事の持つ意味合いが変わる。
それが持つ価値とか。
そういうもの。
サッカーとバスケットボール。
アメリカ合衆国では バスケは 貧しい地域にも あのカゴがぶら下がっていれば出来るスポーツ。
女子サッカーなんかは どちらかといえば 中流子女のスポーツ。
『トラベリング パンツ』という 心温まる合衆国の小説の主人公の一人が 女子サッカーをしていた。
でも スペインでは バスケの方が セニョリートのスポーツ。
それでも どこの町にも サッカー部がある。
それは 学校に属してるのではなく 自治体に属している。
カソルラは コマルカ(この山村地方全体)の中心の町であるから
ほんの少し 気取って バスケットに力を入れている。
だから サッカーには あまり経費を割いてない。
コーチも 特に資格を持ってるかどうか どうでもよくて
少ない給料で 我慢してくれる人なら 誰でも良い。
そのせいか 雰囲気があまりよくない。
ちゃんと 見てないから 元気な子供達の好きなように 勝手にチームが運営されていく。
うちの息子たちは 成長が他の子供より遅い方だったので 小学校低学年の時は 苦労した。
ピアノをしてるから ゴールキーパーは絶対 してはいけないのに 無理強いされたり
いじめられたりして 泣きながら帰ってきていた。
だから 車で20分の隣の村のサッカーチームに入れた。
隣村は 観光も何もない普通の農村。
だから ごく普通に サッカーが 一番大事な スポーツで
コーチも ちゃんとした人がいて きちんと トレーニングしてくれる。
そうやって もう7年くらい。
それが原因で カソルラの学校でいじめられることもあったけど
すっかり 大きくなったから 『直接』のいじめはなくなった。

先日 息子たちがプレイしている トゥヒアと カソルラの試合があった。
4対0で 息子たちが勝った。
夜 夫がいない時に カソルラの子たちが ドアをガンガンと叩いて

プート チノ と叫んで 行ってしまった。

プートというのは 相手を侮蔑する時に使う言葉。
プータが 売女で その男性型である。
チノは 中国人。
典型的な 罵倒である。

もしかしたら チームの子ではないのかもしれない。
そうやって つるんで 同じ目的
同じ笑い
同じ文脈でつながっていることに 心地よさを感じているのだと思う。

多くを語る言葉を持たない人たちのつながり。

ただ 誰かを 誰かと一緒に攻撃したい という気持ちがそこにあるだけだ。
それは 差別ですらない。


e0061699_08025350.jpg

[PR]
by cazorla | 2015-12-10 08:03 | カソルラ | Trackback | Comments(12)

あなたに会いたくて・・・・


by cazorla