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ダロカの街からアネントに行く道にある街 バルゲ
ここに限らずどの村にも ムダハール式のかなり立派な教会があります。
この村も ほとんどの家が閉鎖され 街ゆく人は老人だけなのに 教会はきちんとていれされています。 このあたりを 車で通ると 教会の塔を次々と見られます。
そして こう言うところで道を聞くと我先に来て教えてくれます。
きっとこれから三年くらいは 「アジア系の女でさ たぶん中国人だね 道教えてやったんだ~
すっごいきれいでさ~(絶対こういう罪のない嘘を言って 相手を羨ましがらせる) ありがとうって言いながら何度も振り向いて手をふってさ~」なんていう 話が少しずつ膨らみながら 冬の長い夜も退屈しないで過ごして頂けるのだ と思うと とってもうれしいです。

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スペインの学校には宗教の時間というのがあります。
基本的にカトリックのクラスです。
ちゃんと教科書もあって きちんと勉強するらしいのですが
フランコの時代には週1時間 司教が来て お話ししていたそうですが 今は週2時間 若い女の先生が クラスを持っています。
二年くらい前ですが この宗教の時間を廃止しようという 提案がされた時期に 父兄会で若い娘のクラス担当の女性の先生が サインしてほしいと 父兄に頼みました。
宗教の時間を廃止しないための請願。それはそれて゜いいんですが 私はかなりむっとしました。
ひとつは 先生が「スペインは カトリックの国ですから この宗教の時間を継続させるべきで・云々」という発言。 スペインはカトリックの人の多い国だけど 「カトリックの国」ではないでしょう。 実際 沢山のモロッコ人が帰化してますし。 それから プロテスタントの人も 少数派ですが います。カソルラにもちゃんと 教会があります。 宗教の自由はもちろんあり です。
それから もうひとつは 父兄会で 署名を提案したら 「まあどっちでもいいや~」と思っている層も署名する。 それは正しい デモクラシーの姿ではないと思う。

そう言うことを言っても理解して頂けたかどうか たんに異教徒っていやよね と思われただけかも。
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by cazorla | 2006-07-26 07:38 | アンダルシア以外の街 | Trackback(1) | Comments(6)

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サラゴサのダロカに一泊。
ダロカは 周囲4㎞以上の城壁が囲い 中世に栄えた町です。
城壁には100以上の塔があったそうです。
今でもいくつかが残り 当時の姿を想像できます。
教会が数えただけでも五つ 少し歩くと修道院もあります。
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夏の間はリネンで影が作られます。
プラスティックと違って そこを通る風がさわやか。
ホテルは 貴族の館を改築した建物。
ですから エアコンなしで 寒いくらいでした。 ですから 寝る前にちゃんと窓を閉めなければなりませんでした。
今 スペインでは 四十℃近い気温ですが 古い きちんとした作りの家て゛あれば エアコンなしで 全然我慢することなく 快適に過ごせるのです。
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こんなに古い看板を発見。Colonialesと書いています。
コロニア 植民地から取り寄せた物を売っていました。 たとえば 砂糖 コーヒー などでしょうか。 もちろん 今は閉まってます。 でも 植民地のあった時代って・・・。


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町は中世そのもの。
歩いていて ふと 誰かが近づいてくるのを感じました。
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by cazorla | 2006-07-25 11:13 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(8)

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週末はサラゴサのフルートクラスに行ってる娘を迎えに行く途中でテルエルという町に立ち寄りました。 この地方の建物はムデハールというイスラムアートの影響のある建物。
カテドラル(サン・マルティン)もご覧のように イスラミックです。
コルドバと違うところは最初から イスラムのアイデアを使って カトリックが建てた教会というところです。 ムデハールについてはこちらをご覧ください。
http://www.interamericaninstitute.org/work_in_progress.htm

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広場の右端になにやら彫刻のようなモノがありますが わかりますか?
近づいてみると
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この小さな闘牛です。
これなんで こんな小さいの?
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テルエルは瀬戸物もとてもきれいで イスラムの影響の緑を使っています。
タイルもこの色調。 これは 警察署はこちらのマーク。
きれいなマグカップも買いました。
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by cazorla | 2006-07-25 04:27 | アンダルシア以外の街 | Trackback | Comments(10)

夫が長女をフルートコースのある サラゴサ・アネントに行った帰り道 きれいな街に立ち寄って写真を撮ってきてくれました。 ここはサラゴサの隣のソリア県にあるMedinaceliメディナセリ
メディはアラブの言葉で街 セリはラテン語で天国(または空) 天国の街 高いところにあって 空に近いのです。 スペイン語のcieloは skyと heavenの両方の意味があるのですがラテン語のceliがどちらを意味するのか またスペイン語と同じなのか 夫はちょっと自信がないそうですが 町の人はheavenの街だと 説明したそうです。
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この肥った方は私の夫ではありません。
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2001年の時点で人口743人
位置は比較的アルカラ・デ・エナレスに近い。 つまりマドリッドから簡単に行ける。
主要産業 農業 スペインで一番美味しいバターが産出されてます。(これはソリア全体で)
歴史指定地域のほとんどは 避暑用のもの。
いくつか売買物件があるそうですが 目安として 180000ユーロ(約2700万円)
改装費として90000ユーロ(約1350万円)
改築に関してはかなり厳しい建築規程がある。
まずれんがはつかってはならない。 石づくり。
だから 途中でもしお金がなくなって 塀は煉瓦にしようと思ってもだめだそうで また煉瓦の上に薄く伸した石を貼り付けて 石造り風にするのもダメだそうです。
それから条件として ここは古い町なので少し掘り起こせば ローマ時代の遺跡がごろごろ出てくる。 だから工事中はつねに 役人の監視を必要とし もし 出てきたらただちに 工事を中止し きちんとした発掘調査が終わるまで住めない。

と言うことは 仮に今住んでる家を売って 買ったとして もし遺跡が出てきたら大変なことになると言うわけです。 「きちんとした」発掘調査なんて十年単位 もしくはもっとのはずですから。 それでも 塵ひとつ落ちていない 夏もとっても静かな 天国に一番近い街の家を何番目かの別荘として買うひとがいるわけです。

夏になるとうるさくなるカソルラを抜け出したい私たちは ほんの少しため息をつきました。
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by cazorla | 2006-07-18 08:06 | アンダルシア以外の街 | Trackback(1) | Comments(12)

これはうちの暖炉なんですが 扉付きです。 火起こしのど素人の私にも 簡単に火がおこせます。 夏の間は閉めたままにしておくと 風の強い日に 煙突から何かが落ちてくることもありません。 もちろん 煙突のふたも閉められるんですが 開けたままにしているのです。
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夏の間 扉を開けることは滅多にありません。でも今日はなんとなく火の匂いをかいだような気がしてあけたのです。 もしかしたら子供達が 火遊びをして 暖炉に火のついた紙を入れたかもしれないので。 なんとそこにつばめがいて。 びっくりして思わず叫んでしまいました。つばめって意外と大きいし それにそんなところにいたら 死体かもと思ってしまったし それに鳥はちょっと苦手。 時々うちの犬も鳥の死体を口にくわえて持ってきてくれるし・・
でも そのつばめ 生きていたのです。 煙突から落ちてすぐだったみたい。

どうして 火の匂いがするような気がしたのでしょう?つばめくんが SOSのサインを送ってたのでしょうか。もし開けていなかったら 冬になって死体を見つけるところでした。
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さっそく 飛ばしてあげました。
よろこんで飛んでいきました。 つばめって 足がすごく弱い動物で ちゃんとまともに歩けないんですよね。だから 飛べるように高いところに連れて行って 1・2の3で 飛ばしてあげる。 
わが家の屋根にはたくさんつばめの巣があるらしい。
それぞれの地域で煙突の形は決められています。
やっぱり風景の一部ですから。
カソルラの煙突はこんな形。小さな屋根が付いているのでそこの下あたりに 巣をつくってるらしい。
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たぶん 育ったつばめがうっかり落ちたのでしょう。
暑さが厳しくなると つばめは北に向かいます。
そして本格的な冬になる前にまた南下してアフリカに行き 春先にスペインに戻ってきます。
日本でもそろそろ巣立ちの季節ですね。

暑くっても ハエン地方のおじさまたちは こうやって工事をながめながらおしゃべりするのが大好きです。 アンダルシアの中でも特にハエンの特徴。 バルに行くよりどこかにもたれかかって 食事時以外は立っています。
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by cazorla | 2006-07-15 21:20 | カソルラ | Trackback(1) | Comments(8)

サラゴサに一番風力発電所が多いと先日書きましたが そう言う場所は風が強すぎて過疎化している傾向が強いです。 それでも 風力を利用して 小麦をひいたり まただからこそ危険から守れた時代があったわけで 歴史的な建物があるきれいな村が放置されている場合があります。 ですからそう言う場所を利用して 夏期講座が毎年 いろいろな場所で 開催されます。 一種の村おこしですが 住人を増やすのが目的ではなく 滞在者が来ることによって 村のメンテナンスをしていくのが目的です。

今年長女が行くのはサラゴサのアネントと言う村のフルートコースです。
アネントのフルートコースのページはこちらです。
さすがにフルートだけのクラスなので先生も多彩です。
こんなに沢山の先生がいらしてます。

授業料は一週間で120ユーロ
宿泊・食事・課外活動(遠足にいったり泳いだり)300ユーロ

どんな感じのコースなんだろう とご興味のある方は このページのフォトギャラリーをご覧になってください。
Albergue 宿泊施設のユースホステルの写真
Anento   アネント紹介 歴史的建物
Lugares de interés  アネントのまわりの興味深い場所
Actividades lúdicas  課外活動 ←これは是非ご覧ください。 フルートのクラスのこたちがこんなことするのとちょっとびっくりかも。
Ediciones anteriores 過去のクラス風景

娘は十歳 ちょっと現実から遠いところにいる人なので 少し心配ですが 昨年は地元のクラスで おねえさんたちにしっかり世話をしてもらったので また いちばんちびさん かわいがって頂けるでしょう。
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by cazorla | 2006-07-14 07:59 | スペイン 文化 言葉 | Trackback(1) | Comments(6)

イスナハール

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この湖 マラガ グラナダ コルドバ三県にまたがっています。
ですから 車で帰るときも三県を通ることになります。
水のある風景はなごみます。
ただ残念なことは 城(カスティジョ)が工事中だったので中に 入れませんでした。

ここはグラナダからが簡単に行けるようです。
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城の下にある小さな広場。
夏はきっとここに集まって夕涼みをするのでしょうね。
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by cazorla | 2005-12-23 00:11 | アンダルシア | Trackback | Comments(2)

コルドバ・郊外の街 プリエゴ・デ・コルドバにある レアル・カルニセリア レアル・肉屋あとちです。 レアルとつくのは王家御用達という意味ですので 王家御用達の肉屋です。ただ 宮内庁御用達というと よくお菓子屋さんなどですが スペインの場合 現在では 例えばサッカーチームに冠されますよね。 つまり社会的文化的に重要な位置にある物です。 ですから
十六世紀には肉屋が社会的にも大切な存在だったと言うことです。 建物も 美しいパティオを有するすばらしいものです。 入場料2ユーロと表に書いていましたが 無料でした。 クリスマスシーズンなので クリスマス・グッズのバザーをしていました。
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このブリエド・デ・コルドバはかつてイタリアを攻撃し スペイン領にしたときのグラン・キャピタンの本拠地でした。当時は スペイン王よりもはるかに人気があり 王様もなるたけ彼には会わないようにしていたそうです。 ここは当時絹の生産が盛んで グラン・キャピタンの収入源でした。 ですから労働力を確保するために アラブ系の人々を 保護していたそうです。
現在の企業と移民の関係に似ています。 そして 職を失った 一般市民の恨みを買うことでますます差別がひろがります。
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by cazorla | 2005-12-17 19:45 | Trackback | Comments(14)

村の礼拝堂

村には三つのエルミータと呼ばれる礼拝堂があります。 人里離れた礼拝堂という意味です。
それぞれ 山の少し高い所にあり 聖女像 聖人像を安置しています。 年に何度か おまつりのときに 御神輿のように担いで村に降りてきます。
日本の鎮守のお祭りみたいです。
こういう古いしきたりの多い村に住むと カトリックも神道も人の営みの中にある物はみなとても似ているなと思います。
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これは礼拝堂のひとつビルヘン・デ・カベサです。
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by cazorla | 2005-12-17 09:00 | カソルラ | Trackback | Comments(4)

イルエラの城

カソルラからわずか一キロメートル離れた所にあるイルエラという村の城。
これは 十三世紀に トレドの修道士に寄って建てたれた 修道兵 いわゆる十字軍の城です。
この時期はヨーロッパ中で 修道騎士が編成されたのですが のちにただ名誉の称号としての色合いが強くなりました。 たとえば ベラスケスも サンチアゴの修道騎士の称号を獲得しました。 当時は画家の地位が低く どうしても貴族の称号がほしかったのです。
なかを歩いていると なぜかヤギの糞もあったりして こんなところにヤギが来るのかと驚かされます。 飼ってるヤギなら こんな草の生えていない所に来るはずがないので これは 食べ物を探しにきた山ヤギと推測しています。
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by cazorla | 2005-12-16 18:28 | カソルラ | Trackback | Comments(4)